婚姻届に判を捺しただけですが

婚姻届けに判を捺しただけですが最終回 判捺しロス!百瀬と明葉それぞれの決意

婚姻届けに判を捺しただけですが最終回あらすじネタバレ

「明葉さんのこと・・・ラブです」

「私も、百瀬さんことライクではなく、ラブです」

微笑ましい告白をし合い、ついに心が通じ合った明葉(清野菜名)と百瀬(坂口健太郎)。

いちから付き合いを始めることになり、百瀬と暮らしていた家に戻りました。

明葉がペアルックを買ってきてくれて百瀬も幸せな気持ちで心が満たされます。

百瀬とビールを飲み、ペアルック姿でお酒を飲む優しい時間を過ごします。

翌日。

クライアントとの商談で、明葉が書籍の乱丁や、手掛けたデザインを自慢げに話す百瀬。

初めての両想いの状態に浮かれる百瀬は、仕事先でも、升田(岡田圭佑)らに明葉の作品を自慢げに語りました。

一方で明葉は、会社で深雪(中川翔子)、彩乃(長見玲亜)、藤井ひかり(小林涼子)から百瀬とよりを戻したことを話題にされ、一度、離婚したけど復縁手続きを踏むのかと追求されて悩んでいました。

そこで、昼休みにカフェで会った唯斗(高杉真宙)にこの件を相談。

明葉としては、百瀬とすぐに再婚するのではなく、慎重に交際期間を作り、改めて信頼関係を構築することから始めたいとの事。

唯斗は明葉の相談に乗りつつも、獣医になるべく、資格試験に合格後は熊本に旅立つことを告げるのでした。

その日の夜。

百瀬は、義理姉になった同級生にして、百瀬の「不毛な恋の相手」、美晴(倉科カナ)と兄、旭(前野朋哉)に復縁を報告します。

2人は当然、喜んでくれました。

美晴は最初から百瀬と明葉が偽装結婚の関係であることを見抜いていたと急に百瀬に告げます。

ここで、百瀬は美晴が初恋相手で今も一途に密かに思っていることを伏せ、「好きな人がいた」と言います。

しかし、その相手が自分だと悟った美晴は敢えて百瀬と明葉の今後を見守り、応援する姿勢を態度に示しました。

美晴は今後も明葉に自分の気持ちを正直に伝え、前に進む後押しをしてくれました。

百瀬は美晴に対し、自分の気持ちに心の中で区切りをつけ、今は明葉が好きであることや、美晴に感謝の言葉を伝えるのでした。

すると、取引先相手アーロンプランが明葉の勤務先、「森田デザイン」に仕事を依頼してきました。

明葉は自分の実力が評価されて、指名されたのだと思って喜ぶのですが・・・全くの逆。

明葉と夫婦として関係を構築したい百瀬は、早くも外で明葉を「妻」、自信を「夫」アピールしていることを告げ、明葉を怒らせます。

明葉としては、夫婦のカタチをとらなくても、お互いのことを今まで以上に理解し合い、歩み寄ることがまずは先決だと思っているからでした。

クライアントにすら、百瀬が明葉のデザインに関して、「妻のデザイン」と言っていたことを理解した明葉は、外で自分達を夫婦と必要以上に宣言することをやめるよう、きつく注意します。

そんななか、一緒に暮らしていた家を退去しなければならない事態になりました。

この家を他の人に貸さなければならないことになったのです。

その日、百瀬は唯斗の見送り会の席にて、深雪や彩乃、ひかり、麻宮(深川麻衣)、明葉の職場の男性社員、坂原(笠原秀幸)や井上(森永悠希)もまじえて開催。

しかし、唯斗は意地悪く、百瀬が明葉を困らせたから、明葉が百瀬との結婚に踏み切れないのでは?と場の空気を凍らせるのでした。

さらに百瀬は、結婚とは何かについてみんなに問い、彼の明葉への恋愛感情があまりにも幼すぎて幻滅。

合コンはお開きになりますが、唯斗は自分が旅立つ間、明葉を泣かせるようなことがあったらすぐに飛んで帰って明葉に告白をすると告げ、百瀬の恋を応援する言葉を掛けるのでした。

