夫婦別姓刑事

夫婦別姓刑事6話

夫婦別姓刑事6話あらすじネタバレ

退院した池田絆(中村海人)から、妻、鈴木明日香(橋本愛)への思いを告白された、四方田誠(佐藤二朗)。

(池田絆)おはようございます

(四方田)おはよう。始末書遅れるなよ。

(絆)モダさんに聞いてもらいたい話があるんですよ。明日香さんの魅力についてなんですけど、現場の空気を読むのが早いじゃないですか。かっこよさがあるじゃないですか。現場行ったらてきぱきする。

井伏は四方田たちに、国務大臣の白木肇の妻、沙都子が誘拐されたため、応援要請を3名必要だと説明しました。

(井伏)【坂東彌十郎】こんなところにいたのか、至急、集まってくれ。国務大臣の白木肇先生の妻、沙都子さんが誘拐された。犯人から身代金を要求する電話があった。被害者の安全を最優先するため、報道規制がかかってる。本部は総動員で早期解決を目指すと通達がきた。よってうちの署にも応援要請が来ている。うちの署からは3名。メンバーを決めてすぐに私に報告するように。

(四方田)国務大臣の奥さん誘拐するなんて警察に喧嘩売ってるようなもんだな。

(明日香)了解しました。

(小寺園)どうする?じゃんけんじゃんけんじゃんけんぽん

(四方田)課長、俺は夜勤だからシフト変えられないっすよ

(上山)じゃあ僕やりますよ。特に予定ないですし。

(明日香)出来れば池田は立てたくないですね。ケガから復帰したばかりですし。

(池田絆)【中村海人】明日香さん尊すぎますー

(小寺園)郡司?何か用事あるの?あー家でピラティス出来ると思ったのにな。

(郡司)私も都合は悪いですー家で韓国ドラマを。

(四方田)小寺園課長は行かないんですか?

(小寺園)奥の仮り歯がとれちゃったのよ。もう予約とっているの歯医者。

(四方田)それ割と早くできちゃうんじゃないっすか

(小手園)馬鹿なこと言ってんじゃないわよ、仮歯をなめる者は末代まで恨まれるって聞いたことない?

(明日香)聞いたことないよね

(郡司)ないっす

(池田)たしかにこの前みんなで張り込みした時も課長だけいなかったですよね。

(四方田)(池田)味噌ポテト。

(郡司)その時は外反母趾の治療でしたよね

(四方田)課長、ご決断を。

(小寺園)味噌ポテトの時は、父の米寿のお祝いの時の話ね。ほ?

(池田)米寿って何ですか?

(明日香)後で教えるから。

(四方田)ほ?じゃない。課長、ふざけないでください。

そこで、沼袋署刑事課から小寺園みちる(斉藤由貴)、上山晋吾(矢本悠馬)、郡司綾(斉藤京子)の3名が警視庁本部の応援に向かいました。

明日香、誠、絆は警視庁で待機です。

(郡司)誘拐事件の応援って初めてで、ちょっと気合入って来ました。

3人は、この前のいじめをしていた男子高校生が、四方田の妻が殺害されたケースかもしれない「消しゴム事件」について触れました。

(上山晋吾)この前の男子高校生の事件もあるからさすがにぴりついてるねー

(郡司)そういえばあの事件、被害者宅のポストに白い紙が入ってて、消しゴム事件と断定されたみたいですね。

(上山)本部もかなり手を焼いてるみたいだよ。

(郡司)いずれ沼袋署からも駆り出されるかもしれないですねえ。

(上山)あり得るね

(郡司)さらに気合入れていきます

(小寺園)郡司、こういう時は気合入れなくていいの。こういう場合はね、本部の人間に言われたことを無難にこなしてればいいの。それに徹しておいて。

(郡司)え、捜査に参加しないんですか?

