相棒24

相棒24 最終回「暗闇の鬼」

相棒24 最終回「暗闇の鬼」あらすじネタバレ

27年前、右京の相棒を短期でやめてしまった、岩橋。

叶は岩橋と別れてから、総理秘書官の春日居太郎(川島潤哉)と車の中で話しました。

(春日居)岩橋虔矢、昔警視庁に?

(春日居)捜査一課から特命係に異動なって間もなく警視庁を辞めてます。

警視庁内で、新しい警視総監が内定しているという噂が流れ、警視庁警備局長の叶恭次(堀部圭亮)が本使命されていました。

内閣情報官の社美彌子は、叶が岩橋と会っていることを調べたことを伝えました。

(社美彌子)【仲間由紀恵】最近になって密会を重ねていらっしゃる。これが最新。昨日ですね。

(叶)密会…官邸の指示で僕の行動を?一種の身体検査かな?

その後、叶は、春日居に社から調査対象にされていることを報告しました。

流行ってるだろ?ろくでもない週刊誌にネタを持ち込むのは。奴がそんな真似をするとは思わない。

(春日居)恨みを晴らす手段としてはありますね。ともかく早急に事態の収束を図らねば。もう岩橋と会うことはおやめ下さい。後は我々が。

(叶)承知した。

右京と亀山は夕方、角田から、新しい警視総監が叶だと聞かされました。

(角田課長)暇か?どうやら新しい警視総監が内定してるみたいだぞ。叶恭次。

(亀山)衣笠?ああ見えて出世レース勝ち残ってますもんね。

(角田)衣笠副総監は脱落かな。時期警視総監の椅子に座るのは警視庁の叶恭次警備局長だ。

(亀山)俺が捜査一課にいた頃いましたよ。右京さん知ってます?

(右京)ええ知ってます

(角田)杉下は一応、キャリアだからな

(亀山)まともなら雲上人の仲間でしょうね。

そんななか、高級住宅街で同時多発的に空き巣事件が発生しました。

リフォーム業者を名乗る複数人による犯行です。

早速、岩橋家へ強盗が入り、警備システムが作動しました。

(犯人1)おい時間だ

警察は暴力の指示を受けた若者中心の窃盗団の仕業という見立てで動き始めました。

右京と亀山は角田から強盗の一件を翌朝、聞きました。

右京(水谷豊)は準備周到な犯行にもかからず、一件だけ未遂に終わった家があることに興味を持ち、亀山薫(寺脇康文)と共に独自の捜査を開始します。

(亀山)業者はどっちも偽物だったんすか

(角田課長)【山西惇】ああ、名前を語った偽物だ。

(右京)トラックはもとより、制服、制帽まで大層大掛かりな真似をしますね。

(角田)ご丁寧にイナズマ警備の段ボールまでこしらえていた。

(亀山)その段ボール箱をわざわざ玄関前に放置したままだったって犯行声明のつもりですかね。課長、窃盗事件になんでそんな詳しいんですか?

(角田)箱の中身はイナズマ急便の制帽、制服。それからピッキング道具、あと、金づちやら。ピッキングで歯が立たなかった家は掃き出し窓を割って侵入してる。窃盗団を組織しているのが暴力団。我々も捜査に協力することになったんだ。

その頃、被害者となった岩橋はオフィスまで強盗に押し入られ、警官から被害状況を伝えられました。

(警官)出社してきたらこの有様だった。

(岩橋の秘書)はい。

右京と亀山は警視庁で推論を続けます。

(亀山)若者中心の窃盗団、背後に暴力団の影。

(右京)どうして1件だけ未遂に終わったんでしょうね。しっかり下調べがなされた上での犯行だったのに、何故、1件だけ。

(亀山)防犯システムが鳴ったからではないですか

現場の岩橋邸へ向かった2人。

(右京)一見しただけでもここは避けそうな気がしますがねぇ

(亀山)たしかに防犯カメラ潰しただけじゃ歯が立たなさそう。

(右京)あるいは陽動作戦でしょうか。

(亀山)ああ、わざと騒ぎを起こして近所の注意を引き付けて他の3軒をやっつける

(右京)まぁそう考え葉一応筋は通りますがね。

そこへ伊丹(川原和久)、芹沢(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)たちと世田谷中央署で合流します。

