婚姻届けに判を捺しただけですが7話あらすじネタバレ
その場の勢いで、百瀬(坂口健太郎)にキスをした明葉(清野菜名)。
まさかの百瀬の対応に驚きつつも、自分からキスをした以上、百瀬に恋心を抱いている本音を打ち明けようとするものの失敗。
翌朝、明葉は複雑な思いを抱えて百瀬と話し合うことに。
離婚届けを目にした百瀬は、明葉が離婚したがっていると勘違いしていました。
さらに、百瀬から離婚を言い渡された上、離婚に至る前の「不仲演出計画」まで語られる始末。
まずは結婚指輪を外し、周囲に夫婦生活に対する愚痴まで偽装することを提案。
借金に関しても、お金を用意したから振り込んでおくことを話され、自分の思いが伝わらずにもやもやを抱える明葉なのでした。
百瀬は職場で舛田(岡田圭佑)に相談。
妻への過度なスキンシップはセクハラにあたいするのではないかと話します。
舛田は自分も家で妻とスキンシップをとろうとすると拒否されるとこぼしました。
キスを不意打ちにしたのは、自分が明葉に同じことを以前したことへの仕返しだと受け取っている百瀬。
その頃、明葉も、美晴と連絡をとって百瀬のことを相談。
美晴は百瀬にちゃんと自分の気持ちを伝えたほうが良いとアドバイスし、今度、家で食事を食べようと誘うので断りづらい状況に。
そんななか、後輩の代理で観光キャンペーンの仕事を担当することになった百瀬。
インフルエンサーとのコラボ企画ということで、野上香菜(倉科カナ)を紹介されて唖然。
なんと、彼女は兄、旭(前野朋哉)の嫁、美晴(倉科カナ 一人二役)とそっくりだったからでした。
そのことを会社の受付の麻宮祥子(深田麻衣)にも嫌味のように追求されて不快な気分に。
百瀬は特産品のサンプル資料を作り、百瀬と井上(森永悠希)に提案。
明葉の会社に香菜を連れてやって来た百瀬。
あまりにも、美晴に瓜二つなので、明葉も第一印象に驚愕。
しかも、香菜は百瀬に気があるようで、あの手この手でぐいぐい迫り、SNSでも匂わせ投稿連発。
百瀬も不仲を演出するためなのか、「大加戸明葉以外のデザイナーとの仕事」という条件も出しています。
当初は気にならなかった明葉ですが、美晴に双子のように瓜二つな他人、香菜に疑惑を抱き始めました。
SNSでも百瀬のことを匂わせていて、明葉は香菜の動向に不安を感じます。
さらに、動物病院の看護師、牧原唯斗(高杉真宙)に相談する明葉。
明葉に真剣な恋心を匂わせる唯斗の気持ちに気付かない様子に、唯斗はもやもやした気持ちを抱えていました。
職場で、明葉が結婚指輪をしていないことを機にかける上司の森田(田辺誠一)は、部下で明葉の先輩デザイナー、深雪(中川翔子)に、明葉が夫婦生活でトラブルを抱えていないか探りをいれました。
ところが、深雪は自分自身が婚カツがうまくいかないことで精いっぱいでそれどころじゃないと答えます。
誰かに自分を否定されている気がするし、他人に理解してほしいと悩みを口にする深雪にそれ以上、何も言えない森田。
一方で百瀬に、アプローチをする香菜。
百瀬は香菜が自分に気があることに気付かず、仕事帰りには、美晴に相談。
美晴は「柊君には明葉ちゃんが必要なんだよ」と彼に自分の気持ちを伝えることを後押し。
帰宅途中、百瀬の明葉への心境変化に気付いてさらに挑発。
「早く離婚するなら行動してよ、そのほうが俺、動きやすいし」とまで皮肉を言ってきます。
百瀬は彼の本性を覗きみて不信感を抱きました。
翌日。
香菜が仕事上のケーキの打ち合わせを口実に、百瀬と明葉の家に上がりますが、帰り際に、明葉を挑発。
「限定品というわけでもないし・・・どうせ偽造結婚でしょ?百瀬さんを愛していないのなら、そのポジション変わってくれませんか?私は寄生先を探していて、広告店代理なら世間にも聞こえが良いでしょう?」
とんでもない香菜の裏の顔に、明葉は心底、腹の立つ気持ちを内面に秘めました。
16日の火曜日、百瀬と明葉は一緒に家で食事をとることをホワイトボードに書き込んでいました。
それを百瀬家で見た香菜は、生配信の仕事に備えて、16日をまたケーキの試食の為空けてほしいと頼みました。
百瀬は16日の昼なら時間を作れるかもしれないとその場を乗り切りました。
しかし、16日当日・・・。
明葉は仕事を早く切り抜けて、家で手料理を作っています。
香菜(倉科カナ)は、百瀬が携帯電話を香菜の仕事場に置き忘れたことをわざと利用。
百瀬の携帯をとって電話をしたり、仕事場で敢えてお皿を割って怪我をし、ライブ配信の準備が間に合わないと言って百瀬を困らせました。
そして、香菜のことを助けようと、香菜の配信の為の調理を手伝った百瀬。
百瀬が調理をしている間に、ふと自分のSNSのコメント欄の反応を見た香菜は愕然とします。