(上山)まぁ捜査に入る場合もあるけど、基本的にはバッグアップに徹するって感じかなー。

(郡司)課長、さすがですねぇ。すれ違う刑事達がみんな課長に挨拶してく。

(小寺園)バックアップって要は雑用じゃない。私じゃない、みんな晋吾に挨拶してるの。副総監のご子息だってこと知らない刑事、誰もいないから。健闘を祈る、お互いに。

ふと、小寺園は馴染みのベテラン刑事、渡辺に声を掛けられました。

(渡辺)なんだよ、ゾノじゃん。課長直々に応援ですか?

(小寺園)そうよ、VIP待遇してよね

(渡辺)そういえばゾノ、氷川覚えてる?刑事になってからすぐ自主退職した奴。

(小寺園)その氷川がどうかしたの?

(渡辺)先月、千代田署の栗林が襲われた事件知ってるだろ?あの事件、氷川が関わってるらしいんだ。なんかあの当時、盗撮疑惑があるような人とは仕事できないって栗林が署長に言ったらしいんだ。氷川が刑事になったらバディを組む予定だったみたいだって。

(小寺園)馬鹿な男、悪いのは自分なのにね。

沼袋署に残った誠と明日香、池田。

池田が米寿を知らないことに驚き、明日香は彼の常識度を確認しました。

(明日香)え、60歳で還暦のお祝いするのはさすがに知ってるよね?

(池田)勿論、赤いちゃんちゃんこ着る奴ですよね

(明日香)うん、60歳を過ぎても他のお祝いがあるの。70歳は古希、77歳は喜寿、80歳が傘寿、88歳が米寿。

(絆)ぱっとしないっすね。いや、なんていうんすかね。年齢に対してのネーミングがリンクしないというか。

(明日香)私には池田の感覚がリンクしないわ。

(四方田)犯人が大臣に要求した身代金金額5千万だって。今、リモコン室で聞いた。大臣の奥さんからしたら安いな。安いだろ?奥さんの価値が5千万ってことだぞ

(明日香)それって安いんですかね。いや、そういう意味じゃないと思うんですけど、あくまでもう要求してる金額なだけですから。いやそれに5千万だって大金ですよ。普通そんなすぐ用意できないもん

(四方田)いやー俺なら大切な人が誘拐されたら身代金5憶でも払うね。

(明日香)四方田さん50万でも値切りそう。

(池田)分かりますーそのかんじ

(四方田)あなたがそんなこと言ってはいかんでしょ。言いなさい、どんどん言いなさい、発言を。

(絆)身代金に相場あるんですかね

(明日香)身代金に相場なんてあるの

その頃、受付で、氷川悠馬(時任勇気)が現れます。

(氷川)済みません、財布を落としてしまって。

四方田たちは、小寺園、郡司、上山が応援要請に行っているので、雑談をしながら、何か事件が起こるまで待機中です。

(明日香)なに5億までなら出せるって

氷川は受付で、腹痛のふりをしてトイレを借りました。

(受付の女性警備員)中野さん?案内します。

四方田、明日香、絆は、氷川が来ていることにまだ気づかず、雑談を続けました。

(絆)2024年のとある調査によると、企業に対しての身代金の平均額は、6億円?

(四方田)いや、6億はさすがに無理だなー

(明日香)なに5億までならいけるみたいな感じ出してるんですか。

(四方田)もし、池田がな、結婚してたとしてな奥さんが誘拐されたらいくらまでなら払う?