(亀山)どんだけ待たせるんだよ

(伊丹)うるせぇ出っ歯亀!世田谷中央署に何の用だ。

(芹沢)単なる大規模窃盗事件じゃないんですか

(麗音)杉下さんのことだからやみくもに動いているとは限りませんけど。

(捜査官)空き巣の1件とはいっても未遂の一見を調べたいんだそうで。岩橋虔矢さんのお宅で。

(芹沢)岩橋虔矢。表札は名字だけなので気になりませんでしたがちなみに、けんやは、どう書くのでしょう。

その後、岩橋に対面します。

事情を聞きに行くと、岩橋は自身が営む探偵事務所まで空き巣被害に遭っていたことがわかります。

(岩橋)まさかの顔ぶれ

(右京)調べたところ、岩橋虔矢が僕の知っている君だと判明したものですから。何十年ぶりでしょう。

(亀山)久し振りだな

(岩橋)変わりませんね、亀山さん。ただ伊丹さんとご一緒だとは面食らいましたけど。奥で用件を伺います。泥棒に入られたもんで

(伊丹)色々、事情があるんだよ。結構、値の張りそうなものもあるのに。

(芹沢)パソコンもあるのに

(麗音)だけど、自宅に続いてオフィスにまで泥棒に入られるなんて

(岩橋)管轄外に首突っ込んだんじゃ管轄部署が迷惑しますよ。ねぇ杉下さん。ああでも杉下右京は相変わらず、治外法権ですかね。

(右京)彼女の質問に答えてもらえますか?自宅に続いてオフィスまでなにか心当たりは?

(岩橋)南麻布署にも聞かれましたけど心当たりはありません。後、皆さんと旧交を温める気もありません。

警備員にも確認しますが、これといった情報は見られません。

(警備員)夜間はこっちだけ。泥棒が通ればすぐわかると思います

(亀山)顔に泥棒って描いてあるわけじゃないからね。

(警備員)昨夜から今朝でしょ?なにも撮ってませんよー

(右京)となるとパソコンはまだこのビル内にあるかもしれませんねぇーここにテナント募集の看板がありますが、例えば、最近、入居者されたオフィスなどはありませんか?犯行は夜間です。侵入するにしてもここを通らねばなりませんがその形跡はない。入居者を疑ってみるのも合理的だと思いますがね。ああ、で、最近、入居されたオフィスなどありませんか?

(警備員)ああ、ムー情報サービスさんが7日前に入居されましたね。でもすぐ出て行った。なに考えてるんだろ。

(亀山)このムー情報サービスって匂いますね。

(右京)誠に香ばしい。

(亀山)お前も気になるだろ

(伊丹)今度は南麻布署の案件に首突っ込もうってわけじゃないだろうな。2人を特命係に連行するぞ。

警視庁に戻ると、右京宛の外線が鳴りました。

岩橋からでした。

(亀山)ムーもさることながら岩橋の奴、自宅と事務所が泥棒に泥棒に入られるなんてどう考えても普通じゃない。右京さん宛、外線ですって珍しい。

(右京)なにか隠していることは間違いありませんね。

水族館で岩橋と会う、右京と亀山。

(右京)およそ26年ぶりでしょうか。当時、君と喋った記憶は殆どありません。

(岩橋)僕は特命係で半年程しか持ちませんでしたからね。顔を見るのすら嫌でしたから。あんなところへ追いやられて平然としてる右京さんを軽蔑していた。

(右京)おやおや今頃になって衝撃の告白ですね。

(亀山)水臭いだろ右京さんだけなんて。

(右京)亀山君は今、特命係です。電話で伝えようかと思ったのですがね。亀山くんが一緒だと電話だと説得しづらいですから、構いませんすよね亀山くんもいても。

(岩橋)言ってくださいよ。こんなサプライズは結構です。

(亀山)27年前の音声録音?

