大追跡~警視庁SSBC強行犯係~

大追跡~警視庁SSBC強行犯係~8話消えた✖✖

大追跡~SSBC強行犯係~8話あらすじネタバレ

夜道を走り、赤い服の男を追いかける、加茂雄作。

(加茂)やっとやっと見つけたこの野郎

(男)これだろ?あんたが捜してたのは

夜の路地裏で、突如銃声が響き、彼は腹部を撃たれます。

近くを通りかかった目撃者の通報で臨場した、SSBCの伊垣(大森南朋)。

加茂雄作(螢雪次朗)は伊垣の警察学校時代の先輩でした。

(伊垣)加茂さん、加茂さん

(名波)知り合いですか

(源)【矢柴俊博】ご苦労様です。状況はどうですか?近くを通りがかった男性が銃声を聞き、倒れている男性を発見したそうです。

(青柳)撃った相手は見たの?

(源)見ていないそうです

(佐倉)【本田大輔】害者の身元が特定しました

(沢村)【ワタナベケイスケ】マイナンバーカードを所持していたようです

(青柳)加茂雄作…昭和19年生まれ。

(伊垣)元警察官だ。俺の先輩だ。

翌日、青柳と佐倉が一課長の八重樫(遠藤憲一)に報告しました。

(青柳)加茂雄作さんは腹部を撃たれ、動脈を損傷。弾は脾臓にまで達していたそうです。医師の話だと助かる確率は五分五分

(八重樫)五分五分か。使われた拳銃は?

加茂が撃たれた銃は、警察官が使用するものと同じ38口径。

(中津川)【宮地真史】銃弾から見て38口径ではないかと

事件当夜、現場で付近の警察官が挙動不審な人物を見かけ、声を掛けるも、逃走。

(青柳)加茂さんは元警察官でした。昭和38年に拝命し、平成15年に退職しています。最終的な階級は巡査部長。江戸川区小岩4丁目のの交番勤務で職務を終えました。

(八重樫)撃たれたことと関係がありそうだな。犯人についての報告は?

(佐倉)事件直後の午後18時7分頃、近くに向かっていた交番巡査が挙動不審の男を見かけ、声を掛けました。しかし、男は逃走。赤いシャツに黒っぽい短パン、薄い色のサングラス、そして、黒い帽子。年齢は30代くらいです。

(八重樫)有力な被疑者だな。犯人で間違いないだろ

青柳(松下奈緒)は、五反田から乗車可能な電車の駅をすべてチェックするよう、伊垣たちに命じました。

(青柳)今、SSBCにこの男の行方を追跡させています

捜査一課長の八重樫(遠藤憲一)は、逃げた「赤いシャツの男」を有力な被疑者とし、伊垣たちSSBCは、防犯カメラ映像を集めながら、彼の行方を追います。

情報分析の木沢(伊藤淳史)が、五反田駅の防犯カメラに映る男を発見しました。

(木沢)見つけました!五反田駅の階段です!

(八重樫)駅に向かったか

(葛原)【光石研】ということは目黒もしくは品川方面。でなければ、地下鉄で浅草か馬込方面に向かった

(八重樫)対象者は五反田駅から電車で逃亡だ

ここで、名波がある異変に気付きます。

(名波)一課長

(八重樫)なんですか名波さん

(名波)他にも加茂さんが撃たれた時間に現場付近の防犯カメラに映っている人物がいます。

(伊垣)男が3人、女が一人。この4人の行方も追います

(八重樫)今、赤シャツの男を追うのが最優先だろうよ

(青柳)でも一応…

(八重樫)巡査を突き飛ばして逃げたんだぞ

(青柳)しかし

(名波)捜査対象を絞り込むのはどうなんでしょう

(八重樫)ですよね

伊垣は何故、帰宅に住む加茂が五反田にいたのか、何故、拳銃を持つ人物と関わっていたのかその理由が気になっていました。

(伊垣)でもどうして江戸川区に住んでる加茂さんが、夜の11時に五反田にいたんでしょうか

(八重樫)そんなことどうだっていいじゃないか

(葛原)五反田には夜のお店が沢山あります。

(伊垣)加茂さんは夜の街で遊ぶような人じゃありません。

(八重樫)そんなの分からないだろ。今元気な爺さんいっぱいいるし

(伊垣)加茂さんが拳銃を持っているような奴と付き合いがあるとは思えない

(青柳)あなたは被害者のことどこまで知ってるの?

