大追跡~SSBC強行犯係~7話あらすじネタバレ
今日は伊垣と青柳が自身の娘、美里(今濱夕輝乃)と会う日です。
かき氷を食べようとした矢先、伊垣と青柳(松下奈緒)のスマホに、同時に遺体発見の連絡を受けました。
(伊垣)今日はかき氷食べよう。美里
(美里)友達と食べた
(青柳)たまにはパパに付き合ってあげなさい
(美里)事件発生
(伊垣)え?平町中学校?
事件現場はなんと美里が通う中学校。
遺体の身元はこの学校の数学教師。町沢圭一(マギー)で、体には無数の殴られたような痕ができていました。
沢村と源が現場に到着。
(源)この学校の数学教師、町沢圭一さんです。54歳。発見したのは水泳部員でした。
(沢村)飛び込んだらプールの底に沈んでいたと
町沢の遺体は、プールに飛び込んで練習をしようとしていた水泳部員によって発見されました。
(源)あーあ可哀そうに。もう一生のトラウマになっちゃうなー
(青柳)この痣は?体見せて
間もなく、伊垣たちSSBCが、映像を確認したところ、町沢はプールに隣接する雑居ビルの上層階に落下した模様。
(伊垣)昨夜の午後8時27分。
(青柳)空から降って来たってこと?
(名波)ですね。
(青柳)どういうこと?ここに落ちるとしたら?
(中津川)あの案の定、ビルのフロアや非常階段から血痕、そしてスマホが見つかります。
(佐倉)これは血痕すね
(名波)ここで何者かに暴行を受けた。防カメはあるわけないか。町沢さんはここから
ビルから?
(青柳)突き落とされたか、逃げる時に落ちたか
(伊垣)ここを映した防犯カメラもなさそうだな
間もなく、青柳、伊垣、名波、佐倉、中津川は、捜査一課長の八重樫(遠藤憲一)に状況を報告しに行きました。
(中津川)主任、スマホのカメラが見つかりました。中学に隣接するビルの屋上で見つかった血痕はやはり町沢圭一さんのものでした。
(佐倉)町沢さんは6階の踊り場から落下し、プールに落ちたと考えられます。
(青柳)死因は溺死でした
(八重樫)現場で見つかったスマホは?
(青柳)今、SSBCが解析しています
町沢のスマホは、技術担当の光本さやか(足立梨花)が検証中です。
(伊垣)中学近くの防犯カメラ映像に、、不審な車が映っていました。東に50メートル進んだ街路。現場から離れていく車です。時間は午後8時33分、町沢さんが落下した60分後。
(名波)もう1つの映像は事件の約2時間前。午後6時31分に撮影されたものです。
同じ車が西に約200メートルほど行った街路を現場に向かって走っています。
(八重樫)つまりこの車は現場周辺に約2時間とどまっていたってことか?
(青柳)ナンバーがはっきり映った映像は?
(伊垣)今、捜してる。
中学付近の防犯カメラ映像と共に、SSBCは捜査を開始。
事件当日の夜、現場付近に約2時間ほど停車する怪しいワンボックスカーが止まり、町沢のスマホの復元も完了しました。
しかし、同じ車でもナンバーが見えません。
(城)【野村康太】同じ車なんだけど
(小山田)【高木雄也】ナンバーが見えない
同じ頃、青柳が町沢の人物像について、彼の勤務先の教師たちから聞いた話を八重樫に伝えていました。
(青柳)町沢さんの人物像ですが、校長先生たちに伺ったところ…主に渋谷、新宿を徘徊していたそうです。娘の学校にそんな先生がいたなんて
(八重樫)自主的に繁華街回って?
(伊垣)知らなかったな
ふと、八重樫は自分の高校時代にも熱血教師がいたことを思い出しました。
(八重樫)俺の高校の時にもいたよ。体育の勝又先生。すごい怖い先生だったけどな、勝又先生がいなかったら、俺、高校卒業できなかったし、警察官になることもなかったかも。
(名波)一課長にそんな恩師が
(八重樫)ですから、町田先生のこと他人事とは思えません
(伊垣)でもその熱心な指導が仇となってトラブルに巻き込まれたのかも
(八重樫)なんてこった
(青柳)SSBCはそんなこと考えなくていいから
(名波)町沢さんの電話帳に登録されていた電話番号が復元出来たそうです。
自主的に繁華街を夜回りし、中高の熱血タイプの教師だった町沢の電話帳にはこれまでに指導した生徒達の連絡先が残っていました。
(光本)登録されていた電話番号は、1422。
(青柳)1422?!そんなに?
