緊急取調室2021

緊急取調室2021 7話 ゲストは板谷由夏!魔女のような透視に驚愕!

緊急取調室2021 7話あらすじネタバレ

「緊急事案対応取調班」(通称 キントリ)の、真壁(天海祐希)、梶山(田中哲司)、菱本(でんでん)、監物(鈴木浩介)、渡辺(速水もこみち)、サイバー対策課の玉垣(塚地武雅)らキントリ達。

真壁は大興奮で、大國塔子が裁判で証言したと大興奮して、現場に駆け込んできました。

高度交通副大臣、宮越肇(大谷亮平)の汚職疑惑を糾弾すると宣言し、ハイジャック事件を起こした大國塔子(桃井かおり)。

逮捕されて以来、黙秘を続けていた彼女がついに、裁判で重い口を開いたのでした。

かつて、塔子を取り調べ、白熱した真壁とキントリメンバーも、塔子の言動に注目していました。

警視庁捜査一課に異動し、同課の刑事、渡辺(速水もこみち)の新相棒になったのは、山上善春(工藤阿須加)。

彼は元キントリのメンバーだった「善さん」こと、中田善次郎(大杉漣)の一人息子。

あくる日、警視庁を訪ねてきた人気霊能者、貴船(板谷由夏)と出くわします。

「失踪した医師の幽霊から助けを求められた。警視庁が行方を捜しているはず」と発言する貴船を怪しみ、ろくに話を聞かずに追い返した山上。

「もつなべコンビ」の後は、 「なべ山コンビ誕生」と新しい相棒を迎えた渡辺を見守る菱本。

途端に、10年前、失踪した女子高生の居場所を的中した霊能者、貴船馨について興奮して、キントリの現場に飛び込んできた元キントリのサイバー対策課、玉垣(塚地武雅)。

ところがその直後、失踪中の美容外科医、小林英二(黄川太雅哉)のバッグが郊外の橋の下で見つかり、捜査本部が立つことに。

刑事部長、北斗(池田成志)から、貴船の取り調べを要請されたキントリの面々は、半ば呆れ顔。

捜査に加わった渡辺と山上は、貴船馨だと勘違いし、妹の渚を尋ねました。

とてもお淑やかで落ち着きがあり、話が通じやすい渚。

先日の山上の対応に憤慨している貴船を双子の妹、佐久間渚(板谷由夏 二役)に説得してもらい、なんとか捜査協力の承諾を得ます。

渚は怒って帰ってきた姉、馨を呼び、「警察の人が訪ねてきた」と伝えに行くのでした。

案の定、気が強く、自分は絶対に正しいと揺るがない馨が、キントリ達の前に事情聴取でやって来ました。

自分の能力を信じてくれるか?と開口一番で聞いた馨に波長を合わせた菱本と真壁。

ところが、早速、馨は真壁が自分を最初から「インチキ」だと疑っていることを見破るのでした。

貴船が誇る透視能力などハナから信じていない有希子は、非化学的な情報に頼る捜査二課を示しながらも、事情聴取を開始。

真壁は馨に気を遣い、「正直、霊能者など超常現象を信じていない」と口にしますが、馨は、そういう人に限って自分の能力を否定するばかりだとばっさり切り捨てるのでした。

貴船は、真壁の私生活のことや、懐疑的な本心を見破られ、独自のペースに飲み込んでいきます。

透視をする時は、頭痛がするとサインが必ず起こると言った馨。

2つの塔があり、死者の持ち物が現場に沈んでいると透視。

捜査をかく乱すると、罪に問われることもあると、真壁は現時点での、馨の暴走を注意。

するとそれを逆手にとった馨は、真壁が素直じゃないし、なんでも疑ってかかるから、大切な人を失っていると言い、口には出さなかったものの、真壁が身近な人を亡くしていることを見破るのでした。

