警視庁アウトサイダー

警視庁アウトサイダー1話

警視庁アウトサイダー1話あらすじネタバレ

桜中央署刑事課のエース、蓮見光輔(濱田岳)は、不信な男が職務質問を振り切って、逃走したという一報を聞き、現場に駆け付けます。

その頃、プロレスイベントが開催されるイベントに逃げ込んだ犯人。

オカダカズチカ、棚橋弘至や真壁刀義など人気レスラーが登壇。

女性の人質を取って立てこもり犯に立ち向かう、巡査長の蓮見光輔(濱田岳)。

情に訴え掛けて、彼は優しく犯人を説得。

降参させるまであと一息のところで、突如、ダブルスーツにサングラスという堅気の見かけではない男が乱入。

アクロバティックな動きで犯人を確保しました。

彼は、刑事課に異動になった、架川英児(西島秀俊)。

元マル暴で、ベテランでありながら、少々、熱くなりすぎて刑事課に飛ばされてきたのです。

その後、刑事課の課長、矢上(小松和重)から改めて、刑事課で紹介された、架川。

系向野事務員、倉間彩子(野波麻帆)と、米光麻紀(長濱ねる)は、あまりにイケメンの架川に興味深々。

食堂では、警視監、有働弘樹(片岡愛之助)と巡査になった水木直央(上白石萌歌)が食事。

出世欲も仕事に対する情熱も持たず、副総監の父に安定した生活を求められての渋々の就職の為、有働との会話にはなんとも気まずい流れがありました。

母を3年前で病気で亡くし、今の仕事に就いた蓮見。

関西出身であるものの、警視庁で仕事をするにあたり、標準語を意識している蓮見の話を淡々と聞いていた架川は、事件発生の知らせを受けました。

その矢先、大学教授の最上憲彦(飯田基佑)宅でハウスキーパーの永峰弓江(室井滋)が射殺される事件が発生しました。

最上の妻、恵美子は友人と出かけ、最上もアリバイがありました。

その夜、組織犯罪対策課の暴力団対策課の先輩刑事、藤原要(柳葉敏郎)地下アイドルをする名物店員、沙希(井本彩花)が働く居酒屋「龍宮城」で飲んだ架川。

架川は、仕事では嘗められているけど、一つ、蓮見の目の奥が笑っていないことが気がかりでした。

与党国会議員、小山内(斎藤工)は妻の響子(青山倫子)と温かい時間を過ごし、蓮見は、今回の件とは別件を追っていました。

ここで酔った友人と先輩が彼のアパートに押しかけて飲みに出かけるのでした。

翌日。

架川と蓮見は、ハウスキーパーの弓江の実態を調べます。

亜由美は大学の研究室に所属し、事件当時は、泊まり込みで研究に没頭していたと証言。

さらに、弟のことは無関心。

また、憲彦の息子、賢太郎(上原佑太)が事件直後から姿を消している事実も判明します。

引きこもり状態にあった、賢太郎の行方もさることながら、栄治が気になっていたのは刑事として完璧すぎる光輔(こうすけ)。

最上家付近のクリーニング店の娘、水品理奈(川津明日香)。

理奈と賢太郎は幼馴染で、小学生以来、賢太郎とは顔を合わせたこともないと関わりを否定するものの、英児は彼女が何かを隠していることを察知していました。

英児と光輔がバディを組み始め、憲彦の娘、亜由美(星南のぞみ)ら、最上家の面々にはそれぞれ裏の顔があることが見えてきます。

亜由美は過去に最上家がお得意様になっている書店で万引きをしたことがあり、弓江に庇ってもらったことが。

しかし、亜由美本人を捜査すると、弓江は優しい人物ではなく、強欲な女性でお金を払って問題を丸く収めていたことが発覚。

ふと、藤原からのメールで、蓮見光輔は、身分を偽造しているかもしれないと疑います。

実は腐れ縁の、警視庁の鑑識課の仁科(優香)に、蓮見の身元を調べてくれるように頼みます。

蓮見もまた、架川の事を仁科に聞いて知りたがりますが、架川の心のネックになる過去を知る彼女は拒否して帰宅していきました。

後日。

永嶋弓江には別宅があり、ホストクラブ通いをしている事が発覚。

重要参考人のホストから聞きこむと、打ち出の小槌は、最上恵美子。

恵美子は不倫を理由に、弓江に強請られていました。

最上家のお金は使い込まれていました。

引きこもりをしていた長男、賢太郎は生活を保障してもらえず、逃走。

架川は仁科に依頼した蓮見の写真は偽物。

