ハコヅメ~たたかう交番女子5話あらすじネタバレ
夏真っ盛り。
相変わらず、公務に追われる川合麻依(永野芽郁)と、藤聖子(戸田恵梨香)。
夏祭りに行くカップル(ヴァンビ【ヴァンゆん】)、ゆん(【ヴァンゆん】)の微笑ましい様子を見ていた川合麻依。
彼らを見て、自分とはまるで別世界で恋愛をする同世代を羨ましく思う、麻依。
そんななか、麻依と聖子に合コンのチャンスが到来。
聖子の同期が公務で行けなくなったので、聖子と共に行くことに。
合コン相手は警察官だと知らないので、自分達の職業を隠して合コンへ。
ところが、同じレストランに、源(三浦翔平)と、山田(山田裕貴)もいて、史上最高に気まずい合コンがスタート。
源は看護師と合コン中で、お互いに邪魔しないように話し合い、それぞれの合コンを満喫。
聖子と麻依は、源と山田をディスりながらも相手と合コン。
しかし、サイレンがなり、仕事場へ。
川合は合コン相手に自分たちの職業を名乗り、招集に行かなきゃいけないと言い、合コン会場のレストランを早めに去るのでした。
なんとか、その場を乗り切り、聖子と麻依は仕事を終えました。
翌日、町山交番に、高齢の夫婦がやってきました。
夫の三宅(小野武彦)は、72歳で、2つ下の妻、幸子(朝加真由美)に襲われたと言って怯えて駆け込んできました。
結婚して、子供もいる娘がおり、もしも娘がこのことを知ればショックを受けそうだと不安視。
さらに妻は、男を家に連れ込むことが多く、困っていると嘆きました。
自分の荷物を次々と捨てるなど酷い妻だと言葉を続ける三宅。
ここで、聖子は三宅にボールペン、シャープペンシル、赤ペンどれを使って書類を書くかと突っ込み、「何のことでしょう?」と返事をした三宅の認知症を見抜きました。
調べによると、彼は2年前に認知症であることが判明。
三宅の妻、幸子(朝加真由美)は後程、家に来てくれる若い人はケアマネジャーで、自分は男を連れ込んだりしていないと否定。
妻は夫に、家に帰ろうと提案。
次に、火災の通報を受けて現場に駆け付けた麻依と聖子。
寝不足の川合は眩暈を感じて、その場にうずくまってしまいます。
そこへ、消防士の武田(小関裕太)が現れ、火事はボヤだったと状況を報告。
まるで少女漫画のワンシーンのように、川合を抱き上げてくれました。
翌日、武田をまじえて、心肺停止の状態の人を救助する訓練を受ける麻依。
人形を模して訓練をし、嘔吐物が詰まっていないか気道確保。
次に、伊賀崎(ムロツヨシ)が試みようとしますが、周りに邪魔扱いされ、川合は引き続き頑張ります。
武田に指導を受けながら、人命救助の訓練を行います。
訓練後、武田と連絡先を交換した川合。
ふと、三宅が一人で歩いているところを遭遇し、慌てて家に帰す聖子と麻依。
「特別介護老人ホーム」のパンフレットが机の上に置かれていることに気付きます。
それは、ケアマネージャーが置いて行ったパンフレットでした。
夫のことをちゃんと見るし、娘の里美には迷惑を掛けたくないと言う幸子に複雑な思いを抱く川合と聖子。
その夜、川合は牧高(西野七瀬)と共にお洒落な服装で出かけようと話し合い、外に夕飯を食べに行くことに。
寮を出ようとした時、合コン帰りの聖子と先輩警察官を目にして、川合はその上品さに牧高と共に圧倒されるのでした。
ここで、桃木(臼田あさ美)と松島(大西礼芳)が、寮で呑むことになり、牧高と共に2人におつまみを作ったりなど世話を焼くことに。
「チンピラ大奥」とも呼ばれた「先輩」の松島と桃井は強烈で、キいきなり、山田と源を無理やり、「女子会」に巻き込みます。
