監察医朝顔2 6話あらすじネタバレ
祖父から、家にある古い歯が、震災で行方不明になった母、里子(石田ひかり)の可能性を信じたいと言われ、戸惑う出来事があった朝顔。
父、平も朝顔と祖父の気持ちに理解を示してくれました。
桑原はその頃、桐谷という男が、聖奈を狙っていること、桐谷が聖奈を銃で撃とうとしたので、威嚇射撃として発泡しようとした桑原ですが、弾を引き抜いた時、聖奈の額に当たってしまうのでした。
万木朝顔(上野樹里)は、翌朝になっても連絡をしない夫の桑原(風間俊介)を心配していました。
テレビからは、昨夜発生した、警察官殺害事件のニュースが報道されています。
犯人は警察官を襲った挙句、銃を奪って逃走中という質の悪さ。
そこに、朝顔の母方の祖父(柄本明)が暮らす仙ノ浦を訪れていた父、平(時任三郎)から連絡が。
聞き込みや検問で桑原は帰りが遅いのではないかと言って娘を安心させるのでした。
その頃、野茂山署管内の港では、神奈川県警の捜査員達が集まり、田村聖奈(中村里帆)の遺体を調べていました。
そこで、聖奈は拳銃で頭を撃たれていたことが分かります。
神奈川警管理官の滝川(近藤芳正)が、事件現場に居合わせた桑原を呼ぶように指示。
そのことで、山倉(戸次重幸)、忍(ともさかりえ)ら野茂山署強行犯係のみんなが駆け付けます。
岡島(斉藤陽一郎)も事件の様子を心配し、刑事の富澤も不安を隠せません。
しかし、山倉らは事件の詳細も聞かされずに帰されてしまうのでした。
警察官殺害事件の影響で保育園が休みになってしまった、桑原と朝顔の一人娘、つぐみ(加藤柚凪)。
朝顔は娘を連れて法医学教室に出勤。
藤堂(板尾創路)と妻の絵美(平岩紙)も、小学校の休校の為、10歳の息子、大輔を連れてきていました。
大輔は非常に礼儀正しく、優しい男の子ですが、父親にゲームを壊された彼は、藤堂とは口をしばらく利かない反抗期な一面も。
早速、新しい解剖の依頼が入りますがそのご遺体はなんと聖奈で・・・。
桑原は職場のシャワールームで複雑な心境を抱え、その後、五十嵐京介(松角洋平)に取り調べを受けることに。
桐谷は聖奈の恋人であまり関係がうまくいっていない様子により、今回の事件が発生。
今回の件に、桑原が聖奈を発砲して殺した容疑が欠けられているので、朝顔は聖奈の執刀担当を外れてもらうように、丸屋(杉本哲太)言われてしまいました。
朝顔は家族の状況に呆然。
みんなの間にピリリとした空気が漂い、朝顔抜きで、丸屋、藤堂夫妻、光子(志田未来)、熊田(田川継焦)などが担当することに。
田村聖奈は風営法違反で摘発に行った桑原が遭遇した風俗店勤務の女性でした。
彼氏の桐原が怪しい動きをしているので捜査してほしいと以前から頼まれていたと答える桑原。
山倉(戸次重幸)や忍(ともさかりえ)所轄たちは桑原の件から外されており、そのことで岡島(斉藤陽一郎)はむっとしている模様。
その頃、五十嵐に拳銃の扱いに慣れていないという痛いところを突かれた桑原。
事件当日・・・桑原は今すぐ来てほしいと聖奈から電話を受けて、田村聖奈から携帯に贈られてきた地図で現場へ。
そこで、聖奈が桐谷から撃たれそうになる状況に遭遇し、発泡しようとする桐谷から聖奈を守る為、桐谷の右足を発砲。
解剖室では、桑原が使っていた38経口の銃で、聖奈が額を撃たれたことが発覚しますが、脳を切り出して改めて調べなければさらに真実が特定できない状況。
桑原は銃を撃ち慣れていないことを痛感し、手元が狂って聖奈を打ってしまったのでは?と五十嵐に言われたことをとても気にしていました。
その日の夕方・・・
朝顔は仕事を終えて、つぐみを自転車に乗せて家路に帰る途中、近くにいた大学生達が、拳銃が大学から盗まれたことを話しているのを見て複雑な心境を抱きます。
藤堂夫妻の一人息子、大輔に遊んでもらって楽しかったつぐみは、帰り道に上機嫌で歌いますが、そんな些細なことを注意してしまう朝顔。
母親がイライラしている様子を感じ取ったつぐみは少ししょげてしまうのでした。
同じ頃、平は朝顔の母方の祖父、浩之(柄本明)に、仙ノ浦に引っ越しをすることや、咳き込む浩之の体調を心配していました。
平は、朝顔に桑原のことで連絡しようとしますが、その様子を感じ取った浩之は平にわざと声を掛けるのでした。
