ドクターX外科医・大門未知子~7話あらすじ・ネタバレ
世界的銀行家のセブン・ゴールドバーグ(アラン・ロア)とその妻、ナタリー(アナンダ・ジェイコブス)が東帝大学病院にやってくる。
ゴッドハンドの大門未知子(米倉涼子)を頼り、なんと「毛包移植」、つまり最先端の「植毛」を依頼してきたのです。
しかし、対面した未知子から「たかが植毛。サクッと片付けて、ふさふさして退院させれば文句ないでしょ」と失礼な言葉を浴びせられ、セブンは激怒。
やがて未知子が調べるとセブンは胃がんステージIB。
加地秀樹(勝村政信)にて腹腔鏡手術が決定します。
未知子と未知子のボスでかつて謎めいたキャリアが豊富な名医であった師匠、神原晶は浅草観光へ。
連獅子を見た未知子ですが、連獅子たちから1000円お金を払うように言われて逃げました。
その頃、蛭間病院長は、ニコラス丹下側が「みっともない」などと反対している、院長回診を続け、海外からの患者の注目の的に。
未知子はニコラス丹下の紹介で、海外のVIP患者、セブン・ゴールドバークという既婚の男性の植毛手術を担当することになりました。
丹下は未知子にセブンの説明をしているところ、一瞬、胸を押さえ苦痛な表情を浮かべます。
未知子は気がかりですが、セブンの手術を担当する気満々。
ガンでステージ1のセブン・ゴールドバーク。
深刻な状況で、最初、未知子はゴールドバークに「たかが植毛、サクッと切ってふさふさにできる」などと言われ、セブンは激怒。
未知子のあまりに失礼な態度に手術は任せられないとのこと。
胃全摘術、ルーワイ法というのが適切では?という加地に対し、浜地が反発。
加地や原守、若き医師の多古がその後、セブンの英語を必死で理解しようと試みながら、アレルギーの有無などを質問します。
しかし、セブンは短気で口調が荒く、胃がんだけど食べることが大好きなので胃の切除は全面的に拒否。
加地は英語のヒアリングが苦手で、セブンの問診がうまくいきませんでした。
そのことで大慌ての加地たちに対し、未知子は得意の英語力で反論して、自分が彼の胃の全摘出をおこなうと言います。
セブンの妻、ナタリーに病院の食堂で頼まれ、再び浅草へ彼女を連れて行く未知子。
その途中で、セブンの父が実は盲腸の手術中に亡くなった背景があり、それによってセブンが手術を拒んでいることがナタリーの口から分かりました。
神原の協力もあり、VIP患者、セブン・ゴールドバークCEOの妻である彼女と観光途中に、連獅子に再び会いますが、その連獅子こそ、海老名敬でした。
実は海老名は、東帝大学病院に内密で、娘の塾代や家のローンを稼ぐためにバイトをしていたのです。
海老名は仕事を終えて新しい仕事仲間と一息つこうとしたところ、蛭間に電話で呼び出され、連獅子のアルバイトをしていたことが発覚して大慌てで東帝大学病院へ戻りました。
蛭間は海老名にニコラス丹下が東帝大学病院の脅威的存在の”ハゲタカ”であることから海老名にニコラスの弱みを掴み、自分に報告してほしいとのことで呼び出したのでした。
その頃、ナタリーは神原名医紹介所にて、海外でセブンの別の執刀医を頼もうと考えていますが、ナタリーとしては未知子に手術を頼みたいとお願いしてきました。
後日・・・、老名は、連獅子のアルバイトを辞めるよう、上司に申請。
そこで、ニコラス丹下がその上司がよく知るお得意様だということがわかりました。
病院にて、セブンが再び癇癪を爆発させていました。
それは未知子が盲腸の手術中にセブンが父親を亡くしたという彼のデリケートな部分に触れたのです。
未知子はセブンに「お父さんが盲腸の手術で亡くなったことからセブンが手術を怖がっている」と指摘。
