田鎖ブラザーズ

田鎖ブラザーズ1話

田鎖ブラザーズ1話あらすじネタバレ

2010年4月27日。

田鎖真(岡田将生)と弟の稔(染谷翔太)は改正刑事訴訟法の執行により、殺人などの凶悪犯罪の公訴時効が廃止されたというニュースを眺めていました。

1995年に両親を殺害された稔も襲われた「田鎖家一家殺傷事件」の被害者遺族の2人。

田鎖真(野田悠月)、田鎖実(金子拓真)の2人は無邪気な普通の子供でした。

(誠)稔、遅いぞ

(稔)真、待って

1995年4月26日のことでした。

(真)なぁ稔、大きくなったら何になりたい

(稔)忍者。真は?

(真)俺は何だろうなー

(稔)痛いよ痛いよ

真は刺されて痛がる稔を助けに、両親を呼ぶのですが、その時には良心は息絶えていました。

真と稔の両親、田鎖朔太郎(和田和人)と田鎖由香(上田遥)は、その殺人事件により、命を落としました。

辛島金属工場にて、工場長夫婦の辛島貞夫(長江英和)と、山岳写真家として活動する、妻の辛島ふみ(仙道敦子)の元で働く両親の愛情を受けて育ちました。

2010年4月27日。

(真)稔そっち持って

時効が成立したのは公訴時効廃止の2日後でした。

法案で、既に時効となった事件は遡って時効の撤廃が出来ないとのことです。

テレビを見ていた2人は、失意喪失でした。

(真)たった2日だ。たった2日で、もう逮捕も出来ない。

(稔)何もできなかった。

月日は流れ、2026年。

神奈川県青委署の刑事となった真と、神奈川県警捜査一課の警視監となった稔。

稔は通りすがりの若い女性たちの会話を聞きました。

同僚刑事の宮藤詩織(中条あやみ)や、警部補で係長の小池俊太(岸谷五朗)、石坂直樹(宮近海斗)らと共に、事件を捜査する日常を送っています。

詩織と連携を取りながら尾行中の田鎖。

(詩織)田鎖さん、全然来る気ないですよね、係長から応援要請が入ってるんですけど

(真)今ちょうど行こうと思ってた

(詩織)さっさと行きますよ。

刑事課課長の竹下恵美(赤間麻里子)は、「田鎖ブラザーズ」を優しくサポートする小池に恩義を感じていました。

難事件解決の糸口となる新事実を会議で報告するなど多忙を極め、出世もうなぎのぼり。

また、真だけでなく、稔の周囲にも、日向伸也(池下重大)、警部補で検視官補助の桐谷千佳(内田慈)という心強い味方がいます。

(稔)検死課の田鎖です。被害者の爪から。工場の添付リスト

(桐谷)刑事部長がお手柄だって喜んでましたよ。事件が終わったら食事を希望されていましたが。

(稔)適当に断ってください。

(刑事部長)田鎖、神奈川県で検死体だ。

(稔)分かりました。

そんななか、新は旅行会社勤務の女性、黒木渚の通報を受け、とあるマンションへ行きました。

(詩織)今朝7時頃、旅行会社に勤務する黒木渚さんが帰宅したところ、同棲中の男性が複数の傷を負って死亡していました。遺体は所持品のマイナンバーカードから牧村智さん、27歳と確認出来ました。飲食店でアルバイトしてて。鍵は黒木さんと牧村さんしか持っていないようです。

(真)玄関は施錠、痴情のもつれで決まりだろ。

(詩織)ですが、田鎖さん、彼女には無理なんです。帰宅するまでの1週間、彼女はかにがいつわーの搭乗員としてパリにいたんです。仮に殺人だったとしたら、密室ということになります。

(真)うわぁ…トリックとか勘弁してくれよ。

(小池)ベランダから侵入した形跡はない

(詩織)合鍵の可能性は?