(伊垣)歌舞伎町、センター街…
(葛原)町沢先生が声を掛けた生徒達の番号では?
(木沢)(伊藤淳史)何年も夜回り続けてたらそれなりの数になるよなー
(仁科)【丸山礼】中高生見つけて説教して電話番号控えるの?
(城)ちょっと怖いですね
(小山田)俺なら食ってかかるけどな。なんで電話番号教えなきゃいけねぇんだよ
(光本)出た。元ヤン
(八重樫)君たちはさ、町沢先生に原因があったって言いたいわけ
(小山田)違います
(光本)すいません
(城)ごめんなさい
(仁科)Sorry
偶然、伊垣と青柳は、その中に美里の番号を発見した伊垣と青柳は親として動揺を隠せません。
(青柳)青柳美里?!
(名波)伊垣さんのお嬢さん
(八重樫)青柳の娘さんか
(木沢)町沢先生に捕まった?
(八重樫)夜のセンター街で?
(青柳)知らない!
(葛原)【光石研】まぁまぁ2人とも落ち着いて
(伊垣)電話番号が載ってんだぞ?美里が夜遊び?お前どういう育て方してんだよ!
伊垣は離れて美里と暮らしている為、美里の親権を持つ元妻の青柳を責めました。
(青柳)ちゃんと育ててます
(名波)お嬢さんに話を聞いてみます
(青柳)美里に直接話を聞く
(伊垣)お前にそんな資格ないだろ!
(青柳)町沢先生のこと聞くの!捜査の一環。一課の仕事!
(伊垣)俺は父親だぞ
(八重樫)伊垣、私情を捜査に持ち込むな
(名波)じゃあ僕も同席します。ダメですか一課長
(八重樫)いいんじゃないですか。お好きにどうぞ
またしても、八重樫は名波に忖度してしまうのでした。
捜査と私情が入り混じる名波(相葉雅紀)が間に入り、伊垣と青柳は、美里から経緯を聞きだします。
(美里)今年の春頃
(青柳)春頃っていつ?
(伊垣)そんなきつい聞き難しなくてもさ
(青柳)いつなの?
(美里)ゴールデンウイークの初め頃
(青柳)夜、センター街で遊んでたの?何時頃?
(伊垣)そんな取り調べじゃないんだから
(名波)青柳さん
(青柳)なによ急にいい顔しちゃって。何時?
(美里)10時?!
(美里)ママは仕事で遅くなった日で、紗希ちゃんに誘われて。帰ろうとしていたら、先生に声を掛けられた。
(伊垣)なにしてたんだ?
(美里)カラオケ
(青柳)そんな時間まで中学生だけでいられるの?!
(伊垣)どこだ?そのカラオケ屋。摘発してやる
美里は同じ学校の仲が良い鈴木紗希から誘われて、青柳が仕事で帰りが遅い日に、ゴールデンウイークに渋谷センター街へ遊びに行きました。
捜査にも関わらず、親として美里を心配する気持ちばかりが先走る伊垣と青柳を名波が間に入ってフォローします。
(名波)その時間に町沢先生に会ったの?
(美里)帰ろうとしてお店を出たところで…
帰ろうとした矢先、美里と友人の紗希は、町沢に声を掛けられ、家に帰るよう注意されました。
(町沢)待ちなさい。君たちはどこの生徒だ?うちの生徒か。こんな時間まで何してるんだ。拘束を守りなさい。電話番号教えて?今度なんかあったら親に連絡するぞ
(伊垣)その時だけ?