(岩橋)叶恭次にあしざまに罵られている場面の録音です。

(亀山)目の敵にされてたの覚えてっけど録音してたのか。

(岩橋)当時その録音を課長に聞かせたら、相手はキャリア。長くはとどまらないから我慢しろって。

(右京)取り合ってもらえなかったというわけですね

(亀山)課長はノンキャリ。精一杯のアドバイスですよ。こいつホント有能な新人でしたけど生意気で

亀山は岩橋を若い頃から知っている為、彼の小生意気さを指摘しました。

(岩橋)叶恭次に楯突いたのではありませんよ。現場も知らないくせに余計な口出しするから諫めただけで。

(右京)発見した音声録音をどうしたんですか

(岩橋)捨てたとばかり思っていたのを発見して再生しているうちに、当時の屈辱が蘇って来て、無性に叶恭次に会いたくなった。会って27年前の声を聞かせたくなった。

社は春日井に録音データを送りました。

叶は岩橋にパワーハラスメントをしていました。

その録音を手に入れた総理大臣秘書の春日居太郎は内閣官房長官の社美彌子(仲間由紀恵)に音声を聞かせました。

(叶の当時の音声)高卒が偉そうにこの俺に意見か?立場を弁えろ。低学歴の無能が。とっととやめちまえ。俺の代わりはいないけどお前の代わりはいくらでもいるんだからな。

(内閣官房長官 社美彌子)聞くに堪えない

(春日井)他にも日をたがえて、パワハラ、モラハラ発言が録音されてる。どれもまぁ今は完全にアウトだな。

(社)それにしても手荒な真似を

(春日居)僕は何も。録音なんとか手に入らないかなーと呟いたらこうして手に入った。しかしこれで安心ってわけじゃない。岩橋がその複製を所持している可能性が捨てきれない。

(社)なにも要求してこないのが不気味ですね。

右京と亀山は、岩橋から、録音データを春日井が社に聞かせただけということや、音声にはコピーがあることを知りました。

(亀山)聞かせただけ?

(右京)どんな反応でした?

(岩橋)どんな反応するか見たくて。その先のことは考えてはみませんでしたけど。目的は根端張ってしつこく。

(亀山)何も魂胆がないのに昔からの音声聞かせるなんてしねぇだろ。当時、叶さんがお前を強権発言して飛ばしたってもっぱらだったしまぁ実際、そうだったと思う。実際、録音を聞いて屈辱が蘇ったって言ったじゃねぇか。なにも魂胆がないなんて納得できるか。

(岩橋)魂胆なんてものありませんよ。

(右京)亀山君同様、叶警備局長も納得しなかったわけですね。

(岩橋)録音を聞かせてしばらくしたら、向こうからまた会いたいって言われて会いましたけど、毎度同じ問答。業を煮やして実力行使に出たんでしょう。

(亀山)音声録音はどこに保管してるんだよ

(岩橋)家にありましたよ。

(亀山)未遂ってわけだな。なんで申告しない?

(岩橋)被害なしっていうのは嘘。しっかりレコーダーごと盗られました。あと腕時計やアクセサリー現金も。叶恭次の差し金で盗まれたんですよ。特命係は陸の孤島。汚れた警察とは一線を画しているはず。今も変わりなければ。でも変わりましたね杉下さん。穏やかだ。

(右京)お互い様ですよ、君だってあの頃と違いますよ。当時からやさぐれていましたからね。

(亀山)もし、岩橋の見立て通りだったとしたら盗られた音声は戻ってこねぇな。コピーはあるんだろ?

(岩橋)ありませんよそんなもの。むしろなんで?盗まれると思わなかった

(亀山)取られちゃったのにその余裕はどっから?そのコピーがあるからじゃないの?

(右京)魂胆があると疑っている人間からすればコピーを準備していない湖とは信じがたいでしょうねぇ。疑いの心は際限なく膨らみます。

翌日。

捜査一課達はムー情報サービスを訪ねたことで、内村刑事部長(片桐竜次)と中園参事官(小野了)から、南麻布署から捜査一課が事件に首を突っ込んだ件で、咎められました。

(内村刑事部長)貴様らいつから泥棒担当になった。特命を連れ戻しに世田谷中央署に行ったんじゃないのか?!それがどこでどうやったら南麻布署になるんだ!

(伊丹)いやあのそういうわけじゃ

(中園参事官)南麻布署から厳重抗議が来た!どんな権限があって本部の捜査一課が窃盗事件に首を突っ込むんだと!

岩橋は、衣笠副総監(杉本哲太)をバーに呼び出し、怒りをぶつけました。

(衣笠)まずは乾杯だ。まぁゆっくり美酒でも。

(叶)魂胆はなんだ。俺の出世を祝福死体だと?お前が?笑わせるな!そうか、分かったぞ、迂闊だった。お前の差し金だったのか。

(衣笠)差し金?

(叶)とぼけるな。岩橋虔矢だろ。昔お前、見どころのある若い奴がいるってやつを褒めていた。根端は読めた。汚い手使いやがって、恥を知れ!

叶は自身のパワハラ音声のデータが、衣笠の差し金で渡ったと勘違いしていました。

右京、亀山は亀山の妻で記者の美和子(鈴木砂羽)と、行きつけの小料理屋「小手毬」で夕食をとります。

亀山は美和子に、岩橋の経歴を話題にして聞かせていました。

(美和子)億万長者なの?

