初めて恋をした日に読む話 第7話
放送日:2019年2月
TBS火曜ドラマ
第7話あらすじ
順子(深田恭子)は、匡平(横浜流星)を東大に合格させる為に専門塾「花恵会」に通わせることにした。
そこで匡平を担当するのは、27歳の美人塾講師・百田朋奈(高梨臨)だった。
百田先生は勉強を教える腕は確かなようだったが、生徒達にちやほやされるその関係性に匡平は疑問を抱いたのだった。
そんなある日、ゴリさん(皆川猿時)が匡平と百田先生が一緒にいるところを見かけて、ある事を思い出して雅志(永山絢斗)に電話をかける。
実は百田先生は、高校時代に雅志に告白をして振られて順子に嫉妬していた同級生だったことがわかる。
百田先生は匡平を花恵会に誘うも、匡平は順子と一緒に受かる為に拒否をしていた。
年齢・学歴詐称で百田先生は花恵会をクビになり、そこに駆けつけた順子と話をする。
百田先生、本名・牧瀬朋奈はちやほやされて必要とされたいが為に塾講師をしていた。
順子は「必要とされなくなるのが教師、あなたの寂しさを埋める為に彼をあげるわけにはいかない」と言った。
匡平は「あげない」と言われたことが嬉しくて、帰り道に順子を抱きしめて去っていった。
順子はひとり、これが自分の中で嫉妬をしていたんだと気付いて叫ぶのだった。
百田先生という恋敵?
花恵会と山王ゼミナールの2つの塾に通うことになった匡平、個人的にはてっきり花恵会にしか行かないもんだと思っていたので安心しました。
百田先生が美人塾講師という設定で、結構あざとい行動が多い印象がありました。
高梨臨さんも素敵な女優さんですが、こんなあざとい塾講師を演じるならぶりっ子な印象のある女優さんの方が適役だったようにも思います。
明らかに匡平にだけ特別扱いをしようとしている百田先生に、見ていて腹が立ちました。
なので、匡平が頭を撫でられるのを素早く避けた時にはスカッとしました。
すっかり普通に電話しちゃってる匡平と順子の関係も、徐々に距離が縮まっている感じがして良かったです。
「いつもの先生が人気がないことに感謝しろ」っていうのが面白かったです。
匡平の「お前が頑張れよ」っていう口調も、キュンとしました。
順子自身は嫉妬心に気づいていないようですが、やはり他の女性の存在があって恋心に気付くこともあるかと思います。
美和と順子でのシーン、美和がキレイ系の格好をしていたのがとってもお似合いで綺麗でした。
いつまでも綺麗で若々しい安達祐実さんには、本当に憧れるなと思いました。
雅志が登場して、順子の「ちゃんとしないとね」の言葉に、勘違いしてしまった時の表情も最高でした。
台詞がなくても、その時の表情だけで勘違いしてしまっているとか心情が読める演技をしてくれる永山絢斗さんは演技の上手い俳優さんだと思いました。
今まであまり活躍が目立っていないように思いましたが、今回をきっかけに是非好感度も知名度も上がってほしいです。
エトミカと新たな恋のフラグ
いつもエトミカが登場するシーンは楽しく観れるので、笑わせてもらっています。
本当にうざいくらい真っ直ぐで可愛くて、マイヤン達の「人として大事なものが欠けてんな」のツッコミも良かったです。
木佐とエトミカの恋愛が今後発展しそうな予感なので、ますます今後の進展が楽しみです。
山下に対しての毒舌な台詞も、その時の山下のきょとん顔も最高でした。
エトミカと山下は接点はないですが、今後も絡みがあってくれれば更に面白くなるんじゃないかと思いました。
山下と順子の居酒屋シーンでは、すっかり雰囲気が恋人同士っぽくなっちゃっててドキドキしました。
「俺と一緒にいて幸せそう」とか、ちょっと上から目線の台詞もとってもカッコ良かったです。
もし自分だったらこれは恋に落ちる瞬間だなと思ってしまいましたが、順子はどうなんでしょうか?
ラブコメですが、親子関係のシーンもあっていろいろ考えさせられるところも好きです。
順子のお母さんの「私が不出来な嫁で母親だから・・・」って悲しそうに言うところは、思わず泣いてしまいました。
親って子どもの駄目なところとかを、全部親である自分のせいだと思ってしまうものです。
そんな親心を考えると、順子にキツく冷たくしてしまっていたのもわかるような気もしてきました。
今後、順子とお母さんが素直に話が出来る関係になって笑いあっているシーンもあってほしいなと思いました。
山下先生の元ヤンらしい積極的な雰囲気に胸キュン
山下の元嫁が登場しましたが、離婚した直後は「何なら今が幸せです」みたいなLINEをしていたと思います。
離婚届も何通も送ってきておいて「もう一度やり直せない?」って、矛盾しすぎていて疑問に思いました。
そんなに情緒不安定な奥さんだったのでしょうか?
その後の順子の部屋で、山下が意味深な発言をしていましたがそれも意味が繋がっているのでしょうか?
不法侵入をした山下の行動派なところは、相変わらずキュンとしました。
でも、これがイケメンでなかったら完全に迷惑行為で犯罪になっているでしょう。
とろろを撫でて髪の毛に葉っぱがついている山下が、とっても可愛かったです。
「お前に会いたくて仕方なかった」なんて、人生に一度でも言われたら嬉しい台詞でしょう。
これでも順子は山下を好きにならないのかが、不思議すぎます。
美和と西大井にも恋の予感で、電話での「ちょっとバイト中だけど」「ライオンキングのオーディション受けるんだ」とか「そっち方向のダンスなの?」なんて会話のやり取りが最高に面白かったです。
そんな電話を横で聞いてニヤニヤしている雅志も微笑ましかったです。
百田先生の裏の顔とは
ちょっと見ただけなのに、ゴリさんが百田先生が昔いた眼鏡の子って気付く設定はちょっと無理があるかと思いました。
でも、そのおかげで百田先生の裏の顔に気付けて良かったです。
雅志はそれに気付いて、百田先生を責めるわけでもなく順子をただ心配しているところがとっても優しくて男らしくてキュンをしてしまいました。
百田先生と順子の会話で、順子が昔と変わらず、ビシッと言っちゃうところはカッコイイなと思いました。
ただ必要とされたかったというのも、離婚を2回もしてしまって自己嫌悪みたいになってしまったのもあるかもしれません。
順子が素直に自分のことをさらけ出して話して、それに対して百田先生が「じゃあ、今のがもっとカッコイイ」って言えるのも素敵な関係になれたなって思いました。
第7話の最大の胸キュンシーンは最後の、ハグだと思います。
白昼堂々のハグで、でも意外とそんなり「じゃあな」って去っていっちゃうのには驚きでした。
ハグしながら「俺も誰にもあげない」って台詞を期待してしまいました。
以前に比べて、匡平が自分の気持ちを素直に順子に伝えているところが毎回胸キュンポイントになっています。
予告の匡平の涙はどんな意味なのでしょうか?
嫌がらせをされても動じない匡平だから、きっと自分のことではなくて順子が嫌な思いをしてしまったことや他人のことで涙を流したんじゃないかと予想しています。