明日はもっと、いい日になる2話あらすじネタバレ
「キャー助けて」
「なんだよこれ」
「リアリティ足りない。次はもっとヒリヒリ感出して」と花蓮。
「じゃあ今度は本気でやるからねーうわか助けて」
「ジョーさんだ。ジョーさんお祭り連れてって」
「人が少なくて困ってるんだよ」
子供たちをたしなめる、南。
「すみませんほんと」と翼に謝る、保育士(莉子)。
子供たちにせがまれ、お祭りに彼らを連れていくことにした、翼。
「それでお祭り行くことになったの?」
「いやちゃんと断りましたよ」
「夏井さん人気者だねーいいいよ行ってきな、子供たちと触れ合うのも大切」
「一人じゃ大変じゃない?一緒に行こうか?」
向日葵がお祭りに同行することにした、翼。
「子ども達と行ってみたらね」
警察から浜瀬市児童相談所に、コンビニで万引きをした通報が入りました。
夏井翼(福原遥)は、蔵田総介(林遣都)と万引きがあった。コンビニへ。
「こんにちは、お名前だけでも教えてくれるかな?これはお店のものだから返そうね。ひとまずこちらでお預かりします。お金はこちらでお支払いしますので」
痣だらけの彼は、倉田に怯えていました。
その少年(千葉惣二朗)は、翼が、以前街中で見かけた子供でした。
少年は、名前を名乗らず、盗んだペットボトルと菓子パンを手放そうとしません。
「大丈夫だよ、ここではみんな君の味方だから。それも君のだから食べていいよ」
「ここでは何も話さなくていいし何でも話していいんだよ」
少年は蔵田だけでなく、体を拭こうとする南にすら強い警戒を抱きます。
男性に対して強い恐怖感がありました。
「何かわかったらすぐ報告して、こっちも調べておくから」
「翼ちゃん、着替え持ってきてもらえるかな」
「そうです。6~7歳くらいの男の子で、綾田駅近くのコンビニにいたので」
「ほんとひどいよねあんな状態になるまで放置するなんて」
「ちらっとでしたけどかなり痩せてましたね」
「名前さえ分かればいいけど、名前分かって親見つかっても長い戦いになりそうだよね」と蜂村(風間俊介)。
「例の男の子ですが、りずむって名前かと。持っている玩具に平仮名で記載がありまして」
「りずむって完全にキラキラネームだね」
「こんなかわいい名前つけたのにどうしてこんな」
「翼ちゃんそろそろお祭りの時間」
「いいよ、子供たちとの時間が優先」
眠る少年の苦労を推し量る、南と翼。
「眠れてなかったのかな。ネグレクト…偉いね、自分でご飯を探しに外へ出るんだよ…」
「普通は親の言いつけを守りますもんね」
「児相の人間が駆け付けた時はもう衰弱しきって発見なんてケースもねぇ」
翼は一時保護者の子供たちにせがまれ、蒔田向日葵(生田絵梨花)と一緒に彼らを近所の神社で開かれる夏祭りに連れて行きました。
「僕も、僕もお祭り行きたい」
「りずむ」が翼に自分の意思を伝えて、近所の夏祭りに出かけたことを心配する、浜瀬児童相談所の福祉司、心理司達。
「まだ身元もわかってないのにお祭りに連れて行って大丈夫なんですかね」
子供を育てる福祉司の野良信子(小林きな子)は、リズムの動向を心配します。
「話してくれたんだって、お祭りに行きたいって。連れて行けば何かわかるかもしれないと思ってさ」
「本当にいいの?」
リズムはなかなか、ほかの子供たちと同じようにお祭りに参加せず、盗んだパンと水を持ち歩いたままでした。
そんななか、彼を見守りながら、子供の在り方について、心理司の向日葵と話し合う、翼。
「一緒に来れてよかったです。」
「福祉司とか心理士は困っている姿ばかりだったから。この子たちに限らずだけどさ、自由なようで不自由なのよね。なにをするにもどこへ行くにも大人の許可がいるから。もっとこの子たちの声が聴きたいね」と、向日葵。
少年も一緒に行きたいと言い出し、彼も連れて行くのですが、少年は、つないでいた翼の手を振り払って逃走してしまいます。
その頃、児童相談所では、少年の名前らしき、安西奏夢(りずむ)という少年の名前が判明します。
「安い西で安西…え、あの子、6~7歳くらいだよね?3歳?」
翼は逃げ出す彼が車に挽かれそうになり、引き留めました。
「リズム君待って!どうして逃げるの?どこへ行きたいの?」
「身元が判明しました。彼の名前は安西叶夢(ドリム)くん」
