スーツ2020 4話あらすじネタバレ
蟹江は朝、上杉にもらった録音機のお礼を彼に伝えていて、メジャー生命保険と契約を結ぼうとしている様子に、取り入ろうとしていました。
しかし、蟹江の目論見を既に読んでいた上杉に断られてしまうのでした。
甲斐(織田裕二)の元に1枚の訴訟案件が届きました。
相手は、甲斐とは因縁の強い弁護士、文弘(高嶋政宏)。
大輔(中島裕翔)は、真琴(新木優子)と交際できずに、別れることになりました。
ある日、大輔を少し貸してほしいと上杉(吉田鋼太郎)から頼まれた蟹江(小手伸也)。
見栄を張った結果、大輔は自分の「ワガママ・イタリアン」の案件を手伝っている最中だと口から出まかせを言ってしまうのでした。
辻褄を合わせるべく、甲斐に大輔を借りたいと申し出た蟹江。
甲斐は大輔が真琴との別れで傷心なことを知ると、“失恋の傷は仕事で直せ”と言って、大輔を蟹江に貸すことを決めます。
文弘の呼び出しに応じた甲斐は、さっそく、「コースタール・モータズ」の訴訟の話を切り出されました。
コースタールの自動車に乗っていた運転手が事故死し、遺族はボンネットの欠陥を疑ったのですが、コースタールと代理人弁護士の甲斐は、欠陥はないと主張して勝訴していた過去がありました。
ところが、コースタールの自動車には本当に欠陥があり、一部の関係者がそれを認識していたことを示す証拠の社内メモが見つかります。
文弘は、コースタールが重大な事実を隠ぺいしたとして、損害賠償を行うと同時に、それに加担した甲斐すらも訴えると強気な姿勢です。
甲斐からそれらのことを聞いた幸村チカ(鈴木保奈美)は、上杉がコースタールの社長、神崎(伊東正之)と親交があることに触れ、公になる前に事実を確認するように甲斐に命じます。
その頃、八木田(坂口涼太郎)が真琴の資料探しを手伝っていますが、彼は真琴に好意を寄せていました。
蟹江に連れられて、ワガママイタリアンで食事をする鈴木大輔。
商標登録されているワガママイタリアンに連れていってもらったかと思いきや、ワガママイタリアンを真似た「ゴクラクイタリアン」だったことがわかりました。
甲斐は、伽耶子にコースターズ・モータズの資料を探してほしいと頼みます。
さらに、コースタルとの契約を解約されてしまいますが、鈴木大輔にこの件についての調査を依頼。
一方、伽耶子はコースタルの件について重大な秘密を入手。
わがままイタリアンとオキラクイタリアンの件で、蟹江と鈴木は関係者と話し合うことに。
ワガママイタリアンを真似するオキラクイタリアンのマーケティング課の小里と弁護士、吉岡は、自分たちはオマージュしただけで、簡単にまねされる仕事に価値はあるのか?とワガママイタリアンを非難。
さらに、ワガママイタリアンがオキラクイタリアンを訴える準備をしていることを伝えました。
上杉にもらった電子録音機器で話し合いの記録を録音しますが、オキラクイタリアン側は似てないというなら問題ないと開き直るばかりでした。
蟹江は悔しくて、オキラクイタリアンから、蟹江と大輔が全面戦争にならない対策を練りました。
太いパイプを持っていて、オキラクイタリアンの不正を何としてでも追及すると強気です。
甲斐が仕事に勤しんでいると、甲斐の部屋に上杉が。
メジャー生命保険と自分が契約したので、甲斐に協力を申し出たのです。
甲斐は当然、多忙で複数の案件を処理しているからと断りました。
伽耶子は真琴をランチに差そうと、失恋の傷から立ち直る為、マッチングアプリを利用することを勧めてフォロー。
その夜、甲斐は、もし欠陥が事実なら自分が謝罪に行くと伽耶子に相談。