(石坂)マンションのカメラにそれらしき事物はいませんでした。

(真)病死だろ心不全とか。

(詩織)遺体の傷はどう説明するんですか

(小池)とりあえず検視官の見立てを聞いてみるか

(桐谷)お疲れ様です。検死質の桐谷です。現状保存のご協力有難うご田鎖検視官到着しました。

女性の証言では、自身が帰宅すると、同棲中の牧村智というだ男性が、複数の傷を負い、密室状態の部屋の中で息絶えていたとのことでした。

稔は検視官として真が関わる事件の現場に到着しました。

検死をする稔。

(稔)はじめまーす。左側頭部、左側拳部に擦過傷。右はないですね。左腰部にも擦過傷。左側腹部は変色かー

小池は真を気にかけます

(小池)こっちに来て3週間か?少しは慣れたか。困ってることがあったら何でも言えよ

(詩織)せめて時間は守ってください。困ってるのは私ですよー私の評価までさがえるので。

(真)石坂、俺守ってるよな

(石坂)ええ。

(稔)わ、分かりません。

(詩織)やっぱり、外傷と関係はあるんでしょうか?

(真)なんか情報は?警部補で給料もらってんだろ仕事しろよー

(稔)それも分かりません。死亡推定時刻は昨日の15時から18時の間です。

(詩織)今の段階では他に何か特定出来ることはないんでしょうか?

(稔)はい、解剖の手続きをお願いします。

松泉医科大学法医学教室の准教授、神楽健介(JP【芸人】)に調べてもらうことにしました。

(神楽)肋骨骨折無し。横隅膜位左第5肋骨右第4肋間。開胸します。肋骨先頭。左胸水なし、左胸水なし、右胸水なし、胚水腫あり。心原征肺水腫か。心肥大もあったし、真ふっぜんが原因で肺水腫が進行したのかもしれないな。神経原性肺水腫。

(詩織)ちゃんと見て下さいよ。

(真)見てるよ

(稔)神楽先生、それにしても胸水を認めないのはおかしくないですか

(神楽)だったら神経原性肺水腫の可能性もあるな

(稔)神経性肺水腫なら、この肺水腫は、心不全からではなく他の原因も考えられますね。

牧村の死は肺に水が溜まって腫瘍ができる、肺水腫でした。

神楽の見解を聞きながら独自の観点で死因を探る、稔と宮藤。

病死ですが、事故と事件の両方を調べることにしました。

(神楽)肺水腫の原因は頭部の外傷でした。

(稔)これが致命傷ということになります。

(宮藤)頭に損傷を受けたのはいつ頃ですか?

(神楽)正確な時間は分かりませんが。

(稔)ただ繊維芽細胞の侵潤は認められなかったので、まだ48時間は立っていません。この外傷が事故によるものなのか暴行によるものなのか分かりません。

(宮藤)事件によるものなのか事故によるものなのか

(稔)牧村さんの衣服を調べてください。外商を負った時の服が自宅にあると思うので。

(真)死亡推定時刻は?