(美里)その時だけだよ
(名波)たいしたことないじゃないですか。そんな目くじら立てることじゃありませんて
(伊垣)お前は関係ないからそういうことが言えるんだよ
(青柳)とにかく中学生の女の子が渋谷で10時まで遊ぶなんてだめ
(伊垣)町沢先生はお前の子と心配してくれてそう言ったんだぞ
(青柳)そうよ、あんな熱心な先生、そういないわよ
(美里)わかってるって。そうかもしれないけど。
(伊垣)
(美里)あの先生のこと好きな生徒なんかいないよ。みんな嫌ってた。
(名波)そうかもしれないね。僕が中学の時だって生徒指導の先生はみんなに煙たがられてたし
(美里)でもやばいんですあの先生。これ私達の鍵アカウント。見て、町沢先生。誰かがネットで見つけて貼り付けたの。
美里は、伊垣、青柳、名波に町沢が怪しいグループの男たちに囲まれ、バーで土下座していいる動画を見せました。
その動画は美里の同級生たちが子供同士で使っているSNSのアカウントからでした。
(名波)それ何の動画?
(美里)知りません
その後、町沢が違法薬物を横流ししている疑惑が浮上します。
青柳はその後、警視庁に戻り、八重樫に動画を見せました。
(八重樫)なんだこれ
(青柳)謝罪させられているみたいですね
(八重樫)誰に?なんで
(青柳)分かりません。娘の話では町沢さんはやばい連中と関わっていたと噂されてます
(八重樫)町沢先生がだぞ?
(佐倉)一課長。町沢さんのスマホに登録されていた中の何人かに会ってきました。
(中津川)そのなかに4年前に平町中学を卒業した少年がいて。
その男性、野村から聞き込みをしたところ、彼は町沢の話題になると疎ましそうな顔をして話しました。
(野村)町沢?ああ、クスリやってるやつ見つけて説教しっときながら、そいつから巻き上げたクスリ、横流してるんだって。それで稼いでるって噂だよ。みんな言ってるよ。絶対自分も薬やってるって
(佐倉)いい加減なこと言うなよ
その話を聞いた八重樫は半信半疑です。
(八重樫)クスリって…町沢先生だぞ?
(佐倉)(中津川)先生じゃねぇよあんな奴よーって彼言ってました
(青柳)今まで私達が思っていたイメージとは違うみたいですね、町沢さん
(八重樫)勝又先生はそんな人じゃなかったぞ
SSBCでは犯行に使われた車を解析していました。
(城)現場にいたワンボックスカーは、事件前日の夜、渋谷区恵比寿で盗まれた車で下。
車は盗難車でした。
(八重樫)盗難車か
(小山田)所轄から取り寄せた防犯カメラ映像があります
(青柳)この2人が町沢さんを拉致して暴行した?
(伊垣)可能性は高い。
(名波)中学校の先生がこんなことに巻き込まれるなんて
(青柳)町沢さんは薬物の売人だったという噂もあります
(城)(木沢)薬物の売人?
(葛原)町沢さん自身薬物を使っていたという噂も
(名波)町沢先生は立派な教師じゃなかったんですか?
(八重樫)はう?
(青柳)SSBCは渋谷新宿の防犯カメラ映像記録に町沢さんの行動が映ってないか確認して
その集団のリーダー、海堀真矢(深水元基)に、町沢は土下座で懇願していました。
夜に、青柳は美里が、町沢のスタンプの切り抜きを見て笑っているのを叱りました。
(青柳)ただいまー。スマホばっかりてないの。なにこれ…
(美里)笑える。それ作った人天才
(青柳)自分の学校の先生が亡くなったのよ。こんなふざけたことして!
(美里)みんな言ってるよ。町沢はなんかしてやばい奴らに殺されちゃったんだって
美里があまりにも、人の死に対して未熟なことに悩む、青柳。
(青柳)美里、あのね
(美里)みんなうちの親が警察かんだって知ってるからさ、ほんとのところどうなの?って私に凄い聞いてくるんだあよね。なにしたの?町沢先生。
(青柳)捜査内容は
(美里)家族にも話しちゃいけないんだよね知ってる。お風呂入ろ
(青柳)待ちなさい美里!美里!