(伊垣)俺が警察官になって最初の交番勤務で、3年間お世話になった。職質の仕方、薬物を所持している奴の見分け方、非行少年との接し方、優しくも厳しく、仕事のいろはを全部あの人から教わった

(名波)ほんとに大先輩

(葛原)他人事では済みませんね

(八重樫)公私混同するなよ。冷静な判断出来なくなるからな

(青柳)久世官房長官が加茂さんのお見舞いに訪れました

その矢先、搬送された病院で、生死の境を彷徨う加茂の元を久世(佐藤浩市)が訪れました。

(八重樫)官房長官

(久世)わざわざ君たちが来てくれなくても

(青柳)何故官房長官が

(久世)捕まえろ、加茂さんを撃った犯人を絶対に捕まえろ

(八重樫)はい勿論で御座います

(青柳)お任せください

久世から事件の早期解決を言明された八重樫は、なんとしてでも被疑者を特定しようと奮闘。

(葛原)4人の男女ですが、いずれも身元が判明しました。全員シロ

(八重樫)だから言っただろ!犯人は巡査を突き飛ばして逃げた赤シャツの男なんだよ!SSBCは俺の言うこと聞いてりゃいいの

(名波)八重樫さん、僕の伯父は警察庁元長官で現内閣官房長官の久世俊介です。そして僕は国家公務員採用試験に合格して警察庁に入庁したキャリア官僚。3年後には昇進して恐らく警察庁局長。つまりあなたの上司になります。この4人にこだわったのは僕です。僕の立場が一課長にプレッシャーを与えてしまい操作を遠回りさせてしまいました。謝ります。

(伊垣)頭上げろ名波。捜査に遠回りはない

(葛原)その通りです

(伊垣)この4人がシロだろ分かれば、被疑者は絞られていく

(八重樫)犯人は赤シャツの男一択。俺達はよ、久世官房長官に必ず犯人逮捕しますって約束したんだよ。時間たてばたつ程、捜査が遠のいていくだからよ

(青柳)一択というのはまだ早いんじゃ

(名波)だからそういうのも捜査のプレッシャーだと捉えないでください。一課長は捜査の最高指揮官なんですから冷静に。

(木沢)いました!赤シャツ。目黒駅地下通路です

(青柳)目黒?!

(仁科)【丸山礼】目黒で乗り換えたってことは次は多摩川方面加高島平方面

(青柳)それを追うのがあなたたちの役目でしょ?この先をっ捜して

(佐倉)加茂さんの体内から剔出された銃弾を調べたところ、22年前のホームレス射殺事件で使われたものと同じものでした。さらにですね、この拳銃は、現職警察官が襲われて奪われたニューナンブM60。その警官は加茂雄作さんです。

やがて、加茂を撃った拳銃が22年前のホームレス射殺事件で使用されたものと同じものであると判明します。

しかもその拳銃は当時の現職の警察官から奪われた銃で。その警官こそ、加茂でした。

(青柳)知ってたの?

(伊垣)あの事件の当事者が加茂さんだったとはな。まさか今回の事件とも繋がってるなんて

(名波)僕もびっくりです

(伊垣)僕も?

(青柳)平成15年7月6日午後10時20分ごろ、東京都江戸川区小岩4丁目交番に勤務していた加茂巡査部長がパトロールから帰って来たところを…何者かが襲い、拳銃を奪って逃走

(伊垣)その時俺子は交通課だった。もし、かもさんと一緒に行動していれば

(青柳)でも事態は最悪な展開になりました。7月8日深夜2時、北新宿7丁目公園で発砲があり、ホームレスが死亡。銃弾から、2日前の加茂が奪われたニューナンブM60と判明。加茂さんは一連の事件の責任を取って依願退職されました。

