獣になれない私たち 第5話
放送日:2018年11月
日本テレビ水曜ドラマ
獣になれない私たち 第5話のあらすじ
恋人の花井京谷の家で暮らす元カノ・長門朱里の元を訪れた深海晶。
自分とは異なり感情をぶつけることができる朱里を見て、余計に複雑な気持ちになってしまう。
朱里と会ってから晶は忙しく過ごした。
ある日のこと、京谷のことを許したいけど許したくないと恒星の前で堂々巡りをしているところに京谷が現れる。
獣になれない私たち 第5話の感想
幸せでキラキラしているより感情的になりたい
晶は何を目的に朱里の元を訪れたのでしょうか。
京谷の家を出て行って欲しいということなのか、それとも朱里のせいで京谷との関係をうまく築けないことを責めたかったのか。
朱里の本当の気持ちは分からないけれど、生活のためだけに京谷の家で暮らしているという自分勝手な事実を知り、素直に言いたいことを言い泣けることができる朱里を見て、それが自分にはできないと確認しに行っただけになったような気がします。
恐怖のハミング
だけど、自分と向き合うことをしたくないかのように、晶は忙しく動いていました。
社長の言うことにも全部応え、「幸せなら手をたたこう」のハミングには怖さを感じます。
軽やかに階段を昇り、高層な場所に立った時には、まさか線路に飛び込んでしまうのかと思わせるシーン同様なことになるのかと、悪い意味でドキドキしてしまいました。
誰かと話をしたい。今までだったら京谷だったのに。京谷以外の人を電話帳から探すも誰もいない。何とも言えない感情が込み上げてくる。
こういうことありますよね。
結果、晶が選らんだのは皮肉にも京谷の母親・千春でした。
そして、千春から聞かされた千春と義父との出会いを聞いて、介護がどんなに大変だろうと幸せだった時のことを思い出すと苦にならないと言われ、晶は自分が許せば平和でいられると思ったのでしょう。
恒星に恋の鐘が鳴った?
とうとう朱里の元を去った京谷。
男前なマンションの渡し方ができるなら、晶とこんなことになる前に、もっと早く行動をして欲しかったものです。
ただ、「愛せなくてごめん」という言葉は、朱里だけに限らず、多くの視聴者の胸に辛く刺さったような気がします。
そんな京谷から会いたいと言われ、堂々巡りをしている晶は5tapから出てきた恒星と出くわします。
そこに歩み寄ってくる京谷に晶はどう対応するのかと思いきや、「少し付き合って」と恒星にキスをしました。
「少し付き合って」でキスをしてもいいものなのかわかりませんが、酔っていない恒星はこのキスで恋に落ちたのではないかと思います。
ただそのキスは、京谷の心だけでなく、呉羽の心にも波乱起こしたのではないでしょうか。
獣になれない私たち 第6話の期待や予想
京谷と会いたくない…ただそれだけのために恒星とキスをした晶。
晶と恒星は一晩を共にしたという嘘を京谷は信じきったことでしょう。
そして、晶と恒星のキスをまさか呉羽が見ていたとは思いもしませんでした。
厳しい顔をする呉羽。
怒っているように見えますが、その辺りは次回第6話で明らかになることと思います。
最後に表示された「Welcome to new world」。
晶・恒星・京谷・呉羽に新しい展開が待っていそうですね。