大追跡~警視庁SSBC強行犯係~

大追跡~警視庁SSBC強行犯係3話 反射した事実

大追跡~SSBC強行犯係~3話「反射した事実」あらすじネタバレ

世間谷の閑静な住宅街で持田祥子(畑奈緒子)が何者かに襲われ、階段から転落しました。

「ごめん遅くなっちゃった。ママ急ぐね」

その直後に、見知らぬ若い男に襲撃されてしまいました。

現場に臨場したSSBC強行犯係の板垣(大森南朋)、名波(相葉雅紀)は搬送される祥子の首に赤いやけどのような跡が2つあり、左足の靴を履いていないことに気付きます。

「あれ?」

「かなりの重症ですね」

「大丈夫かな」

「通報があったのは?」

「午後8時18分。宅配業者が女性が倒れているのを見つけました。持田祥子さん、平成元年…」

「てことは36歳」

「自分で足を踏み外したのかもいれないな」

「何やってるの!現場を荒らさないで」

間もなく、青柳に叱られる、伊垣と名波。

「SSBCは防犯カメラ収集でしょ。ここは私達の現場」

「防犯カメラ映像を集めてください」

機動捜査隊の源晋(矢柴俊博)、沢村(ワタナベケイスケ)にも催促されるのでした。

そして、青葉が、持田家を訪ねると小学生の娘、柚希がいました。

「今晩は。お姉さんはお巡りさん。お父さんいるかな?」

「お母さん一人だけです」

「お母さんに会いに行こう」

持田は意識不明の重体で入院することになりました。

SSBCは、八重樫を同席させて防犯カメラを確認します。

「これじゃあさっぱり分からないじゃねぇか」

「これが一番クリアなものです」

「現場から200メートル離れたカメラが捉えていました」

「あそこは住宅地でカメラの数が少なくてこの後の映像はもう一つだけ」と、城(野村康太)。

「こちら半ズボン、こちらも半ズボン。同一人物と思われます」

「半ズボンだけど犯人の顔がさっぱり分からねぇじゃねぇか」

「バイクの車種は?」

「不明です」

「ナンバーが見えないからNシステムでも追えませんね」

「持田さんの靴は見つかったのか?黒のパンプス」

「被害者は左の靴を履いていなかったんです」

「現場にはなかった」

「なんだよ、SSBCなんも役に立たないじゃねぇかよ。なんの話だ」

しかし、SSBC強行犯係が集めた防犯カメラには大きな収穫はなく、容疑者の特定は出来ません。

捜査が行き詰まりそうになるなか、伊垣は数年前に名古屋で連続しいて起きた事件に言及します。

「令和5年4月12日、21時頃、名古屋市昭和区の路上で、三宅穂乃花さn、28歳が帰宅途中に何者かにスタンガンで襲われ、左足の靴が奪われた」

「左足の靴?」

「水色のヒールです」

「その1週間後の29日、名古屋市中区の路上で小山奈津美さん、32歳が同じく何者かにスタンガンで襲われ、全治二週間の怪我。どちらも犯人検挙に至っていませんが、同一犯による犯行だと考えられます」

