夫婦別姓刑事1話「消せない過去と秘密の関係」あらすじネタバレ
結婚式に乱入した立てこもり犯、野島雅彦(長谷川純)。
その頃、誠は何も知らず、靴紐を結んでいました。
(誠)いかんいかん。
(野島)動くな、動いたら撃つぞ
そんな野島は、婚約者、レア(香音)を現場の境界に呼ぶように訴えました。
東京、中野の沼袋警察署では、新人研修生、ドナルドを署長の井伏幸吉(坂東彌十郎)が紹介しました。
みんな知ってると思いますが、ここ中野区はニュー字ランドのウエリントン市と友好交流を行っております。そういうわけで今日から半年間、ニュージーランドの警察に勤めるドナルド君がここ沼袋署で働くことになりました。
(井伏)みんな知ってると思いますが、ドナルドくんから早速一言ご挨拶を。ああ、トーク、みんなにトーク。
(ドナルド)ニュージーランドから来たドナルドです。ニュージーランドで生まれましたが、ハワイの近くです。サーフィンが好きです。
しかし、新人警察官のドナルド(LUKE)は英語で話し、みんなを明日からを困惑させます。
明日香達はテレビの中継で、結婚式に立て籠もり犯が侵入したニュースが目に留まりました。
(沼袋署刑事課強行犯係主任 鈴木明日香)【橋本愛】これから幸せになろうとしている2人に何してんのよ
(沼袋課刑事課課長 小手園みちる)【斉藤由貴】そんなの分からないんじゃない?結婚したからって幸せになれるとは限らないでしょ?
(井伏)とにもかくにもうちの管轄じゃなくて良かったー変な意味じゃないよ
(郡司)変な意味じゃないですか
ふと、一同は四方田誠が教会にいることを知りました。
(井伏)どうして四方田がいるんだ
(明日香)今日、結婚式に参列するって言ってました。神父の父親がテコンドーの部の親友だって。
(小寺園)やけに詳しいわね
(明日香)あ、いやいや、あの昨日帰り際にその話してたんで。
(上山)モダさんテコンドーやってたの?
(沼袋署刑事課課長代理警視 上山晋吾)【矢本悠馬】もしかしてこれモダさんじゃないですか?
(池田)【中村海人】モダさんがテコンドーでやっつけて、人質を解放するって流れですね
(明日香)私、宿直なんで失礼します。
その頃、結婚式場で、野島を説得する誠。
(誠)こんなこといつまで続けるつもりなんだ?
(誠)婚約者が来たらどうする?
(野島)婚約者がここに来るまでだよ。俺の愛を伝えるよ。
(誠)愛、いいね。今すぐ散弾銃を上げて、出口から投降しなさい。
(野島)お前は誰なんだよ。
(誠)大きい声出すなよ。俺は沼袋署の刑事だ
(野島)何でお前がこんなところにいるんだよ
(誠)神父の父親の友人なんだよ。テコンドー歴史部で
(野島)テコンドー部?
(誠)違うよ、人の話聞けよ。テコンドーで君を倒すことはできない。ただテコンドーの歴史はめっぽう詳しい。例えばテコンドーがオリンピックの正式種目になったのは19…すれはちょっと忘れました。
そこへ、現場へ急行する、明日香が誠に電話を掛けました。
(誠)誰だ?早く出ろよ…俺だ。もしもし、今取り込み中。
(明日香)私、人質になってるんでしょ?見た。大丈夫?
(誠)今さ、その穏便に解決できるように話し合ってるんだけどねー
(野島)誰と話してる?
(誠)俺の相棒だよ
(野島)お前の相棒なんてどうでもいいんだよ。レアを連れてこい、俺の婚約者だ
(誠)婚約者のレアさんをここに連れてこいって。今、散弾銃1発ぶっ放した。教会にはいる時も1発撃ってるから、まぁそれなりに本気だな。
(明日香)銃を改造した形跡は?
(誠)うーん、ない
(明日香)日本の法律では散弾銃には弾を3発しか装填出来ないようになってる。
(野島)切れ!あと1時間してレアがここに来なかったら人質を1人殺す。
そこへ、明日香が到着しました。
(誠)なんでそんな恰好してんだ
(明日香)だって報道陣のカメラとかいっぱいいるから。野島さんあなたの婚約者レアさんにはここに来てほしいと警察からお願いしました。が、断られました。状況もお話しました。なんとか現場に来てほしいとお願いしましたが、断られました。
(野島)なんでだよ!