「リズムくんじゃない?」
「それでもし、弟も同じようにネグレクトを受けていた場合、この連日に続く猛暑です。命の危険が…」
「助けて」
「どうしたの?!」
「リズムが、死んじゃう」
「もしかしてそのお水とパン、リズム君に?」
「今からドリム君を連れて家に向かいます」
「だめです。今、蜂村さんが所長に許可を経て立ち入り許可を説得中です」
「命がかかってるんです」
「大丈夫、私が助けるから」
翼を引っ張って自宅へ連れていく、叶夢。
「やっぱりだめだ、ママにおうちを教えちゃいけないって言われてる」
「私が一人で行くよ」
そこへ、蜂村、児童福祉司、桐谷聖夜(濱尾ノリタカ)、倉田が同行。
「一人でどうするつもりですか」
「やっぱり中の状況分からない」
「分からない限りチームで動くべきだよー」
「防弾チョッキ」
「親御さんを刺激しないように…」
「防弾チョッキ着て。包丁振り回す人もいるから」
「よく勇気出して動いてくれたね」
叶夢をフォローする、蔵田。
間もなく、手順を確認する、夏井達。
「じゃあ手順確認するよ、まずは親御さんを安心させるためにも夏井さんが声かけをしてもらって、要求と拒否する場合は僕と蔵田くんが突入」
少年の母親は、安西夢乃(尾崎真花)と言い、子供たちをネグレクトしています。
翼と蔵田が訪問した際に追求すると、なかなかの人物でした。
「うっるせぇな!空いてるってば」
「浜瀬児童相談所の夏井翼と申します」
「すみません!これから出かけなきゃいけないんで!」
ドアを閉めようとする夢乃の制止を振り切り、警察特有のドアに足を突っ込んで阻止する、翼。
「すいません、少しお話だけを」
「こっちは要時ないって言ってんでしょ」
「リズム君、いますよね?様子だけでも見せてもらえませんか」
「いないから!足どかして」
「叶夢君を保護しました。彼は奏夢くんを助けるために万引きまでしたんです」
「いきなりなんなの?意味っ分からないんだけど」
「突然すみません、児童相談所の蔵田です、ご説明はこちらのほうからさせていただきます。。ではお邪魔します」
「一度お子さんの確認を」
桐谷が抵抗する夢乃を抑えます。
「うるせぇな」
「離せよ。なんで言うんだよ!家のこと言っちゃダメだって言っただろ」
「ごめんなさいごめんなさい」
「叶夢くんは何も言っていません!」
庇う翼は、泣き続ける叶夢と母の夢乃の横暴な態度を益々疑うのでした。
叶夢の弟の奏夢は、熱中症による脱水症状を引き起こしていました。
今後の兄弟の件を保育士の南野に伝えた、蔵田。
「ドリム君回復に向かっているようですね」
「とりあえず命に別状はないけど、もう少し遅かったら危なかったって。ここで預かることにしたからよろしく」
「おう、ドリムくんも虐待の痣なかった、よかったな」
その頃、刑事に事情聴取を受ける、夢乃は、相変わらず乱暴な言葉遣いで挑発してきました。
「今日の昼帰宅したのは、3日ぶりで、その前にも2日空けてますよね?家」
「ご飯は用意してました」
「500ミリリットルのペットボトルが2本とおにぎり4つ、それがお子さん2人の3日分の食事ですか?」
「普通でしょ」
「しかもこの3日間の間で、水道まで止まってそんなところで人が生活できると思って」
「それも払おうとしました!」」
「保護責任者遺棄罪ですよ」
「ドリムが勝手に万引きして児相がきた。そんで不法侵入されたんですよ。誘拐された、普通あっちが犯罪者じゃないですか?意味わからない」
その頃、翼と蔵田は、奏夢の心理状態を、向日葵(生田絵梨花)と確認します。
「奏夢くんに発達障害も知的な遅れもありません」
「ネグレクトによる精神的影響は?」
「引き続き経過観察が必要かな」
「ちょっと叶夢くんに会ってきます」
その頃、またしても、倉田に注意される、翼。
「会ってどうするんですか?様子を見てあなたになにができるというんですか?あなたの仕事はドリム君だけじゃない」
そんななか、翼たちのもとに、近隣の駅から10歳の少女、、野乃花無賃乗車をしたという通告が入りました。
彼女は今回で3回目の無賃乗車とのことです。
「お母さんお気持ちはわかりますがもう3回目です」
「このままだとあの子の将来が」
「そうならないためにご主人を通して話し合いを」
倉田の「ご主人」という言葉に顔がこわばる、野乃花の母。
