黄昏流星群 第3話
放送日:2018年10月
フジテレビ木曜ドラマ
黄昏流星群 第3話のあらすじ
出向先となった荻野倉庫で、職場が同じになった瀧沢完治と目黒栞。
栞からそっけない態度を取られ完治は落ち込んだが、社外では会えると栞からメールが届くと、早速、休日に会う約束をした。
一方で、完治の携帯を届けに若葉銀行を訪れた妻・真璃子は、秘書・篠田薫から完治の出向を知らされショックを受ける。
黄昏流星群 第3話の感想
ドロドロの前兆
栞と同じ職場になり、職場の前で栞を待つ完治。
いい年をしてなんだか恐いと感じました。
それを見ていた同僚の木内は完治のことを栞に尋ねましたが、その後川本らには報告済みなのでしょう。
そんな浮き足立つ完治とは逆に、よりにもよって薫に現実を突きつけられ傷つく真璃子。
完治は薫のことを否定しましたが、出向のことも話してもらえず、スイスには出張だと嘘をつかれ、薫とは何もないといわれても信じれられないのも当然です。
真璃子は仕事のことは口を出さずにきたようですが、薫から出向を知らされれば、妻でいる意味を失ってしまうのも然り。
美咲も同様に完治が仕事を頑張っているから約束をすっぽかされても許してきたと言っていました。
完治は家庭を犠牲にして仕事をしていたことが伺えます。
しかし、真璃子も美咲も失望させているのに、仕事に行けば、まるで中二病のような完治。
食堂で目を合わせても栞ににっこりしてもらえず落ち込み、栞からのメールは既読・返信待ちをし、休日に社外で会えることに単純に喜んでしまう始末。
しかも、まさか、エーデルワイスのポストカードを手帳に挟んでいるとは思いもしませんでした。
1日の終わりに思い出すのは栞の顔。真璃子も美咲のことなど頭に全くないのはどうしたものでしょう。
これまではどうだったかわかりませんが、脱衣所に携帯を持ち込み、電話が鳴ると慌てて出れば、真璃子に疑われるのも当然です。
真璃子は真剣に考えているのか、専業主婦の離婚について調べ始めていました。
しかし、それを春樹に見られるだなんて、ドロドロになっていくことしか想像ができません。
それにしても、幾ら美咲がドアが開いてるからあがってもいいと言ったにしたって、彼女の家族が住む家にチャイムもなしに上がりこむのもどうなのでしょうか。
美咲が春樹の家に行くと、美咲が袋のまま手土産を渡したことを冴は不満そうでしたが、実の息子がそんな行動をしてしまっていることを知ったらどう思うことでしょう。肩書きにこだわる冴。
完治が出向したことを知ったらどう変化するのでしょうか。
家族よりも、肩書きよりも、栞
守口専務のパワハラは金田常務の捏造だったと井上から聞かされた完治。
銀行に戻れる可能性をかけてゴルフのコンペに参加をしました。
しかし、フォアーとなったボール探しばかり。
さらに、頭取の好きな銘柄のビールの差し入れまで余念が無い状態なのに、わざとなのかそうじゃないのか、金田常務に邪魔される始末。
頭取にゴマをする金田常務を見て、ここでしがみつかなければ銀行に戻れないという思いも馬鹿馬鹿しく思えたのかあっさりと消えてしまった様子。
完治にとって銀行員という肩書きは一体何なのだろうかと思いました。
そして、ゴルフ場を去った完治はすぐに栞に連絡です。
その一方で、離婚について調べていた真璃子のことが気になっていた春樹からの電話を受け、真璃子から会えないかと言い出した時には何かが動き出したと感じました。
春樹は美咲が元気のないことも気にしていたので、真璃子は美咲のことを第一に考えたとは思いますが、春樹に会いたいという気持ちもあったはず。
真璃子は代えがきかないことをやってきた、春樹にそう言われ、涙を流すと、春樹がハンカチを頬に差し出しました。
これは2人の間に何かが起こるとしか思えません。
完治と栞に恋の点火
ゴルフ場を去った完治は栞と食事をし、終電がなくなったらなくなったでいいとまで言ってしまいました。
栞に諭され帰ってきたようですが、栞も完治と別れがたい様子。
一度は完治の元を離れたのに、完治に走り寄り、抱きつき、栞の方からキスをしました。
完治は呆然としていましたが、これは間違いなく2人の間に火が点いたことでしょう。
黄昏流星群 第4話期待や予想
回を重ねるごとにドロドロになってきています。
完治と栞だけならまだしも、真璃子と春樹は唇を重ねてしまうかも!
しかも、美咲には春樹以外の男性がいる様子も…。
瀧沢家は完全に破壊へと向かっていると感じます。