(伊垣)加茂さんは半年後に定年を迎えるはずだった。あの時の顔は今でも忘れられない。あの時何度か加茂さんと連絡をしてみたが会ってはくれなかった。噂では奥さんを亡くし、一人になっていたと聞いた。本当につらい毎日を送っていたんだろう

加茂の退職する姿を見た、伊垣。

(加茂)見送ってくれるのか。伊垣君、ありがとな。情けないよ、悔しいよ、こんな辞め方。俺の警察官人生は何だったんだ。元気でな

伊垣と、久世の甥で、SSBCに入ったキャリア組の名波(相葉雅紀)も戸惑います。

間もなく、加茂は容体が急変します。

伊垣、青柳、名波は様子を見守ります。

(伊垣)加茂さん死ぬな

(看護師)戻りましたー

(医師の石光)バイタル安定しました

名波は伊垣を気にかけます

(名波)大丈夫ですか伊垣さん

(伊垣)ああ。

(青柳)どういうことなんだろう。22年前の拳銃が使われていた

(名波)加茂さんは自分の拳銃で撃たれたんですよね

(青柳)普通に考えれば加茂さんから拳銃を奪ったやつに撃たれた。

(青柳)でも普通じゃないこともあります。どうして加茂さんのことを久世官房長官が気にしているんでしょう。絶対に犯人を逮捕しろって

(伊垣)お前は知ってんだろ名波。意味深なこと言ってたよな。僕もびっくりしたって言ったよな

(名波)実は22年前のあの事件のことを伯父さんから何度も聞きました。今でも未解決なことが残念でならないって。

(伊垣)久世官房長官も事件に関わっていたのか?

(名波)当時警視庁にいて、捜査に関わっていたそうです

(青柳)でもわざわざ退官した巡査部長ををお見舞いに来るって。名波さん、官房長官から直接話が聞きたいです。一課長と私は絶対にこの事件を解決すると官房長官に約束しました。でもそのためには当時の捜査状況を知ることが大切なんです。

(伊垣)俺も知りたい

(名波)わかりました

加茂が奪われた自身の拳銃で撃たれた理由と、拳銃を奪った人物と加茂を撃った人物が同一人物なのか、久世は遥か昔に退官した加茂の容態を今、気にかけているのか…疑問が沸き上がります。

そこで、伊垣は名波に久世と話がしたいと頼みました。

(伊垣)久世官房長官に話を聞きたい。この店に官房長官が

(久世)遅くなって申し訳ない。しずさん冷たい麦茶もらおうか、みんなにもね

(青柳)お忙しい中済みません

加茂との出来事や、SSBCが創設された経緯を話す、久世。

(久世)22年前、私は警視庁組織対策犯罪対策部長だった。

(青柳)犯人は反社の可能性もあると考えていたんですね

(久世)それももちろんある。

(名波)当時の捜査状況は?

刑事部と組織対策課の合同捜査だ。加茂さんも事情聴取に立ち会った。正直、捜査は最初から行き詰っていた。理由はいろいろあった。当時は防犯カメラが少なかったし、目撃証言に頼るしかなかった。それもなかなか集まらない。それにホームレスが殺されたことで犯人像が絞りにくくなった。マスコミの報道も徐々に集まらなくなり、情報もますます集まらなくなった。加茂さんから手紙をもらったのは私が警察長長官になった時。私にまで届かないかもしれないことを覚悟のうえで書かれていた。ホームレスが殺されたことも全部自分のせいだってな。退職後も新宿近辺で聞き込みをしていた。加茂さんにも警察にも犯人を見つけられなかった。デジタル捜査がここまで進んでいる今だったら事件は早急に解決できただろう。だから私は警察官長官としてSSBCの創設に尽力したんだ。

なんと、SSBCの創設者は、久世だったのです。

(伊垣)久世官房長官がSSBCを?