(誠)ちょちょちょ、彼女を怒らせると本気で怖いよ。
誠の様子を見守る明日香、小手園(斉藤由貴)、上山(矢本悠馬)井伏。
(小手園)なんで刑事であることをばらす必要があるの
(井伏)そういうとこあるよな四方田
(小手園)マジ四方田。
明日香が現場に到着しました。
(明日香)ただし、ズームは繋がってます。
その後、明日香はスマホで、野島の婚約者、レアと中継が繋がりました。
(明日香)レアさん聞こえますか?!
(レア)何やってんの?こんなこと本気でしていいと思ってるの?こんなバカなことやめな。誰があんたと結婚すると思ってるの。
(野島)だってレアちゃんのこと愛しているから。レアちゃんが俺のこと無視するんだもん。投げ銭までして…いつか一緒になろうって言ってくれたじゃん!
(レア)仕事なんだから。私とあんたじゃ済む世界が違うでしょ。
(誠)いやだからこれ完全に…
野島が推しに対する理想と現実に悲観し、発砲しだしました。
(野島)ふざけんなー
無事、野島を取り押さえ誠。
(誠)手錠かけてもらうのって可能?もしかして俺達初めての共同作業じゃない?明日香?せっかくだからそれっぽいことしとくかい?もしよかったらって話だから絶対じゃないよ。もしよかったら?
(明日香)いいよ
(誠)ちょっと指紋の確認とあのDNA頼みたいな。
通行人同士のケンカや近所トラブルから、窃盗や殺人事件まで大小さまざまな事件を扱う地域密着型の警察署。
その刑事課、四方田誠(佐藤二朗)と鈴木明日香(橋本愛)。
バディとして華々しく活躍する2人は、実は夫婦であることを周囲に隠しています。
(誠)1点だけご相談したいことがありましてね、寝室のベッドのことなんだけど、今、俺達が使ってるベッドってダブルベッドじゃん。もし可能ならね、シングルベッド2つにしないかなって。
(明日香)なんで?一人のほうがよく眠れるってこと?
(誠)いやいや、一緒に寝たくないってそういうことじゃないだけど。俺でかいじゃん?メタボじゃん。君に迷惑かけたくない。夫婦の会話しないでくれる?俺、死ぬ
(明日香)必要ないじゃない?お金かかるし勿体ないし。
私生活のことを話していると、2人のことを唯一知る、署長の井伏に遭遇しました。
(井伏)夫婦の話しないでくれる?神奈川県警から連絡があったよ。この前の結婚式場の立てこもり事件、君が活躍したそうじゃないか。経費削減。署長自らが現場に足を運ぶそういう時代です。ていうか君たち油断してない?図好き、なんで結婚式場の応援に行ったの?上怒ってたよ?おかしいだろ?他の管轄で起きた事件に行くなんて。1年前、俺との約束忘れた?
(誠)(明日香)忘れてないです!
1年前、誠と明日香が夫婦なことを聞かされた井伏は2人に他の刑事達に知られないよう、内情を黙る代わりに条件を出していました。
(誠)俺の立場で結婚なんて他がなんていうか分かりませんし、俺達2人のことは所長の胸の内だけにとどめておいてほしいと思って入籍の報告をさせていただきました。
(井伏)え?なんで言うの?聞きたくなかったな。同じ署内で同じ課で、同じバディで。署に届けも出さずに、それさ服務規程違反じゃない?それさ、バレた時、俺も責任取らされちゃうじゃん。
(誠)署長、正直…
(井伏)定年まで何事もなく過ごしたかったのに。なんで僕に言うかな
(明日香)あのー応援するってとかないですかね
警察内では身内同士で同じ部署で同じ課で働く場合、「身上関係異動届」を出さなければならない常識があります。
(井伏)なんで応援するのよ?むしろ僕を応援してよ。残り僅かな署長人生、花道飾ってあげようとかないの?バレたら絶対どっちかが異動だからね?あと、問題起こした人、みんな刑事じゃなくなってるからね。だったらさ、結婚したこと、3人だけ秘密。他に話しちゃダメ、言語道断。覚悟できてる?