(絆)僕は結婚してないから架空の話まで出来ないんですけど、何よりも今、僕が会いしてるのは、明日香さんが誘拐された場合の話でいいですか。ただ、明日香さんが誘拐されたとはいえ、所詮3年目の公務員、貯金もないですし、ですから、お金で解決は出来ない。犯人に僕自身が人質になると交渉します。

(明日香)ありがと池田。もし誘拐されたら池田と結婚するわ。今日こそピラティス行こうと思ったけど面倒くさいなー

(絆)もしよかったらご飯行きませんか。さっき僕を庇ってくれたお礼がしたくて。

(明日香)いやいや、庇ったわけじゃないよ、単純に池田が行くべきじゃないと思っただけ。

(四方田)あのさ、鈴木は別に良いって言ってるんだから、しつこい男は嫌われるぞ。鈴木も早くピラティス行きなさい。

(絆)美味しいとんかつ屋さんあるんですよ

(明日香)とんかつかーお腹空いちゃったなー

(四方田)とんかつより健康のためにピラティスです。ああ、尻切れた。尻がー

明日香はクリーニング店に出す服で、またしても、「四方田」と書かれていました。

明日香が席を外すと、氷川がやって来ました。

(絆)何か御用ですか?

(四方田)池田、動くなよ。

(氷川)【時任勇気】小寺園を出せ。小寺園を出さないと全員死ぬ。今すぐ小寺園をここに連れてこい!

原因不明の要求だけではなく、男はあらかじめ体に爆弾を巻き付けていました。

小寺園は休憩に弁当を食べています。

(小寺園)うーん美味しい。1個あげようか?私はかまぼこあれば幸せだから。このシウマイ弁当のなかでかまぼこが一番好きなのよ。昆布も紅ショウガもいいんだけど、かまぼこの素朴な味わいがさ、シウマイの引き立てるって言うか

(郡司)貴重なシウマイをいいんですか

四方田たちは、明日香が拘束され、氷川の対応に当たります。

(四方田)なぁなぁ、青年、青年よ、ここじゃあさ、成功するものだって成功しないぞ。それにこの3人のうちの誰かを傷つけてみろ。他の階の連中が黙ってない。知らないと思うけども、な?交通課も生活安全課もみんな拳銃持ってる。いつだって君に銃口を向けることが出来る。今なら間に合うぞ、青年、おい、どこ行く。

(氷川)沼袋署警察署内にいる全員に告ぐ。今、3階刑事課の刑事達を人質にとった。余計な真似をするな、俺の体には爆弾が巻き付けてある。

(四方田)あの、それ…あっ!みんな逃げてるなーあいつなに手を振ってるんだ?

新米の帰国子女の刑事、ドナルドの反応に呆れる四方田。

(氷川)警察官の風上にも置けない連中だな。2時間待つ、その間に連れて来なければ、この女を殺す。

(四方田)分かった。ただこの状況じゃ小寺園課長を呼びたくても呼べないだろ。今だけ携帯を使わせてくれ。大丈夫だ青年余計なことはしない。上着の右ポケットに入ってる。

四方田はすぐ、昼食中の小寺園に電話します。

(小寺園)かまぼこ二個も食べたら罰当たっちゃうかなーうーん、食べちゃおう。美味しい。

(四方田)四方田ですーあの、課長、落ち着いて聞いてくださいよ。今、体中に爆弾を巻き付けた男が楯籠ってる。

(郡司)どうしたんすか?

(小寺園)ごめん、今、お弁当にむせちゃった。なんか今更、本部に来たらしくて四方田が馬鹿みたいな嘘ついてるの。

しかし、小寺園は四方田が冗談を言っていると思って電話を切ってしまいました。

(小寺園)シウマイのグリーンピースってさ、昔、あんまり好きじゃなかったんだけどシウマイ弁当のおかげでなんか好きになったんだよねぇー。例えて言うなら第一印象の悪かった男が、意外と爪が綺麗じゃん、隙になっちゃうって言われて

(郡司)私、爪の長さで好きになるの分からないっすね。グリーンピースから爪の話になるの分からないっすよ。

(小寺園)もの凄く分かりやすい例えだと思わない?