(名波)昔からよく聞かされていました。これからはデジタル捜査の時代だって。昔から聞かされていました

(久世)言ってたな。あの事件の捜査は一度も進展してない。実は加茂さんに1度だけ会ったことがあるんだ。警察庁長官を辞める前の年だ。

加茂と久世が最期に会った日。

(久世)加茂さんまだ犯人捜しているんですか。もう辞めましょう。あなたは民間人なんです。万が一危険な目に晒されることがあってはならない。

(加茂)私があの男から奪われたのは拳銃だけではありません。私はあの男を見つけるためだけに生きてるんです、私は。巡査部長で終わった私のような者が警察庁長官とお話しできるだけで有難いことです。感謝致します。失礼します

加茂は大勢の刑事に囲まれ、犯人の人物像を証言していました。

(加茂)犯人の顔は見ておりません、見たのは逃げていく後ろ姿だけです。若い男でした。犯人は10代から20代、申し訳ありません

久世は話に戻ります。

(久世)あの時、無理やり加茂さんを止めていれば

(伊垣)加茂さんが追っているのは22年前の犯人

(青柳)22年前に、10代か20代ってことは犯人は今、3,40代。今、我々が追っている男と一致します。

(名波)SSBCが防犯カメラリレーでその男を追っています。

(伊垣)絶対に見つけ出しますよ

(青柳)その間に加茂さんの自宅を調べる。加茂さんが掴んだ犯人の情報があるかもしれない。

(久世)デジタルとアナログの融合か。その捜査こそまさに、私が望んでいた姿だ。

久世が去った後、伊垣と青柳は、またしても元夫婦なだけに衝突します。

(伊垣)デジタルとアナログの融合か。俺がデジタルでお前がアナログ

(青柳)何が言いたいの?

(伊垣)別に(笑)

(青柳)やっと笑う余裕出来たのね。私達が時代遅れって言いたいの?

(伊垣)分かってんじゃん

SSBCは捜査支援分析センター。あくまでも私達の捜査を支援する立場、SSBCは捜査一課専従、私達の命令にっ従い、手足となって働く部署。

(伊垣)今までさんざん助けてやったのに。俺達のおかげで解決できた事件があっただろ

(青柳)あなたはどうしても自分が上に立ちたいのね?

(伊垣)それお前だろ

(青柳)家でもそうだった。あなたの我が儘にどれだけ耐えてきたか。そんなこと言うならもう美里に会わせません。あなたが落ち込んでたからたまにはご飯食べてあげたけど、私とあなたは水と油。捜査一課とSSBC

(伊垣)お前のずぼらな性格に12年10年耐えてきたんだぞ。その上から目線やめろよ。それは違うだろ

社員食堂では、名波は、八重樫を頻繁に取材する、記者の清水琴音(水嶋凛)から質問されました。

(清水)ごめんなさい。こんな近くに座っちゃって。あの名波さん捜査のほうはどうなってるんですか?元警察官が撃たれた事件、被疑者は絞られたんですか?

(名波)そういうことは捜査一課長に聞いてください

(清水)じゃあSSBCは?

(名波)そういうことも僕の口から言えません。僕はまだ新米なので

(清水)名波さん中途採用ですよね?その前は何をされていたんですか?

(名波)証券マンです。

(清水)ご家族や転職は?

(名波)独身です

(清水)一つだけ質問していいですか?ご結婚されているんですか。タイプの人教えてください

(名波)清水さん質問は一つだけだったでしょ

SSBCでは、五反田駅に早朝から深夜まで加茂が張り込んでいたことが判明しました。

(木沢)見つけた!五反田で警官から逃げた男は、武蔵小山駅で降りました。

(伊垣)確かにこいつだ

(仁科)【丸山礼】武蔵小山に住んでいるか

(小山田)【高木雄也】知り合いがいる?

(城)【野村康太】行きつけの店がある?

(葛原)次は武蔵小山で防犯カメラ映像探しですね

また、加茂の足取りをSSBC技術支援の光本が解析しました。

(光本)加茂雄作さんのスマホからこの数日間の位置情報データが分かりました。加茂さんは撃たれる4日前の9月1日から、ずっと五反田駅のあの周辺にとどまっていました。

(葛原)毎日早朝から深夜まで

(木沢)1日15時間は五反田にいますよ

(名波)張り込み)

(伊垣)そうとしか思えないな。どうして9月1日なんだ?