伽耶子は彼の決意を優しく見守るのでした。
翌日。
甲斐は、大原という女性を訪ねました。
彼女は欠陥について、隠蔽されたくなかったから社長に直接話したのだと甲斐に言い、これ以上話すことはないと言って仕事に戻りました。
大原は神崎に解雇されてから、コースタルの件を後々知ったことがわかりました。
ここで、甲斐は、文弘と会います。
文弘は甲斐を「君はピンチな状況にいる」とあおってきて、甲斐は鬱屈を抱えるのでした。
ここで、甲斐はコースタルの件は、甲斐が最初からはめられていたことを知るのです。
遺族に対し、十分な和解金を支払わせると言う甲斐に、チカはこの件が表に出たら、あなたもこのファームも終わると彼の危機を忠告するのでした。
ワガママイタリアンの件で、オキラクイタリアンと2回目の話し合いをする蟹江と鈴木。
蟹江と青木はオキラクイタリアン側のマーケティング課の小里と、弁護士、吉岡に対し、オキラクイタリアンが訴えられるように今後の動かしていくと伝えます。
小里がついに折れて、自分の行動を省みて反省、甲斐と鈴木は次の大きな手に出る事を決めるのでした。
甲斐は神崎がコースタールの主犯であり、何も知らなかった大原が濡れ衣を着せられ、利用されたことを彼に追求。
神崎は悪びれる様子もなく、甲斐はその態度に立腹し、何としてでも神崎が間違っていることを追求し、遺族に賠償金を支払わせることに。
後日、オキラクイタリアンが破産手続きをしていることを上杉から聞きます。
その状況は不利で、このまま破産手続きが進めば、オキラクイタリアンとワガママイタリアンの件が良い意味で解決に向かいません。
そこで、蟹江に大輔は、オキラクイタリアンを買収することを提案。
蟹江と大輔は今後も協力していくことを話しあうのですが、蟹江はこっそりと大輔のファイルに上杉からもらった録音機を忍ばせていました。
それに気づかない甲斐と鈴木は、文弘からコースタルの神崎が賠償金を遺族に払い、和解した近況を知らされました。
ところが、甲斐を訴えることをやめない文弘。
後日、法廷で文弘と対決することとなった甲斐。
チカに甲斐がコースタルの件を報告していると、上杉が甲斐とチカが自分に文弘の件を隠蔽していること、さらに、このままでは「ファーム」こと、上杉・幸村法律事務所が危機にあると忠告してきました。
今は団結して闘うしかないかと甲斐に言うチカ。
その頃、真琴は資料室で見つけた重要な資料・・・・それには、伽耶子がコースタルの件で関与していた証拠でした。
次回、幸村・上杉法律事務所の全面戦争、解禁!
SUITS2020 4話感想・みどころ
コースタルの件とワガママイタリアン&ゴクラクイタリアンの件・・・2つの案件が動くなか、鈴木大輔と真琴のお互いに対するけじめや、甲斐・大輔・蟹江・上杉との敵対関係が垣間見れたと思います。
コースタルの件は、何も罪のない大原がただ不憫でなりません。
イタリアンの件はちょっとゆるくて、早く解決して良かったです。
蟹江がとにかく要注意人物!
裏工作のために、上杉からもらった電子録音機を大いに活用して、大輔をはめようとしている様子が伝わりました。
やはり、蟹江は上杉を支持していることもあって憎めないコメディキャラではなかったようです。
最後の玉井のシーンは、最大の見ものでしたね。
玉井ちゃん・・・まさか、文弘に利用された?それとも知っていていわざと隠蔽したの?!
幸村・上杉法律事務所の全体が、上杉が言っていたように「ファーム」の危機な展開が繰り広げられて4話がもう少し長く放送してほしいとさえ思いました。
甲斐と最強の敵、文弘との全面戦争のゴングが上がった本日の4話でしたね。