すると、上山が国務大臣の肇の妻、沙都子が誘拐された事件が解決したと報告してきました。

(上山)犯人捕まったそうです。人質を残して夜ごはんをコンビニに買いに行く途中、信号無視して車に撥ねられて、その車の運転手が警察と救急車をすぐに呼んで犯人だと分かったと。

(小寺園)ドジな犯人だねぇ

犯人は沙都子を残して晩御飯を買いにコンビニに買いに行く途中、信号無視をして交通事故に遭い、その運転手が警察と救急車を呼んだ為、確保されたとのことです。

その頃、氷川は小寺園に怒りを抱いて何をするか分かりません。

(氷川)小寺園、絶対に許さねぇ。

明日香は氷川が警察関係者だと見抜きました。

(明日香)あなたもしかして、警察関係者ですか?所内のアナウンスを使えるなんて警察関係者しかいない。

(氷川)そうだよ。俺は小寺園に恨みを持った元警察官だ。

(絆)課長に対して恨みがあるんですか?僕が人質になる、交代してください。女性をいじめて楽しいか?!あんたが恨んでるのは小寺園課長だ、殺すんなら課長を殺せ。

(四方田)池田、落ち着け

(氷川)俺は小寺園課長に恨みがある。お前、この刑事のことが好きなのか。

(絆)大好き!愛してます。

(氷川)あんたはこの男のことどう思ってるの?結婚してるのか?恋人は?

(明日香)恋愛対象じゃない。池田のことは嫌いって言ってるんじゃないよ?同じ所内で同じ刑事でそれが恋愛してバレたら、異動だし、刑事だって続けられなくなるかもしれないよ。してません。いません。だからそれは同じ刑事としてだめだって。

(氷川)確かにあんたの言ってることは正しい。いいね、新人刑事、あんたこの新人刑事の思いを汲んでやること出来ないのか。

(絆)そんなことくらい分かってますよ。それでも好きになっちゃったんだから仕方ないじゃないですか。俺は明日香さんと結婚するなら刑事を辞めていいと思ってます

(氷川)おい、てめぇふざけんじゃねぇぞ、刑事になりたくても鳴れない人もいるのに、色恋沙汰で刑事辞めるとか抜かしてんじゃねぇぞ馬鹿野郎

その頃、小寺園、上山、郡司は国務大臣の妻を誘拐した犯人が確保され、事件が解決したので、帰宅しようとしていました。

(小手園)ねぇ帰りになにか食べてく?だってさ会議室で食べるご飯が最後なんて虚しいじゃん。ほら、さ、行こう。

(郡司)署に戻らなくていいんですかね

(小寺園)いいのよ、私達充分に働いたんだから。

(四方田)大丈夫か?

(明日香)何がですか

(四方田)怪我無いか

代わりに絆が人質時になりました。

(明日香)ないです。池田ありがとね

(絆)言ったじゃないですか。明日香さんのためなら命を捧ぐことは出来ます。

(明日香)有難う、守ってくれて。

(四方田)俺だってさ、代わりに何かしたよ。そもそも誘拐事件の本部の応援だって行かせなかったの俺だからね。

(明日香)どうだか。それとこれとは関係ないよね?ねぇ関係ないよね

(氷川)誰かが誘拐されたのか?そうか、誘拐っていう手もあるのか。

(四方田)よし、誘拐するなら俺を誘拐しなさい。一回でもチャンスくれよ

(明日香)今更遅いよ。

(絆)何がチャンスですか!身代金払うなら5憶払うって言ったくせに。

(四方田)お前の感情についていけない

(氷川)どうでもいいけどよ、既に1時間50分経過。あと10分で約束の2時間だ。俺は本気だぞ。

(小寺園)待たせたわね!

(絆)課長だ!

