僕とシッポと神楽坂 第1話
放送日:2018年10月
テレビ朝日金曜ドラマ
僕とシッポと神楽坂 第1話のあらすじ
動物病院を営んでいた徳丸善次郎の元で働きたいと、実家がある神楽坂に戻った獣医師・高円寺達也。
しかし、動物病院には徳丸の姿はなく、「看板は下ろした あとはまかせた 徳丸」とう手紙が残されていた。
急遽、動物病院を引き継ぐことになった達也の元に次々とシッポ達がやってくる。
ある日のこと。犬が車に轢かれる現場に居合わせた達也は、犬に付き添っていた少年・大地と共に犬を連れて病院に戻った。
すぐに手術をしなければいけないのだが、大地の母・加瀬トキワが現れ、手術に反対をする。
他の動物病院に運んでいる時間がなく、達也は手術室に立った。
そんな達也を見て、動物看護師のトキワは放っておけずサポートをした。
僕とシッポと神楽坂 第1話の感想
仮動物診療所に次々に訪れる動物達
猫だらけのオープニング。
これは猫好きにはたまりません。
そして、可愛い猫からの相葉ちゃんの可愛い寝顔。
これだけでこのドラマには幸せが詰まっていると感じました。
ペットショップで見向きもされない犬と言われましたが、「とんでもない!私が飼う!」と多くの女性が思ったに違いありません。
仮動物診療所と書かれた建物に達也が入っていくと、いかにも診療所といった感じでした。
ここで獣医師をしていた徳丸からこの日突然ここを引き継ぐことになりましたが、容赦なく次々と動物達がやってきます。
初めに訪れたのは猫でした。だけど、診察を受けずに帰ってしまいました。
次に訪れたのはハムスターでした。ここでは治せないからと別の病院を紹介しようとすると徳丸先生なら治してくれたのにと言われてしまいました。
次に訪れたのは犬でした。治療はしたけれど、年金支給日まで支払いができないと言われてしまいました。
次から次に達也に色々なことが振りかかり、初日からとても疲れたことでしょう。
次に訪れたのは血を流している猫です。
避妊手術の痕を噛んでしまったので縫合をする治療を達也は行いました。
原因は術後の服。
普段服を着慣れない猫にとってはストレスになり、本来のエリザベスカラーが1番だと達也は言いました。
術後服があることを初めて知りました。
確かに、エリザベスカラーは人間から見ると不自由そうに見えますが、ストレスがないのが一番です。
緊急手術
少年が追いかけた犬が車に轢かれてしまいましたが、近くに達也がいたので一安心です。
しかし、思った以上に重症。
仮動物診療所で手術をするという達也の言葉を聞いて、「ここで手術をするなんて許されない」とトキワは言いました。
許されないって言っても達也は無資格ではないのに…と思いましたが、トキワから見たら十分な環境ではなかったのでしょう。
トキワはここに来るまでに最新機器の揃った動物病院で動物看護師として働くための面接を受けていたのですから。
1人で手術を始める達也と一緒に手術をすることに決めたトキワが手際よくサポートをしてくれましたが、会ったばかりなのにスムーズな2人の連携プレーに、2人共これまで様々な経験をしてきたことが伺えます。
大吉の事情
手術を終えた犬を飼いたいけれど飼えない大地。
飼い主が見つかるまでここで大地にケージの掃除をして欲しいと大地の気持ちを汲み取る達也の優しさを感じました。
しかし、思いのほかすぐに飼い主が見つかってしまいましたね。
次に、診療所で預かっている大吉のお世話を大地にお願いし、また大地の気持ちを汲み取る達也の優しさを感じることができました。
ただ、大吉は大地の言うことを聞かないので、大地は大吉に向かってバカ犬と酷いことを言ってしまいます。
大吉がご飯を食べなくなってしまったのはそのせいかと思いましたが、大地との散歩中に前の飼い主さんと住んでいた家があった場所を訪れ、飼い主さんを思い出してしまったんですね。
美味しいご飯を食べさせた後、大吉を置いて行ってしまった飼い主さん。
人間にもそうしなければいけない理由があったにしろ、こんな風に動物でも悲しみを背負って生きていかなければいけないのは切ないものです。
大吉の事情を知った時には涙が出そうになりました。
仮動物診療所は「坂の上動物病院」と名前を改め、トキワを動物看護師として向かい入れ、新しく歩き始めました。
僕とシッポと神楽坂 第2話の期待や予想
今回だけでも様々な事情を抱えた動物が出てきました。
次回も事情がある動物が出てくるようです。
動物ものには涙は欠かせません。
今回も涙を流しそうにはなりましたが、次回以降はハンカチ必須になるかもしれませんね。