翌日、ガキと名波は、町沢がバーに入っていく動向を防犯カメラ映像で確認。
(名波)グレンマイン?
(伊垣)一課に報告しとくか
(名波)材料が足りません
伊垣と名波は、町沢が男達に土下座したバーの店長、長谷川に町沢の写真を見せました。
(長谷川)ちょっとわかんないすね
(名波)8月8日にこの店に入ったはずなんですが
(伊垣)23時頃です
(長谷川)お客さんの顔全部覚えてるわけじゃないんで
(名波)防犯カメラ映像を見せていただけませんか?8月8日の
ふと、名波は防犯カメラの映像に目を止めました。
(長谷川)あれダミーです。ガラの悪いお客さんがたまにいますので
(伊垣)いますよね
そう言って、やたら大騒ぎする男達に目をやりました。
伊垣と名波は、海堀率いる男達に、やんわりと問い詰めます。
(伊垣)君達、お楽しみ中のところ申し訳ありません。警察の者ですが、ちょっとお伺いしたいことがありまして。
(名波)この人、ご存じありませんか?
一番刺青が目立つ高身長の男性、海堀に聞く名波。
(泉隼人)見たことないっすね
(石田)あっ!知らないなぁ
(海堀)知りません
(伊垣)ところで君たちはどういうグループ?
(名波)仕事仲間とか?
(海堀)普通の友達ですよ。え?なんなの?
伊垣と名波は、海堀たちが店を出てから、バーの店主、長谷川にもう一度、防犯カメラ映像を見せるよう、頼みました。
(名波)防犯カメラ映像見せてください。お願いします
(長谷川)だからあれは
(伊垣)嘘はだめですよ
(名波)さっきの連中ですね。名前は?
(長谷川)知りません
(名波)我々は重大犯罪の捜査でここにきています。嘘をつくと虚偽の証言をすると問題になりますよ
(長谷川)海堀さんです
(伊垣)どういう奴らなんですか?怪しいにおいがプンプンするんですけど
(名波)半グレってやつ
(伊垣)やっぱりか
(名波)町沢さんですね。この人はこのグループの連中と知り合いなんですか?
(伊垣)何話してんだ
(店長)本当に知りません。私には聞こえませんでした。本当です
間もなく、町沢が海堀たちに暴力を受けている映像が、美里がスマホで見た映像と同じだと判明。
(八重樫)この時の映像だったのか。町沢先生と半グレが何の関係があるんだよ。
(伊垣)ないと思うほうがおかしいだろ
(青柳)偉そうに言わないで、また勝手に捜査して。
(葛原)指導が行き届かず、申し訳ありません
八重樫に謝る葛原。
(八重樫)俺いつも言ってるよね。捜査を主導するのはあくまで捜査一課。SSBCは捜査一課の命令に従ってもらわないと。
(名波)この映像だけ傷害の証拠になりませんか?海堀を引っ張って取り調べれば
(葛原)一課長、実は決定的な証拠がありまして
(木沢)例のワンボックスカーを盗んだ2人の男の映像。そして名波さんが撮った昨夜の映像。この中の2人と、車を盗んだ2人の彼らの歩容認証が一致しました
(仁科)【丸山礼】まず1人目、そして…つまりこの半グレ集団の中の2人が町沢さんを暴行した犯人で間違いない
(城)【野村康太】リーダー格の男は海堀、半グレ集団、ロストクロウのトップに海堀真矢という人物がいました。
(名波)申し訳ありません。自分達だけでここまで勝手に調べちゃいました
(八重樫)なにいってんすか。どんどんやっちゃってくださいよ
(伊垣)できるんだよ俺達
源と沢村は、バーの店長に、問い詰めます。
(源)(沢村)他に渋谷ロストクロウの奴らが良くいく店は?
(長谷川)俺が防犯カメラを見せたこと絶対言わないでくださいよ。俺殺されるかもしれないので
(沢村)そういう人なの
(長谷川)そういう人です
その後、沢村と源は車で張り込みながら、海堀を追跡。
(沢村)海堀はもっとイケメンですよ
(源)イケメン?どういう基準だよ。俺も娘にイケメンって言われたことあったな。10年前。黙って探せ
八重樫は記者の清水琴音(水嶋凛)と同僚の堀雄大ら記者たちにまたしても追われていました。
(堀)あれは誰に謝ってるんですか?