(小寺園)私が話聞くから!今すぐ人質を解放しなさい

(氷川)一人で来い

小寺園は郡司と上山を後ろに従えて、3階の刑事課へ行き、氷川と交渉します。

(小寺園)久し振り。ちゃんと覚えてるわよ。3年前、あなたと私が足立署で、一緒に働いていたこと。池田のこと開放してくれないかなぁ?私が人質になる、それだったらいい。

(氷川)当たり前だ、忘れてもらっちゃ困る。無理だ。俺に謝罪して自ら俺を殺せ。お前自らの手で俺を殺せ、そしたらこいつを解放する。

(小寺園)死んでもらったら困るかなぁ。だってあなたさ、別の警察官の傷害事件にも関わってるそうじゃない。みすみす見逃すわけにはいかないかな。そもそも、あなたは何がしたいの

(氷川)俺の人生終わった。だから最後はめちゃくちゃにして終わる。

(小寺園)あなたは私のこと恨んでるってことだよね。でもさ、そもそも私、あなたに恨まれるようなことしたっけ。

(氷川)それ本気で言ってるのか

小寺園は3年前、足立署で交番勤務だった氷川の過去を語りました。

(小寺園)あなたは巡査で交番勤務。刑事になるためにずっと努力してきた。その努力が実り、承認試験に合格。同時に刑事課への異動が決まり、晴れて刑事になった。しかし刑事になって間もなく、思わぬ事態が起こる。その日は殺人事件の聞き込みで、とある町まで足を延ばして行っていた。その帰り道、ちょっと休憩しようと座ったベンチ、目の前には綺麗な夕焼け。ポケットから携帯を取り出し、何も気にすることなく写真を撮った。

すると、踊っていた女子高生に盗撮したと話しかけられました。

(女子高生たち)今、私達のこと撮りましたよね。盗撮は犯罪ですよ。撮った写真見せてください。

(氷川)いや、だから本当に撮ってないです。夕日を撮ってただけですよ

(女子高生たち)誰か!怖かったー

氷川はたまたま撮った夕焼けに、女子高生たちが映りこんだ為、盗撮疑惑をかけられましt。あ

氷川はすぐ、任意同行され、小寺園に説教されました

(氷川)俺、本当にやってないんです。なんで信じてくれないんですか

(小寺園)事実、写真にあの女子高生たちが写ってたでしょ?偶々だとしても証拠が残っている以上、被害者に寄り添うのが私達の役目だよね。

(氷川)俺だって被害者です。これは冤罪です。あの子達を撮る気なんて全くなかった。言い訳じゃない!俺が言ってることが真実です。

(小寺園)そんなの分からないじゃない。あなたがどん言い訳を並べても。

現在の氷川は小寺園への怒りを皆に伝え続けました。

(氷川)夢だった刑事にもなれたのに、このことがきっかけで、妻も子供も出て行った。仕事も家庭も失い…。

(小寺園)それは気の毒ね。大丈夫、一緒に働いたから分かる。彼は人を殺めることが出来る人間じゃない。その爆弾、偽者でしょ。言っとくけど私あなたのこと疑ってなかった

(明日香)課長、これ以上、刺激しないほうが。

(氷川)だったらなんで!

(小寺園)刑事だからよ!刑事だから目の前にある証拠を先ずは真実として扱うしかないの!その証拠に対して、心とか、情とか愛とかそんなものはないしあっちゃいけないの!最大限捜査して後は法に委ねる。私達に出来ることはもうそれしかないのよ!

刑事としての心得を小寺園は、氷川に教えました。

(絆)結局どうなったんですか

女子高生達は事実を理解して、被害届を取り下げました。

(小寺園)結局、その数か月後、盗撮を訴えた女子高生が被害届取り下げたの。結局、氷川が罪に問われることはなかった。

(明日香)じゃあ警察を辞める必要なかったじゃん

(氷川)仕事仲間にも妻にも信じてもらえなかった俺の気持ちが、お前らには分からないだろ

(四方田)いやいやいやいや青年、まぁまか、分かったりするかもよ?信じなかったほうも信じてもらえなかったほうも気持ちいいもんじゃない。俺もさ、信じなかったほうで大切な人を失ったことがある。青年、青年ちょっとホントこれ聞いて。マジで、マジで後悔しかないっす。あの時、大切な人を信じていれば、信じていれば、信じていれば。そう思わない日は一日もないな。