(亀山)らしい。警察を退職した後、僅かな退職金で当時普及し始めていたパソコンを買ってさいじくってたらはまっちゃって、IT関連の会社作ったらもうそれが時流にのってあれよあれよと急成長!その勢いで上昇して株式時価評価が数百億になった段階で会社を売って、あとは悠々自適。今は半分趣味で私立探偵。

(美和子)完璧成功者じゃん

(亀山)でも結婚には2回失敗してるぜ。特に2番目の奥さんとは結構な修羅場で、恨まれている可能性はあるって。血痕が人生の墓場ではることは間違いないって。特に自分は結婚以外にも墓場を経験しているからもうまっぴらだって。

(茉梨)結婚以外の墓場ですか

(右京)あれは極めて失敬な引用でしたねぇー

(美和子)ああ右京さんねえ。杉下右京は人材の墓場って言われているから。

(右京)そもそも僕を墓場に例えるのはおかしい。あれは場所ですからね。是非にというなら特命係は人材の墓場とすべき。

(茉梨)まぁ考えようによっては、杉下さんが警視庁から追い出されたから成功者になれた。杉下さんその人の恩人ですね

(右京)僕は一度たりとも追い出したりなどしていませんよ。これもう1本お願いします、あ、頼んでませんか

その頃、岩橋は誘拐されそうになり、馬野しかいとという男性に捕まりました。

(岩橋)俺は強いけど多勢に無勢。怪我やだからやめておくけど。

男は、馬乃糸会斗というリーダー格です。

(馬乃糸会斗)しっかり探せ!

その後、馬乃糸会斗は、身柄を拘束されました。

(岩橋)こっちはクレジットカード止めてスマホもデータ類も遠隔で消去して。ロックが掛かってても相手が相手。油断できないから念のため

(亀山)コピーを疑ってるだろうから、七面倒くさいことしねぇで、とっととぶち壊して破棄してるかもな。

(右京)スマホのデータを本人に消すよう仕向けるるなんてある意味ずる賢い。昨日の空き巣はどこから?しっかり防犯システムに通知が来るんですね

(岩橋)ここからですよ。窓ガラス直してもらった。俺のスマホに通知が来るのと同時に警備会社が異変を察知して確認行動を開始。結局、警備員が15分ほどで到着。でもすでに侵入者の姿はなく。

(右京)音声録音はどこに置いてあったのですか?

(岩橋)書斎です。保管庫にです、大事なものはいつもそこ。

右京と亀山は、岩橋の家を一緒に調査しました。

(亀山)しかし広いな。何部屋?

(岩橋)2階合わせて13部屋?トイレとバスルームは各階に1つずつ。

(右京)亀山君、書斎はどこだかわかりますか?侵入者も分からないはずなんですよ。つまり手当たり次第に部屋を確認しなければならなかった。防犯システムが作動する中で、いつ警備会社が到着するか分からない状況のなかで。侵入者は短時間で盗み出せるという確信があったはずなんですよ。その確信を一体どうやって。

(亀山)分かりませんよ。実際15分だった

鑑識の益子(田中陸三)が用意した証拠を角田は右京達に報告しました。

(亀山)これとこれすね

(角田)犯人の1人に確認帰りのトラックは袋が9個 それが12個に増えてる

(右京)マイクロカセットレコーダーはありませんね

(亀山)増えた袋には岩橋のとこから盗んだものが入ってたってことですよね。

(右京)他の3軒同様、段ボール箱を残していたのですから。盗難品に関しても同じルールを適用するでしょうね

(亀山)せっかく盗難品を後から紛れ込ませたのにまさか未遂ってことになるとは敵もびっくり。検挙された人物全員未成年だったとは。闇バイトの容疑で留置場に泊めたそうですけど。背後に暴力団の未確認情報。

(右京)もはや信憑性ゼロですね。

ふと、伊丹がムー情報サービスのデータを持ってきました。

(伊丹)どうせ南麻布署の手に負える案件じゃねぇけどな

(亀山)あれから昨日、ムー情報サービス訪ねたんですって。そしたらどう見ても、ペーパーカンパニー。親切心で南麻布署に出向いて情報提供したらその場では誠意を表明したくせして、裏でうちの上に抗議入れてて。

(右京)恩を仇で返されたというわけですか。

右京と亀山は、ムー情報サービスの早田大善という強面の男性に会いました。

彼は視覚障害があり、白杖を持っています。

(早田)昨日申し上げましたがなにか不都合でも?

(右京)失礼ながら早田さんはお1人で会社の切り盛りを?

(亀山)助手のかたはどちらに?

