僕とシッポと神楽坂 第5話
放送日:2018年11月
テレビ朝日金曜ドラマ
僕とシッポと神楽坂 第5話のあらすじ
高円寺達也に好意を持つ芸者・すず芽がセキセイインコ・ピースケを連れて、坂の上動物病院にやって来た。
母親が入院してしまい、押し付けられ、病院で預かって欲しいと言う。
すず芽は母親との関係がうまくいっておらず、母親のお見舞いに行くこと、朝晩の餌やりをすること、鳥かごの掃除をすることを達也はピースケを預かる条件として提案した。
すず芽がライバル視する加瀬トキワは、夫・佑の両親から大地を返して欲しいと言われ、オペ中もボーっとしてしまう。
僕とシッポと神楽坂 第5話の感想
すず芽が連れてきたセキセイインコ・ピー助の飼い主
前話第4話に続き、徳丸先生が再び現れたので、達也とトキワ同様「何かあったのだろうか…」と思ってしまいました。
人間ドックという理由はありましたが、何か心配なことがある様子です。
そんなところにセキセイインコを連れて、すず芽がやってきました。
母親が入院し、押し付けられたので、動物病院で預かって欲しいとのことです。
そんなすず芽に対していつもと違い厳しい顔をした達也は、母親のお見舞いに行くこと、朝晩の餌やりをすること、鳥かごの掃除をすることを条件に預かることにしました。
普段は優しく穏やかな達也ですが、こういう一面もあることに驚きました。
夫の親から大地を返して欲しいと言われたトキワ。
幾ら息子が行方不明だとしても、「返して」という表現はどうなのだろうと思いましたが、その理由は後に明らかになりました。
夫とは離婚する気のないトキワですが、そんなトキワに大地の父親にして欲しいと田代先生がプロポーズ。
田代先生がトキワのことを特別に思っているのは初回から気づいていましたが、大地を返して欲しいと言われたタイミングでのプロポーズにトキワは何を思ったのでしょう。
テーマは母と子の絆
達也との約束を果たすべく、母親の元を訪れたすず芽。
音楽の先生だということを徳丸先生が言っていましたが、現役の音楽教師だったんですね。
動物病院では、出産を終えきれていない犬が病院に運ばれてきました。
すず芽と母親、トキワと大地、犬の出産。
今回は「母と子」について考えることがテーマなのだとこの時に気づきました。
犬の帝王切開手術中にボーっとするトキワ。
そのことを達也に謝罪し、「付き合ってもらえますか」と一言。
そういうことではないと視聴者は気づいているけれど、達也は一瞬誤解をしたようですね。
だけど、付き合ったのはお酒でした。
そこでボーッとしていた理由をトキワは話します。
大地は加瀬家の跡取りなので返して欲しいと言われたこと。
そして、大地はトキワの子供でないことが告白されました。
「返して」という言葉に違和感を感じていましたが、どうしてそういう言葉になったのかここで明らかになりました。
血の繋がらない子を1人で7年も育ててきたとはとても素晴らしいことです。
だけど、トキワは家族のために夢を諦めて欲しくないと、夫を南米に行かせ、大地から父親を取りあげてしまったことを後悔していました。
大切に想い合う気持ちが明らかになる
達也とトキワが時間を共にする一方で、祖父母の家から大地がいなくなりましたが、トキワが働いている姿が見ることができる動物病院が好きだと、坂の上動物病院へ帰っていました。
このまま祖父母の家にいるとトキワの元に帰れなくなると思った大地。
そう言えば、大地はトキワと祖父母の会話を聞いていました。
「大地を返して」と言う祖父母に対し、「わかりました」と答えたトキワ。
大地はそこまでしか立ち聞きをしていませんでしたが、「お断りします」と答えていたんですね。
トキワが言うとおり、この7年一緒に生き、離れることができないほど絆は深いものとなっていたようです。
そして、大地も父親からトキワを守るように言われ、小さいながらにトキワを守り、そして、これからも守っていくという強い気持ちが伝わってきました。
トキワと大地のことが解決をしたところで、ピー助に異変。
お腹が膨れて元気がありません。
栄養不足や慣れない環境でのストレスで卵詰まりを起こしたようです。
すず芽同様、相手がいなくても、発情期になると鳥が産卵することを知らなかったので、ひとつ勉強になりました。
ピー助の容態を聞き、ピー助がいなくなったら母親が1人になることを心配したすず芽。
なんだかんだ心配をしていることがわかりました。
しかし、「すず芽、会いたいね」とピー助が喋る言葉から、母親もすず芽のことを大切にしていることがわかりました。
芸者であることも実は認めていて、それを知ったすず芽も、快気祝いにと芸者の姿を見せる場面はとてもいいものでした。
僕とシッポと神楽坂 第6話の期待や予想
次回は犬に戻るようですが、悪質ブリーダーという深刻に考えなければいけない内容のようです。
そして、達也とトキワにも何か進展があるようですね。
深刻な場面も、達也とトキワのホッとしそうな場面で中和されるといいのですが…