当時、捜査で車の中で上山と張り込みをしていた、四方田は前妻の皐月から不審者に追いかけられていると電話がありました。

しかし、捜査中だったため、取り合わず、帰宅途中に、殺害された過去を隠しながら話しました。

(四方田の妻 皐月)なんか変な人がいて、もうすぐおうちなんだけど

(四方田ごめん、切るよ、すぐかけ直す。

(小寺園)四方田…

(氷川)四方田ってあの事件の…

四方田の過去がピンときた、氷川は言葉を失いました。

(四方田)信じていれば!信じていれば信じていれば。初めのうちは確かにあったちょっとした優しさが徐々に雑になってく。オシャレな雑誌に書いてあった。優しさの反対は冷たさじゃなくて無関心だってよ。あの時、はは…大切な人を信じていればなぁ…だからこれからは、信じて、信じて、信じて、信じて…そして、信じようと思います。あんたもさ俺と同じこと奥さんにしてきたんじゃないのか?昔はさ、奥さん、あんた信じてあんたに寄り添ったかもしれないよ。でも仕事に必死になってさ、刑事になるのが夢中でちょこっとだけ家族のこと見る時間なかったとかそういうのあるんじゃないの?奥さんだってそんな簡単にあんたのこと見捨てたりしないだろ。まして子供がいるんだ。子供を連れて行く、親から離す、そう簡単に出来ることじゃないだろうよ。信じようぜ、もう一度、もう一度、信じようぜ、青年。ごめんな、一応掛けさせてもらう。元々、身内だから。分かってくれるよな。午後8時58分、犯人、確保。

(明日香)犯人確保繰り返します。犯人確保。

(小寺園)一緒にいこうか

(氷川)沼袋署の皆さん!今はただ馬鹿なことをやったと反省しております。ご迷惑おかけしました。

(小寺園)上司としてあなたを守れなくてごめんなさい

(氷川)おせぇよ

四方田、明日香、上山、明日香は、日頃の不満を警察署アナウンスで吐き出しました。

(四方田)爆弾なめるんじゃねぇよ。馬鹿野郎

(小寺園)うわぁー!耳の穴かっぽじってよく聞け!私の名前は小寺園(こてらぞの)みちる。56歳、金のイルカ座、よく覚えておけ。よろしく!

(明日香)お前ら何逃げてんだボケ!今度逃げたらただじゃおかねぇからな!

(小寺園)溜まっていることここで吐き出しちゃいなさい

(四方田)え、そういう時間なの?トイレの便座にヒーターを入れてください。

(上山)僕はエリートなんかじゃない。

(池田絆)池田絆、25歳!末っ子、寂しがり屋。今日分かったことがあります!僕の愛する鈴木明日香さんは四方田さんと結婚しています!明日香さん、首元にクリーニング屋のタグが付いてます。名前は四方田って書かれてます。

(明日香)そんなわけないじゃん。何言ってるの。

(郡司)やっぱりそうだ!私ずっと思ってたよ!池田にも言ったよね?この2人怪しいよ

(小寺園)四方田、鈴木、あんた達結婚してたの?

(四方田)池田、確信を得たとしてもみんなの前では言ってほしくなかった。

(絆)甘ったれてんじゃないよ。僕には隠せても、許さない。一緒の部署にはいられない。

翌朝。

同じ部署で結婚していながらバディとして捜査していたことを上層部の庄司から咎められる、四方田と明日香。

(庄司)これは由々しき問題ですよ。井伏署長。2人は隠して職務を続けていたということですか?

(四方田)(明日香)申し訳ありません。

(井伏)申し訳ありません。いえ、私は2人から報告を受けていましたが、止めていました。

(庄司)それは何故?