(名波)その直前に加茂さんは犯人を特定する手がかりを掴んだんじゃ

加茂の家を訪れた、中津川と青柳は、彼が妻を亡くしたこと、22年前の事件をずっと追い続けていたことを知り、胸を詰まらせました。

(青柳)17時9分?

伊垣が電話します。

(伊垣)今、かもさんの家か?カレンダー見てくれ。9月1日に何かしるしはついてないか?8月31日は?

(青柳)なにもない

そこへ、2人が電話中に割り込んできた、SSBCの技術支援の光本(足立梨花)が異変を発見。

(光本)伊垣さん、17時9分に発信記録があります。東京中央テレビ

翌日、テレビ局にて、青柳は茂が年金の特集コーナーで、テレビ局に17時9分に問い合わせたことを突き止めました。

(テレビ局長)確かに、8月31日の17時15分に、視聴者の方から問い合わせがありました。年配の男性だったようです。17時9分頃放送されえたインタビュー映像はどこでいつ撮ったのかと。年金特集コーナーで、お身内の方が映ってると仰られたので何か事情がおありなんだろうと思いまして五反田で撮影したことを伝えました。

SSBCでも、武蔵小山2丁目で行われた、東京中央テレビの街頭インタビュー映像を確認。

インタビューに答えた女性は、川内恵。

以前、伊垣が防犯カメラ映像を確認してもらった女性でした。

(伊垣)この人、前に防犯カメラ映像を確認してもらった人だ

また、武蔵小山にて、赤シャツの男が映っていました。

(八重樫)犯人は赤シャツの男一択だ

(青柳)でも

(八重樫)でもじゃない!

ここで、一方通行で、一度考と決めたら曲げない八重樫を名波が注意します。

(名波)少し黙っていただけませんか、一課長

(八重樫)すいません

(伊垣)22年前に見た後ろ姿それでピンと来たのか

映像には、赤いシャツの男は映りません。

(名波)大体犯人がいつも赤いシャツを着てるとは思えません

(八重樫)だからこの映像意味がないんだよ全く。

(光本)加茂さんの意識が戻らないと分からないですね

(八重樫)有力な被疑者がいるんだからさ、こんな回り道しなくてたっていいじゃないかよ!ていうかさ、名波さん失礼ですけども、名波さん私に仰ってくださいましたよね?あなたが捜査の最高指揮官だって。

(名波)言いました

(八重樫)出しゃばって黙ってろって言いましたけどそれはちょっと傷つきます

(名波)出しゃばってすいませんって言ってませんけど。でもそうですよね。ごめんなさい。一課長にお願いします。

(八重樫)有難う御座います。いいんですか?被疑者はこの赤シャツの男一択!よくこの男の顔を覚えておけよーいいか?この弁当屋で弁当を買うってことは、この弁当屋の近くに住んでるってことだ

間もなく、武蔵小山にいる小山田と城から連絡が入りました。

(小山田)見つけました!武蔵小山2丁目の弁当屋で対象者が弁当を買ってます。

青柳は何かを感じ取り、佐倉と中津川と別行動をとります。

八重樫は、捜査一課に指令を出します。

(八重樫)いいか?ここからはローラー作戦だ。一課は全員武蔵小山に急行!なんとしてでも対象者を見つけ出せ。現場百篇!

テレビ映像を見ていた伊垣は、インタビューに答える中高年の女性が気がかりでした。

(伊垣)加茂さんはなんでこの映像にこだわるんだ?もしくはこの人の息子とか

以前の捜査で会ったことある一般人女性を見る、伊垣。

佐倉と中津川は武蔵小山の弁当屋に向かいました。

機動捜査隊の沢村と源も同行。

青柳はインタビューが行われた五反田駅前に単独で到着しました。

(青柳)あのインタビューはここで。加茂さんはここに5日間立っていた

伊垣は年金のインタビューを受けた女性を訪問。

(伊垣)年金詐欺?年金、騙し取られたんですか?

(女性)あの後よ。キツネさんっていう、刑事から電話がかかって来て。あなたの年金が詐欺グループに狙われているって

(伊垣)口座番号のことを聞いて詐欺だと思わなかったんですか?