(神楽)昨日の17時だ。

(稔)つまり頭部に外傷を負ったのは昨日の17時より前の48時間以内ということになります。

(真)現場はあの部屋に限らないってことか

(稔)仕事しろって言ったのは真だろ。俺は死の真相が分かればいい。俺の仕事はここまでだ。

(真)どうせ事故だよ

(稔)それを調べるのはそっちの仕事だろ。

稔は桐谷から検案書をもらいました。

(真)田鎖警部、金貸してくれもうすぐでかいレースがあるんだよ

その夜、誠は知り合いの足立晴子(井川遥)の質屋へ行きました。

彼女は真の情報屋です。

そこへ、一人の高齢者が診断書をもらいました。

(男)あのこの店はその…

(晴香)健康診断書。EGFRの数値はまぁぎりぎり許容範囲ね。

(男)腎臓を一ついくらくらいで。

(真)おっさん働きなよ。あ、もう診断書。営業妨害。うちじゃ扱えない。

その店は、晴子(井川遥)という女性の質屋です。

晴子は、元新聞記者で、真から依頼を受けた事件に関わる入手困難な情報を提供している「情報屋」の裏の顔を持っています。

(真)レースに勝ったら返す

(晴子)これ私が就職祝いにあげたやつじゃない。最低。これ持って帰りな

(真)はるちゃん、シュウマイじゃ車検は買えない。

(晴子)デリカシーのないあんたと違って出来のいい弟な。

晴子の店を出た後、家で話す田鎖兄弟。

(真)うちの署から近いからな。稔に彼女が出来たら出て行く

(稔)このまま転がり込むつもりじゃないだろうな。現世じゃ無理。先に風呂。解剖に立ち会ったんだから。真、今日の変死体のことなんだけどさ

(真)家に帰ってまでやめろよー

(稔)あの痛いには側拳部に擦過傷があった。普通転んだら手の平を突くだろ。手を突く暇もない衝撃なら損傷はもっと激しいはずだ。どんな状況で傷を負ったんだろうなー

(真)なんであの時言わないんだ

(稔)捜査なんて憶測だ

(真)捜査なんてそんなもんだろ

(稔)もし違ってたら?憶測に期待して散々振り回されてきた。俺は真実にしか興味がない

(真)それ100万回聞いたわ

真は翌日、時間ギリギリに出社しました。

(小池)まぁ確かに時間は守ってるな

(真)5分前に来たら検挙率でも上がるんでしょうか。

(詩織)初動には大きく差がつきます。

(竹内)またやってんの?まぁ活気があるのはいいことか。

(小池)活気で犯人が捕まればいいんですけどね。これから牧村さんのバイト先で足取りを探っていきます。

(真)私達は彼女のほうを。

真や宮藤は、牧村の恋人、黒木渚(愛加あゆ)に聞き込みをすることにしました。

(竹内)48時間以内にどこで頭に損傷を受けたのか事故と事件両面視野に入れてあたってください。

(真)膀胱を受けてからうちに帳場が立ちますね

(池内)県警と合同捜査だ

(真)事故、事故

(石坂)牧村さんのご遺族がいらっしゃいました。

(稔)ご遺族には解剖の経緯をお伝えしました。

(詩織)さっさと行きますよ

詩織は遺体安置所で、牧村を彼の母(松本海希)と対面させました。

しかし、牧村の母は遺体は息子ではないと言い出したのです。

(真)ご子息で間違いないですか?これからご遺体のお引き取りの手続きを。

(牧村の母)智じゃないです。息子は40すぎです。こんな若くありませんから

やがて、牧村はマイナンバーカードで身元を「牧村」と偽証していたことが判明しました。

(詩織)マイナンバーカードで身元を偽証していました。

(稔)指紋識別は?

(詩織)逮捕歴はありません。

(真)借金でもして逃げたんだろ

(石坂)牧村さんバイトのシフトに入っていませんでした。

(詩織)48時間以内の足取りは?

(小池)交友関係もあたってみるが彼女のほうで何か分かればいいんだけどな

(石坂)牧村さんがよく着用していた上着、バイト先の防犯カメラで確認してきました。

(真)もう牧村じゃないけどな

(詩織)あの遺体、分からないことがどんどん増えてきますね

(真)どこでどうやってどうしてそして誰が死んだのかトリックのほうがまし。

稔も途中まで車に乗せた後、詩織と真は牧村智の恋人に接触しました。

(詩織)とりあえず一つずつ潰してあたってみましょう。県警でいいですか?とりあえず彼女が何か知ってるかもしれません。

(真)今日、遅くなるなー

(稔)飯いらない?俺も午後は検視があるからささっと牛丼でも作っておこうか

(真)今日は外にしようかな

(詩織)なんか兄弟っていうより、夫婦みたいですね

やがて、黒木渚の家に到着した宮藤と真。

(女性)彼とは2年前から付き合い始めたんですけど、その時は、牧村智って。

(詩織)お付き合いする前のことは?

(渚)いくつかバイトをしてきたみたいで

(宮藤)そのバイトのことはご存じですか?友達とか家族とか何カス上に関係するようなことは?

(渚)知りません。いきなり素性とか言われても何が何だか。結局私は何も知らなかったんですね、名前どころか彼がどうして死んだかもわからないなんて。

(真)この2日間はなにを

(女性)仕事の時は殆ど連絡を取らないように

(真)済みませんあの上着をお借りしても。これ鑑識に回せ。最近、彼に変わったことは?憶測でも何でもいいんで。

(渚)今朝、気付いたんですがいつも彼はここに自転車を置いていたんですけど

(詩織)黒木さんが帰国した時はなくなっていたんですか?