過去にも、女性たちが背後からスタンガンで襲われ、左足の靴を奪われる事件があったのでした。

「全く同じ事件が東京で起こったんですね」

「これも同一犯だってことか」

どちらも同一犯による犯行とみられていたが、犯人検挙には至りません。

その頃、柚希のことを気に掛ける、青葉。

「お母さんに万が一のことあったら柚希ちゃんどうなるの」

祥子には柚希(瑠璃)がいるものの、夫と離婚していたので、祥子にもしものことがあった場合は、柚希は天涯孤独になってしまいます。

同じシングルマザーとして共感する青柳。

「父親は?」

「うちと同じ。離婚してシングルマザー」

「俺達には美里がいるだろ」

「あなたはもう家族じゃないから」

「お2人は?」

「4年前に別れたんです」

伊垣の言葉に、名波は伊垣と青柳が元夫婦だということを知りました。

「だからいつもケンカ腰で

その矢先、八重樫から捜査の中止を告げられました。

「青柳主任、一課長がもう動くなって」

「どういうことですか?」

「上からの指示だ。今回の事件に一課は関わらない。」

「私達が捜査しないで、どこが…理由を伺っても宜しいでしょうか」

「どこか大使館が絡んでるかも」

SSBCでも混乱しています。

「こんなこと聞いたことないよな」

「刑事部長?」

「警視総監」

「連続通り魔かもしれないんだぞ。こんな凶悪事件の捜査を止めるなんてこんなことあるかよ」

連続通り魔事件かもしれないのに捜査中止、前代未聞の事態に戸惑いを隠せない青葉。

SSBC強行犯係もさすがに捜査不可能かと思われましたが、またしても名波は言います。

「僕達でやりましょう」

「そんなことできるわけないだろ。名波、今度という今度はだめだ」

「上の人に叱られるから?」

「無理ですよ。我々は一課のようには動けません」

「伊垣さんは3年前、捜査一課にいたんですからノウハウは分かってますよね」

「いや、ちょっとお前」

「いいんじゃないでしょうか。うちが独自で動いちゃいけないなんて言われていません。うちは新しくできた別班なんだから別班なりのカラー出していかないと」

翌朝。

八重樫は記者の清水琴音(水嶋凛)に家を出てから、待ち伏せされて追求されます。

「お早う御座います。一課長、 世田谷の通り魔事件捜査縮小されたんですか?」

「ああ、あれね、捜査は所轄でやることになった」

「どうしてですか?捜査一課は手を引くんですか?」

「手を引いてるわけじゃないよ、所轄がやるんだよ」

「事実上の中止じゃないですか」

板垣をはじめとしたSSBCメンバーは乗せられてしまいます。

「2年前、名古屋で襲われた三宅穂乃花さん、小山奈津美さん、そして今回の持田さん、犯行の手口は一緒ですが、3人の被害者が女性であることに共通項はありません。2年間の間に女性が狙われたことに代わりありません」

「この2年間の間に空白が空いたんでしょうね」

「犯人が刑務所に入っていたとか」

「仕事で海外に行っていた?」

「靴を奪ったのはトロフィーかも。犯行の記念品として犯人が何かを持ち帰ることがあるんです。被害者の衣類、髪の毛、ひどい場合は臓器」

洞察力の鋭い、木沢が犯人の人物像を推理します。

「でも今回の犯人は」

「いつも左足の靴だけ」

「そこにこだわることで犯行をブランド化しようとしているタイプかも」

「いずれにせよこのタイプの犯罪者は、犯行をエスカレートさせるものです」

「容疑者は階段を駆け下りると、持田さんの左足のハイヒールを奪った。なんでここだったんでしょうね。」

「理由なんてないだろ。相手が転がり落ちるなら靴を奪ってもいいと思ったんだ」

ふと、青柳と伊垣は、元夫婦ということもあって衝突します。

「なにしてるの」

「捜査だよ、捜査」

「止められたのは一課であって、SSBCじゃないからな」

「そんな勝手なこと」

「お前こそ何しに来たんだよ」

「たまたま通りかかっただけです」

「上の命令に従うのか。どうせ何も出来ないんだ、帰って承認試験の勉強でもしてろ。ちょっと待って!どうして、私がやらせてもらえないのにあなたが?いつもそう、自分勝手で偉そうで、私がどれだけ我慢してきたか!」

「お前がずぼらにはずっと我慢してきたぞ。そのくせ気ばかり強くて、12年も一緒に暮らしてきたぞ」

「それはこっちのセリフよ」

「それが離婚理由」

「名波さん、私はこのこと、一課長に報告します。これは明らかな職務命令違反です」

「理不尽な命令なのにですか」

「私達は警察官です」

「刑事でしょ」

「所轄にいたお前が希望して一課に来た理由は何だよ。持田さんのような被害者のためじゃないのか?彼女を傷つけたくそ野郎を捕まえるためじゃないのか?どっち向いて刑事やってるんだよ」