(女性)思わないわよ。警察だって言ったもの

その頃、車で張り込んでいた源と沢村は、赤いシャツの男を車から張り込んで発見しました。

青柳は、インタビュー番組に映る青いシャツの男を尾行しました。

捜査一課は、赤いシャツの男を逮捕。

名波は久世に意味深に声を掛けました。

(名波)伯父さん実は気になることがあるんです。22年前あの捜査に関わりましたよね。世の中に未解決事件はまだあります。伯父さんが殊更あの事件に関わる理由は?僕には少しわからなくなりました。SSBCに配属されたのはそのためです。SSBCに入ってこの事件を解決しろって。余程伯父さんがあの事件で悔しい思いをしたのではないかとずっとそう思ってました。それを超えた別の理由があるんじゃないですか。22年前のあの事件には僕には知らされていない事実があるんじゃないかと

(久世)さすが俺の甥っ子だな、凛太郎。22年前マスコミにあの事件は大きく取り上げられた。当然だよ。現職の警察官が拳銃を奪われその銃でホームレスが殺されたんだからな。だが、報道されたのはそこまでだ。あの事件には世の中に公表できないことがあった。殺されたのはホームレスじゃない。ホームレスに扮した捜査員だったんだ。私が張り込みを命じた部下だった。

久世の部下がホームレスに扮して、22年前に殺されていました。

そして、犯人の手は、伊垣(大森南朋)の元妻で捜査一課の刑事、青柳(松下奈緒)に及びます。

犯人は、青柳に刃物を向けます。

(男)俺に何の用だ?

(青柳)加茂さんを撃ったのはあなたね?

(男)あのじいさんか、警察が捕まえに来たわけか。残念だったな

男は青いカラーコンタクトをしていました。

伊垣と青柳の中学生の一人娘、美里(今濱夕輝乃)。

伊垣の元に彼女から、青柳の異変を知らせる電話がかかってきました。

(美里)ママと連絡が取れないの。約束してたのに

(伊垣)え?!わかった

久世と名波。

(久世)私はどうしても22年前の事件のことが忘れられない。現職警察官から拳銃を奪い、私の部下を殺害したのは誰かあの時何が起こったのか、本当のことが知りたいんだ。今はSSBCがある。あの時は出来なかった捜査が出来る。頼むぞ、凛太郎

まもなく、伊垣は名波に連絡し、SSBCで五反田駅周辺で張り込んだ青柳を確認。

(葛原)青柳主任が映ってます。ここです

(伊垣)いつもと雰囲気が違うな

(木沢)ずっとここで張り込んで誰かを捜しています。…見つけた

(光本)別の防犯カメラです。アロハシャツの男です

(伊垣)アロハシャツの

(仁科)この男は東京中央テレビのインタビュー映像に映ってた

(木沢)加茂さんもこの男を見つけて五反田で張り込んだんですよ

(伊垣)そして撃たれた

(名波)22年前の事件もこの男が

(小山田)この先の防犯カメラです。この先は路地で、50メートルにかけて防犯カメラはないそうです

(木沢)男と青柳さんは50メートルの間で消えた

(名波)え?どういうことですか?

(葛原)青柳さん拉致されたんじゃないでしょうか

伊垣と名波はすぐに出動します。

愛する者を守るために。

大追跡~警視庁SSBC強行犯係~8話感想・みどころ

伊垣と青柳、SSBC達が踏み込んだ最後の事件。

かつて、伊垣が3年間世話になった先輩警察官の加茂が被害者になってしまいました。

久世が22年前の事件解決を願う熱き正義と後悔の念が伝わりました。

SSBCを創設することによって、デジタルとアナログの融合が、実を結んでほしいです。

犯人は赤いシャツの男ではなく、青いカラーコンタクトをしたアロハシャツの男でしたね。

赤いシャツの男は、逮捕された時も、いかにも平凡で、罪を犯さなそうな雰囲気です。

青柳も中津川と佐倉を引き連れず、単独で動くなんて危なすぎですよ。

濃厚に絡んだ2つの事件と、唯一の証言者である、加茂の回復を祈りたいです。

アロハシャツの男の正体が気になります。

伊垣と青柳の元夫婦の絆が試される最終章となりました。

 

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