(真)よく使ってました?

(渚)駅まで少し距離があるので、電車を降りる時は必ず

(石坂)自宅と駅の間に牧村さん、あ、元牧村さんの自転車がありました。後輪が変形しているのでたぶん事故っすね。警察に通報しなかった?

(小池)出来ないだろ身元隠してるんだから

真は交通課に案件を引き継ごうとしました。

(真)例の変死体は、ひき逃げだって、あとは交通課にお願いします

ひと仕事終えたと思っていた真は、交通課の刑事にタレコミがあった別件の犯人捜しの手伝いをすることになりました。

(交通課刑事)田鎖君申し訳ない、ちょっと人が足りなくて手伝ってもらえないかな。タレコミがあって、元牧村って人を轢いた車は強行犯に捜してもらえると助かるんだけど。

その夜、町中華「もっちゃん」の茂木幸輝(山中崇)の店へ行きますが、彼が少し仕事で席を外していました。

そこで、信頼している茂木の店で、簡単なつまみを調理場で作ろうとする2人。

(真)開けちゃうか。もっちゃんー?買い出しにでも行ってるのかな。つまみ頼むわ。せっかく終わったと思ったのに。

(稔)随分あの変死体に好かれているな。車種が判明したら次は車を追いかけるのか

(真)うるせぇよ、はぁ自首してこないかな。

(茂木)お前ら何してる?事件の話するなよ

(稔)なんかあった?真が別の部署手伝うなんて珍しい

(真)別の事件を交通課が追っている。時効間際だ。

1995年4月26日。

両親が焼きそばを作るのを微笑ましく見ていた真(野田悠月)と稔(金子拓真)。

(真)夜ご飯焼きそばか。お母さん、焼きそば下手だからな

(真と稔の母 由香)聞こえてるよー

しかし田鎖朔太郎の元にノンフィクション作家の津田雄二(飯尾和樹)が来ました。

朔太郎に関してしつこく嗅ぎまわる彼は、意味深なことを口にしていました。

(津田雄二)【飯尾和樹】田鎖さんちょっといいすか

(朔太郎)しつけーなまたお前か。…いらねぇよ。

(津田)教えて下さい

(朔太郎)話すことはない。

(津田)田鎖さんも港まで運んだんでしょ。ちょっとまた話聞かせてくださいよ。

(朔太郎)帰ってくれ!忙しいんだ。

その日、家族で夕飯を食べていた、朔太郎、由香、幼い真(野田悠月)、稔(金子拓真)。

(朔太郎)なになに今から飯だぞ。別に俺、煙草なんか

(由香)臭いで分かるからね

(真)お父さん、さっき話していたの誰?

(由香)お父さん取材受けてるらしいよー

(真)(稔)プレステ買って、図鑑買って。

(朔太郎)違うって。飯だ。飯。

(真)(稔)これ美味いの?

(由香)あんたたちにもかけてあげようか?いっぱいかかった。

稔と真の父、朔太郎は野菜にいつもお酢をかけていました。

(真)(稔)やだやだやーだ!

(朔太郎)うん、美味い。

家の庭で由香が刺され、稔も腹を刺され、苦痛を訴えていました。

真だけは被害に遭わず、両親を呼んだのですが、既に亡くなりました。

そのニュースを見ていた、茂木。

現在。

(茂木)はい焼きそば

真は父のように中華野菜炒めにお酢をかけていました。

(真)やっぱ分からないよな。酸っぱいだけじゃん。

(稔)元牧村の彼女は大丈夫なの?犯人、捜してあげてよ。残された人は時間が止まっちゃうから。

(真)いや。どうせ偽者だろ

再び、深夜に晴香の質屋を訪ねた真は、牧村と名乗る男の身元を探してほしいと頼みました。

(晴香)失礼ね。今日は何の用?ぎょうざじゃお金は貸せないよ

(真)身元を探してくれ。

(晴香)ここ質屋なんですけど。なに?刑事としての正義でも芽生えた?

