美食探偵

美食探偵明智五郎最終回 最後の晩餐は怒涛の展開に!さらば、明智五郎

美食探偵最終話あらすじネタバレ

前回、苺を誘拐し、明智(中村倫也)や苺の親友、桃子(富田望生)を混乱させただけでなく、明智を自分が仕掛けた罠に呼び寄せて奈落の底へ共に落ちていった、マグダラのマリア(小池栄子)。

マリアは前回、明智と落下したものの、救助用の紐を持っていたおかげで後ほど助かったのです。

明智は無事、苺の元に帰還しますが、明智は口を閉ざしたまま・・・。

明智の探偵事務所にはまたマリアからの不審な絵葉書が届いていました。

半年が過ぎ、細々と探偵を続けていた明智は、母、寿々栄(財前直見)から実家の系列ホテルで聞かれる重要な和菓子の選定会に来てほしいと頼まれました。

その選定会のことを街頭のニュースで知ったマリア(小池栄子)。

それまで海外に行っていたマリアは、久々に、茜やみどり(仲里依紗)、伊藤(武田真治)が待つ家に帰宅。

「ロシアンルーレット」式で、ゲームをするというのです。

マリア家で栽培しているトリカブトの花を利用した殺人でした。

しかし、選定会の当日、明智と苺を容赦なく邪魔する「マリアファミリー」が!

みどりと茜は、和菓子店の従業員になりすまして、会場でお茶請けのお菓子を配りますが、明智は季節外れの青梅のお菓子を怪しんで追求。

「彩り」だと答えるみどりと茜。

一方で、駐車場にて、キッチンカーの中で、明智を待機していた苺は、「日本橋毬屋」というな店名の違和感に気付きました。

サーチシステム「クルックー」にて、音声検索をしたところ、その店が存在しないことや、マリアに繋がっていることがピンときた苺。

しかし、伊藤に捕まってしまい、彼から脅迫で注射針を刺される寸前に。

その注射器には猛毒が含まれていました。

明智家の家紋のキキョウを模したお菓子に、トリカブトの毒が盛られたことを勘づいた明智。

最初は青梅かと思いきや、明智が最初から狙っていることに気付いた彼は、自分がいち早く騒げば、自身に疑いがかかることを考えを巡らせます。

いち早く、家の家紋をモチーフにしたお菓子を見て、寿々栄がキキョウのお菓子を先に食べてしまいました。

そのことをきっかけに、明智はゲストに和菓子に毒が混入していることを知らせます。

母、寿々栄は発見が早かったので、死なずに済みました。

しかし、明智が必死で呼びかけ、その後、上遠野と高橋も駆け付けたものの、ゲストに来ていた政府要人の総理大臣・神無月(正名僕蔵)は容態が不安で、田坂外務大臣(松村雄基)が亡くなる無差別殺人事件が起こります。

明智は寿々栄と長年の確執を抱えていましたが、母との間にそれまで複雑な感情を抱いていたけれど、今は、老舗百貨店というブランドこそが、母と自分を普通の親子の時間がとれなくなっていた原因だからこそ、憎いと口にするのでした。

明智と母はようやく長年の雪解けが解けていきます。

寿々栄は、「あなたに早く結婚して幸せになってほしい。明智家の跡取りをあなたが継ぐことはないと諦めてもいる。あなたには、うちの家柄にはふさわしくないけれど、苺ちゃんはあなたをきっと幸せにしてくれる」と明智の真の恋心を理解するのでした。

伊藤(武田真治)たちによって、その後、「リンゴ」こと、茜(志田未来)や、「れいぞう子」こと、みどり(仲里依紗)に誘拐されてしまいました。

明智は事件の真相を追う上遠野(北村有起哉)と、高橋(佐藤寛太)にマリアのことは伏せたまま、苺の救出に急ぎます。

上遠野には、年は30代から40代くらいの「男」とあえて嘘をついたのです。

腐れ縁の上遠野や高橋をこれ以上、巻き込まないために・・・。

桃子は上遠野たちに苺が誘拐された可能性があることを訴え、マリアの存在を伝えようと警視庁に駆け込んでいました。

しかし、明智から電話が・・・。

明智は桃子に警察にはマリアのことを伏せたうえで、自分の指示に従ってほしいと伝言するのでした。

その様子を上遠野だけは不信に疑っています。

駐車場に服を洋装に着替え、靴だけは履き替え忘れたマリアに遭遇。

いつもの漆黒のドレスに草履姿のマリアは、「私達2人の運命を試すために今回の犯行に及んだ。命がけのゲーム」と犯行動機をしれっと口にします。

高橋(佐藤寛太)は、明智とマリアが一緒にいるのを目撃し、2人を制止するために、銃口を向けようとしますが、職務中に一度も拳銃を撃たないまま定年を迎えるという警察官の常識を守り、マリアに発砲することをためらうのでした。