(早田)昨日も申し上げましたが、助手が降ります。どこにいるかも存じません。助手は必要な時にきます

(右京)こちらの会社は3月3日に麻布の宮藤中央ビルに入居して、昨日、退去なさっていますよね

(早田)なにか不都合でもありましたでしょうか

間もなく、ムー情報サービスを探る、南麻布署の刑事達と合流しました。

(南麻布署刑事 平林)また本部から?全て初期化されているようです。

右京と亀山は、早田が目が不自由で、付き添いがいたことを知りました。

(亀山)闇バイトの手口ですかね

(右京)防犯カメラがありますからねーまぁほどなくこちらも捕まるでしょう。

夜に警視庁に戻った2人は角田から闇バイトで雇われた窃盗集団の若者について情報を聞きました。

(角田)それがな、今回の仕事を請け負って仲間を集めた。リーダー格2人の証言によると、直接の接触はなく、最初から最後までスマホなんだが、指示を受けた人物が1人はイケメン、もう1人は熟女だそうだ。

若者たちの指示役にはAIが使われていました。

(右京)リアルタイムディープフェイクとまではいかなくとも、AIを使って通信していたことは間違いないですね。

取り調べを受けた強盗の若者の1人は、スマートフォンでしか指示役とかかわりがないと言いました。

(捜査員)相手はどんな奴?

(強盗の若者)スマホでしか話したことないです。デブ。禿げたデブ

(角田)あとお前さん方の読みの背後に暴力団はガセだな。しかしそれなりの資金力の組織が背後にいなきゃ無理だ。一体何が起こってる?利かせろ。

角田が去った後、右京と亀山は独自の推論を展開。

(亀山)早田大善はやっぱ金と引き換えに雇われ社長を引き受けたんですかね?早田大善は、仕掛け人と直接、接触していますよね。会社の代表者となれば闇バイトで若いのを募集するのとはわけが違うし、目が見えないから全部スマホは無理がある。仕掛け人に辿り着くのは難しいかな

(右京)当然何らかの見返りがあると考えるべきでしょうね。

(亀山)それにしても仕掛け人は素性を偽って接触したわけですよね。彼には声しか

(右京)ひょっとして仕掛け人が辿り着いた人物がいるかもしれませんよ。

夜にラウンジにいる春日井は、衣笠に岩橋のことを尋ねますが、岩橋に心当たりがないようです。

(衣笠)27年前の復讐だっていうのか、それにしても、叶の奴相当迷ってた

(春日居)無理もありません。地雷元特定済みでも幾つ埋まっているかもいつ爆発するかもわからない状態

(衣笠)岩橋虔矢か。顔すらももう覚えていない。

早田大善は警察で平林の取り調べを受けていました。

(平林)ムー情報サービスの党が預金にある資本金3000万円。これが報酬なんだろ?言っとくけど犯罪に加担していた金は没収だよ?

(早田)私は犯罪に加担したのでしょうか?

(平林)とぼめるんじゃないよ

岩橋をはめようとしていた仕掛け人とは、岩橋の元妻、桐畑さら(山崎真実)でした。

岩橋はさらと再会します。

(岩橋)会ってくれるとは思わなかったよ。

(さら)前置きは良いから用件言って

(岩橋)実は泥棒に入られてね。

(桐畑さら)へぇ泥棒?いい気味。は?私が入ったとでも言いたいの?

(岩橋)それがさ、家の中の様子知らなきゃできない犯行なんだ。泥棒に家の様子教えなかったかなって

(亀山)桐畑さらさん。岩橋さんの元奥さん。

(岩橋)元の職場古い知り合い。

(さら)なんで私がそんなこと

(右京)岩橋君と暮らしていたから家の中をよく熟知してる

(岩橋)書斎の中なんて知らない人間じゃ見つけられない、短時間じゃね。。

なんと、さらが岩橋邸の書斎の場所を教えたことで強盗達が侵入したのです。

(右京)何よりあなたは岩橋君を恨んでいる。彼が困るようなことに加担しても不思議はありません。

(岩橋)呼び出してくれって言われた時断ったんだよ、もう顔も見たくないほど嫌われているはずだから無理って。

(右京)あなたが応じたと聞いた時、僕は確信しました。あなたの仕業だと。

(亀山)やっぱり見たくなりますよね。被害者がどんな様子か見たくなるのが人情

(岩橋)情けねぇ女だな。いくらで買収されたんだ?

