BG身辺警護人

BG身辺警護人傑作選6話 身辺警護課初の小さなクライアント

BG身辺警護人傑作選6話あらすじ・ネタバレ

 出勤前の章の元に、元妻、小田切から、自分の警護をしてほしいと電話が。

最近、不審な相手からの無言電話がかかってくるというのです。

日ノ出警備保障に、元内閣総理大臣の鮫島(橋爪功)から、警護の依頼が入ります。

 通常 総理大臣経験者には、警視庁のSPが警護につくものですが、政府の決定でSP警護が終了になりました。

しかし、自宅に再三、無言電話がかかってくることもあり、そこで、鮫島は日ノ出警備保障に依頼することにしたのです。

そこで、落合(江口洋介)含めた110名以上の男性ボディガードが、「最後のお別れ」の挨拶にやって来ました。

その様子に苛立ちを隠せない鮫島。

自分自身の地位が元総理大臣ということもあり、後ろめたさを感じていたからでした。

しかし、絶妙に同じタイミングで、章と村田が到着し、今日から鮫島一家を護衛することを伝えるのでした。

 村田(上川隆也)とともに、鮫島の警護にあたることになった章(木村拓哉)は、鮫島の家の門桂に小石が4つ乗せられているのを発見します。

それは、「死」を意味するものでした。

 総理在任中に恨みを抱いていた者たちから、の報復なのでは?と推測する鮫島。

菅沼まゆは、彩矢(豊島花)を学校まで送りますが、彩矢は年相応に反抗期や、少々、大人に対して雇われたボディガードだと言い張るなど、生意気なところがありました。

まゆなど「身辺警護人」は、祖父、鮫島に自分よりも立場が下だと言うのです。

同時に、章は鮫島を監視する視線を感じ・・・

 その後、民自党幹事長、五十嵐(堀内正美)の古希を祝う会に出席する鮫島に同行した章は、そこで、五十嵐の元秘書、植野(萩原聖人)が襲撃にやってくる現場に遭遇。

植野を取り押さえ、所轄に引き渡した落合(江口洋介)でしたが、章はその過剰とも思えるやり方に疑問を感じます。

あまりにも暴力的だったからです。

五十嵐は植野に裏切られたことがあり、自分が一人、責任を負ったことを強く訴えていました。

まゆは、鮫島の娘で彩矢の母、喜和子(中村ゆり)のことを気にかけていて、彼女が夫と離婚したことや、夫が他人に騙された経験があって、その負債を鮫島が支払ってくれた愚痴を聞くのでした。

 その矢先、鮫島の孫、彩矢(豊島花)を警護していた、菅沼まゆ(菜々緒)から、下校時刻を一時間過ぎても彩矢が帰ってこないとの連絡が。

 章たち身辺警護課が、周辺を捜索すると、謎の男と彩矢が一緒にいる所に遭遇。

沢口(間宮祥太朗)が慌てて追うものの、あと一歩のところで逃がしてしまいました。

彩矢を保護した後、彼女に優しく男のことを問いただす章・まゆ・高梨。

しかし、彩矢は知らない人で、駅までの道を聞かれただけだとしれっと答えます。

さらに、章はなぜ、彩矢に公園に一人でいたのかを尋ねると、「私の勝手」と章の息子、瞬に似た反抗的な態度をとり、それ以上、話が聞き出せませんでした。

章たちは、彩矢の社会科見学へ同行。

出発寸前、鮫島家の玄関に置かれた小石が1つであることに気付いた章。

鮫島は最初、彩矢の身の危険を心配して、休ませると言いますが、彩矢は行きたがります。

その様子を察した章たちは、彩矢にぴったり付き添うことを条件に出し、鮫島をしぶしぶ納得させました。

そこで、愛子にも遭遇する章は、彼女に話しかけられます。

彩矢は社会科見学の会場で同級生たちと楽しみますが、彩矢は見計らって途中で抜け出してトイレへ。

彩矢を心配した愛子(石田ゆり子)は、彩矢を優しくも少し厳しめに説得します。

「彩矢ちゃんとは過去におじいちゃんのパーティで会ったことがあるけど、その時の彩矢ちゃんは少々、生意気なところがあるなという第一印象だった。でも、生意気なのはその人の頭が良いから。でも、今の彩矢ちゃんはトイレに閉じこもるなんて行動が幼稚じゃないかしら」と。

彩矢はその言葉に自分の行動に気付き、無事、トイレから出てきました。

やがて、高梨などが男を確保。

公園で彩矢と会っていたその男は、彩矢の実父(笠原秀幸)でした。

以前、彩矢が公園にいたのは、父からの「水曜日にモザイク公園で待っている」という電話があったからです。

鮫島家にかかってきた再三の無言電話は、彩矢の父からのものでした。

彩矢の父は、娘に誕生日プレゼントとしてテディベアを渡そうとしていて、鮫島家に置かれた小石は、鮫島が狙われていたのではなく、彩矢と父親がこっそり会うための「サイン」だったのです。

小石の数が4つのときは「4時に会う」、1つなら、「1時」に会う。

彩矢が父親からもらったテディベアを手に「おじいちゃん、抱っこしてみる?」と声をかけたところ、鮫島は、彩矢と彼女の両親に手を繋がせます。

それは、彼なりの家族との和解の印。

さらに、鮫島は落合の調査の結果、最初から誰かに付け狙われていたことは全然ありませんでした。

つまり、鮫島は若き頃からずっと政治家として命を狙われていることが多かったので、その頃の「心配してもらえた過去」が忘れられず、章たちに警護を依頼しました。

 章は忙しさのなか、元妻の瞳(山口智子)から、自分の警護をしてほしいとカフェに呼び出されて宣言されます。

次回、元妻の警護をする事になった章が、家族の安全を守ります。

 BG身辺警護人6話感想見どころ

 章たちが最初に立ち向かった五十嵐の元秘書の犯行かと思いきや、まったく別のストーリーが展開されていて、見応えありました。

章の言うように、植野への落合の取り押さえ方法はちょっと可哀想。

やりすぎているなと思いますし、目の前で仕事でもあんなことが行われていたら胸が痛むなと思いました。

鮫島は最初、典型的な頑固親父で厳格な人柄がうかがえます。

娘の喜和子にもきつい物言いをしますが、孫の彩矢にだけはできるだけ優しく接しようとしている努力も垣間見れました。

彩矢は瞬にとても似ていて、自分や相手に対して素直に自分を表現出来ないところがあるなと思いました。

章は子を持つ父として、ボディガードとして両方から、彩矢を身辺警護課のみんなと守りぬいたことが伝わりましたね。

彩矢が両親と祖父のわだかまりを和らげようと、父親からもらったテディベアを「おじいちゃん・・・抱っこしてみる?」と話しかけたシーンはもう・・・。

彩矢が、周囲をよく見て自分の足でしっかり歩いていける女の子だと思いました。

そのことで、あれほどまでに彩矢の両親を彩矢の目の前で罵倒した鮫島がちょっと素直になった一面、彩矢たち親子の手が繋がるように重ねたところは感動でした。

家族の再生とボディガードの在り方についてメッセージ性のある6話でした。

 

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