(清水)SNSで出回っています
(八重樫)今日はノーコメント
(清水)町沢さんが反社会と関わってるという噂がありますが、事実ですか?
(堀)問題教師だったんですか?町沢さんは
(八重樫)いい加減にしろよ
(清水)私達は真実が知りたいんです。それを報道するのが我々の使命です。
(八重樫)なにが使命だよ。かっこつけてんじゃねぇよ
(清水)あ、それ問題発言ですよ。一課長
(八重樫)相変わらず可愛げがないな
(清水)セクハラ発言
(八重樫)うるさい。なんでこんなになっちゃったんだよ日本はよー
(清水)パワハラ。今はそういう時代です
伊垣は美里とかき氷を食べた時、美里を注意しました。
(美里)ふわふわ
(伊垣)ふわふわだな
(美里)いい店見つけたじゃんパパ
(伊垣)だろ?ここに連れて行きたかったんだよ。でも美里から誘ってくれるなんてな
(美里)ママには黙っててね。ねぇパパ、あの土下座の動画何だったの?
美里が町沢の件で、嬉しそうに聞いてくるのでそれを咎める、伊垣。
(伊垣)そんなことは知らなくていい
(美里)みんな興味津々なんだよ。鍵垢の書き込みすごいことになってたじゃん。めっちゃ嫌われてたからあの先生
(伊垣)美里も書き込んでるのか?町沢先生の悪口を
(美里)たまにだよ。私も嫌いだもん
美里に善悪の区別がつかない未熟さや、故人の話題を友達同士でコミュニティで面白がることを厳しめに叱る、伊垣。
(伊垣)がっかりだな。嫌われていようがなんだろうが人が亡くなったんだぞ?それを面白がってその人の悪口を言い合って、最低だな。パパは恥ずかしいよ
(美里)そんなむきにならなくても
伊垣は当たり前のことを伝えたところ、内心では娘に嫌われたくないと悩むのでした。
(伊垣)うわああ!娘に嫌われる。パパ大嫌いっていう年頃だぞ。もう会ってくれないかも
(名波)美里ちゃんに悪気はないと思います。まだ実感として湧かないんですよ、人の死とか。ああほっらあのスタンドバイミーって昔の映画あったじゃないですか。あれだって少年たちが列車に轢かれた死体を見に行こうって話でしょ。子供ってのはそういうもんっですよ。嫌われたって正しいことを言うのが親の役目で
(名波)伊垣さん
(伊垣)名波~
そこへ木沢が声を掛けました。
(木沢)伊垣さん
(伊垣)ほっといてくれよ
(木沢)はあ?SNSにこんな書き込みが!
木沢は、美里が同級生たちとの間で使うSNSの書き込みに、「矢野」という人物のことで、町沢が殺されたのではないかと感じ取りました。
伊垣と名波は矢野将馬を訪ねました。
(名波)矢野将馬くんだね?
(伊垣)渋谷ロストクロウ
間もなく、矢野という16歳の男が、海堀たちのグループに引き込まれていることを知った町沢が説得に行った背景を知りました。
(青柳)見つけたの?
(伊垣)ああ。去年、平町中学校を卒業して、渋谷ロストクロウのメンバーになった少年だ
(名波)町沢さんが亡くなった理由を知ってるかもしれません
(伊垣)事情聴取は一課に任せたからな
矢野将馬は青柳の取り調べを受けることになりました。
海堀とロストクロウと関わるようになった経緯を話します。
(矢野)中学卒業して、バイトしながら格闘技のジムに通ってて、でもだんだんきつくなって。その頃、渋谷ロストクロウのメンバーと知り合って、海堀さんを紹介されて
(青柳)ロストクロウに入れって言われたの?
(矢野)はい。入ったら楽しいところだと言われました
(青柳)半グレ集団だと知らなかったの?
