BG身辺警護人２０２０ ６話あらすじ・ネタバレ
佐久間華絵は、自分のお店でらっきょうをつまみながら何かの存在に怯えています。
島崎章（木村拓哉）と、高梨雅也（斎藤工）は、一馬（中村織央）がいまだに自分たちを付け狙っていて、とくに、章を標的にしていることを不安視。
高梨は中学生の息子、瞬（田中奏生）がいる章をつっけんどんな態度ながらも心配しています。
佐久間華絵（名取裕子）からの電話での依頼が。
４０年間、夫と二人三脚で店を切り盛りし、カレーを作り続けた佐久間。
しかし、懇意にしていた大家が亡くなった途端、その息子の玉井充（永沼伊久也）が立ち退きを要求してきました。
裁判を起こされた挙句、夫はガラの悪い男たちにより、嫌がらせを受け、ストレスから突発的な発作を起こした夫は亡くなったとのこと。
依頼内容は、充との交渉に立ち会い、夫が命をかけて守ってきたカレー店を守ってほしいとのことでした。
柄の悪い男たちは案の定、すぐ店にやってきて、華絵の店を妨害。
章はすぐ、男たちを止めますが、男たちの中に一人、大家の息子、玉井充が紛れていました。
充は万が一、華絵が立ち退かない場合は、この家を壊す権利があると証明された用紙を章に見せます。
しかし、法律的に大家にも理があり、加入のし過ぎによっては章たちも法律違反に問われてしまうとのこと。
その頃、雨音を聞きながら、多佳子は夫を亡くした時のことを思い出していました、
章のかかりつけの整形外科医、多佳子（市川実日子）の脳裏には、章を付け回す謎の男、加藤一馬（中村織央）に過去に会った記憶が蘇ります。
夫の葬儀にて、一馬は、参列者の一人だったのでした。
後日、章は中学3年生の一人息子、瞬に一馬の存在に気を付けることを伝えます。
すると、瞬（田中奏生）は得意げになり、空手を動画で見ながら学んでいるから、一馬を倒せるし、父の仕事を手伝えるとまで豪語。
そこで、章は瞬に格闘技を使って、敵を甘く見てはいけないことを教えるのでした。
瞬が学校へ登校した後、多佳子が訪ねてきます。
多佳子は、章に一馬の存在を過去に夫の葬儀で見たことがあることを伝えました。
多佳子に、朝食のカレーを振舞いながら、話していると、佐久間華絵の店が、立ち退き当日で大変な状況にあることを伝えた電話を高梨がします。
章が現場に向かうと、充は立ち退きの為に強制的な手段に出ますが、佐久間は屈しません。
章と高梨には立てこもりに付き合う事を命じる佐久間ですが、章は店内を見渡し、佐久間の意図に違和感を抱きます。
食材に使われているらっきょうの旬が過ぎていることや、華絵がカレーを作る準備をしていないことを指摘した章。
最初から華絵がお店を存続することを諦めていて、さらに、最初から立てこもりをすることで、お店を取り上げられないように抗議し、華絵と夫が長年、カレー店を守ってきたことや、夫が充の仲間達に暴力を受けて発作を起こして亡くなった悲しみを伝えるための目的でした。
章は必死に華絵を守るため、充や柄の悪い男たち、さらには、女性弁護士、今回の華絵の騒動を知ったマスコミたちまでも説得。
しかし、彼らはちゃんとした法律に基づいてこの行動を起こしていること、章の妨害こそ華絵のカレー店の名誉を傷つけると突っかかります。
その言葉に章は言葉を失いますが、ガードを続けることに。
「KICKSガード」では、総裁特別補佐、桑田（小木茂光）の記者懇親会の警護をしていた菅沼まゆ（菜々緒）、沢口（間宮祥太朗）は桑田に恨みを持つ一馬から桑田を警護。
「KICKSガード」の代表で、章ら含めたボディガードを過去に恋人をボディガードから護ってもらえなかったトラウマから異常な程敵視する劉孔明にも危機がおとずれます。
劉孔明は、まゆにも「一馬のことは特に詳しく言えない」とはぐらかすのも、余程の事情が絡んでいる予感が。
同じ頃、高梨と章は、ついに、店内をめちゃくちゃにする充とその仲間の男たちの乱暴な態度を咎めます。
華絵は章と高梨に守られながら、立ち退きを決意。
章は華絵に、「このまま諦めるんですか？場所を変えてもご主人の意志を引き継ぎ、お店を続けることができる。食べてくれる人がいれば、カレーを作る日常が続く」と背中を押します。
その言葉や、章と高梨の優しさ、献身的な態度に感銘した華絵は、2人にカレーを振舞います。
任務中に食事はとれないと章は、長年の仕事の掟で断ろうとしますが、高梨は華絵の厚意を受けることを章に促し、章も了承。
美味しい華絵のカレーを食べる前に、2人は、「日ノ出警備保障」時代と同じく、腕時計を見て警護終了の為、「誤差なし」とお互いに確認。
華絵は2人の微笑ましい様子を見守るのでした。
その頃、まゆと沢口は、一馬と格闘し、まゆは一馬に頬を殴られますが、彼から「俺は劉孔明に桑田を襲撃して殺すように指示された」と言い、去っていきました。
その騒動から、「KICKSガード」では、劉孔明は警察に帰社時に呼び止められ、警察に追われる羽目に。
多佳子は章に夫と一馬の件をそれまで黙っていたことを隠し、章に「とても危険な件に関わっていること、章が無茶をする性分だから気を付けて」と忠告。
沢口から、劉孔明の件や、一馬が桑田を襲撃したことを章と高梨に連絡。
そこで、劉孔明から自分が追われている状況であること、だからこそ、章と高梨にボディガードを依頼したいという電話連絡がありました。
劉はとても切羽詰まっていて、章は劉に裏の意図があるとしても、ボディガードとして彼を守ると高梨に伝えました。
しかし、高梨はようやく、章とボディガードとしてやっていこうと思ったけれど、ボディガードを敵視する劉のガードをするなら、章とのコンビを解消することを伝え、去っていきました。
章が約束の場所へ向かうと、たくさんのパトカーが！劉はやはり、章をはめていました。
それでも、章は高梨と別れてから、劉の警護をすることに。
次回は最終回！ついにすべての謎が解き明かされます！章が絶体絶命になり、一馬と劉の関係も解禁！
BG身辺警護人２０２０ 6話感想・みどころ
章と高梨の間にしつこく付きまとう一馬が最終回に向けてキーパーソンになりつつありますね。
多佳子の夫の葬儀に参列していた加藤一馬は一体何者なのでしょうか？
華絵と、夫を精神的に追い込んだ充はヤクザそのもので怖かったです。
仲間と共に、自分の父親の立場を利用して、立ち退きを華絵に命じたり、横暴な態度で精神攻撃をする手段はひどすぎます。
女性弁護士まで嫌味な人でしたね。
章はどこまでもクライアントに寄り添う姿勢に感動！
「このまま諦めるんですか？居場所を変えてお店をやり直すことができる、食べる人がいることでカレーを作る日常を続けられる」この言葉は、章だからこそ、クライアントを想う気持ちが自然と言葉に出たんだなと思いました。
一馬の正体や劉が、妻をボディガードに守ってもらえなかった過去の詳細も最終回まで待ちきれない！
最終回となってしまう次週は名残惜しいですが、章たち元身辺警護課の最後を見届けましょう。