叶夢から、翼は泣きながら訴えられました。
「リズムを助けてほしかったのに、ママは悪者じゃない。返せ!返せ!」
叶夢に胸が痛むことを言われた翼は落ち込みます。
その様子を向日葵や信子、蜂村らが察して心配していました。
「3回目…叶夢くん見に行ったんだって?」
「あーそっか、夏井さんは保護対応に入るの初めてか」
「あんなひどい目に遭ってもまだお母さんのこと好きなんですよね?この場合でも引き離すほうがいいんでしょうか」
「返したとしてもまた同じことが繰り返されるだけです」
「でも一度児相が入ったらお母さんも反省して」
「その程度で変わる親がネグレクトすると思いますか?もちろん、ネグレクトの理由を調査し、改善を試みますがそれでもダメな場合、叶夢くんと奏夢くんのためにも親子を引き離すという決断が…最善の場合もあります」
「あんなにお母さんのこと好きなのに。血の繋がりだけが家族ではありません」
その後、翼は課長の南野にいつも通り話を聞いてもらいます。
植物の栽培をしながら、彼は翼の話を聞きました。
「この子たちさ、元気ないんだよね。色々試しているけど分からなくて。これもどうかな、植物っていうのはさ、水だけでもダメだし、お天道さんだけでもだめだし、いろんな要素が相まって、初めて元気に育ってくれるんだよね。この子たち喋れないでしょ?だからこっちが原因を見つけてあげなくちゃね」
「ねぇねぇ蔵田くん、よかったね。まだ辞めなくて」
「良かった」
またしても無賃乗車をした森崎野乃花を保護した、翼たち。
向日葵が心理状態を見るバウムテストをしました。
案の定、自己犠牲の心理状態。
「どうして無賃乗車するのかな?野乃花ちゃん学校で何かあった?私達は敵じゃなくて何か悩んでいることがあったら教えてほしくて」
「いいんだよ、話したいことは話さなくて」
「でももし、また無賃乗車したら取り返しのつかないことになるんです。そしたら助けたくても助けようが」
「そう簡単に助けるって言葉を必ず使わないでください。僕らはね別に無理やり話そうとしているんじゃないから。でもなにか我慢していることがあったら…」
「このままだとさすがに何か警察ですよ。今なにか聞かないと」
「だからこそ慎重に、です。あんな聞き方をしたら話したくても話せなくなるでしょ」
「野乃花ちゃんがなにか話してさえくれれば一緒に考え…」
「いい加減にしてください。そう簡単に話せることばかりじゃないんですよ」
しかし、野乃花は翼と倉田が口論している声にパニックを起こし、荒い息遣いが聞こえてきました。
間もなく父親が来ると、怯えだします。
「野乃花、なんでこんなことしたんだ」
「ごめんなさい」
野乃花の件で父親は、翼と倉田は、家庭での状況を聞きます。
「本当に申し訳ありません」
「なにかおうちで変わったことは?」
「どうでしょう。それほど前と変わったことは…学校もちゃんと行ってますし」
「あの…いや、野乃花ちゃんが無賃乗車した日、全部木曜日なんですけど」
「なにか思い当たることはありますか?」
「ちょうど塾がない日です」
「ちょうどって他の日は?」
「土日も含め、週6で塾に通わせていまして。でも少し疲れちゃったかもしれませんね」
「うちは共働きで、中学受験するのは今どき普通ですよ」
「この日は塾が休みで」
「ご夫婦そろってお話を聞かせてもらえませんか?」
その後、野乃花の家庭環境を話し合う、夏井達。
「お父さんの話だと3年生まで水泳にピアノも公文と沢山習い事をしていて、今はそれらを塾に一本化したそうです。塾にはちゃんと通っているそうで、成績も落ちずに優秀みたいで」
「教育虐待ですかね」
「そのストレス解消の為に無賃乗車」
野乃花の真相を知るべく、翼は野乃花を尾行することを児相の面々に提案します。
「あの、野乃花ちゃんを尾行するのはどうですか?」
「またいらないことを」
「いつも無賃して鈴音駅で捕まってますよね?野乃花ちゃんがどこに向かっているのか分かれば、何が原因なのか掴めるかもしれません」
「発想が刑事っすね」
「いやいや待って待って、野乃花ちゃんは容疑者じゃないんだよー」
「とりあえずご両親のアポ取りお願いします、アポ取りだけをお願いします」
「倉田君ね悪い人じゃないの、悪い人じゃないのー」