(井伏)私自身、署長としての職務が残り僅かの中で、署内で問題ある行為を避けるべきだと思い、黙っていました。

(庄司)つまりそれは隠蔽ということで宜しいですね。分かりました、いずれ処分が下ります。当然2人は別々の署に移ってもらいます。署長に関しても定年まで長いですからこのまま続けてほしいところですが、正直、服務規程違反だと知っていて黙認していた事実は重い。それなりの処分は覚悟してもらいます。宜しいですか?以上になります。

署長の井伏が2人を庇い、職場の人間関係の多様性に寄り添う見解を述べました。

(井伏)一つ宜しいですか?同じ職場で夫婦の何がいけないのか教えていただきたい。同じ職場では、人と人が愛し合ってはいけないということですか?私は正直、その意味が理解出来てません。何が問題なのでしょうか?何故、生活も仕事も共にしようと努力している2人を祝福できないんでしょうか。男だろうが女だろうが家庭と仕事の両立してる人たちを警察本体が応援できる組織になってもらいたいと私は切に願っております。

(四方田)あんなこと言って大丈夫だったんですか?

(井伏)どうせ処分されるなら、最後に好きなことを言って処分されたほうがいい。最後くらいかっこいいとこ見せないとな

(明日香)かっこよかったです。

(四方田)有難う御座いました。

四方田と明日香は井伏署長に感謝しました。

3人が出ると、上山が立場を利用し、四方田と明日香が同じ部署で働くことが出来ないか掛け合ってくれることになりました。

(明日香)皆さんどうしたんですか

(小寺園)だってあんた達、早ければ明日にでも処分されちゃうんでしょ?だからその前にもみんなで一応、顔でも見ておこうかなって思って。

(井伏)なにさぼってんだよ。仕事しなさい、仕事。

(上山)実は父に用事がありまして。

(井伏)副総監に?

(上山)まぁ用事というか意見書ですね。警察署員の就業に関するものといいますか、要は同じ毛営冊所内で恋愛を経て法律上夫婦になった場合、何故、異動や役職の変更を強いられるのか、何故、今までの実績を奪われるのか?その考えは今の時代、古いのではないか的な。

(絆)まぁ僕は納得してないんですけど、恨んでも仕方ないんで、2人の傍にいて別れるまでじっと観察させていただきます。

(四方田)池田くんがとても怖い。

(上山)では行ってまいります

(小寺園)頼んだわよ。

(郡司)なんか背中がかっこいい

夫婦別姓刑事6話感想・みどころ

小寺園に私怨を抱いた立てこもり犯の元警官、氷川。

名優、時任三郎さんの愛息、時任勇気さんが情感たっぷりに演じていて、見応えがありました。

小寺園を恨む動機は、まだ若さゆえの幼さを感じさせました。

四方田が彼を愛する存在を信じなかったことを説きながら、彼自身が妻の皐月を凶悪犯から守れなかった後悔と悲しみが伝わり、涙腺が緩みっぱなしでした。

四方田の声のかけ方は、子供を思う父親のように温情があって、引き込まれて行くんですよね。

氷川を説得する際に、喋り口調はユーモラスを纏いながら、皐月がSOSを求めていたのに、仕事を優先したことにより、彼女の命が自宅エレベーターの中で奪われた思いを口にした場面は嗚咽が…。

四方田も父親だからこそ、子供を守る為に親として、氷川の妻が子供を連れて出て行った気持ちも理解できるし、もう一度、家族を信じてみようという言葉は深みがありましたね。

最後に、四方田と明日香が夫婦なことが、明日香に片思いする若手刑事の池田絆に発覚したところは大笑いでした。

絆は明日香を「推し」なんじゃないかって思うくらい一途に思っていて微笑ましかったです。

井伏署長が、何故、夫婦だから部署を変えて仕事しなきゃならないのか、その努力と功績が報われないのかと説いたところも人間として、リスペクトしたくなりました。

明日香と四方田じゃないけれど、心温かい井伏署長に感謝状を贈りたくなりました。

 

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