帰宅後、新しい仕事に気合を入れる明葉ですが、デザインがしっくり決まらず、苛立ちを募らせていました。

そこへ百瀬が、明葉との結婚やお互いの再出発について勝手に一人で決めたことを伝え、これが明葉の癪に障ってしまいます。

明葉は翌日、今回のクライアント、アーロンプランの仕事のオファーをこのまま引き受けていいか升田(岡田圭佑)に相談。

すると彼は、今ここでアーロンプランとの仕事を断るのは違うと前置き。

クライアントとデザイナーの信頼関係は勿論、大加戸明葉としてのデザインを発揮することの大切さ、縦の忖度と横の付き合いの重要さも教えました。

同じ頃、百瀬も明葉のデザイナー会社の社長、森田(田辺誠一)からも、妻が最初、離婚する時は「苗字が変わるだけで気にしない」なんて思っていたが、実際、離婚を経験して寂しさを感じることがあったと話します。

そして、いち個人としての人生を歩む妻を自然と応援するようになったとの事。

百瀬はその言葉に感慨深いものを感じました。

そして、明葉はというと、祖母の初恵(木野花)に百瀬との今について相談。

初恵は「もう一度って素敵なことよ・・・会えなくなってしまったらもう一度は、もう二度とになる」との助言を聞き、彼女自身も心境変化が生まれました。

そして、引っ越しの当日・・・。

お互いに関係がぎくしゃくしたまま、旅立つことになった明葉と百瀬。

明葉は今後、祖母の初恵の家で暮らすことを決意。

明葉は引っ越し作業後に出社しますが、大事なクライアントのアーロンプランからデザインを褒められても、どこか上の空でそれを深雪(中川翔子)にフォローされていました。

百瀬はその日、全ての引っ越し作業を終えて仕事が休みだったこともあり、家に。

そこで、明葉と買った大切なソファーを業者に引き取ってもらったのですが、明葉と座った大切なソファーを取り戻そうとしていました。

仕事中の明葉に電話をかけ、やはりあのソファーは大切だから、それを今、取り戻そうと業者のトラックを追いかけていることを伝え、明葉に家に戻ってきてほしいと伝言。

そしてその夜、明葉が好きな気持ちを改めて伝えた百瀬。

自分の心をうまく伝えることが下手な自分を受け入れてくれた明葉に感謝するとともに、あのソファーを買い取り業者から取り戻した理由は、明葉とあのソファーに座ってビールを一緒に飲みたいからだと告げました。