(さら)お金なんて一銭ももらってない!金なんていくらでも。変わってないな。挑発されると後先構わずキレるとこ。

(右京)今のは自白ととらえてよろしいですね

サイバー対策課の土師(松崎亮太)は捜査一課の伊丹達の前にファイルを置きました。

伊丹が特命係に捜査情報を共有したので、亀山も土師に協力させ、恩返しのつもりで、馬乃糸【ばのし】会斗の情報を提供したのです。

よって、馬乃糸は逮捕されていきました。

(土師)こちら一課の管轄なので。亀山薫、作・演出です。苦情はあちらに。

(伊丹)おい、土師!待てコラ!

(伊丹)お前、土師っち使って妙な真似するんじゃねぇよ

(亀山)恩は恩で帰す主義でな。

間もなく、岩橋を誘拐しようとしたバイク乗りの男が逮捕されました。

(麗音)バイク乗りの風上にも置けない男です

(右京)仕事の募集や指示は全てスマホでしたか?相手はどんな人物でしたか?

(男)お馬さん。きっちり金もらってるから馬でも鹿でも問題ねぇ

(芹沢)馬から闇バイト引き受けるなよ

(亀山)ちょっとこれ。

早田大善の顔について、伊丹達に見せる亀山。

その後、早田を逮捕した麻布署に行くと、麻布署の刑事は嫌そうにして特命係を追い返しました。

(亀山)昨日、早田大善、逮捕したでしょ

(刑事)知りませんよ早田大善なんて。忙しいから帰ってよ!

土師に防犯カメラで確認をとる2人。

そこにはなんと、右京のかつての相棒、甲斐亨(成宮寛貴)の父、警視庁長官官房付けの警視監、甲斐峯秋(石坂浩二)が映っていました。

(土師)防犯カメラで覗いてみると、甲斐峯秋が連れ帰ってますね。

また、岩橋に関しては総理秘書官、春日居太郎から指示を受けた馬場立裕(渡辺大)という人物が極秘裏に調査を進めていました。

その馬場を甲斐峯秋(石坂浩二)が連れて行ったことを知りました。

そこで、甲斐に事情を聞く特命係。

(甲斐)早田大善なる人物は知らないが、馬場立裕という男の柄受けでね、南麻布署へ行ったことは確かだ。

(亀山)この男ですよね

(甲斐)よく似てる。所詮、似顔絵だね。馬場立裕っていうのは泥棒でね、南麻布署へ自首してきたそうだ。

(右京)それを柄受けしてどこへ連れ去ったのですか?

(甲斐)連れ去ったりしちゃいないよ。本部で取り調べたいというから移しただけだ。

(亀山)うちに?

(右京)あなたがそんな使いっ走りをなさった?

(甲斐)官房付けっていうのはいわば遊軍。頼まれれば何でもする特命係のボスだからね。

そこで、右京と亀山は、早田大善を追求。

早田の本名は、馬場立裕でした。

(亀山)我々をお忘れではありませんよね?

(馬場)どこかでお目にかかりましたか?私は馬場立裕と言います。

(右京)さすがに雇われ社長を挑発するには時間がなさすぎたようですね。そこで苦肉の策、ご自分が雇われ社長に

(亀山)そして依頼者は誰かの追及をかわすために目が見えないふりをした。早田大善さんでしょ?