(真)その前は新聞記者だろ。ひき逃げされて死んだ。。そんなもんなら1円で買い取ってくれよ

晴香は、知り合いに、牧村と名乗る男の本当の身元を探るよう、電話するのでした。

(晴香)もしもしちょっと人を探してくれない?

翌日。

(石坂)自転車の塗料から、牧村と名乗る男性をひき逃げした車は白のライトバンだったことが分かりました。ただ早瀬通の監視カメラを確認したところ、104台、かなり量産されている車なんです。

(小池)確かにあの道路で48時間ってなるとこのくらいか。

(石坂)でも104台もあたるとしたら何日かかるかわかんないっすよ。

(交通課刑事)本来なら交通課の案件なんですが我々も立て込んでまして。無理のない範囲で宜しくお願いします。

(小池)交通課も分かってるんだな

(宮藤)県内の車とは限りませんからねー

(竹内)何台かあったって運が良ければってとこね

真は宮藤と張り込みの途中、被害男性の「元牧村」の彼女がビラを配っているのを見かけました。

(宮藤)午前中で4台なかなか厳しいですね

(真)咲希言っててくれ。

かつて、両親を殺した犯人を探すため、子供の頃にビラを配っていた自分達を重ねてしまうのでした。

(黒木渚)お願いします。

稔は茂木の店にいました。

(稔)刑事部長、事件が解決したから

(茂木)出世のチャンスじゃん。前はテロを防いだだろ。それで警部になったろ?なんで勿体ない

(稔)そのために警察になったんじゃないし、生きてる人間苦手だから今の警視監がちょうどいい

(茂木)はるに会いに行かないの?やっと居場所が分かったんだから会いに行きなよ。お前らにとって姉ちゃんみたいなもんだろ

終業した真達。

しかし、詩織、小池、石坂、竹内が退勤するなか、一人残業しています。

(竹内)11,12…12台?交通課に戻すまで頑張らないと

(小池)明日も朝からあたるかー

(宮藤)今日、当直でしたよねお疲れ様です。

そこへ稔がやって来ました。

(稔)真面目にやってるな。元牧村の遺体から成分が出来た。鋳鉄に錆が付着したものや油分が検出された。これはドライバーやボルトの類だ。

(真)当たり前だろ。何しに来た。なにかの工具か?

(稔)それにしても付着が早い

(真)4月17日からの2日間。それが自転車に使った早瀬通りの路面にあったはずなんだけど。重機を吊り上げる滑車だな。

資料を確認する2人。

(稔)回収された日時は?

(真)4月17日17時14分。

(稔)2日前か運がいい。事故は死亡推定時刻17時前よりの48時間のどこかだ。2日前の17時から落下物が回収された23時14分の前に事故は起こった。約6時間、白ライトバンはかなり絞られるな。

真は、稔と別れた後、事件に使われた「54-91」の白ライトバンを確認します。

翌朝。

宮藤が情報をキャッチし、誠も白いライトバンを調べました。

(真)落下物のおかげで31台まで絞り込んだ。残りは9台。その中にひき逃げの車が。いや、7台だ。

(宮藤)千葉の立山まで?夜通し調べたんですか?あと3台です。

稔にも協力して調べてもらい、野上(近藤公園)という男に辿り着きました。

(宮藤)あと3台です。

(真)この家か。

(野上)警察?

(宮藤)4月17日に早瀬通りで事故があったんですが野上さんのお車を見せても宜しいでしょうか。

(真)被害者の男性が亡くなったんです。車庫のシャッターを開けえてください。

(野上)済みません。今から仕事なので。

ドアを閉めて挙動不審になる野上を取り逃さない真。

(真)車を見せてください!どうせバレる?ひき逃げですか?

(野上)俺は逃げてない!違う!

(真)だったら何があった?

(野上の息子)お父さんどうしたの?

