まんぷく 第21話のあらすじ
立花福子・萬平、母・今井鈴が疎開して1ヶ月。
食べる物には困らないため、台所で忙しくする福子と鈴だったが、仕事がないため時間を持て余し、じっとしていられない萬平。
萬平は散歩先で川の中にいる子供達と一緒に魚捕りを始めるも、効率の悪さにある発明を思いついた。
まんぷく 第21話の感想
福子・萬平・鈴3人が兵庫に疎開してから1ヶ月が経ちました。
台所で忙しくする福子と鈴だけれど、じっとしていられない萬平さん。
福子が「萬平さん、萬平さん」と連呼するので、今日から“立花さん”改め、“萬平さん”と呼ぶことにします。
多くの視聴者が既に“萬平さん”呼びだとは思うのですが。
働き盛りのうえ、福子と鈴、守るべき人がいるのだからじっとしていられないのも仕方のないことでしょう。
だけど、しっかり療養してもらい、丈夫な体に戻し、子作りに励んで欲しい鈴。
しかし、鈴の制止を払い、萬平さんは散歩に出かけてしまいました。
萬平さんは散歩先の川で、子供達を発見。
魚が捕れると聞き、子供達と同じぐらいに燃えていました。
しかし、さすが大人の萬平さん。
これでは効率が悪いと、何かを見た萬平さんの目はキラキラしていて、まさに発明家の目でした。
電気が通っていなかったり、不便さを強いられれば強いられるほど、萬平さんにとっては力の発揮するところです。
福子が言うようにイキイキしているのはそのせいでしょう。
しかし、そんなに元気がいいのならと、萬平さんのいないところでも鈴は孫を急かしていました。
克子が孫達を連れて疎開し、その思いは一層強くなったのかもしれません。
孫をせがみつつも、萬平さんのことは気に入らない様子なので、萬平さんと血が繋がった子供が生まれてくることには鈴はどう思っているのだろうと思いました。
さて、前の日に何か思いついた萬平さんでしたが、川に電気を流し、魚を感電死させるという大胆な方法に出ました。
いっぺんに魚を捕れるのはいいですが、食べられないほどというのは少しやり過ぎましたね。
だけど、そのぐらい食に対して気持ちが強くなったのは、憲兵に捕まった時の食への執着とのことでした。
憲兵に捕まったことはこれからも何かしら影響してくるような気がします。
川魚は好きじゃないと言った鈴でしたが、いろりで焼けばそれは絶対美味しいはずです。
醤油に、味噌。
味を変えて食べては、それを萬平さんに勧める鈴を観て、萬平さんのことをまるで実の息子のように接していると感じました。
魚を捕り過ぎた時に萬平さんにかけていた言葉も同じように。
川に電気を流すのはやりすぎでしたが、家に電気を流すというのは良かったと思うのですが、役場としてはそうもいかないのですね。
だけど、電気が来ていない家に電気が流れていることを役場の人は不思議に思わなかったのでしょうか。
こういった萬平さんの力が、村で発揮されればいいのにと思います。