冷静さを欠き、被害者に感情移入する青柳を厳しくも、気付かせる伊垣なのでした。

その夜。

一人娘と夕食の準備をするものの、事件のことで手がつきません。

「ママ、スプーン出して、洗濯物も畳んでないじゃん」

「ごめん」

「いいよ。パパもよく言ってたよねーママ、ずぼらなとこあるって」

「やめてー」

間もなく、電話が鳴り、柚希の母、持田祥子が亡くなったことを知らされました。

「ママ!ママ!」

遺体安置所で泣く柚希に胸を痛め、犯人へのやりきれない怒りを持つ、青柳。

犯人を特定しようとするSSBC。

「これが限界です」

「この写真をもって聞き込みに回ろう」

「一課が動けないからやるしかないでしょ」

「もっとSSBCらしいやり方ないんですか」

「例えば?」

「分かりません」

「泥臭く捜査するしかない」

「失礼します。持田祥子さんがお亡くなりになりました。私も捜査に参加させてください」

「なんで?」

「捜査一課が捜査に復帰するんですか?」

「私だけです」

「青柳さんだけ?」

「八重樫一課長に許可は?」

「一致課長の許可はもらっていません。私は刑事よ。持田さんを殺したくそ野郎を逮捕したい」

「いいんじゃないでしょうか。ちょうど捜査に息詰まっていたところです。一課の方が捜査に加わっていただけると助かります」

係長の葛原(光石研)は青柳が捜査に加わることを許可しました。

やがて、犯人の前足と呼ばれる、犯行前の行動を追った防犯カメラ映像が見つかり、有力な容疑者、仙波達也(杢代和人)が浮かび上がります。

バイクに乗ったその男が煙草を買っていました。

「バーコード決済」

「決済記録、入手しました」

「こいつだ」

「仙波達也、22歳。住所は港区西麻布5の2の15。麻布セレナレジデンス」

「高級マンションか」

「金持ちのボンボンか」

「大学のサークル写真、2年前の」

「南条大学」

「名古屋の大学ですね」

「これは…ラスベガス?」

「1年前」

「仙波達也の住んでいるマンションの所有者が、仙波啓一郎。」

「仙波啓一郎って…自明党幹事長の?!」

「次期総理の最有力候補だぞ」

「仙波啓一郎の選挙区は、愛知17区、名古屋です」

「2年前、仙波達也は名古屋の大学生だった。」

「今は東京」

仙波の父親は与党自明党の幹事長だったことが判明しました

「これは限りなく黒に近い」

「父親の圧力で捜査が止まったんですか」

「仙波啓一郎は自明党最大勢力を率いる大物議員ですから」

「これ、捜査続けていいんですか?」

「与党自明党ですよ」

「久世官房長官、自明党」

一気に伯父が内閣官房長官の久世である、名波の顔色を伺う伊垣たち。

「そんなこと気にしなくていいです、犯罪は犯罪です。僕の伯父のことは気にしないでください

「じゃあ怯まないでいいな。大物政治家が絡んでるとなると捜査は慎重の上にも慎重を期さないと」

「今すぐ仙波を引っ張るわけにいかない」

「まずはコウカクだな」

「行動確認」

「今日はバイクじゃなさそうですね」

「この後、仙波は、青山のカフェで食事して、家に戻りました。」

「食事するためにタクシーか、いいご身分だよな」

意味深に、名波を見る、伊垣。

「だから僕はボンボンじゃないって」

「仙波は2年前、大学に通うため、家族と名古屋に暮らしてました。しかし、2.23年4月末に突然休学してアメリカに渡米。今年の6月2日に帰国。父親が所有するマンションで一人暮らしです」

「名古屋の事件の直後だな」

「息子がやらかしたと知った仙波啓一郎が急いでアメリカに逃がしたのか」

「そして父親が捜査を止めた」

「じゃあ帰国してまたすぐに事件を起こしたってこと?」

「許せない!権力で犯罪をもみ消すなんて!柚希ちゃんはお母さんを殺されたのよ」

「許せないな、逃げ切れると思うなよ」

その夜、久世と飲む、名波は情報を仙波達也の情報を聞きます。

「お前達の見立ては正しかったよ。警察に捜査圧力をかけたのは仙波先生だったよ」

「じゃあ仙波達也の犯行で間違いないですね」

「参ったよ。仙波先生は自明党で苦楽を共にした盟友だ。息子さんの犯罪が公になれば先生の政治生命は絶たれる」

「元警察庁長官がそんな心配を優先させるんだ。こういう手ごわい事件の為にSSBC強行犯係を作ったんじゃないですか。仙波達也に詳しい人物を知ってたら教えてもらえませんか」

「去年、仙波先生に選挙違反の疑いがかけられ、秘書が逮捕された。」

「結局不起訴で疑惑はうやむやになった。」

「だが、そののち、秘書は解雇された。20年は仕えていたいたはずなのにな」

「俺をさ、便利遣いするのはほどほどにしろよ」

「分かってますよ」

伊垣たちは、現在、清掃員をしている秘書を訪ねます。

「あいつは仙波先生の今の子供じゃないんです。」

仙波啓一郎の元秘書は、仙波達也が啓一郎の実子でないことを話し始めました。

「え?仙波達也が?」

「実の母親は達也が5歳の時に家を出ていきました。そのせいかどうかわかり暗線が、父親に、反発していました。先生を困らせては面白がっているところもありました。よく嘘もつくので私はあの子が嫌いでした」