(矢野)入ってから知りました。やばいと思ってたけど、海堀さんが怖くて
(青柳)抜けられないと思った
(矢野)でも、町沢先生が絡んできて。
渋谷ロストクロウに、矢野が引き込まれたことを知った町沢は、卒業生の彼を家まで訪ねて、助言していました。
(町沢)渋谷ロストクロウとかいうグループに入ったってのは本当か?
(矢野)うざいな
(町沢)あいつらがどんな連中か。俺はお前の将来のためを思って言ってるんだ!
取り調べに戻ります。
(矢野)無視しましたよ。もう卒業してるのになんであいつに言われなきゃいけないんだって。でも…
それこそ、あの土下座の動画の真相でした。
(町沢)矢野、矢野、帰るぞ
(海堀)あんた誰?
(町沢)平町中学校で教師をやっている町沢と申します。ここにいる矢野将馬くんの元担任です。
(海堀)教師?先生が何の用だよ
(町沢)矢野くんはまだ16歳だ。こんな店に入ってはいけない、君たちの仲間になる年齢じゃない。矢野君を私達に帰してくれ。頼む。矢野君を抜けさせてやってくれ。頼む!矢野君を私達に帰してくれ。頼む、これ以上、矢野君を巻き込まないでやってくれ
(泉)なに言ってんだよ。寝言言うな
(海堀)さっさと帰れって言ってんだよ
(町沢)矢野、帰るぞ矢野
事情聴取にてー。
(矢野)俺は怖くてあの店に行けなかったんです
(青柳)渋谷ロストクロウを辞めたの?
(矢野)また町沢先生が来たんです。
町沢は暴力を振るわれながらもなんとか生還しました。
再び、矢野の家を訪ねて彼を説得しました。
(町沢)お前が人生を狂わされていくのを見たくないんだ。あんな連中とつるむのをやめてくれ!頼む。渋谷ロストクロウを抜けてくれ。
(矢野)わかったよ。先生、やめるよ俺
(町沢)そうか、矢野、ありがとう
そして、矢野は、町沢の死をネットニュースで知りました。
間もなく、海堀から電話がきました。
(海堀)俺を怒らせたらどうなるか。今すぐ戻ってきたら許してやる
海堀は、泉と石沢、矢野も巻き込んで、町沢の遺体を処分させた疑いがありました。
最後に青柳は聞きます。
(青柳)海堀は自分が町沢先生を殺したって言ったの?
(矢野)はい。石田さんと泉さんと3人で…
(青柳)え?
SSBCに戻って矢野から聞いた話を伊垣や八重樫に伝えた青柳。
(名波)海堀が町沢さんを3人で殺したってことですか?
(青柳)そういうことになります
(八重樫)しかも町沢先生を殺したといった
(青柳)矢野将馬のスマホに渋谷ロストクロウのメンバーとのやり取りが残っています。SNSグループを作ってるんです。
(木沢)今でもやりとりが残ってるなら突き止められるかも
(伊垣)まずはSNSのプラットフォームに海堀のIPアドレス提供を依頼する。
(木沢)海堀がフリーWi-Fiを使ったことが分かれば、SSBCで開発したデータベースを使ってWi-Fiの提供企業を特定、
(伊垣)そしてWi-Fiの設置場所から海堀の居場所を突き止める
間もなく、海堀たち渋谷ロストクロウのメンバーの摘発に成功しました。
(佐倉)歩容認証って言ってな、これでお前が車ぬっすんだことが証明されるんだよ
(中津川)その車が現場近くにあったことがわかってる。お前はそこで何をしてた。
泉と石田を問い詰める、中津川と佐倉。
泉は、町沢の拉致と暴行を認めました。
(佐倉)泉は町沢さんの拉致と暴行を認めました。でも殺してはいないと。
(中津川)石田もです。町沢さんはにげようとして自分で落ちたといっています
(八重樫)海堀の関与は?