百瀬はさらに、明葉に色々助けられたこと、だからこそ、婚姻届けに判を捺しただけだったけど、明葉を好きになる気持ちが強まったことを伝えます。

百瀬の告白に明葉の気持ちも変化し、紙切れとか夫婦って何だろうと悩む気持ちはどうでもよくなり、今は、百瀬と幸せになりたいと百瀬の告白に同意するのでした。

甥っ子夫婦は別の環境で暮らすことになり、明葉と百瀬は今度は本当の夫婦として、今の家で、飼い猫のおもちと共に平和に暮らせるようになりました。

あれから・・・。

唯斗は九州の牧場で働いていて、訪ねてきた麻宮を案内していました。

美晴と旭の間には新しい命が宿りました。

明葉と百瀬の職場仲間たちは相変わらず、温かい人間関係を築いています。

舛田は妻と別れてから再婚した相手・・・明葉のクライアント、丸園(西尾まり)と共に彼女のわがままぶりに振り回される夫婦生活を送っていました。

それぞれの愛の形を築き、優しい日常に穏やかな光が差し込んでいる・・・そんな日常を明葉と百瀬は夫婦として周囲の人たちの温かさを感じながら過ごしていくのです。

婚姻届けに判を捺しただけですが最終回感想・みどころ

百瀬は最終回でも、明葉を困らせてばかりの頼りない甘えん坊な男性でしたね。

彼の恋愛に関する未熟さは、明葉の職場の上司や先輩の深雪、ひかり、彩乃、そして、唯斗ですら言葉を失うほどです。

私も、百瀬って30代の割には幼いなぁって思ってしまいました。

麻宮や井上すらも、百瀬が中学生のように見えてしまったんじゃないでしょうか。

でもそれが明葉が百瀬のことを完全に見捨てることができない理由だと思います。

再び、会社やクライアントの前でも明葉を妻呼ばわりし、自分を夫とアピールする百瀬の調子に乗りすぎた行動にイライラする明葉の気持ちわかるなぁ。

気持ちが通じ合ったとはいえ、デリカシーがないと思いますし、夫婦以前に人と人との距離の取り方が百瀬って掴めていないですよね。

明葉と両想いになれて嬉しいのは分かるけど、百瀬、もう少し大人になろうよ。

明葉が考える、百瀬との今後の歩み方は適切といえますね。

それまで偽装結婚だった時期に、百瀬の天然行動や発言に振り回され続けてきたこともあり、改めて交際を始めて、お互いに少しずつ歩み寄り直す「やり直し」って大事だと思うんですよ。

百瀬、オープニング映像から、ウェディングドレスと婚姻届けを持っていて笑ってしまった。

明葉のことが好きなのはいいけれど、早とちりしすぎです。

美晴は明葉と百瀬の結婚生活が「偽装」だと分かっていて、近しい距離で見守っていた優しさが滲み出ていると思いました。

今までの放送回での美晴を見ていると、美晴が旭との夫婦関係に悩んだ時、百瀬に自分の胸に秘めた歪んだ感情や家族愛を欲していることを態度で匂わせた過去エピソードを見た時は、明葉から百瀬をゆっくり時間をかけて奪ってしまうのかと思うほどの不安定さがありましたよね。

旭と夫婦としてやり直せたのも明葉と百瀬のお陰なので、彼女が優しい距離感で2人を応援する様子に温かい気持ちになれました。

唯斗も出会った時から年上の明葉に恋をしていて、百瀬に皮肉を言ってきたり、彼自身が両親の夫婦関係に振り回された生い立ちもあって、百瀬には対抗意識を燃やし続けていて、明葉と百瀬にとって、少し敵対してしまうのかと心配なところもみられました。

しかし、根は真っ直ぐで、相手を本当に気にかけているからこそ、きついことをあえて言う優しさがあると思います。

明葉のことを泣かせたら明葉に告白するとか、百瀬が明葉と共に自分の送別会に来なかった件に関しても、明葉と揉めたからではないかと発言した梨、送別会の空気を凍らせたりなど、ちょっとSキャラなところもお茶の間をハラハラさせる危険な彼の魅力。

百瀬と明葉の恋のゆくえを美晴と旭よりも、もっと一番近くで心配していたのは、唯斗ですね。

明葉の祖母の初恵が、「もう一度って素敵なことよ、会えなくなってしまったら、もう一度が、二度とになってしまう」という言葉、非常に感慨深かったです。

私も人との出会いと別れのなかでそのことを特に痛感する出来事がプライベートで会ったので、初恵の明葉へのアドバイスは私自身が、祖母から言われていたような感覚がありました。

会えなくなれば、もう二度とに変わってしまう悲しさや虚無感、後悔などモヤモヤした気持ちが残りますよね。

私も、「もう一度」が「もう二度と」になって後悔したことがあったので、明葉と百瀬の微妙な距離感、すれ違いによるもどかしさ、焦りやこのままでいいのか?と悩む葛藤に共感。

幸せな未来に向けて、お互いを尊重し合い、共にダメなところも理解し合った明葉と百瀬の再生に、心あたたまる最終回でした。

 

 

data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">
data-ad-format="rectangle" data-full-width-responsive="true">

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください