SUITS2

SUITS2020最終回 (14話後編)フォルサム食品の決着は?上杉法律事務所の運命は?

SUITS15話(最終回)あらすじネタバレ

甲斐(織田裕二)は、大輔(中島裕翔)と共に、「フォルサム食品」訴訟の女性原告団126人を集めた説明会の会場へ向かいました。

いよいよ、フォルサム食品訴訟の決着をつける時が来たのです。

とkろが、会場は無人で、異変に気付いた2人はファームに戻り、上司のチカ(鈴木保奈美)から、ロンドンを拠点とする世界3大ファームの一つ、「ダービー総合法律事務所」の力を借りるつもりであると言われました。

まもなく、ダービーから担当者が到着。

代表のエドワード・ダービーではなく、甲斐のハーバードロースクールの後輩で元恋人の綿貫紗江(観月ありさ)。

甲斐は、ダービーが我が合併も視野に入れて協力を申し入れてきたことを見抜き、彼らの力を借りる事に反発します。

聖澤と大輔も話し合いますが、「幸村・上杉法律事務所」の持続危機や、大輔自身が偽弁護士として在籍している状況から、ダービー法律事務所と幸村・上杉法律事務所が合併する県に複雑な心境をお互いに吐露。

しかし、その間も、「フォルサム食品」はメディアをコントロールし、世間を味方につけていました。

そこで、甲斐は一緒にやるのは「フォルサム食品」の案件のみという条件付きで、紗江(観月ありさ)と共闘することに。

甲斐は、大輔の提案を元に次の対策をとることに。

「フォルサム食品」の全国335部署の女性幹部数と昇進率を調べ、そのなかから、敢えて戦いに選んだのは、女性の昇進率が最も高く、勝ち目の少ないところは、日本橋支局。

フォルサム食品に勤務するある女性社員と早速、話をする甲斐・大輔、紗江、そして、上杉。

その女性は、昇進を蓮見に直接訴えたことや、蓮見が人事に口出ししていたのです。

明らかに、フォルサム食品で昇進差別が起きている重要な手掛かりになります。

しかし、相手側の女子社員はプライベートにも問題を抱えていることを甲斐から指摘され、不快な気分に。

のちほど、紗江が甲斐をたしなめますが、甲斐は自分の態度は間違っていない姿勢でした。

蓮見がニュースで世論を味方にして、フォルサム食品に女性昇進差別はないと宣言。

自分を貫こうとする蓮見に、甲斐やチカは苛立ちを抱えるのでした。

チカと甲斐は、ファームの存続に関してその日の夜、対立。

チカはファームの為にダービー法律事務所との合併に賛成、甲斐はその逆。

しかも甲斐は、このまま合併に賛成する意向なら自分はファームを去ると言います。

それは止めないとチカ。

甲斐としては、このまま直接、蓮見を責めるとのこと。

春香(上白石萌音)は、フォルサムの件に関して自分に協力してほしいと蟹江に頼みます。

そこで、協力してもらうために、聖澤真琴(新木優子)に教えてもらった流行りのお菓子を蟹江に渡すのでした。

翌日・・・仕事面なら自分たちはうまくいくと甲斐に言葉を掛ける紗江。

紗江は甲斐に「結婚」と称して、ダービー法律事務所と合併した新「幸村法律事務所」で共に頑張ろうと提案しますが、甲斐にはその気持ちはありません。

紗江との気まずい話の後で、甲斐は大輔に「秘密ファイル」と称した極秘データを大輔に渡しました。

それは「甲斐の立場がハイリスクになる」という危険なもので、大輔は少し戸惑いますが、自分達にリスクはつきものだと、甲斐は笑ってごまかすのでした。

甲斐は極秘ファイルを持って紗江に会おうとしますが、現場で待っていたのはチカでした。

一方、甲斐は紗江に、合併が決まれば「幸村・上杉法律事務所」を辞めることを伝えました。

チカは甲斐と大輔の行動を読み、大輔の行動を非難しますが、大輔は「合併」はしないほうがいい、甲斐はファームのことを一番考えていることを訴えました。

そして、ファイルをチカに渡します。

そのファイルはなんと、大輔の真実が書かれている内容でした。

大輔が無資格で、幸村・上杉法律事務所にいて、「鈴木大輔」を名乗っていること。

甲斐もそのことを知っていて、大輔と今まで仕事をしてきたので、大輔の経歴詐称を知りながら働いてきたことで責任を問われるリスクが生じる危険性が。

ファイルはチカに奪われ、チカは逆に大輔を自分の命令に従わず、このまま勝手な行動を甲斐共々、続ければ、大輔が不利になることを忠告。