(明日香)出来てないです
そして、現在に戻り、井伏は自身の退任まで、誠と明日香にくれぐれも2人が夫婦であることが署で発覚しないことを念押しするのでした。
(井伏)退任まで359日、日々こうやってカウントしてるの。気緩んでないか?
(明日香) (誠)緩んでないですー
3人は、事件に遭遇します。
(誠)状況は?
(郡司綾)【斉藤京子】被害者は男性、今のところそれだけ。
(誠)お前達、先に来て何してたんだよ
(郡司)私達が到着した時には既に本部が来ていて。
しかし、本部の刑事から追い返された一同。
(本部の刑事)この事件はうちが担当しますから所轄の皆さんはお帰り下さい。
それでも、近くで起きた事件が気になった誠と明日香は、本部に従い、退散した井伏と違って、その場に残りました。
(明日香)例の消しゴム事件ですね。
男性が女性に暴言を吐いているとの通報があり、現場へ向かう2人。
鑑識の伊藤に話を聞くと、電動キックボードに乗った男性と女性が揉めているとのことでした。
(伊藤)お疲れ様です。このマンションの前で、電動キックボードに乗ったじょせと男性がぶつかりそうになったと、それで男性が怒って女性に怒鳴ったと。小生が聞き取りを行いました。
(誠)大丈夫ですか?
誠が女性に話しかけ、女性と揉めた男性を見るとそれはなんと、誠の娘、音花の元担任で教師をしている喜多村拓春でした。
(女性)ええ。すごく怖くて。
誠は、明日香と結婚する前に、前妻の皐月(清水美砂)を自宅付近で殺害されていました。
その当時、彼女との間に出来た一人娘、音花(月島琉衣)が不登校になり、担任だった、喜多村拓春(竹原ピストル)に支えられたこともありました。
(喜多村)また通えるような状態になりましたらご連絡します。こちらはいつでも待ってますとお伝えください。
(誠)有難うございます。
(喜多村)四方田さん、四方田さんの手で絶対、捕まえてください。
その喜多村の妻が、若い女性に車ではねられたというのです。
その喜多村は妻を事故で亡くしていました。
(喜多村)四方田さんですよね?喜多村です、娘さんの担任だった。ご無沙汰してます。
(明日香)お知合いですか?
(四方田)娘の中学時代の担任の先生。とりあえずここじゃ目立つから車乗りましょうか。こちらです。
(明日香)声を荒げたのは完全にぶつかりそうになったから?
(喜多村)でもそれには理由がありまして。
(明日香)理由?
(喜多村)事故で、妻が亡くなって…いや、事故じゃねぇか。スマホ見ながら自転車こいでいた女の人に轢かれました。6年前です。頭を強く打って。あの女性もスマホ見ながら運転していました。
妻の事故と重なり、
誠は上山に連絡しました。
(誠)四方田だけど、慎吾君一つ確認したいことがあって。
(上山)調べました。6年前の10月10日確かに、杉並区の路上で40代女性がスマホを見ながら、自転車を運転していた当時19歳の女性にはねられた事故ありますね。
妻を6年前に自転車事故で亡くした喜多村は、つい妻が事故に遭ったことを想いだし、女性に声を荒げてしまったのでした。
(喜多村)四方田さんはどんな気持ちで過ごしているのでしょう
(明日香)どうなんでしょう。本当の気持ちは本人にしか分からないですから。
(誠)事故の件を確認させてもらいました。済みません、つらい話をさせてしまって。
(喜多村)騒ぎを起こした私が悪いんです。
(明日香)ぶつかりそうになった相手の女性にも厳重注意しておきますので。
(誠)あの先生にあんなつらいことがあったなんて
誤解が解けた喜多村は泣き出してしまいました。
(明日香)四方田さんも同じじゃないですか。私だったら耐えられないと思う。何時も自分と事件と立ち向かっている姿、尊敬します。
(誠)なら、改めて寝室のベッドのことなんだけど…うわぁー開けて!開けて!
運転中、目を閉じる明日香をパニックになり、注意する誠。
(誠)ため息の破壊力
(明日香)だって知ってる?寝室を別にしたことで離婚した夫婦がいるって
(誠)だって寝室のベッドを一つじゃなくて2つにしないかって話なんだよ。俺、メタボで、無呼吸症候群じゃん。君に迷惑掛かると思って。開けてくれる?