右京と亀山はもぬけの殻となった馬場の家を訪ねました。

(亀山)まさに暴力団張りの資金力のある組織の仕業。

(右京)ええ、綺麗さっぱりなくなってます

再び、ラウンジで飲む甲斐と衣笠。

(衣笠)まぁなんとか乗り切るのではないかと。

(甲斐)君と結託することになろうとは思っても見なかったよ

(衣笠)警察官のトップに傷がつくような事態は一致協力して避けなければならんでしょ。それにしても万が一あの音声が世に出たら叶はおしまいでしょうな。

(甲斐)聞いたのか君も。たしかにそうだな。27年前の発言を今更糾弾するって言うのもフェアじゃない気がするがね。

その頃、右京と亀山は、甲斐を動かしたのは、社美彌子であり、何故か叶恭次を援護している社美彌子に追求しました。

(右京)我々のボスを動かせる人物は限られていますから。随分と大胆な幕引きですね。

(亀山)動かした外傷湖のある犯行を1つだけ認めてあとは全てほっかむりって根端でしょ。

(右京)早田大善をなかったことにするのは乱暴が過ぎますがね。

(亀山)けど組織が結託すればそのぐらいのことはやってのけるから恐ろしい。仕事とはいえ叶恭次を守っているってどんな気分ですか。

(美彌子)そうね、ぞくぞくするわ。

(亀山)ぞくぞくするんですって。変態だな社美彌子。

特命係が去ってから、美彌子と話す春日居。

(春日居)君がクロージングするとはね。馬場をいけにえに差し出したか。いいんじゃないか、彼もそういうことは折りこみ済み。

(美彌子)ぐずぐずしていられず、独断でしました。特命を相手に無傷は無理ですから。叶刑事局長の様子は

(春日井)相変わらずコピーがあるんじゃないかって怯えている。

(美彌子)我々はやるべきこと以上のことをしました。返り血を浴びることはないかと。

叶の岩橋へのパワハラ音声のデータのチップを抜きとり、週刊誌に売ったのは、衣笠副総監でした。

翌日。

特命係は岩橋が叶の暴言が入った音声を持ち込んだのではないかと揺さぶりをかけました。

(岩橋)コピーなんてないんだから持ち込み用がない

(亀山)神に誓って言うな?

(岩橋)そもそも週刊誌に持ち込む気ならね、とっくにしてましたよ。盗まれる前に。

(右京)コピーがなかった証明にはなりません。悪魔の証明ですから致し方ありませんからね

美和子が27年前のゲラをなんとか手に入れました。

(美和子)食い下がってみたけど無理、情報源は渡さないよ。ゲラは何とか手に入れた。

叶は自分の音声を誰が週刊誌に垂れ込んだかを突き止めるため、総理大臣に電話します。

一方で総理大臣はゲラが事実だと知り、叶を相手にしません。

(総理大臣)ゲラを読みました。事実ということですね?

(叶)27年前のことです。名誉棄損でフォトスを訴えます。

(総理)それはご自由になさっていいと思います。わかりました。お忙しいところお邪魔しましたね。

(叶)いえ、総理、詳しいお話をさせていただければ。

週刊誌を知った右京と亀山はその件について見解を述べていました。

(右京)本文に叶警備局長が次の警視総監になる予定と書かれています。

(右京)持ち込んだのは岩橋君じゃないそうですね。

(亀山)岩橋がそんな内部情報するはずない。ってことは警察内部の人間。

美彌子は、甲斐に叶の警視総監の内定を取り消す報告をしました。

(社美彌子)内定取り消しですが、叶刑事局長ご自身でまいた種ですから。

右京と亀山は、週刊誌に垂れ込んだのは岩橋ではなく、内調の社ではないかと疑いました。

それをきっかけに叶は春日居に八つ当たりで、怒鳴りました。

(叶)言ったじゃないか。コピーはないって。無能が!

(衣笠副総監)所詮お前は警視庁のトップじゃないんだよ。

叶は岩橋を地下駐車場に呼び出して、脅迫しました。

(叶)コケおどしじゃないよ、射撃訓練場から狩りてきた。お前、今、大金持ちなんだろ。警察やめて正解だったじゃないか、恨むより感謝するべきだろ、俺に。

(岩橋)無茶なことしますね。大昔のことを。27年前のことを蒸し返して。あんた昔とちっとも変ってない。寧ろ余計ひどくなってる。俺を殺して、刑務所で惨めな余生を送る気か?

(叶)大昔のことじゃない。惨めな余生なんか送らんよ。今日、全ての決着をつける。あの記事で俺の人生は終わった。

(岩橋)そりゃすごい覚悟だな。それはお気の毒様だが、言ったように俺は何もしちゃいない。コピーなんて持ってない

(叶)往生際の悪い奴だ。

右京と亀山が到着すると、岩橋が叶に拳銃を突きつけました。

(右京)岩橋くん、とりあえず拳銃をおろしましょうか?これ以上は過剰防衛どころじゃなくなりますよ。

(亀山)俺は叶さんじゃなくてお前の車捜したからな

(叶)狙撃場訓練なんかろくにしてきてないキャリアが粋がった真似しやがって!こんな奴、俺がこの場で息を止めてやりますよ。

今度は岩橋が叶に銃を向けました。

(岩橋)ああ撃て。殺せよ、一緒に地獄へ行こう。

命を軽視して、罪の擦り付け合いをする岩橋と叶を右京は怒号を上げて一喝しました。

(右京)くだらない挑発をするな!岩橋さん、君は音声録音を聞かせたことに魂胆はないと言いました。しかし、期待はあったんじゃありませんか?反応を見てどうするか決めた時、その先は特に考えてないというのが引っかかってましてね。やっと思い当たりました。君は謝罪を期待していたのではないかと?違いますか?