蓮見光輔はこの写真にはいないとのこと。

蓮見はその頃、家電屋へ行き、その店主から弓江(室井滋)の実態について聞き込み、彼女が最上家のハウスキーパーの立場を利用して関わった店を全て教えるように追求。

情報を提供すれば、店主のしたことは見逃すと言いますが、瞳の奥にはなんとも言えない闇が・・・。

そんななか、2人は水木直央(上白石萌歌)の事もサポートすることになりました。

なんと彼女は、警視庁副総監、有働弘樹(片岡愛之助)の一人娘。

わがままで生意気な彼女に手を焼く、架川。

その後、架川と蓮見は、弓江に関与した商店街の人たちを集め、水品(川津明日香)も家電屋も含め、水増し請求被害を受けていたことを知りました。

特に理奈は脅迫されていて、賢太郎はそのことを既に知っており、弓江に怒鳴って問い詰めていたことが判明しました。

「あの事、俺は知っている」賢太郎はなんと、家の通気口からその話を聞き、殺害を決意。

動機は永峰弓江が理奈を脅迫していたことに口論しての殺害。

賢太郎は殺害と殺意を認めるものの、どこか腑に落ちない架川。

なんと、凶器には賢太郎以外の指紋が残っていないとのこと。

また、弓江が雑誌の切り抜きを使い、子供達と妻の恵美子のことで最上自身も脅迫を受けていました。

弓江は恵美子の不倫の証拠を見せ、子供達を口汚く罵る弓江を殺害。

その現場を何もせず、見ていた賢太郎は、父親を庇ったのです。

「俺の人生はとっくに終わっている。でも、あんたは違うだろ。この家を守らなきゃいけないだろ?出ていけ!」

そして、弓江が息絶えた後、賢太郎が指紋をふき取り、父の罪を庇ったのです。

しかし、親子はすれ違っていて、父親から疎まれているからこそ、今の家で生活を維持するために、殺害を決行。

さらに、父から母に、「あのゾンビいつ死ぬのかな」と自分のことで毒づかれていたことを知りました。

最上は賢太郎を張れ者扱いし、親子の心はすれ違ったまま。

賢太郎の幼馴染、理奈はダクトを通じて彼を気に掛けていました。

それが唯一の、賢太郎が信じられる人との会話だったのです。

今回の弓江の遺体は相当なほどの家族への侮辱に対する怒りの割には刺された箇所は2か所でした。

そのことを語り合った時、蓮見の脳裏には彼の大切な人かもしれない女性が刺殺された過去が蘇りました。

そして、闇ルートを通じて、「蓮見光輔」の戸籍を買った、蓮見(濱田岳)。

蓮見の事をチンピラ時代の仲間に知らせ、調べさせた架川。

2人は駐車場で対峙します。

警視庁アウトサイダー1話感想・みどころ

警視庁組織犯罪対策課だった架川。

彼自身も過去がベールに包まれているものの、その彼を上回る闇深い過去を持つのは、蓮見でしたね。

「蓮見光輔」を名乗り、闇ルートから戸籍を買った彼の真の目的と過去がとても気になりますね。

今回は裕福な最上家のハウスキーパーの裏の顔にフォーカスを当てていて、弓江を演じた室井滋さんの強欲でどこまでも人の嫌なところを突く悪徳ぶりにゾッとしました。

一方で、家族を侮辱され、自分の名誉も地位も危ぶまれる最上が、彼女を殺したのも無理ありません。

それでも、家に閉じこもりがちで家族との溝も深い長男、賢太郎が父の罪を被ってまでしたかった彼なりの方法で、住処を維持する事。

一見、家族に疎まれ続けていた賢太郎が親の罪を庇う行動には、家族へのせめてもの優しさなのかと思いきや、予想外。

彼は日常的に疎外されてきた経験から、家を手に入れ、父の何もかもを奪うことが真の目的。

歪んだ価値観のなかで、幼馴染の理奈だけが彼の味方だったという描写も切なかったですね。

親子をそれぞれ警視庁で、勾留する際に、すれ違う架川と蓮見。

そして、最上親子のそれぞれ凍ったまま、家族愛の欠片もない冷え切った関係性が闇深かったですね。

華麗なアクションが目立つ身体的能力と知性を兼ね備えた架川の過去を唯一知る、鑑識の仁科がうっかり、架川の秘密を洩らさないかドキドキします。

お互いに人に言えない経歴を持つ架川と蓮見の曲者バディに次回も期待したい初回放送でした。

 

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