警視庁に戻る誠と明日香はリラックス法を小寺園に教えてもらいました。
(誠)課長、これ…何をしてるんですか小寺園さん。
(小寺園)自分を落ち着かせるためのツボなんだって。常に平常心でいるためにはここのところをグーっと。そうやって人を馬鹿にしているといつか痛い目に遭うの自分だからね!
誠より先に帰宅すると、明日香は誠の前妻、皐月の仏壇に手を合わせました。
(明日香)今日も無事でした、皐月さん。
誠と明日香は実は、犯人不明の皐月の事件を密かに追っているのです。
上山は誠の事情を知り、彼を気遣いました。
(上山)あれからもう5年ですね
(誠)もう5年でもあり、まだ5年でもあり
(上山)何か自分に出来ることがあったら言ってください
その後、平折娘の音花に電話する誠。
(誠)もしもし、お父さんだけど、そういえば、喜多村先生に会ったんだ。音花は元気ですかって心配してたぞー。
(音花)知ってる。忙しいから切るねーまた、じじいから電話かかってきた。
音花は友達に悪態をついて誠からの電話を手早く済ませ、友人と夜遊びに興じるのでした。
(音花の友人)音花さん、愛されてますねえ。
(誠)ごめんな、皐月ごめんな、ごめん、ごめん、ごめん、皐月、ごめんなー
皐月が殺されたのは、自宅のエレベーターの中でした。
今も後悔が残る誠は涙を流しながら、妻に語り掛けるのでした。
翌日の夕方、音花がかつて通っていた学校へ行き、喜多村を食堂に呼び出しました。
その後、誠と明日香は、喜多村を居酒屋へ誘いました。
(喜多村)何かあったんですか?
(誠)いやいや、あの単純に一杯どうかなって。大変だと思うけど少しでも元気出してもらいたいしそれに先生にはお礼がしたかった。
(誠)あの時の先生の言葉に勇気づけられたんです。絶対に自分の手で捕まえてやろうって。
(喜多村)私みたいな人間を誘ってくれて済みません。
(誠)お互い妻を亡くした者同士、傷を癒す会、それだけー
誠は同じ痛みを抱え、妻の死と向き合う喜多村の心を癒そうと誘ったのです。
(喜多村)すみません笑っているんです。なんかめちゃくちゃ不幸な会だな。つい、笑ってしまいました
(誠)今日は飲みましょうよ。ナカペイよっしゃポイント貯まるー。喜多村さんお子さんは?
(喜多村)息子が1人、出て行っちゃいました。孤独。孤独しかないです、不安でさ、押しつぶされそうになる。
(誠)分かりますよ分かる。
(喜多村)そんなときどうするんですか?
(誠)うちのが助けてくれる。ほら気が利くでしょ?ほら俺に気が利く
誠が夫婦関係を酒の勢いでばらしそうになり、明日香は酢を酎ハイに入れてを渡しました。
(明日香)いやそんなに全然、大したことしてないんですよー尊敬する上司なんで色々支えてあげたいなって仕事の時はですよ?
(喜多村)聞いてもいい?茶化さないで聞いてよ?もし妻以外に好きな人が出来たらどうする?四方田さんはいつかまた再婚したいとか思ってる?
1年前ー。
誠と明日香の血痕を後押ししたのは、成人した、音花でした。
(音花)なんか今の時代、多様化とか価値観とかいろいろあるけどさ、私としてはそれはあやふやだと思う。パートナーと蚊事実婚じゃなくて、ちゃんと籍を入れて。とくにお母さんのこともあるんだから、ちゃんとけじめをつけなさい。お母さんが可哀そうでしょ。それと明日香さん、お母さんを仲間外れにしないでください。
(誠)音花、それ本気で言ってる?