「仙波達也は2年前、渡米しましたよね?」

「ああ、いきなり先生が達也をアメリカにやると言い出して、私が航空券や向こうでの住居を手配しましたね」

「何があったんですか」

「それは知りません。どうせあの子が何かしでかしたんでしょう。とにかく先生は激怒していました」

SSBCに戻ると、木沢が仙波達也の犯行動機を推測し、彼の精神的不安定な核心に触れていました。

「女性の靴を奪った動機は母親への歪んだ執着かもしれませんね。仙波は母親のトラウマで、靴を隠せばママは戻ってくる。僕は置き去りにされないという妄想しているかもしれない。」

「多分事件を起こす前からコレクションしていたんだろうな」

「はじめはどこかに置いてあるのを盗んでたけど、そのうち生身の女性が履いている靴を奪いたい欲求が膨らんできた」

「身勝手な欲望が渦巻いたってことですか」

青柳が自分に無断で、SSBCと捜査していることを叱る、八重樫。

「おい、青柳、通り魔事件捜査してるのか。警視庁が勝手な捜査することは絶対許されないぞ」

「一課長」

「どういうことですか?これ。SSBCが一課を差し置いて」

「2年前と今回の事件の同一犯は仙波達也。自民党幹事長、仙波啓一郎の息子です。捜査を止めたのは仙波啓一郎の圧力ですよ」

「早く身柄を抑えないと、仙波達也はまた女性を襲います」

青柳が捜査に加わり、犯人をSSBCであぶりだすことを躊躇する、八重樫。

それを仙波が自明党幹事長の子息だから止めるのかと圧をかけて、問いただす、伊垣、青柳、葛原。

「ちょっと待てそれは確かなのか」

「それは仙波達也が被疑者だからということですか?」

「自明党幹事長の息子が、被疑者だからということですか?」

「政治家の力で捜査が止まったということですか?」

 