ふと、自分だけが合コンに参加できなかった憂さ晴らしで呑んだ川合は寝てしまいました。
ここで、松島と桃木は、川合がかつて聖子が川合が警察官になる前にとても気にかけていた警官の「あの子」について匂わせます。
顔は似ていないものの、性格や酔うとすぐ寝てしまうところが似ている口にする3人。
翌日の勤務中、武田と距離を縮めて、デートをすることになった川合。
伊賀崎が幼馴染の妻との間に、4人目の子供で、待望の女児が生まれることを知った麻依と聖子は、伊賀崎の幸せな報告に微笑むのでした。
麻依は聖子と共に、デートの途中に歩いていると、三宅夫妻を見かけました。
三宅夫妻は新婚旅行の時に行った温泉旅行に行くと微笑みますが、聖子は、三宅が「妻がもう薬を飲まなくていいと言った」と気がかりな発言が引っ掛かるのでした。
麻依も、デート中、三宅夫妻が手ぶらでいることを思い出し、「どうか思い過ごしであってほしい」と思いながら途中で抜け出します。
幸子はその頃、「今まで有難う、今度生まれ変わってもまた一緒だから」と言い、心中を決行しようとしていました。
慌てて、藤に連絡しますが、電話がつながりません。
麻依は慣れない靴で三宅家へ向かいますが、彼らは留守。
そこへ、聖子が三宅夫妻と共に到着。
聖子が先に三宅夫妻に接触して保護していました。
介護で行き詰まり、一人娘の里美に遺書を既に書いていて、家の荷物も殆どありません。
聖子は、「今度こそ誰かに頼って良いんですよ。無理しないでくださいね。今、私の目の前で娘さんに連絡してください。”二度目”はダメですよ」
幸子は人に頼ることをせず、たった一人で介護に向き合ってきた辛さで、周囲に頼らないようにしようとしてきました。
聖子と麻依に助けられ、彼女は無理心中を断念し、一歩踏み出すことにしました。
その夜、勤務を終えて呑んでいる麻依、聖子は、源と山田から、救急隊の武田は沢山の女性にモテていて、SNSには子供の姿も。
川合の恋は終わりましたが、気持ちを切り替えて、警察官として前に進む決意をします。
ふと、飲み会の後、泥酔した聖子を寮の部屋に送った麻依は、自分が着任前にいた頃の警察官と聖子、桃木、松島が映る古い写真を見ました。
次回、川合と聖子が、ついに対立!
ハコヅメ~たたかう交番女子~5話感想・みどころ
認知症の夫を献身的に支え、自分一人が夫を最期まで看ると言う妻、幸子(朝加真由美)と、認知症の症状が進む三宅(小野武彦)。
温厚そうなおしどり夫婦に見えて、介護という現実に日常的に苦悩している2人の姿に胸が詰まりました。
麻依と違って、相変わらず聖子は、三宅の行動パターンから彼が認知症を患っていることを見抜きますが、麻依も感受性が元々強く、些細な変化に気付けたところは、警察官としてまた一歩、成長が感じられた場面でしたね。
小野武彦さんの演技がうますぎて泣けました。
認知症の老老介護で心が悲鳴を上げている幸子に、自分が原因と自覚していなくても、「幸子さん、どうしたの?悲しそうな顔をして、笑って」という場面は涙腺が・・・。
認知症の患者さんにはわずかながらの自覚がある人と逆な人がいるから本当に辛いですね。
今回のように、おしどり夫婦な2人が、川合と聖子のお陰で、見逃されそうなSOSに気付けてもらえる展開で救われましたね。
本日、出てきた藤の同期、松島と桃木が、発言で匂わせていた、川合にとても人柄が似た女性警察官。
少しずつ微妙に明かされていく聖子の過去に、来週、期待しましょう。