(明日香)音花ちゃんはそれでいいの?勿論、そんなことはしません。よろしくお願いします。
現在、喜多村は妻が亡くなった日を偲びながら、誠と明日香と飲みました。
(誠)うんまぁそれはね時と場合による
(喜多村)俺は全然ない。朝起きてからも夜寝る前もずっとなんで自分がこんな辛い目に遭うんだろうって。きっと、息子も同じです、人生が変わっちゃった。10時10分あの日、僕達もお祝いする日でした。そんな日に事故に遭って…今はもう妻はこの世にいない。
(誠)酸っぱい!ちょっとこれどういう飲み物。
翌日、警視庁で、中野の「消しゴム事件」の凶器である、刃渡り20センチの刃物が使われたことを捜査する誠と明日香。
(誠)なんか不気味だな。
(明日香)何がですか?あー消しゴム。現場には白い紙
(誠)どの事件も殺害方法が異なる。刃渡り20センチのナイフ。20センチ…ちゃんと整理しておきたくてね。ベッドサイズの整理
(明日香)いや、署内で仮定の話を持ち込むのはやめましょうよ。署長にも言われたばかりですよ。
(誠)一般的なシングルベッドの横幅は、97㎝、ダブル別途が140㎝、クイーンベッドが160㎝…
(明日香)ずっと気になっていたけど、ベッドじゃなくてBEDね?ずっと間違えてるから。
(誠)俺達が使っているベッドは、上から2つ目のダブルベッドで140㎝しかない。行かないで!諦めないで。この2つの大きさは20㎝、でね、20センチ前後の身近なものを調べてみました!
誠は自分達が買うベッドを基準に、凶器を調べます。
(明日香)だったらクイーンにしましょうか?バレーボールもサッカーボールも身近じゃないしどこにもないじゃん
(誠)ペットボトル、あとは単行本。
(明日香)充分、四方田さんがぐっすり眠れるには十分な長さだ。
(誠)いや20㎝が充分って言うのは君の意見ね?俺達、ふう…
そこへ、池田絆(中村海人)と、郡司綾(斉藤京子)が来たので、夫婦と言いかけた言葉を誤魔化しました。
(郡司)なんかの事件ですか?
(誠)俺にとっては何の解決にもならない。違う、これ全然違うよ。こっちを見なさい。これがいわゆる、Lだ。
バレーボール、サッカーボール、ペットボトル、うなぎパイまで、20㎝のものをホワイトボードに描く誠。
(明日香)どうしたんですか?この前の事件、刃渡り20センチのものが凶器だったでしょ?20センチなる凶器を今後の為にピックアップしたの。
(池田)サッカーボール、バレーボール、うなぎパイが凶器ですか?
(明日香)毒入りとかね、そういうのあるでしょ。で、2人は何しに来たの?
(池田)小寺園課長が来週誕生日なんです。
(郡司)モダさんも明日香さんもなんかいいアイディアがあったら。聞いてます?
(誠)お祝い?
そこで、誠は犯人に繋がる勘が冴え、明日香と同じことを思うのでした。
(明日香)間違いないよね、考えている事一緒だよね…
(誠)たぶん。少し、話せますか?
そこで、喜多村の事情聴取をする2人
(誠)奥さんが事故に遭った日、何月何日か覚えていますか?
(喜多村)10月10日です。
(誠)10月10日。その日は何かの記念日でしたか?
(喜多村)どういう意味ですか?
(誠)この前店で話聞いた時、お祝いする予定だったと。
(明日香)喜多村さん10時10分って表示された時計見てたから。
(喜多村)はい、妻と私の結婚記念日でした。
(明日香)じゃあその日は家族でお祝いする予定だった?
(誠)分かりました。もう一点。ちなみに俺の妻が殺害された日も記念日でした。俺の誕生日で家族でお祝いする予定でした。今はいている靴は妻から貰う予定だった革靴です。殺された時、手に持っていて。
(喜多村)そうだったんですね
(誠)なんで知っていたんですか?あなた知ってましたよね。俺達家族が祝う予定だったこと
(喜多村)ごめんなさい、行ってる意味が分からないんですけど
誠は皐月を殺した犯人の可能性がある喜多村の肩を掴み、激怒しました。
(誠)しらばっくれるな!あんた言ったんだよ。あの時、10時10分の時計を見ながらあんたは口を滑らせた!僕達もってなんだよ、なんで俺達家族が祝っているって知ったんだよ。言え!言え!皐月とお前の間に何があった!言え!言え!
妻を亡くしたショックと、犯人の可能性がある喜多村に怒りをぶつける四方田。
違法な取り調べを行う四方田を止めようとする小手園たち。
(上山)モダさん
(小手園)何してんの!四方田さん!やめなさい!
