ドラマ

わたし、定時で帰ります。 第2話 あらすじ、見どころ!

わたし、定時で帰ります。 第2話

放送日:2019年4月

TBSテレビ火曜ドラマ

第2話あらすじ

結衣の新人時代の教育係でもある賤ヶ岳八重(内田有紀)は、双子を出産して育休を取っていたが仕事に復帰することになった。

復帰早々で張り切りすぎている賤ヶ岳に周囲は振り回されてしまっていた。

そんな中、大手飲料メーカーの案件を担当することになって賤ヶ岳がディレクターを務めることになった。

更にも増して気合いが入っている賤ヶ岳に厳しく言われる他の社員はストレスが溜まる一方だった。

サイト公開直前にトラブルが発生し、また周囲の協力を仰ぐことになった賤ヶ岳は落ち込んでしまっていた。

旦那さんが育休をとってくれているものの、母親として家事も育児も両立している賤ヶ岳はクタクタだった。

子どもが熱を出したと連絡が入るも、帰ろうとはしない。

しかし、内心は心配でたまらなかったが、自分のせいで仕事を増やしてしまっている状況で帰ることは出来ないでいた。

そんな姿を心配した結衣は、18時の定時になると賤ヶ岳に帰るように促すがまったく聞かない。

結衣はみんなに帰ったフリをするようにお願いをし、賤ヶ岳が帰りやすいように嘘をついた。

賤ヶ岳は見抜いていたが「子どもが熱を出しました。今日は定時で帰ります。」と宣言をして帰宅する。

翌日、巧からプロポーズをされた結衣は巧の両親に挨拶に行こうとしてた。

そんな時、種田晃太郎(向井理)から緊急連絡が入る。

大手飲料メーカーのPR撮影中の光景を勝手に撮影していた動画を後輩・来栖(泉澤祐希)がネットにアップしており、それがその飲料メーカーを出演者が批判している映像だった。

次々に発覚するそれぞれの過去

福永さんの過去が明らかになりましたが、このドラマは本当にみんながはまり役で演技が上手なのでドラマについつい見入って感情移入してしまいます。

種田晃太郎の過去は、福永さんが上司でその会社で働きすぎてボロボロになってしまっていたことでした。

そのせいで婚約も解消することになってしまったということなのでしょう。

2人きりでの会話のシーンで結衣は「種田さん」と呼んでいたのに、晃太郎は「結衣」と呼んでいたのにドキッとしてしまいました。

もしかして晃太郎の方は未練があるのか、もしかして復縁する可能性があるかもと思いました。

元々性格の不一致などで別れたわけじゃないのなら、復縁する可能性も少なくないでしょう。

賤ヶ岳さんは旦那さんに育休を取ってもらって仕事復帰ということでした。

まだまだ男の育休には理解がないのが日本ですが、これはこの先もあまり変わらないような気もしてしまいます。

以前は理解ある先輩だった賤ヶ岳さんも変わってしまったように、やはり子を持つ母として働きに出る心情は実際に経験した人にしかわからないと思います。

でも、三谷さんの愚痴を言っている内容を聞いているとそれも正論です。

これは視聴者の感想も賛否両論になるだろうと思いました。

張り切りすぎて空回りする賤ヶ岳

賤ヶ岳さんのやっていることは確かにやりすぎで、見ていてイライラしました。

急に仕事復帰してきて、あんなに色々意見されたら後輩達が反発するのも当然です。

結衣は毎回定時に帰っていて反感を買いそうなのに、何気に周囲からの人望もあって羨ましいなと思いました。

「子どもがいるから」というのを理由に、プロジェクトを外されたとか帰っていいよと促されたりとか、周りからすれば気遣いかもしれないことが、子持ち母にとっては結構嫌味を言われているようにしか受け取れないことだってあります。

だから「前と一緒に扱ってほしい」「私は悔しいの」と言っている賤ヶ岳さんの意見は、多くの女性視聴者が自分の働き方を見直す為の良いきっかけになったのではないでしょうか。

一方で、結衣がプロポーズをされたシーンはとても微笑ましかったです。

同じ目線で物事を考えてくれるし仕事の話も聞いてくれてアドバイスもしてくれる、一緒に料理をしたり理想の夫婦像だなと思いました。

でも、ドラマとしては第2話でプロポーズということはこの先うまく結婚まで話を進めていく展開にしては早すぎます。

結婚は解消になって晃太郎と復縁する展開になる予感がしますが、あんなにうまくいっているように見える結衣と巧がどうして婚約解消となってしまうのか、理由が見当たらない気もします。

ネットの意見では中丸雄一さんの演技があまり上手くないとの批判も多いですが、個人的には全く気にならない程度です。

ワーキングママの苦悩がリアル

賤ヶ岳さんの同じようなPRサイトがあったのに、そのまま話を進めてしまったのは決して「子どもがいるから」という理由は関係ありません。

なのに、なにかこうしてトラブルがあれば何かとワーキングママを批判される風潮には腹が立ちます。

ここで賤ヶ岳さんが、自分のプライドとか実績を傷つけたくないが為に失敗を周囲のせいにしたら嫌だなと思っていましたが、素直に謝っていたところにホッとしました。

中途半端だと落ち込んでいた賤ヶ岳さんの気持ちが、同じワーキングママとして痛いほど伝わってきて観ているのが辛かったです。

仕事を頑張りすぎても家に帰ってグッタリしてしまって家事や子育てで手を抜いてしまったり、家庭を優先しすぎると仕事が適当になってしまったりしてしまうと思うんです。

どっちも頑張ると疲れてしまう、でもどっちも頑張らないといけないというのは追い詰められてしまいます。

特に賤ヶ岳さんの場合は働きたくて旦那さんに育休を取ってもらったけど、やっぱり我が子は可愛いし病気になれば心配になるのは当然です。

第2話の前半部分では、ただ賤ヶ岳さんは張り切って仕事して子どもなんて可愛くないと思っているし関心がないのかと思って、勝手に嫌悪感を抱いていました。

でも、そうじゃなくてちゃんと両立して仕事で疲れて帰っても家事を頑張っている姿に感動しました。

思わず泣けた!家事と育児を両立する大変さ

寝坊して遅刻、これはどれだけ家事と子育てが忙しくてもあまりやっていいことではないでしょう。

だからこそどちらも頑張りすぎてしまうのは良くないから、良い意味でどちらも中途半端で良いのかなと考えさせられました。

結衣に「早退したらどうですか?」と促されてもまったく聞かなかったのに、ネットで乳幼児の病気の検索をしたり仕事が手につかなかったり、賤ヶ岳さんの表情がとてもリアルでさすがベテラン女優さんだなという印象でした。

LINEでのやり取りには思わず泣けてきてしまって、両立することの大変さを改めて思い知らされました。

ワーキングママなら、その大変さはきっと誰もが経験したことがあるはずです。

最後の結衣の賤ヶ岳さんを定時に帰らせる為に取った行動も、もう嬉しくて号泣してしまいました。

無言で泣く賤ヶ岳さんの演技がリアルで、とても良かったです。

第2話では向井理さんがあまり出演シーンもなかったので残念でしたが、最後のスーツ姿はカッコ良すぎました。

もっと出演シーンが増えてくれることを、楽しみにしています。

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