(岩橋)少しだけね…謝ってくれるんじゃないかってあんときは悪かったって。面食らいましたよ。ちょっとでも期待した自分が馬鹿だったと悟った。

(右京)ところが。叶さんは謝るどころか予想外の反応をした。あなたのような方が警察官のトップに立つところだったとは悪夢以外の何物でもありませんよ。

(亀山)警視庁に内定してたんだよ

(岩橋)とぼけるな

(右京)岩橋さんはとぼけちゃいませんよ。部外者ですからね、内偵について知らなくて当然。岩橋さんがフォトスに持ち込んだのではありませんよ。ところが記事はしっかりと書かれていましたね。

(岩橋)まさか

衣笠が叶うの音声データを取っていったとは知らない、右京と亀山。

社が叶に復讐する目的で、フォトスに情報を売り込んだのではないかと追求しました。

(社)私がフォトスに?

(右京)可能警備局長を守る仕事をあなたはぞくぞくすると仰った。亀山君はそれを興奮やスリルを感じているぞくぞくと理解したようですが、ぞくぞくは嫌悪感や生理的な不快感を表現するときに使われます。

(亀山)調べたら社さん大阪府警外事課時代に叶さんの下についてますよね。相手構わずハラスメント体質だから社さんも被害に遭ったのではないかと。他所より際立って男社会の警察ですからね、相当嫌な思いをしてきたでしょうが。

(右京)左様に貴方が叶さんに恨みを持った可能性捨てきれないんですよ。

(亀山)オリジナルを処分したところで、あなたならコピーを取っておくことは可能でしょうね。あなたが持ち込んだかどうかは分かりませんが確認したいと思います。あ、もう1つ、馬場立裕の容疑、1つだけで幕引きさせませんよ。

叶は若き社にセクハラをしていました。

(回想の叶)社くんこっちおいで。肩凝ってないか

その後、週刊フォトスの編集長を尋ね、情報源を知ろうとする特命係。

(週刊フォトス編集長)情報源は明かせませんよ

(右京)我々そんな野蛮な真似はしません。

(亀山)でもこの人でしょ?

(右京)どうもありがとう。

なんと、週刊フォトスに叶の暴言のデータのチップを抜き取ったのは衣笠副総監ですが、本当に垂れ込んだのは甲斐峯秋でした。

(甲斐)目は口程に物を言うなんて君らしくもないねえ。

(右京)ええ、しかしあなたで間違いないでしょう。お2人の関係からして社さんの代わりを引き受けることはとても自然。

(亀山)頼まれればなんでもする特命係のボスですしね

(甲斐)嘆かわしいことに根、上へ行けば行くほど正義は二の次、真実は歪められ、闇に葬られることも多い。ならばだよ、いっそのこと公にして一般大衆の審判を会おう具ということもありじゃないかね。彼を許すか潰すか。まぁこれは一般論だよね。

1日の業務を終え、夕方に岩橋と雑談する特命係。

(岩橋)ところで亀山さんなにやって特命係へ?

(亀山)ノーコメント

(右京)さぁ遠い昔のことで覚えていませんね。

(亀山)粘り強いの、俺。

(岩橋)鈍感なんじゃないんですか。

(亀山)それよりお前、なんで私立探偵なんか

(岩橋)よく特命係に戻りましたね。刑事になることは夢だったけど金持ちになることは夢じゃなかった。なのでせめて夢の続き。刑事と私立探偵じゃ天地ほどの差がありますけど。。一言謝ってくれたら録音なんかすぐ処分したのに。

(右京)死んでも謝りたくない病がそこかしこに蔓延しているようですからねぇ

(岩橋)それじゃあ俺はそろそろ

(亀山)どうして俺は特命係で続いたんだろ。右京さん今よりずっと意地悪だったのに。

(右京)はい?

亀山は右京にとってなくてはならない相棒なのでした。

相棒24 最終回「暗闇の鬼」感想・みどころ

右京の元相棒、岩橋虔矢。

相棒の初期シリーズを知っている相棒ファンならこの名前にピンときたかと思います。

右京の相棒として短期間で辞めてしまった岩橋は、少々、ひねくれ者で、挑発的な面を持っています。

そして彼は27年前に、叶から受けたパワハラの被害者でした。

右京と亀山が当時の録音データはコピーが最初からないはずなのに、データを抜き取って週刊フォトスに垂れ込むことで叶を追い詰めた真犯人を探る本日のケース。

音声のデータチップを抜き取ったのは衣笠ですが、叶から大阪府警外事課にいた頃にセクハラをされていた社を助けるために、甲斐峯秋が週刊フォトスに情報を売ったことが判明しました。

警視庁の上層部は、衣笠も甲斐峯秋もやることがえぐいです。

今回は誰一人殺されず、誰も犯罪者にせず、事件の幕が下りたことは良かったです。

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