それによってセブンは声を荒げ、手術は絶対にしない!と無理やり退院しようとしますが、血反吐を吐き、倒れてしまいました。
慌てて、未知子、原や加地たちによって緊急手術となったセブン。
加地は得意の腹腔鏡手術」でこの状況を乗り切ろうとしますが・・・、問診の時点でセブンにアレルギーがあったことを見抜けなかった加地たちは、容体が手術中に異変をきたしたセブンに、大パニック。
未知子が危機一髪で駆け付け、セブンの状態は、「悪性高熱症」だと真相を突き付けました。
悪性高熱症は遺伝することがあり、未知子はそれをずばりと加地たちに指摘。
手術は無事、成功しますが、未知子は原守や加地らがセブンの英語が問診の時点で聞き取れず、場合によっては死に至らしめることになりかねなかった状況を厳しく叱責。
原守や加地たちの医者としてVIP患者の真実に目を向けられなかった恥、それを隠そうとしたプライドに激怒。
「患者にメスを入れるな」と一喝したのでした。
海老名はニコラス丹下が東帝大学病院の特別患者を自分の都合の良いように利用して、金融商品取引の違反をしながらも、東帝大学病院にやってきたことをリサーチ結果として蛭間に報告。
その夜・・・蛭間と海老名は黒い約束をして、ニコラス丹下の弱みを握ったのでした。
神原が未知子の給料を受け取りに、ニコラスに申請。
そして、神原はニコラスと秘書の鮫島に、今回の手柄は原や加地たちに譲りますが、給料はきっちりニコラス側からもらうことを条件と伝えました。
しかし、ニコラスの情報を海老名と蛭間のタッグでリークしたことから、ニコラスは東帝大学病院に訪ねてきた警視庁に逮捕されてしまいました。
ドクターX~外科医・大門未知子~7話感想・見どころ
蛭間はいつも通りの「院長回診」。
これはドクターXを視聴してきたファンなら、「未知子あるある」。
セブン・ゴールドバークという毛の移植手術をしなくてはならない患者が本日の目玉!
海外の人のオペっていうと、過去シリーズに登場した、原守の元交際相手で、外科医のナナーシャ以来の未知子の手術ですね。
日本の歌舞伎やアニメ・浅草が大好きなセブン・ゴールドバークの妻、ナタリーは、夫のセブンとは大違いの天真爛漫で話しやすい人ですね。
セブンは気性の激しい性格に対して、ナタリーのおおらかで可愛いところはプラスとマイナスが惹かれ合ったような夫婦だなって思いました。
蛭間、腹黒いですねぇ・・・海老名をいつも通り自分の支配下に置いてコントロールしていました。
でも、海老名は人の頼みを断れない優柔不断で、憎めない優しい性格・・・蛭間に都合よく利用されながらもめげない彼も応援したいですね。
未知子がセブンが父を手術中に亡くしたことや、悪性高熱症が遺伝していることも見抜き、無事、切り抜けられて良かったです。
でも今回は加地や原が英語の対応が適切にできずに、未知子がいなければ、セブンの命は一刻をも争う状況でしたね。
なんとラストでは、ニコラス丹下が逮捕!蛭間が海老名にニコラスの不正行為を調べさせたのはこのためでした。
蛭間は小柄でゆるい年老いた話し方とギャップがあり、東帝大学病院の「主」であるためなら手段を択ばない恐ろしさが。
未知子は蛭間の黒い陰謀をまた知りますが、逮捕されたニコラスは何かしらの病気を抱えていますね。
未知子が「次にオペで助けたい患者」はもしかしてニコラスを意味するのでは?と思いました。
来週も見逃せませんね!また、次週は、麻里亜を、「ホリディラブ」や「シャーロック」などでおなじみの、怪演女優、松本まりかさんが登場!
視聴者さんたちは松本さんの登場に、「まりか様きたー!」と好感の声多数です。
次回もお見逃しなく!