ブルーモーメント5話あらすじネタバレ
総務大臣、立花藍(真矢ミキ)の夫で、警察化の沢渡満(橋本じゅん)が、園部灯(本田翼)の生きている最後の姿を見たと、晴原柑九朗(山下智久)に声を掛けてきました。
「これ、私、興味あるんですよ。止めたんですよ。多くの人に避難指示をして、自分だけ危険な場所へ向かった。何故ですか?」
「その答えを探しています。」
「私とかみさんは人生を狂わされたんですからね。」
あの豪雨災害の当時、沢渡は晴原と同じ避難所にいました。
「あいちゃん」
彼は立花に声を掛けました。
「既に現場を退いた年だよ。」
「SDM統括責任者に適任だって推薦しただけよ。」
「こんなのずっと持ち歩いていたんだ。」
「SDMに来るとき持っていたほうが良いと思ったから。」
その沢渡が立花の推薦でSDM警察班統括責任者として配属されてきました。
「スパイ。内部に潜り込んで、あぶりだす。SDMを潰すためにここにいること。大きな問題あたりつけている。SDMのミッション全部知っていますよ。人は場の空気によって左右される。SDMの空気は、晴原柑九朗。あなたの言葉は一刻を争う時に周りを委縮させ、不安を煽っていますね。雲田彩さんあなたはそれに飲み込まれた。その充血した目、寝る間を惜しんで気象予報の勉強ですか?園田さん、晴原さんを止める役割?早霧さん、あなたも瞬殺されていますね。」
沢渡は、SDMの問題をあぶりだし、SDM事態を潰す「スパイ」だと隠す素振りもなく、ペラペラと喋るのでした。
その頃、立花(真矢ミキ)、園部灯の父、園部肇一(舘ひろし)は会議中。
そんななか、晴原が巨大な雹が2時間以内に振る兆候を捉え、SDMは出勤することになりました。
「二十編波気象レーダーでも観測が難しい。」と、晴原。
会議の合間に、園部は沢渡と連絡を取り合いました。
「沢渡さん、SDM統括責任者として、期待していますよ。」
「今まで私は災害が起きてから動いてきた。SDMは既存を否定するところがありますよね。なのでこちらもSDMを全力で否定させていただきますよ。」
現場に到着し、井平岡市役所の防災機器管理課、畑中大輔に話を聞くと、畑中含め、市民に危険性が伝わっておらず、初動ミスを指摘する沢渡。
「豊作物の危機」
「去年でも多くの被害が出ています。あなた達は何も分かっていない。市民の安全が保たれなくていいんですか?」
上野(平岩紙)が携わる保険システムを利用することに。
上野から、雹が確立に降るデータを送ってもらうことに。
沢渡はみんなに指示を出します。
「市役所は、農作物を守ろうとしている傾向があります。つまりよりギリギリまで農作物を守ろうとしています。園部統括責任者は現場で指示を!あとはこちらで管理します。」
雹が降るまで時間がないなか、避難誘導と市民の行動予測を的確に無線で指示する沢渡に対し、驚く他メンバーでした。
「さすが適格ですね。」
「場数だけは踏んでいるからね。」
巨大な雹が降ることを警告する、警察たち。
保と理沙という夫婦も農作物を守ろうとしていて、警官に声を掛けられました。
「この後、雹が降ります。安全の為に避難を優先して下さい。」
間もなく、雲行きが怪しくなり、雹の塊が次々と降ってきました。
「雹の降ったエリアに俺も向かう。」
「指揮官なのにここを離れるんですね。」
「僅かな兆候を見逃したくない」
「あなたが生み出す空気は危険だ。」
晴原と沢渡は少し対立。
「目先のことに触れると失うもののある。人の意見に耳を貸さない。功罪ありますよね。」
晴原は現場に向かいます。
要避難エリアに住む妊婦の矢崎里紗(木崎ゆりあ)が雹にあたり、重傷との連絡が入りました。
腹部に雹が当たったのです。
「ヘイルホック…。」
晴原は今のこの状況の深刻さを呟きました。
降り注いだ雹の影響で、地域一帯が濃霧に包まれる現象です。
晴原は、事前に畑中を叱責し、防災エリアを把握していました。
SDM車両では、搬送された里紗の治療を行っていました。
「子宮が打撃を受け、常位胎盤早期剥離の可能性が高い。母子ともに危険です。」
早霧は里紗の容態を見て、ハイリスクを伝えました。
それにより、車両誘導中だった、畑中が事故に遭い、危険な状態に陥りました。
危機管理課の畑中は霧のせいで、視界が遮られ、事故に遭ったのです。
「晴原さんが読んだ霧。正義感が強い人ほど、感化されやすい。SDMで今、判断を下すのは、SDMのトップ、園部大臣、あなたですよ。それから、晴原さん。私は沢山見てきました。選べない命を選ぼうとしてはいけない。」
その言葉に、何かを感じ取ったのか、ドライバー兼料理人の、丸山ひかる(仁村紗和)の表情が曇りました。
「私は決断してはいけないことを決断している。しかしその決断によって命を救う者に限界が生まれる。現場には究明のためのあらゆる可能性を探ってもらいたい。沢渡さん、あなたがいるからこそ、晴原は今の選択をしたんじゃないでしょうか。」
「今こちらの解析を行いながら畑中さんの現場へ向かう解析も行っています。ただしこちらがメイン。それを任せるのは沢渡さんしかいない。」
晴原と沢渡のやり取りを聞いていた、立花が沢渡を一喝します。