自分の料理の投稿に関する批難や、香菜自身が百瀬の写真を載せている内容に関して、かまってほしさにビジネスで関わる百瀬を利用しているのではなどという厳しい意見が綴られていました。
このことで、香菜のなかで満たされない、自分を認めてもらえないもどかしさや苛立ちが膨れ上がりました。
そこで、香菜は百瀬に対し、ついに本性をあらわしました。
まず、百瀬と偽装結婚をしたくて、近づいたこと、今日の16日に、明葉と百瀬が食事の約束をしていることを知っていて、わざと現場を手伝わせたことを吐露。
さらに、明葉とは偽造結婚なのだから、愛がない結婚生活は煩わしくないか?と皮肉を言って、百瀬の反応を窺います。
それに対し、百瀬は身勝手な香菜を批判することなく、冷静かつ優しい態度で接しました。
「香菜さんが自分の好きな人に似ていても自分には関係ない、明葉さんとビールを飲んだり、何気ない日常を過ごすことは楽しい、香菜さんとは偽造結婚できません」と穏やかに断るのでした。
香菜は納得。
ネットへの私への書き込みは食材の使いまわし、カトラリーの使い方が上手、料理の盛り付けがうまいだけなど心ないものばかりだとSNSで愚痴を吐きました。
承認欲求が満たさず、自分のようなインフルエンサーはいくらでもいるから、替えが効くだろうと伝えました。
百瀬はそんな香菜に、それは香菜の考え方が間違っていることを指摘。
香菜には香菜にしか出せない料理の演出方法があること、それは他の誰にも替えがきかないと伝えました。
自分の性格の悪さや、百瀬と明葉の仲を壊そうとした行動、SNSに書かれたコメントをネガティブに考えていたことを反省する香菜。
帰宅後、明葉はせっかく作ったグラタンを食べてくれなかったこと、自分はあと2か月で別れる偽装妻でしかないと落ち込んでいました。
百瀬は当初、美晴への不毛な恋を隠す為に明葉と結婚したつもりだったが、明葉と生活をするうちに明葉が大切な存在であることを、明葉の部屋のドア越しに伝えました。
さらに、香菜は自分と明葉が偽装夫婦であることを知っていて、香菜自身が百瀬の妻になれないかと言われたことまで吐露。
明葉は百瀬の気持ちを知り、自分が百瀬が好きなことを伝え、百瀬と離婚したくないと意思表示。
百瀬は鈍感で、自分も明葉と今の生活を続けたいと言って穏やかな返答を出すのでした。
婚姻届けに判を捺しただけですが7話感想・みどころ
倉科カナさんが一人二役を演じていましたが、これまでに見たことがない魔性の女でしたね。
明葉に対しても、百瀬の見ていないところで、「偽装結婚難でしょ?愛が元々ないのだから替えが効くじゃない?私、寄生先を探しているんですよ、広告代理店勤務の夫なんて世間帝的にも聞こえが良いでしょ」
初対面かつ、一緒に仕事をする関係でしかない百瀬を早くもターゲットにし、明葉の気持ちをかき乱す「爆弾」的存在の登場でしたね。
強気で、肉食系女子な反面、内面は自分を認めてほしいと思う気持ちや、料理インフルエンサーとしての自分の地位を確立することに躍起になっている香菜。
新しいインフルエンサーが登場すれば、自分は使い物にならないし、世の中から存在を忘れられることへの恐怖を感じていて、ありのままの彼女を受け止めてくれる人に出会えたら良いなと思いました。
そんな彼女にも、SNSで指摘された香菜の料理の投稿は、香菜にしか出せない料理の演出方法があるし、盛り付けもカトラリーの使い方も香菜だからこそ活かせる方法だとフォローする百瀬の優しさが温かい。
百瀬って冷たそうに見えるけど、非常に繊細で優しい人ですよね。
恋愛に積極的な唯斗は、一見、友達になりたくなるような明るさと、優しい態度を明葉に見せる反面、百瀬にだけは素の嫉妬心や独占欲が強い本性を見せていて、今回登場した香菜に負けず劣らず性格がやばかったです。
唯斗も香菜も幸せになりたいだけなのかもしれないなと思いました。
香菜は百瀬の優しさに触れて今後、改心していき、新しい幸せを見つけられることを願います。
百瀬と明葉はやはり”夫婦”だなあと最後は思います。
2人とも恋愛に関して、少し鈍感なところが共通しているんですよ。
明葉は恋愛に決して疎くないですが、唯斗の自分への一方的な片思いに気付かないし、百瀬は明葉と香菜の件でのトラブルが解消し、今後も「偽造夫婦」として優しい時間を過ごそうと提案しています。
明葉は百瀬のことが本気で好きだから一緒に生活を続けたいだけなのに、なんでそこに気付かないんだろう?!
のんびりしていて、女性の気持ちに気付きにくい百瀬は可愛いけど多少、ハラハラさせられました。
次週は、唯斗がさらに、明葉を百瀬から奪おうとまた行動を起こします。
明葉も唯斗から恋のターゲットにされていることに早く気付いてほしいと感じた7話でした。