(中津川)(佐倉)認めません
(青柳)リーダーを庇うつもりですね
(八重樫)よほど海堀が怖いんだろ。青柳、落とせるか
なんと、スマホの電源が切られていたことが判明しました。
(青柳)スマホの電源が切られてた?海堀は最初からそのつもりで
(伊垣)アイツのスマホに8月8日の位置情報データは残ってない。落とすのは難しいぞ。もちろん、俺達のほうで証拠は捜す。
(伊垣)珍しいな。下手に出るなんて
(青柳)お願い。私は命令したの、必ず証拠を見つけて
まもなく、海堀を事情聴取をする、青柳。
(海堀)俺があの先生を殺した?誰が一旦だよ。あのガキがいったのか。信用するなあんな子供の言うこと
(青柳)こっちは証言を得てるの
矢野のことを知らないふりをして取り調べを続ける、青柳。
SSBCでは、捜査状況の深刻さにもかかわらず、進まないことに頭を悩ませていました。
(木沢)決定的なデジタルエビデンスが
(光本)でも海堀のスマホに位置情報データは残ってない。事件に関するSNSのやりとりもない。
(城)暴行された様子も、町沢さんを映した防犯カメラ映像もない。
(葛原)なかなか難しいですね
(伊垣)あの手の連中は暴行源ばあを面白がって撮影してたりするもんだがな
(名波)そういう映像もありません
取調室の青柳と海堀。
(青柳)泉と石田は自供したのよ、自分達がやったって
(海堀)やったって何を?ちょっと痛めつけたんじゃないんですか?
(青柳)じゃあどうして町沢さんはあそこから落ちたの?
(海堀)自分の不甲斐なさに自殺したんですよきっと
(海堀)刑事さん勘弁してくださいよ。何も証拠がないのに憶測だけで問い詰められても、こういうの人権侵害っていうんじゃないんですか。そんな怖い顔、せっかくの美人が台無しですよ
取り調べの様子を見ていた、佐倉と中津川、八重樫は、海堀の態度と性根の悪さを見て腹立てていました。
(佐倉)矢野翔馬の身が危ないな
(八重樫)青柳、落とせるか。あの野郎
SSBCでは伊垣たちが事件当日に花火大会が開催されていたことに気付きました。
(名波)あ、この光。町沢さんが落ちる寸前の防犯カメラ映像です。この光、花火ですよね?
(小山田)そういえばあの日は花火大会だったな。葉月川の
(名波)ここが明るくなってるってことは花火が見えますよね
(伊垣)写真や動画を撮ってる人がいる
(城)沢山いますよ
(葛原)その中にあのビルを捉えているものがあるかもしれない
(木沢)その映像をSNSにあげてる人もいますよきっと
(仁科)そっかそれを片っ端から調べれば
(城)決定的な証拠が映っているかもしれない
(葛原)よし、探しましょう。SSBIオシントシステムを使います。
(木沢)オープンソースインテリジェンスの略です。ウェブ上などで公開されている無数の情報を収集、分析して、有益な情報を導き出す、SSBC独自の検索システムです
オープンソースインテリジェンスを使って、町沢の亡くなったときの映像と海堀たちの犯行の証拠を見つけ出すことにしました。
(光本)SNSに投稿された動画や写真もビッグデータとして収集されていて、瞬時に検索可能です
(仁科)削除された投稿も保管されてます
誰かが町沢が殺された動画を撮っているものがいるのではないかと推測。
(海堀)こんなこと続けていたって無駄ですよ。帰してくださいよ。いい加減にしろよ
間もなく、伊垣と名波が花火大会と共に、町沢が落ちた瞬間の映像が見つかりました。
町沢は海堀ら半グレ達に非常階段から突き落とされていたのです。
(伊垣)8月15日午後8時27分の映像だ。
(名波)その日は花火大会でした。平町中学の隣のビルが映ってます
(伊垣)よく見てみろ
(名波)町沢さんが落ちた瞬間です。これを拡大し、明るさを拡大し鮮明化
(青柳)海堀!
ところが、海堀はこの期に及んで、警察が作ったディープフェイクだと食ってかかります。
(海堀)なんでこんな動画が。そっか、作ったな。フェイク動画だ。汚いことするな警察。証拠の捏造だ、訴えてやる
(伊垣)やってみろよ!裁判官もどう判断するか
(名波)そうきたか。海堀さんがこの動画が本物かどうか一番わかってるでしょ
(青柳)あなたは町沢圭一さんを殺害した。どうしてそんなことしたの?