明智もそれをわかっていて、彼はマリアの手を繋ぎ、逃避行のように逃げていきました。

森の中で草履で足を怪我をしたマリアの足の手当てをした明智。

伊藤が駆け付け、マリアを迎えに来たので、彼と共にマリアは去ります。

アジトでは、苺がみどりと茜により、口を塞がれたまま、可愛い純白のドレスに無理やり着替えさせられました。

一方で、明智は桃子(富田望生)と密に連絡をとり、晩餐会の会場であるログハウス付近まで、運転ができる桃子に送ってもらいます。

マリアはもう一度、「最後の晩餐」の招待状を明智に送ったのでした。

苺は大きなことを起こさないように気を付けながら、マリアたちに従います。

やがて、会場に到着した明智は、ドレスコードにより、ドレス姿の苺と再会。

マリアたちは料理を着々と準備していて、出来上がった料理を食卓に運んでいきます。

料理が出来上がる寸前、茜は田舎にいる親戚からの電話で自分を愛情いっぱいに育ててくれた祖父の死を知ります。

みどりは伊藤と互いに両想いであり、料理を作る喜びという共通項を持っていることを再確認し合うのでした。

明智はみどりとの久々の再会に、「生きていてくれてありがとう」と優しい言葉をかけるのでした。

みどりは自宅マンションのダストシュートのなかで「破滅」を図ろうとしましたが、伊藤がダストシュートの電源を切ったので、助かり、「マリアファミリー」に復活。

食事を食べる寸前、伊藤に抗議した苺。

自身も料理人として、お客さんに自分が作った料理を食べてほしい純真な気持ちがあって、弁当屋を続けてきたと熱く思いを訴えます。

しかし、今、明智と自分の「最後の晩餐」を食べるこの状況なら、伊藤が出しているディナーは美味しいけれど、心がこもっていないから美味しくないのだと抵抗。

マリアは口答えをする苺を黙らせるために、注射を打ちます。

苺は倒れ、明智は苺を抱きかかえて号泣。

今まで自分は生きていていいのかどうかと葛藤していたけれど、食べることが生きる事に繋がる大切さを教えてくれた苺の存在は大切だと話す明智。

マリアはこれが「絶望」だと口にします。

苺に毒が回り、やがて死に至る・・・明智にとっての最大の絶望を味合わせようと大笑いするマリア。

明智はマリアに対し、「まだ希望は残されている」と言います。

マリアは怒り狂い、どこに希望があるのか?自分は元々、希望という言葉が嫌いだ、自分の元にいる「マリアファミリー」となった伊藤や茜、みどりにはそんな生きる希望が見いだせず。「絶望」という共通点を抱えてここにいると声を荒げるのでした。

そこへ、上遠野と高橋ら警察たちがようやく到着。

上遠野は、警察を訪ねてきた桃子が挙動不審だったことを見抜き、マリアにたどり着きました。

上遠野の前に自ら現れ、彼を挑発し、一騎打ちになった2人ですが、伊藤がマリアを庇って銃で撃たれ、絶命。

伊藤は命を絶つ前、苺に打ったのはトリカブトではなく、一時的に気絶して眠りにつく命に別条のない液体だったことを認めます。

まだ若干の良心の欠片が伊藤には残っていたので、トリカブトの注射器と命の危険にない薬物が入った注射器とすり替えていたのです。

最後の晩餐と称して作った苺や明智に提供するはずだったデザートは、苺のムースだと明智に伝えました。

最期の行動として、日頃から好んでいた煙草を吸おうとしますが、息絶えるのでした。

明智は苺が倒れた時、それをいち早く見抜き、「最後の希望」がまだ残っていると言います。

苺は無事、生還しますが、マリアは最初、明智と出逢った時と同じ崖から飛び降ります。

マリアの遺体は上がってきていません。

苺と明智、上遠野や高橋などは平穏な日常を取り戻します。

明智は探偵を辞めたことを苺にだけ伝えました。

その頃、マリアは、明智の妻となり、伊藤や茜、みどりらと温かく食卓を囲む想像をしながら、水中で溺れていますが、彼女はふと目を見開きます・・・。

マリアは必ずやいつかどこかで復活するでしょう・・・・。

そんなマリアの邪悪な思いを自ら受け継いだ地下アイドル、ココ(武田玲奈)が「第二のマリア」として、マリアが運営していた個人サイト「マリアの部屋」の管理人になり、新たなターゲットを物色。

新しい人への書き込みの返答をおこなっていました。

そして、明智と苺にようやく訪れた平穏はまた、いつ壊されるかもしれないと心のどこかで思いながら、明智と苺はいつも通りの日常を過ごすのでした。

美食探偵明智五郎感想・みどころ

苺が誘拐の末、毒を打たれたかと思いきや、伊藤の配慮で無事、生還したときは本当によかったですね。

マリアが死ぬわけがない・・・いつかどこかでまた、明智や苺と再会の日を待ち望みながら水の中へ消えていったと思われます。

伊藤がマリアを庇い、苺のことも殺さなかった最後の優しさや、伊藤に好意を抱き、お互いに両想いだったみどり(仲里依紗)にとっては、伊藤の最期は悲劇的でした。

いつもは穏やかで少し天然ボケだけど、明智を助けようと警察官としての正義を貫いた姿勢はかっこよかったですね。

苺の料理人としての熱い思いがとても真っ直ぐで、その言葉が多少は伊藤の心に響いたからこそ、苺は助かったのとだと思います。

伊藤が最後のデザートに作ったのが苺のムースって憎い演出で、伊藤の最期の思いやりが伝わり、涙腺が緩みました。

食べることは生きる事それを教えてくれたのが苺だった・・・という明智の言葉も胸に刺さりましたね。

「絶望」のはずが希望に変化し、マリアはいつかまた明智と苺の元に現れることは間違いないでしょう。

でも、マリアが水の中で行方知らずの間は、「爆裂エンジェルス」のココ(武田玲奈)が「第二のマリア」として今後も新たな厄介事を起こす展開も期待です。

最終回らしい苺が絶体絶命な危機で明智の最後の力が試された最終回でした。

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