ルパンの娘2 2話あらすじネタバレ
三雲華(深田恭子)は、泥棒一家「Lの一族」の長女として、警察官である桜庭和馬(瀬戸康史)と結婚することを断念。
和馬の両親との話し合いもあり、自分は、捜査一課に戻れるはずの和馬の人生を狂わせる元凶だと思い、彼と別れました。
しかし、華のお腹には既に、和馬と宿した新しい命が・・・。
和馬の両親には妊娠を敢えて告げず、和馬の前でも、父、尊(渡部篤郎)と母、悦子(小沢真珠)に協力してもらい、あえて冷酷な態度で接したのでした。
和馬は前回、華が盗みに入った悪党「泥棒アベンジャーズ」の黒幕、佐伯(坂口涼太郎)を逮捕する直前、華から華と会ったことを忘れる三雲家直伝の「記憶を消すスプレー」を吹きかけられました。
しかし、和馬は完全に、華との記憶が消えたわけではありません。
「記憶を消すスプレー」は、少しの間の記憶を消去できるものであり、完全なる記憶は消せないデメリットが。
華はけじめをつけ、尊や悦子、そして、閉じこもりがちだが、華たちが泥棒を働く際に使う機械製造と情報操作に長けた兄、渉(栗原類)と共に、三雲家の一員として赤ちゃんを育てることに。
既に華は妊娠10か月を迎えようとしていました。
華はつわりがきていて、両親や祖母のまつ(どんぐり)に育児サポートを得て、出産を控えていました。
華は図書館司書として働いていた時の貯金を尊に渡し、それで育児のための品々を買ってもらったのでした。
和馬も、華のことを心配していて必死で行方を捜します。
華はやがて、父、尊からもらった新しい戸籍を利用し、我が子を育てる為、中華料理店でアルバイトをする事に。
同じ頃、高校生へと成長した、北条美雲(橋本環奈)は、執事の山本猿彦(我修院達也)と東京に移り住むのです。
財産を失った美雲は、ぼろアパートに暮らしながら、Lの一族を追っていたのです。
美雲は「白椿女子学園」という高校に入学でき、友達もできます。
しかし、その友達を美雲は怪しんででいました。
執事、猿彦(我衆院達也)と共に、華と和馬が以前住んでいたボロアパートに住んでいました。
近所のDVをうかがわせる様子が気になりながら、Lの一族を必ず見つけて逮捕する野望を燃やす美雲でした。
そんなある日、渉(栗原類)が新たなお宝を発見。
ジャンヌダルクのマントです。
その頃、和馬は管内で発生した連続失踪事件の捜査につきます。
5人の和解女性が立て続けに姿を消したのです。
全員が美雲が今、通っている学校の同級生で、誘拐された時の録音データも検出されました。
その夜・・・和馬は華のことを思い、警察を辞める覚悟で、華を純粋に思っていることを両親に伝えます。
父、典和(信太昌之)と、母、美佐子(マルシア)は、息子の将来の選択に悲観しますが、彼の華を心配する優しさや、妻として未だに思っている気持ちをよくわかっているので複雑な心境を抱くのでした。
翌日、和馬は、美雲の通う高校で、被害者の少女、真奈たちが、「パパ活」をしていたのではないかという噂を知ります。
真奈は他の一緒にされた同級生も含めて、金回りが良くなった状況をクラスメイトは見ていたのです。
華は、育児のため、区民間で行われる両親学級へ。
尊や悦子たちも参加し、自分のために来てくれたと思う華ですが・・・。
そんな華は懐かしい友と再会。
それは、かつて華たち三雲家が警察から追われていた時に、華たちを匿ってくれた元スナックのママ、薄井佐知(遠野なぎこ)でした。
彼女はあれから助産師として働いています。
厳しくも温かい助産師の佐知。
久々の再会とかつての恩人が元気にしている姿に喜ぶ2人。
「この子が大きくなったら私と同じ辛い思いをさせてしまうのではないか」
「華、あんたなら大丈夫さ、これからだって乗り越えていけるさ」と佐知に励まされ、華は生きる活力が湧きます。
佐知も華たちと出逢った頃に、昔、助産師をしていた経験を活かし、今があることや、旦那がいることを明かします。