(名波)町沢さんが何をしたっていうんですか
(伊垣)どうした?ビビッてなにも答えられないか
(海堀)うるせぇや!俺の子分そそのかしてグループから辞めさせようとしたからだよ。使いっ走りのガキでも俺のメンバーはメンバーだ。俺のメンツをつぶす奴は許さねぇ
(伊垣)メンツ?半グレ風情がこの野郎
青柳は、町沢に伊垣を止めました。
以前も、被疑者を殴って、SSBCに来たのです。
(名波)だめです、伊垣さん
(青柳)また同じこと繰り返すの?!
八重樫が、犯人逮捕と事件解決の記者会見を開きました。
(八重樫)町沢圭一さんは半グレ集団渋谷ロストクロウに入った自分の教え子を説得して、グループから抜けさせました。それが犯人の海堀真矢たちの恨みを買うことになってしまいました。理不尽でなりません。でもねこの町沢先生ね、やっぱ勝又先生のようにね本当に立派な先生でした。そこはね私の目に狂いはなかったっていうのは私の感想ですかね。以上です。
(堀)勝又先生とは?
(八重樫)俺の恩師。まぁ事件と直接の関係はないけどそれぐらい町沢先生と勝又先生は似てるんだよねー直接的な関わりはない。もう死んじゃったからね
自身の学生時代の恩師と町沢をオーバーラップさせ、語る八重樫。
翌日。
伊垣と青柳は、かき氷店で、娘の美里に、町沢の真実を伝えました。
(伊垣)町沢先生を殺した犯人が自供したぞ。
(青柳)先生は何も悪いことしてなかった。生活指導の先生って生徒達から煙たがられるのよねー
(伊垣)俺達が子供の頃は煙たがられていたよな
(青柳)町沢先生は教え子を反社会勢力から、抜け出させるためにたった一人で立ち向かったの
(伊垣)そこまでできる教師なんてそうそういるもんじゃないぞ、美里。町沢先生はいい先生だよ
(青柳)そうね
(美里)ごめんなさい、ごめんなさい
美里は亡くなった町沢のことを馬鹿にしていたことを反省しました。
名波は、伯父で官房長官の久世(佐藤浩市)と飲んでいた時、意味深な会話をしました。
(久世)凛太郎、お前いくつになった
(名波)今年38です
(久世)38か。俺が県警で本部長やってた頃だな。
(名波)県警で本部長?すごいな。確か伯父さんはあの後、警視庁になって、初代の組織対策部長になって、ああごめんなさい
(久世)謝ることはない。あのときのあの事件が今の俺をつくったんだ
大追跡~警視庁SSBC強行犯係~7話感想・みどころ
ちょっと昭和っぽい人情派の教師、町沢。
暑苦しさがあるものの、根本的に人へのやさしさと熱意を持った教師でしたね。
卒業した矢野のことを海堀率いるロストクロウから抜けさせようと、とてもひどい目に遭っても立ち向かい続けた勇姿に花束を贈りたくなりました。
町沢が海堀たちを説得する時に暴力を振るわれる場面は目を覆いたくなるほど胸が痛みました。
伊垣や青柳、名波が海堀に抱く怒りにとても共感しました。
今回、伊垣と青柳がまさに、親目線で捜査していて、美里への愛情が伝わりました。
美里のような今時の中高生って、人の死が、命がどれほど尊いものか理解するのに未熟な年齢なんだなとい思ってしまいました。
生徒達の間で、疎ましがられていた町沢のスタンプを面白がったり、町沢の事件のことをSNSで同級生と盛り上がり、伊垣に興味津々に聞く美里が私も見ていて悲しかったです。
美里、悪い子じゃないんだよな ただ、まだまだ子供なだけなんですよね。
それでも伊垣たちの捜査が今回も実を結び、町田の死をネタにして、好奇心旺盛で聞いていた態度を反省出来て本当に良かったです。
伊垣と青柳じゃないけど、最後は成長過程の美里を見守りたくなりました。
名波と久世が隠す「あの事件」の闇に迫る次回は楽しみですね。