大輔はその後、チカに自分たちの行動を先読みされていたことを甲斐に報告。

データを盗まれたことも伝えますが、甲斐は「データなら君の頭の中にある」と言って相手にしません。

大輔には常人離れした記憶力があり、一度見たものはどんな難解なデータでも頭が瞬時に覚えている才能を持っています。

大輔は葛藤を抱え、今後、ファームの為にも自分の為にもどうしたらいいか迷いがありました。

その頃、チカはダービー法律事務所の代表、ダービーと会食に。

大輔は甲斐に、全てうまくいかなかったことを報告。

甲斐はチカと話し合い、ファームを去る決意をしました。

大輔は甲斐が去るなら自分も去ると後先考えずに言います。

しかし、甲斐は「お前はファームに残れ、生きていればまた会える」と言葉をかけるのでした。

その夜、甲斐はチカから「負け」を宣言されます。

既にファームのリスクチェックも終わり、正式にダービー法律事務所との合併が決まったのでした。

その後、大輔も蟹江から大輔が「幸村・上杉法律事務所」にいる本当のことを知り、ショックを受けている心境を伝えられました。

大輔と真琴はこれまで以上に衝突し、大輔も甲斐もお互い最悪の夜を過ごすのでした。

翌日、再任パーティを開くとメディアで発表した蓮見。

蓮見がある支局の人事部に送信した社内メール。

「女性社員が結婚も出産もしないなら昇進」というひどい内容。

その手がかりを掴むため、フォルサムの警備員が家庭に問題を抱えていることを利用し、フォルサムの重要な部屋を開けさせました。

警備員は彼自身の家庭問題を公表されたくなければと甲斐からお金を渡されました。

女性昇進差別を直接、蓮見が推進していた動かぬ証拠のメールを掴んだ甲斐と大輔。

蟹江は大輔、蓮見とのやりとりを録音済み。

今度は、井口(安達祐実)を引き連れた紗江と甲斐が。

紗江と甲斐は、上杉が「幸村・上杉法律事務所」で過去に横領をしていた証拠を握っていました。

事務所同士の正式な合併として、上杉の悪の証拠といえる帳簿を調査したのでした。

この証拠を今、上杉がいるダービー法律事務所が見れば・・・と、上杉を脅迫。

そして、フォルサムの件では、協力してくれた紗江に感謝した甲斐は、またいつかどこかで再会し、一緒に仕事ができる日を願って別れました。

甲斐はこのまま、「幸村・上杉法律事務所」を去るつもりでいましたが、チカから「あなたは私を守ると約束したはず」と言われ、このまま「幸村・上杉法律事務所」に残ることに。

大輔と真琴も和解し、幸村事務所は、名前を新たに「幸村法律事務所」となり、甲斐・大輔・蟹江・チカ・春香・玉井(中村アン)は新たな気持ちで今後も弁護士事務所として機能させていくことを誓うのでした。

SUITS最終回感想・みどころ

最終回に相応しいそれぞれの旅立ちを意味していましたね。

大輔も、真琴と今までよりどんどん溝ができていて、真琴は大輔が好きであることも含めて、自分にずっと本当のことを隠し事をしていることに苛立ちを抱えている気持ちが伝わりました。

蟹江と甲斐が信頼関係が戻ってきたかと思ったら、甲斐はチカと、大輔は真琴と凄まじくぎくしゃくしていましたね。

お互いに好きである気持ちが拭いされない2人に、全国の真琴と大輔のカップルが大好きな視聴者さんたちは切ない心情だったかと思います。

しかし、上杉をファーム全体の結束で追い込んだ結果、2人の絆もまたより深まってよかったですね。

「またよろしくお願いします」っていう掛け合いがキュンときましたよ。

上杉と蓮見はどこまでも最恐で絶対に怯む相手ではないと思っていましたが、蟹江もばっちり甲斐たちの全面的な味方だったし、本当に改心して、「チーム甲斐」のメンバーとして今までの放送回以上の活躍が頼もしいなと思いました。

甲斐も、最終回に相応しくこのまま去ってしまうのか?って思いきや、「幸村・上杉法律事務所」に存続することに決定!

そして、極めつけのラストは、フォルサムの件が解決して蓮見と上杉を極地に追い込んだだけでなく、甲斐がファームを去ること自体が、チカと甲斐が視聴者を騙すための巧妙なトリックだったという大どんでん返しが爽快でした。

またいつか、スーツの甲斐たちにテレビで再会できる日を願いましょう。

 

 

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