「あなたの力はその程度ですか?あなたは沢山の命を救ってきた。ごちゃごちゃ言ってないでさっさと動きなさいよ!だからあなたを統括責任者に任命した。」
「晴原さん、あなたの力が必要です。」
「女房にも言われてしまった。本当に、SDMは未熟な組織ですよ。もう一名の救助者は私が救助する。」
「微力ですけど、私も同行します。」
「立花大臣、あなたは腹の底が見えない。」
「青臭いんですよ、私は。」
沢渡と雲田は、畑中の救助に向かいます。
「この辺の救助ルートは把握してある。」
畑中は頭部と脾臓破裂の疑いがある重傷。
「このままだと救助者が持たない。晴原統括責任者との解析と連動させてください。許可には面倒な手続きが必要。SDMで一番問題なのは現場に決断を委ねるトップ。そこには大臣が2人もいる。」
園部と立花は、沢渡の指示を了承。
「ただし前例がない、事後是非を問う声がありそうね。抜かりがないけどやりますか?」
「お願いします。」
晴原は解析し、沢渡と連携をとりました。
「今からルートを送ります。慌てず急いでください。」
「了解!」
畑中も救助され、里紗は無事、早霧の処置を受け、女児を出産。
母子ともに安全な状態です。
ふと、雲田彩は晴原に厳しく指摘。
「先生は口が悪すぎます。沢渡さんが言うように、先生の生み出す空気は危険です。一刻を争う時に、不安を煽ったり、萎縮させています。非常時こそ、寄り添う言葉が必要です。そういう空気を作り出すことを心掛けるべきです。私の言っていること間違っていますか?」
「以後、留意する。沢渡さんの力をこれからも貸してください。」
「やっぱりヒーロー気質は苦手ですね。私はこれからもどんどん否定しますよ。それがSDMにおける私の役目ですから。」
沢渡という頼もしいニューフェイスに、SDMメンバーの結束力がまた深まりました。
その頃、大臣2人は、河合早紀という女性が、灯が巻き込まれた豪雨災害で亡くなった事を知りました。
「彼女は私の秘書で、戦友でした。私は、救助に向かってほしいと夫に電話しました。」
5年前の豪雨災害時に、立花の秘書だった河合早紀の救出に向かうよう、沢渡に指示していた、藍子。
「ここを離れるわけにいかない。」
そして、避難所で目の当たりにしたのは、早紀の高校生の娘が、母の遺体に泣き叫んで訴えている姿でした。
「お母さん!お母さん!」
「どうして助けに向かってくれなかったの!」
「上から指示が…」
「あなたが救助に向かっていれば助かる命があった。」
そして、現在。
園部は、立花の夫の沢渡をSDMの統括責任者に任命した思いを知るのでした。
「私も分かっていたけど、彼を責めた。それで私たち夫婦にしこりが残った。」
「あなたは希望、戸惑い、憤怒と言っていましたね。一歩踏み出せば沢渡さんの本領を発揮できるのではないかと考えた。」
「園部灯さんの真意が分からない限り、賛同することはできない…それが消えることはありません。」
後日。
仕事中の立花に声を掛けた、沢渡。
「藍ちゃん、俺達、別居していたけど新しい一歩を踏み出してもいいじゃないか。」
「ずっと持っていたの?」
沢渡は離婚届けを出したつもりでしたが、本当は離婚届ではなく、婚姻届けでした。
「藍ちゃん、今度はあの頃とはまた違う気持ちでやり直せるんじゃないかな。」
「もう職場で名前で呼ばないで。」
「お、いつもの会話の感じが戻ってきた。」
立花と沢渡は、夫婦として再スタートを切る事にしました。
5年前、前日に豪雨災害の墓に参拝している人物がいる事が判明。
それを晴原に切り出す、沢渡。
「晴原さん、5年前の豪雨災害の件で新たに分かったことが見つかりました。選べるものを選んじゃいけない。今回、私のミッションに真っ先に反応した人物ですよ。」
それは、対策本部車ドライバー兼料理人の丸山ひかる(仁村紗和)でした。
彼女は5年前の豪雨災害で犠牲者の墓に慰霊碑に手を合わせていて、その後ろ姿にそっと近づく、晴原なのでした。
ブルーモーメント5話感想・みどころ
SDMに否定的な考えを持つスパイのようなところがあるとペラペラと口走り、晴原に対し、5年前の園部灯の件で興味があると、いかにも嫌らしいマスコミのような喋り方が気になった、沢渡。
ところが、現場では晴原も飲み込まれてしまうほど、観察眼に優れ、SDMの統括責任者としてかなり役に立ちましたね。
そして今回のケースは、濃霧と雹がとにかく怖かったですね。
拳ほどある雹が大量に降り注ぎ、妊婦の里紗や、濃霧で視界が見えず、誘導中に事故に遭った沢渡の安否にハラハラしっぱなしでした。
場数を踏み、かつて、妻の秘書だった河合早紀を助けられず、早紀の一人娘が母の遺体を目にして避難所で泣き叫ぶ姿を目の当たりにしていた、沢渡。
彼と立花の間で、夫婦の「しこり」ができたのも納得ですし、胸が痛みました。
しかし、2人が夫婦として今回のケースをきっかけに、再スタートし、笑顔が戻って良かったです。
沢渡の細やかな洞察力と、晴原の解析力が実を結びましたね。
そして、5年前の豪雨の合同慰霊碑の前で、手を合わせた、丸山が次の核だと思いました。
丸山がドライバーになった経緯は勿論、5年前の灯の事実に迫る次週に期待したい5話でした。