その後、尊と悦子は、高校生誘拐事件の犯人である男に、華の両親学級の現場で接触。
悦子がわざと転んで彼に、渉が開発した三雲家直伝の「テントウムシ」を取り付けて盗聴に成功。
その頃、和馬たちは失踪した女性達が同じマッチングアプリを利用している事件の手がかりを掴みます。
お金を「ひと時融資」で借りていたことも分かりました。
お金に困った若い女性や主婦をターゲットにし、お金に困った女性を傷つけるひどい犯罪集団でした。
美雲の同級生たちは男に融資を受けていて、お金が払えないとなれば、性的暴行を受けるという目を覆いたくなる被害状況が明らかに。
華たちはそれをテントウムシを通して、見ます。
美穂、真奈などが被害に遭っている様子が映ります。
マントを落札する謎のオークションのアジトを探る尊達・・・。
華たちが女の子たちの救出作戦のための動向を見守っていると、渉はそのマッチングアプリにアクセスして、なんと、偶々、美雲と接触。
しかし、美雲は渉と話した後、小鳥遊(新納愼也)に接触。
小鳥遊は狂暴性を秘めた男で、美雲も執事の猿彦にGPSで連絡を取りつつも、小鳥遊に捕まってしまいました。
その頃、和馬は華の父、尊と接触し、彼から華への本当の想いを知り、華の妊娠も知るのでした。
そして、お腹の子を父親である、和馬を認めていた尊は、彼に真実を告げた後、美雲たちの居場所を教えるのでした。
三雲家は、モニターで、ついに、佐知までもが、元々、スナックをもう一度再開させるために、小鳥遊のマッチングアプリを利用していたことがわかります。
しかし、小鳥遊に対し、自分の姿を若く加工した写真を送ったので、小鳥遊は怒り心頭。
佐知と和馬を監禁しますが、小鳥遊は和馬が捕まる前に、被害者の女の子たちを逃がします。
そのことに気付いた和馬は、小鳥遊から拷問を受けますが、華はお腹を守りながら小鳥遊を成敗。
悦子と尊、マツは、華と和馬の救出に向かう前に、若者に好奇心で声をかけられ、足止めを食らいそうになったり、到着後は、ジャンヌダルクのマントを開けるのに手こずりながらも、破水している華を連れて、崖の上に。
大雨のなか、佐知、華、マツ、悦子で華をサポート。
悦子は「テントウムシ」で小鳥遊の屋敷にいた和馬を呼び出し、華の出産に立ち会わせました。
みんなが決死な状況で、娘を出産。
和馬も遅々としての役割を果たすことができました。
来週は、華が母となってさらにパワーアップしてお茶の間を楽しませてくれますよ。
娘も大きくなり、母、華が次に遭遇する悪党や、解放された美雲の今後も気になる2話でしたね。
ルパンの娘2 2話感想・みどころ
和馬と華が、心すれ違いながらも、尊と悦子の大きな愛情と優しさで、華とお腹の子の父として人間的な意味で成長する姿がかっこよかったです。
和馬は、代々、警察一家だったことで、母、美佐子(マルシア)や父、典和(信太昌之)のことを思いながらも、華や三雲家とも家族として普通に生きたいという真摯な想いに感動!
小鳥遊役の新納愼也さんの二面性が怖すぎました。
しかし、途中で高めの猫撫で声の話し方が、鬼滅の刃の映画に登場する鬼、えんむ風でちょっと笑い要素もありましたね。
さらに、本日のエピソードで極めつけは、佐知の心強い存在。
佐知は、独特な話し方をしていて、三雲家を自身のスナックに匿い、華たちの行方をその後も案じていたとても強い味方です。
佐知が今回は、小鳥遊に和馬と共に捕まってしまいますが、華の出産を全力でサポートしていて、彼女がいなければ、華は破水していたでしょう。
華にとって家族同然の大切な仲間を演じた遠野なぎこさんの演技は強く印象に残り、佐知を演じるのは遠野さんしかいません!
今後も、華や三雲家を支える頼りになる姉御として、また登場してほしいですね。
華と和馬が父と母として再び繋がり、可愛い娘の成長や、三雲家を誤解している美雲もいつか、Lの一族が全てにおいて「極悪人」でないことが分かってほしい2話でした。