そこで、野乃花を尾行することにした、翼。
倉田や蜂村らは、野乃花の親と面談します。
野乃花は案の定、無賃乗車でショッピングモールに行きました。
児相に来た時と同じように、自分を守るよう、ヘッドフォンをつけて動画を見ています。
野乃花は翼に気付いて逃げ出そうとします。
「野乃花ちゃんびっくりさせてごめん。どうしてショッピングモール来たのかな?なにかかいたいものとかあった。もし、話したい気持ちとかあったらいつでも連絡して」
夏井はショッピングモールで、野乃花が見知らぬ男性の怒鳴り声の口論に、耳を塞ぎました。
「あの一つ気になることが」
「成程、つまりそのケンカを見て苦しそうにしていたんですよね」
「その人たちがいなくなれば落ち着いたんですけど。すごく怯えた様子で」
「もしかすると野乃花ちゃんは」
その件を蔵田に伝えると、彼は精神的虐待の一種、面前DVを疑うのでした。
翌朝。
「お話というのは」
「面前DV」
「簡単にご説明しますと、面前DVとはお子さんの前で、どちらかの親が暴力をふるったりあるいは」
「そんな暴力なんて…」
「暴力を振るったことも振るわれたこともありません」
野乃花の両親は、面前DVを否定します。
「では?激しく言い争ったことは?この面前DVの中には子供の前での暴力を伴わない夫婦ケンカが伴います。仲良くしてほしいという無力感、さらには自分のせいでケンカしているのでっはないかと罪悪感を抱く子もいます。これらは心理的虐待に該当します」
「そんな夫婦げんかで大げさな」
「けんかしないでと言っているのではありません。我々としましてはお子さんの前でのケンカを」
「野乃花ちゃん苦しんでいます。ご両親のケンカだけでなく、少しの言い争いの声でも」
「もういいですか、夫婦ケンカが原因ならそれはそれで気を付けますんで」
翌朝。
野乃花は家で両親が口論している様子を聞き、パニックを起こしていました。
「なんでいつもいつもそうやって」
「違うだから俺が言ってるのは!」
「俺だって仕事の都合があるんだ」
「それもわかってるし」
「野乃花との仕事をとりたいし」
「とりたいよ。とりたいから君に迎えを頼んで」
「すぐまたそうやって逃げる」
「逃げるって低レベルな…」
野乃花のSOSを察知し、翼と蔵田が突入します。
「ちょっと待って!非常識にもほどが」
「野乃花ちゃん苦しんでます」
「あなたが仕事をセーブしていたから」
すぐに向かう、翼。
「聞いてた?わたしそんなこと言ってないじゃん。私が言ってるのはもう少し仕事をセーブして」
「野乃花ちゃん?野乃花ちゃん?野乃花ちゃんよく電話してくれた、偉いよ野乃花ちゃん。もう大丈夫だよ、よく電話してくれたね」
「野乃花、どうしたの?」
「ケンカっていってもちょっと言い合いになっただけで」
「そうです、たいしたことなくて」
取り繕う野乃花の両親を前にした、蔵田は子供を思い、怒りを爆発させました。
「たいしたことないとはどなた目線でしょうか。想像したことはありますか?毎日、大好きなパパとママが顔を合わせるたびに怒りをぶつけ合い、怒鳴り合い、それを数十分、1時間、数時間聞き続けないといけない子供の気持ちを!虐待についた傷は、体についた傷ではありません、どこについたかわからない心についた傷です。脅すわけではありませんが、その行為で自傷行為を繰り返す子だっています。時には取り返しのつかないことだって起こりうるんです」
「やめて!パパとママは悪くないよ。ママとパパのことを怒らないで」
野乃花の声に胸が張り裂けそうになる、蔵田と翼。
野乃花を一時保護し、間もなく事情を聞く、翼。
「パパとママが野乃花は仕事が忙しいから塾のどっちが送り迎えするとか、パパとママは悪くない、野乃花のせいでケンカしてる。パパもママも野乃花のこと頑張ってくれているから、ケンカのこと言ったらママとパパが怒られちゃう」
「だから言えなかったんだね」
「野乃花ちゃんもしかして鈴音駅のショッピングモールに言っていたのってこれが目的かな?またピアノが弾きたかったんじゃないかな。3年生までピアノ弾いてたんだよね?受験始まるからできなくなっちゃったんだよね。」
そして、野乃花がショッピングモールへ行く理由はピアノがもう一度習いたかったからでした。