誠は皐月の死に、喜多村が絡んでいると睨み、怒りをぶつけました。
5年前、皐月は四方田の誕生日に、彼にプレゼントの靴を買って、帰り道に刺されてしまったのです。
現場を張り込んでいた誠に電話を掛けた皐月。
(皐月)何度もごめん、変な人がつけてきてて。
(誠)ごめん、今張り込み中で。後でかけ直す
(皐月)もうすぐおうちの前だけど
それが皐月との最期の会話でした。
翌日、メディアに出ていた皐月の死はテレビで取り上げられました。
皐月の遺体を見て、ショックを受けたあの日。
(誠)おい、これ皐月じゃないだろ?冷たいよ、皐月、皐月冷たい
喜多村は小寺園に無事、帰されますが、彼はエレベーターでにやりと笑いました。
(小寺園)お時間とらせてしまい申し訳ありませんでした。
(喜多村)疑われるのは正直ショックでしたけど、この前の四方田さん酔っていたので色々と思い違いがあったのだと思います。
ふと、喜多村の靴を見て、小寺園もまた、確信を持ちました。
あの時、靴がすり替えられていたのです。
つかの間の休息で、誠と明日香はホットドックを食べます。
(誠)腹減った。
(明日香)うん、腹減ったね。
(誠)アメリカンドッグはさ、この根本のカリカリのところが美味いよな。
(明日香)だね、むしろもうカリカリしかいらないよね
(誠)そうなんだよ、もう全部カリカリでいい、もうアメリカンドッグの中身がカリカリでいい。
(明日香)分かる。上から食べたら中身がカリカリで出てくるんでしょ最高じゃん。
(明日香)でもその場合、名称はアメリカンカリカリになるね。ソーセージってドックっていうでしょ。ホットドッグもソーセージをパンに挟むでしょ?皐月さんは?カリカリ好きだった?
(誠)夢のような食べ物だ。いや、あいつは嫌いだった。だからいつもカリカリのところは貰っていた。ああチクショウ
誠は皐月のことを思い出して、泣いてしまいました。
(明日香)そうなんだ、私のあげるよ、今日だけね。泣きながら食べるアメリカンドッグはいまいちだね
翌朝。
ベッドが届き、少し元気を取り戻した、誠。
(誠)ベッドのお届けを待っておりました。うわ、シングルベッド来た!
(明日香)業者やないかい。お前、営業マンやろ
(誠)なんで関西弁なの?え、嘘、嘘、やばい!やばい!
そこへ夫婦である2人の家の前に、小手園がいて、誠と明日香は慌てます
(小手園)四方田だよね?
(誠)四方田です。帰ってくれ、頼むから帰ってくれよー
夫婦別姓刑事1話「消せない過去と秘密の関係」感想・みどころ
夫婦であることを隠す、絶妙なバディの誠と明日香。
夫婦だからこそ、犯人に目星をつけた勘がシンクロしたり、息がピタリと合って爽快でした。
誠と同じく、妻を亡くしたと話す、喜多村。
誠の娘の音花が登校出来るようになったことに恩義を感じていた、誠。
しかし、彼こそが、誠の前妻、皐月を殺した犯人の可能性が一気に高まりましたね。
居酒屋で同じ悲しみを抱えた者同士、飲んで励まし合おうと誘った誠に対し、「不幸な会」だと笑いを抑えられない表情に闇を感じました。
10月10日は、喜多村も妻との結婚記念日で、妻を亡くした日だと言いますが、誠が、前妻の皐月を亡くした日とタイミングが合い過ぎておぞましさを感じました。
皐月の殺害現場にあった靴は、誠が皐月から貰う靴でした。
その靴をすり替えたような動きや、取り調べ後ににやりと笑った場面に背筋が凍りました。
そんな悲しみと怒りが入り混じる誠が、彼を尊重し、一緒に歩み寄ろうとする明日香と出会えて本当に良かったです。
誠が皐月を思い出しながらホットドックを明日香と食べる場面。
私も食べ物を一緒に食べた亡き友人のことを思い出し、誠の気持ちに共感と感情移入してしまいました。
誠がホットドッグのカリカリの部分を皐月が嫌いなんだって言った時、私も似たようなことがあったのでもらい泣きしてしまいました。
その人はもう帰ってこないからこそ、姿が見えないからこそ、誠の後悔の念が、画面越しに伝わってきました。
皐月を殺した犯人はすぐ近くにいる…。
誠と明日香の歯がゆさともどかしさが伝わりながらも、目の前の事件に向き合い続ける2人の背中を見守りたい1話でした。