「勝手じゃありません。仙波が、自民党仙波啓一郎の息子だからですか」

「全部だ!」

「私達は仙波達也の外堀を埋める必要があります。今更止めても無駄です、一課長」

ここで、名波は、八重樫を呼び、自分の存在で圧を掛けます。

「八重樫さん、ちょっと、もう言いたくはないんですが…僕の伯父は元」

「はい、わかっています。元警察庁長官で現内閣官房長官の久世俊介先生で御座います。」

「そして僕は…」

「国家公務員総合職採用試験に合格されて、警視庁に入庁されたキャリア官僚っでいらっしゃいます」

「3年後には」

「昇進して警察庁の局長。つまり私の上司になられるお方で御座います」

「これ以上、横やりを入れるおつもりなら」

「入れません。頑張ってください」

そして、公園で、子を持つ女性の靴を盗んだことを目撃したSSBC達。

「今、靴を盗みましたね?隠しているのを見せろ」

「仙波達也、現行犯容疑で逮捕する」

犯行に及ぶ直前、何とか仙波を逮捕し、取調室へ連行した伊垣と青柳。

「いい加減認めろよ」

「あなたが靴を盗んでいるところを見ているのよ」

「送検まで48時間以内に、世田谷の件を認めさせないと」

「仙波の自宅を調べれば靴が出てきますよ」

「俺は靴を盗んでねぇよ。拾っただけだって。やってねぇって言ってるだろ」

「靴を沢山持ってるはず」

「パスコード」

「教えるわけないだろ。無理やり顔認証でロック解除したってそんなの裁判で認められるわけないじゃん。」

「よく知ってるわね。素直にパスワード教えてよ」

「見られちゃまずいデータがあるんだな」

「こんなことしていいと思ってるの?俺の父親、誰だか知ってる?」

「仙波啓一郎だろ?」

「だったらなに?」

自分の親族の権力をちらつかせて余裕の表情の仙波に怒りを隠しきれない、伊垣と青柳。

そして、とうとう、仙波の家宅捜査の許可が下りました。

ところが、靴もスタンガンもないのです。

「どこに隠してるんだ?」

「靴がない」

「これだ」

仙波のパソコンを見つけ、持ち帰ると、光本(足立梨花)が分解します。

「さすが手慣れてる」

「出てきてお願い」

「デュブリケータにつなぎます。クローニング完了。まずは写真から!データ出ます」

「盗んだ靴の写真を撮っている可能性があります」

取調室で仙波を問い詰める、青柳。

「あなた今まで女性の靴を盗んだことあるでしょ」

「なーい」

「どこに隠してるの?」

「なに焦ってるんだよ、刑事さん」

「12459枚…靴の写真ありませんでした」

翌朝にかけて、仙波の証拠を調べるものの、パソコンのデータとスマホのデータの社員は同じで、なかなか見つかりません。

「パソコン履歴は?文字入力履歴も、でも何もなし」

「仙波、思ったより用心深いな、やっぱりこれを解析するしかない」

押収した仙波のスマホを見つめる伊垣。

「このままじゃ仙波に逃げられる」

「ん?サングラス、スマホで決済…」

伊垣は防犯カメラ映像から、自動販売機でスマホ決済した、仙波の動きを確認しました。

そして、自動販売機の防犯カメラを確認します。

「サングラスにズーム!」

「映ってる」

「ちょっと巻き戻して、ゆっくり差一斉」

そして、仙波がスマホのパスコードを押した瞬間を確認。

「28479…」

「最後、5じゃないですかね?」

「もう一度再生」

「4か…?」

「これ3回失敗するとロックかかる」

「1です。仙波の母は、仙波美沙子。現在は沢村美沙子。生年月日は1974年8月2日。逆から読んだら、284791。マザコンなら母親の誕生日をパスコードにしてもおかしくありません」

木沢(伊藤淳史)の分析を頼り、携帯のパスコードを突破しました。

しかし、パソコンのデータとスマホは写真データが同じでした。

「無駄骨だったってことか」

仙波は相変わらず青柳を挑発してきました。

「あと3時間だよ、刑事さん、俺を拘束するとそっちが罪に問われるぞ」

「まだ3時間ある」

SSBCでは、光本さやか(足立梨花)が、仙波達也が、犯行時間に携帯の電源を切っていることを特定しました。

「このスマホ、世田谷の事件が起こった7月25日は、19時58分21時28分まで電源が切られています」

「事件が起こった時間帯ですね」

「名古屋で事件が起こった令和5年4月12日と19日の夜も」

「仙波の位置情報が分からない」

「こいつが犯行現場にいたことが証明できない」

「他に使えるアプリあるか」

間もなく、仙波が、貸倉庫のアプリ「ソーコマスター」を利用していたことが判明しました。

「利用履歴、4月25日」

「持田さんを襲った後、この貸倉庫に向かった」

さらに、そこには女性たちの靴がありました。

「釈放よ。公園の窃盗容疑は晴れた」

「だからいっただろ、早くこれ解けよ」

「2年前、公園で襲った、三宅穂乃花さんの靴、小山奈津美さんの靴、六日前、世田谷で襲った、持田祥子さんの靴、仙波達也、強盗致傷及び、強盗致死で再逮捕する」

「強盗致死?」

「持田祥子さんは亡くなった。今度はあなたが母親を奪ったのよ!幼い女の子から」

青柳が突きつけるように、彼の罪を認識させます。

「うわああああ…」

そして、八重樫はいつものように記者会見します。

「えー本日、午後4時5分、被疑者を逮捕致しました。指名、仙波達也、22歳、大学生です。我が捜査一課の捜査員がですね、執念の捜査をいたしましてね」

「あれは捜査を中止したんじゃ?所轄がやるって言ったじゃないですか」

「それいったとか言わないじゃなくて、犯人捕まったからもういいじゃん。みんないつもテーマずれてるんだよねー」

柚希は幸いにも祖父母に挽きっとられることになりました。

その様子を見守る、青柳に、柚希は会釈をするのでした。

「強く生きてね、柚希ちゃん」

SSBCは、だまこ餅を食べている間、仙波が息子のしたことに責任をとり、自民党を辞職するニュースをみました。

「美味いなこれ」

「私の差し入れです。実家から送られてきて」

「離党じゃじゃすまないでしょ」

「議員辞職は免れないだろ」

「この先生も、犯人隠避で刑事責任問われるぞ」

「一課長が記者会見であんなに弦上げられたんだから」

「だまこ、だまこってなに?」

「子供の時から食べてるから考えたことないです」

大追跡~警視庁SSBC強行犯係~3話 反射した事実 感想・みどころ

女性の片方の靴だけに執着している、連続通り魔事件。

犯人の仙波達也は、大物政治家の息子で、母親への執着と愛の渇望が引き起こした愚かな犯行でしたね。

冒頭で靴を奪われ、階段から転がり落ちて、亡くなった柚希の母親…。

小学生の柚希から幸せを奪った、達也に対して、伊垣たちの怒りに共感しました。

自分が母親の背中を追い求めていたからって、人の命を奪って、自身の母親にすがるかのように、靴を奪っていく…。

おぞましい達也の深層心理に同情の余地はないです。

伊垣たち、SSBCの執念の大追跡が実を結んだ場面は爽快でした。

青柳が自身も子を持つ母として、柚希に「強く生きて」という場面は、彼女の母性を感じる温もりが感じられてよかったです。

 

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