家にピアノがあるものの、受験の為に制限されていました。
「今、勉強しておけば苦労しないで済むから。発表会にもう一度出てみたくて、でも発表会に出るには、お金がかかるから、パパもママも許してくれないと思って」
「だめだよ、子供だからこそやりたいことわがままに言わなきゃ…野乃花ちゃんまた伝えてみない?ピアノがやりたいって」
「発表会で最後でいいの。どうしても聞いてほしい曲があったの」
その後、ショッピングモールに野乃花一家を連れていく翼たち。
「大丈夫、野乃花ちゃんの声はきっと届くから」
「パパ、ママ、野乃花はもう一度ピアノがやりたくて木曜日ここで弾いていました。塾まで定期券だったからここまで来れなくて、それでお金払わないで電車乗っちゃいました。ごめんなさい。塾が嫌なんじゃなくて勉強も好きで、受験も頑張ろうと思ってて。ただ一回だけ発表会に出たい気持ちもあって、他にも理由があって、でも一度聞いてほしいの、パパ、ママ」
「この曲、お2人の思い出の曲だと聞きました。野乃花ちゃんから聞きました。結婚式で流したくらいだって。それでの野乃花ちゃんいつも結婚式の動画を見ていました」
野乃花から本音を聞いた、翼。
「パパとママ、この曲を聞いたらまた仲良くなるかなって。もうケンカしないかなって、ママとパパが仲良いから私がいるんだなってそう思うと嬉しくて」
野乃花の誕生を待ち望み、懸命に育て、次第に彼女の子育て方針について衝突が多くなった野乃花の両親は我を顧みます。
「ママ、パパ、やっぱりもうケンカしないでほしい、お願い」
2人は野乃花を抱きしめました。
「ごめん、ごめん野乃花」
蔵田は今後の野乃花の両親の精神的負担を減らすために、子供生活支援センターのチラシを渡してサポートしました。
「ご夫婦間の口論などはこちらで相談に乗ってもらえます」
「次また何かありましたら2人で解決しようとはせず、第三者を入れたいと思います」
「第三者に立ち入ってもらいたいと思います」
「口論を避けようと感情を押し殺そうとしないでください。それはそれでまた危険だと思うので。大切なのは口論をしないことではなく、口論の仕方だと思います。ともにその方法を模索していきましょう。
野乃花は無事、ピアノの発表会へ行き、両親も一歩ずつ彼女のために踏み出しました。
しかし、夏井翼に怒りと恨みを募らせた、安西夢乃が浜瀬児童相談所に乗り込んできました。
「夏井翼っている?いいから呼んで!」
明日はもっといい日になる2話感想・みどころ
2つの家庭が本日もクローズアップされましたね。
野乃花は私も、蔵田じゃないけど、暴力を伴わない面前DVかモラハラを疑いました。
野乃花が人の争う声、特に男性の怒号を聞くと、何かしら不安な状態にある気持ちが分かって胸が痛みました。
私も家族といる時は、野乃花だったなと思うところがあったから。
面前DVという身体的暴力を伴わない夫婦ケンカや、モラハラの場合もある、心理的虐待の一種。
体に傷はつかなくとも、心の傷は成人していてもずっとしこりのように残りますよね。
「心の傷は体の傷と違って治りが遅い。たいしたことがないってどの目線ですか?大好きなパパとママが顔を合わせれば怒鳴り合い、それを数十分、数時間聞いている子供の気持ちに…」
蔵田の言葉が私も野乃花と同じだったので、胸に突き刺さるとともに、蔵田に助けられたような気持ちでした。
翼の発言で、親が反省して、また子供と向き合えるかもしれないっていう部分は、刑事なのに知識不足を感じました。
とてもたちの悪い情緒不安定で、親自身も家族関係で苦しんでいそうな人だと、傷ついているからこそ、一筋縄ではいかないのになぁ。
熱血漢な翼と、似たような正義感が取り返しのつかないことになったからこそ、自身に彼女を重ねて、厳しく注意する、蔵田。
彼らが引き続き立ち向かうのは、叶夢と奏夢の母、夢乃。
夢乃を演じた、尾崎真花さんは、過去作「さくらの親子丼」でも、虐待サバイバーの役を熱演したことでも知られています。
視聴者も尾崎さんの名演を期待する声も結構あって、私も尾崎さんの夢乃役には引き込まれましたね。
不器用で家族の為に一生懸命、頑張ってきたけど、子供の愛し方を忘れてしまった夢乃の心…。
攻撃的で誰に対しても不信感を抱く彼女の傷に向き合う翼たちを励ましたくなる2話でした。