つぐみは朝顔に、父の桑原が帰ってこないことを疑問に思っていました。
そんな空気がモヤモヤする万木家に、忍(ともさかりえ)がやってきて、3人でハンバーグを作ります。
忍は叔母ですが、まるで母親のようにつぐみに温かく接し、ミカンジャムを隠し味にしたハンバーグを作るのでした。
平と浩之は、浩之の知人で小料理屋を経営している美幸(大竹しのぶ)の店で夕飯を食べることに。
朝顔と忍は、つぐみを寝かしつけた後に梅酒を2人で晩酌に飲みます。
桑原との馴れ初めや、結婚前に桑原が朝顔にオリジナルラブソングを作ったことを話す2人。
桑原は絶対に人を殺していないという忍。
朝顔は忍の姉のような優しさに救われ、2人で三日月を縁側から眺めるのでした。
平は浩之と美幸の店で夕飯と晩酌を済ませて帰宅後、彼から里子の歯のことと、浩之の体が入院するまでに不調をきたしていることを告げられました。
翌日、朝顔はつぐみを大輔に任せ、仕事に励みます。
今回の事件とは別のタトゥーを入れた人物の遺体を解剖することになった朝顔。
桑原たちも桐谷の身元、前科を調べ、新たな事件の遺体との関連性を捜査中。
朝顔たちが調べると、亡くなった後に焼かれたこと、頭部打撃による脳挫傷、死後、1日~2日後経過していることがわかりました。
一方、田村聖奈については脳を切り出し、また聖奈が被害に遭った現場へ向かうことに。
そして、もう一人の遺体について身元が判明・・・桐谷だったのです。
しかも、五十嵐たちの調べによると、桐谷は桑原と出逢う前に、既に亡くなっていたというのです。
別の人物が、桑原が聖奈を撃ったように見せかけるために撃った可能性を疑う山倉たちですが、現実は、状況的にも、桑原が聖奈を誤って発砲した状況に。
来週、桑原の今後に迫ります!忍の優しさ、桑原の深刻な状況、平の旅立ちと里子の真実に向けて、美幸(大竹しのぶ)をまじえて新たな歯車が動き出します!
本当の桐谷はすでに亡くなっていて、桑原が出逢った「桐谷」の正体は?!次週もお見逃しなく。
監察医朝顔2 6話感想・みどころ
桑原がもう可哀想すぎます・・・あの刑事の五十嵐、いやらしい視線がちょっと怖いし、刑事だからこそ、しつこくねちねちと桑原を犯人にしようとしている様子が話し方で伝わりますね。
桑原は聖奈から真面目に桐谷に関する相談を受けていて困っているから、親身になろうとしている・・・肝心の聖奈が死んでしまったから埒が明かないのがモヤモヤします。
万木家にどうか幸せがまた訪れてほしいですよ。
そんな万木家に優しい手を差し伸べた忍(ともさかりえ)の温かさは救われます。
忍はつぐみにも母のように接していて、2人がハンバーグを作っているシーンは、朝顔よりなぜか親子感が否めませんでした。
朝顔にも、義理の家族ですが、本当の姉妹のように彼女を思いやり、家事を助けたり、桑原のことに関しては姉として信頼している家族愛に感動!
また、藤堂夫妻の一人息子、大輔(小山春朋)も、一人っ子のつぐみ(加藤柚凪)にとって頼もしいお兄ちゃん的存在で微笑ましかったです。
年不相応の礼儀正しさも感心させられますね。
つぐみだけでなく、大輔の純粋な面も、大人の忍とはまた違った角度で見る、朝顔の救世主だと思いました。
平が家族のことを思い、里子の為に闘う新たな「出発」はつらい・・・どうか、平も沙都子のように何らかのトラブルに巻き込まれないことを願います。
浩之は祖父としても親としても、温かく、気遣いをしすぎるくらい繊細な人柄が伝わります。
彼の病気が入院するほどだとしても、どうか万木家にこれ以上の災難が起きないでほしいですよ。
ラストがすごくずっしりくる展開になりましたね。
焼死体が桐谷で、しかも、桐谷は聖奈と出逢う前に他界していた・・・じゃあ、桑原が聖奈を助けようとして威嚇射撃をした男は何者?桐谷を名乗っていたあの男は誰なのか・・・来週も見逃せない濃厚な展開になりそうです。
桑原が五十嵐に尋問さえ、自分が見た男はやはり最初からいなかったのでは?と幻覚だったのかと戸惑う姿は辛いですね。
平の旅立ち、桑原と聖奈と桐谷の真相に向けて大きく動き出す新展開に次週が待ちきれませんよ。
朝顔たちは、桑原がもしかして、若い女性を誤って発砲した挙句、絶命させてしまったかもしれない最大の危機に立ち向かいます。