DIVER~潜入捜査班~2話あらすじネタバレ
彩美という若い女性が、精神的に追い詰められていました。
女の子は、無理やり援助交際まがいのことを誰かの指示でさせられている可能性が高く、その日、飛び降りて亡くなりました。
彼女は、出張デリヘルで男性客と関係した後、飛び降りたのでした。
5人の女子大生が相次いで自死する事件が発生しました。
5人共同じ風俗店に勤務していたことも発覚。
匿名の通報により、全員が烏鷺谷大学の学生、小野原(鈴木仁)のグルメサークルに所属していたことがわかりました。
警察が正面切って動いたら警戒される可能性があると身構える伊達。
兵庫県警本部の阿久津(りょう)が伊達(安藤政信)に潜入捜査チーム「D班」での捜査を命じます。
小野原の家系は代々政治家のエリート。
麗子の調べによると、小野原を中心したサークルは定期的に活動し、参加条件はないとのこと。
早速、兵悟はエリと一緒にサークルの会合に参加するのですが、サークルでは一件、その名の通りに食に関する健全な活動がおこなわれていました。
黒沢兵悟(福士蒼汰)が学生に扮して構内を偵察していると、グルメサークルに興味があると井川エリ(山口真帆)が声をかけてくるのです。
北海道産とアメリカ産の小麦粉で作られたパンを食べることになった黒沢とサークルの大学生たち。
エリと黒沢はパンの違いについて挙手。
北海道産のほうが甘い味がすることが発覚。
次に黒沢は学生のうち一人をトイレで襲撃しますが、その男は伊達の指示で動いているとのこと。
身勝手な行動が多い兵悟を監視するために、伊達がひそかに送り込んでいたメンバー、将(野村周平)。
スタンフォード催眠感受性尺度という方法を使っていて、暗示にかかりやすいターゲットを選別。
会場の中に監視カメラが2台設置してあったことを突き止めた黒沢。
黒沢に声をかけたエリも、引きだったことがわかりました。
ですが、兵悟は小野原の狙いまでわからず、苦戦。
しかし、匿名での通報者は橘という小野原やエリが通う大学の講師。
伊達は橘を呼び止め、声をかけます。
亡くなった学生は、橘のゼミの教え子でした。
大学側が動かないのは、地元選出の国会議員である小野原の父を恐れていることを話す橘。
警察がうまく動いてくれないという橘ですが、自分は非常勤講師の弱い立場のため、表立った動きはできないことを訴えます。
その頃、小野原のサークルに参加を続けた黒沢と将は、天然水と鰹節の味覚調査に。
その様子を監視カメラで悪い仲間と共に見ているのは、エリ(山口真帆)。
エリは優しい学生のふりをして、「佐藤」という偽名を使う黒沢になれなれしく声を掛けます。
黒沢に続き、将もエリのことや小野原のしっぽを掴むために、エリと共に夕飯を食べる事に。
当初、黒沢を誘ったエリですが、そこを機転を利かせて将が行くことに。
その後、美香という学生が具合が悪くなりました。
サークルの時に小野原がみんなに配ったキャンディにコカインらしきものが含まれていたのです。
その場にいた他の女子学生が介抱しますが、小野原が全て大きな悪事をおこなっていました。
ターゲットにした女子学生は飲み代が払えなければ、薬などで風俗に「落とす」、男子学生には暴力を振るうのです。
佐根村将は、その後、エリたちの食事に行きましたが、暴力を振るわれました。
どうにか黒沢達の事務所に戻ってきた将ですが、美香は小野原に連れ去られたことを知ります。
黒沢は急いで、美香の救出へ向かうのでした。
伊達も含め、美香を発見。
美香は、表向き健全なバーを装った店に監禁されていました。
暴行を受けた痕もあり、薬のせいで気を失っていたので、伊達と仲間が抱きかかえて、保護。
その後、橘を訪ねますが、娘のいる橘はなんとしても、美香のことだけは救いたかったと伊達に零しました。
日頃から、妻にも子どもにも穏やかに接している橘。
幼稚園か保育園に通う年齢の娘がいつも家にいるのを不信に思った伊達は、「病気か何かか?」と問うと、橘はあやふやに答えます。
その後、黒沢と将は、大学内の開かずの間の倉庫に大金が入っていることを見抜きます。
さらに、サークルで使っていたキャンディにはやはりコカインが使用されていました。
翌日・・・
小野原のサークル当日、正体を隠したまま、サークルの準備を手伝うと声をかけた黒沢。
黒沢は密やかにキャンディに細工。
その後、サークルが開催して直後、学生全員に配られたキャンディには、まだ開発されてない新ドラッグが含まれていました。
しかし、キャンディを最初から悪質に細工したのは、別の人物。
そのことを激しく問い詰めた将に対し、「亡くなった女の子たちの命のほうが重い。お前はそれよりもあの犯罪に加担した学生たちの命のほうが大切なのか」と・・・。
小野原を含めた学生たちは意識不明ですが、生還しました。
黒沢がキャンディをコカイン入りのものから命の危機に関わらないように、すり替えたのです。
しかも、コカイン入りのキャンディを置いたのは、橘。
コカインでもなければ、ヘロインでもない新しい薬物を作った橘は、小野原たちに協力するふりをしていたこと。
「小野原達は薬物が入っていない安全な黄色いキャンディを食べていましたが、次の渡す飴玉を用意し、小野原達に渡した・・・致死量のコカイン入りの飴玉をね」と語る黒沢。
橘は娘が心臓病でした。
そこで、橘は小野原にそのことで脅迫されており、キャンディをずっと細工してきたのです。
橘の娘は、海外で手術が必要なほど重い心臓病。
自分は非常勤講師という立場から、小野原に協力し、女子大生の殺人に加担してしまったのです。
橘は罪を認めて伊達に告白。
来週は、伊達の過去が明らかになる!伊達には娘がいて、しかも危機にさらされていた!次回もお楽しみに。
DIVER~潜入捜査班~2話感想・みどころ
女性に売春させたり、男子学生には暴力・・・健全な大学のサークルを偽った酷い犯罪。
おまけに5人もの女性が被害に遭い、最初の被害者は、売春として男性と関係を持った後に、飛び降り自殺・・・なんてひどい話でしょうか。
黒沢と将は抜群の頭脳と行動力、観察眼で小野原の悪事を暴きましたね。
美香が助かって良かった・・・このまま黒沢たちが気付かなかったら美香も死ぬところでしたね。
エリも容姿端麗でかわいい女の子だから大丈夫かなと思ったらまさかの最初から小野原たちの仲間でした。
小野原は紳士的で誠実そうな表向きの顔とは裏腹に、本当にえげつないですね。
まさか、あの心優しい橘が小野原に協力し続けていたとは・・・悲しすぎる。
でも、橘は娘が海外で手術を受けなければならないほど重度の心臓病で、そのことを脅迫のネタにされていた事実・・・。
彼自身がサークルで出された飴を有害なものにすり替え、小野原たちは無害なキャンディを食べていたという裏。
橘が自分の罪を認めて更生してくれることを願う2話でした。