(野上)部屋に行ってなさい。外で。

野上は真と宮藤に、ひき逃げした真相を語りました。

(野上)まさか亡くなるとは思いませんでした。自転車の修理代に2万円渡したら彼は立ち去っていきました。警察に行こうと思ったんですが、彼は大丈夫って言っていたので。

(宮藤)被害者にとっては警察や病院を拒んだ事情もありますし、野上さんにとっては不運な事故だと思います。それでも罪に問われます。事故を通報しなかった道路交通法違反、そして過失致死罪です

(真)知りたい奴がいるんです。なんで大事な人が死ななきゃいけなかったのか。なにもっ分からないとずっと苦しいままなんです。

野上は真の説得に堪忍したのか、素直に応じ、車庫を開け、逮捕されていきました。

真は幼少期、自分の両親の捜査に携わった刑事に言いました。

(刑事)来月また来るからな。

(幼少期の真)いつになったらあいつを捕まえてくれるの?なんでお父さんとお母さんは死んじゃったの?!

真は再び、駅で牧村と名乗る男と交際していた渚を目撃しました。

(詩織)急にどうしたんですか?いつもならめんどくせぇって言うのに。ちょっとどこ行くんですか?

(真)(稔)事件の目撃者を探しています。4月26日です。

(真)まだ詳しいことは言えませんが容疑者を確保しました

(牧村の恋人の女性 渚)本当ですか…有難う御座います。

せめてもの彼女の努力が報われるように、救われるように、渚を気遣いながら野上を逮捕したことを伝える真でした。

(交通課刑事)事故の件、助かったよ。こっちも時効ぎりぎりだ。

真は交通課が捕まえた犯人の男性の胸倉をいきなり掴みました。

真と稔の両親を殺した男に似ている気がしたからでした。

(稔)県警のデータベースにあった身元不明者のリストだ。

(真)なんですべての事件の時効を撤廃してくれなかったんだろ、納得できるわけないよ。今日もあいつはいなかった。どこにいるのかな

(稔)国内とは限らないからな

(真)でもどっかで笑っているかもしれない。そんなこと考えるからうまく眠れないんだよ。なんで殺されなきゃいけなかった

(稔)もう31年か。ずっとあの日に縛られたままだ。

晴香から連絡がありました。

(晴香)元牧村の身元ってまだ追ってる?

(真)ああ、生活安全課がやってるはずだ

(晴香)元牧村を知ってる人に辿り着いただけど、本名は大河内淳。

(真)偽証した理由は?

(晴香)2年前、高校生を自殺に追い込んだってネットで晒されて

(真)デジタルタトゥーか

(晴香)ちなみに自殺した高校生は?

(宮藤)どうしたんですか

(真)野上は?!野上が事故で死亡させた相手は2年前、野上の長男を自殺で追い込んだ男だ!

(宮藤)任意同行で帰しましたけど。もういません

(真)その辺捜せ、あれは不運の事故じゃない。最初から殺すつもりだったのかもしれません。

なんと、野上は長男の野上大樹を「牧村智」こと、大河内淳(紘史郎)のネットによる誹謗中傷で自死で亡くしていました。

そこで、事故に見せかけて、大河内淳を殺したのです。

田鎖ブラザーズ1話感想・みどころ

愛する両親を謎の人物に殺された田鎖兄弟。

兄は刑事、弟は検視官。

それぞれが孤高の正義を貫き、両親を奪った犯人を今も捜し続けている行動は胸が痛いです。

稔の言うように、「遺された人は時間が止まる」まさにそうですよね。

そこから前へ進むことなんてとても時間がかかりますよ。

時が止まったまま、互いの仕事に邁進することで協力し合う田鎖兄弟を応援したくなりました。

今回のひき逃げされた被害者の男性は、「牧村智」と偽名を使った大河内淳という男。

なんと、彼をひき逃げした相手は、中学生の息子のいるごく普通の父親、野上でした。

野上は真の言葉に後押しされ、罪を認めて良かった…と思いきや急展開でしたね。

2年前にネットで長男の命を大河内による誹謗中傷で奪われ、その復讐として彼を白いライトバンで轢いた…。

怖すぎますよ。

そんな野上を演じた近藤公園さん。

心理カウンセラーのような雰囲気を醸し出しながら、もう一つの顔を覗かせる役が多い彼の怪演がまた見られるとは…嬉しいですね。

次回、息子を思うが故の野上が変貌するまでの姿を魅せてくれるのが楽しみです。

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