夫を実際、亡くしている真壁は、手強い馨に苦戦。

さらに、世間に向かって自分の足で小林を探すと宣言し、本当に小林の遺体が見つかりました。

しかも、馨が言うように、鉄塔の付近から、小林の私物の形態と靴が出てきました。

馨の透視通りの結果に、真壁を含めたキントリらは苦戦。

北斗(池田成志)は真壁と梶山を厳しく叱責しますが、小石川(小日向文世)と菱本(でんでん)、玉垣(塚地武雅)は2人をフォロー。

貴船馨の動画のアクセス数に著しい変化が見られ、彼女への批判が殺到すると報告した玉垣。

しかし、貴船は真壁のことを動画で名指しこそしなかったものの、自分に対して失礼な態度をとった女性刑事と最近、話したと匂わせ発言。

このままでは、警察の信用を失いかねないと危惧する北斗。

しかし、貴船馨は、渡辺と山上や、大勢の警察を連れて、小林英二(黄川太雅哉)の遺体現場を訪れました。

小林は透視通り、白いブランコに乗っていて、遺体の場所の家の前には、薔薇のアーチがあると探り当てたのです。

その場所は、以前、園芸店で、働いていた時、渚が働いていた場所。

有希子は、後日、馨にお詫びをする為、貴船家へ。

貴船馨は外出中だと、言って穏やかに対応した渚。

幼い頃から、姉は勘が鋭いところがあった、姉も私の考えが分かったし、自分も逆に姉が考えていることが分かったと答える渚。

優しくて話しやすく、人畜無害な渚の人柄に、真壁は慎重に対応。

真壁は早速、職場に戻ると、貴船馨は双子ではなく、同一人物だと睨みました。

取り調べに来た時の薫と渚の仕草がそっくりだからです。

その頃、渚は子供時代の幸せな記憶を思い出して、複雑な気持ちに。

翌日。

渡辺は、佐久間渚が、美容整形外科でレーザー治療を受けていて、その時の担当医が亡くなった小林であることが判明。

菱本は佐久間渚と馨の子供時代の担任から話を聞きました。

2人は双子であった頃は事実で、首元のほくろを隠そうと、手で隠す仕草が。

しかし、幼い頃の容姿に差がある2人。

貴船渚は、ほくろをレーザー治療で除去した過去が。

さらに、動画を見た真壁たちは、貴船馨は、渚のほくろの手術を担当した小林の関係性を掴みました。

貴船は、本物の霊能者か?それともただの嘘つきか・・・有希子は大胆不敵な作戦に。

山上に電話をし、渚に夜、会いに行くことを電話で指示。

その際、渚に「ある発言」をして、渚を騙すことを決行。

「事件で新しい発見があったので、渚さんか馨さんどちらかに警視庁に来てもらえないだろうか?」

すると、姉は来る気がないと伝えますが、今度は渡辺が「姉でも妹でもどちらが警視庁に来てもいい」と言いました。

渚は快く応対しますが、その日やって来たのは、馨。

妹は内気な性格だから警察と話せないと口にしました。

真壁は相変わらず冷淡な態度をとる、馨の口を割らせるため、自分も透視をしてみると試みました。

そして、渚が2018年10月に、整形手術を受けたことがある、男と一緒にいる、しかも、渚が小林にお金を渡していると次々と伝えました。

馨を怒らせる真壁。

渚は小林英二に貢がされた挙句、脅迫されたと話します。

そして、今目の前にいる自分が、貴船馨ではなく、貴船渚だと真実を伝えました。

渚は母亡き後、姉と2人きりで暮らしてきたが、馨が渚に毒親のような接し方をし、人格否定し、見下してきた過去を吐露。

過干渉で、支配的で、恋人も友達もいなかったと生前の馨を冷静に話した渚。

ほくろだけ同じ首の位置にある二人。

渚は馨を我慢の限界で手にかけました。

そして、小林が亡くなった日・・・。

小林にお金がないことを指摘され、整形して自分のほくろを除去した小林が、渚の弱みを握っていることから、殺害。

自分はずっと姉のおまけのようなものだった、好きな人に告白されたのも、姉の馨、受験の時、優秀な進学校に合格したのも姉だった。

姉に成り済ましさえすれば、自分の世界、景色は360度違ったと語る渚。

しかし、現実の自分は、貴船渚だということを痛感もしていました。

もし、この計画がうまくいけば、貴船馨と貴船渚の人生を2倍生きてやる、失敗したら、佐久間渚としての人生を生きようと思っていたと言葉を続けました。

やがて、貴船馨の遺体が見つかり、優しく布に包まれて、納屋に葬ってあったのを発見。

真壁は最後に、渚に対し、自分の年齢からして、大切な人を亡くしているなどと、察知したと告げました。

さらに、貴船渚は、あなたは近いうちに仕事を失うし、周囲の仲間も、仕事を失う、気の毒だと言って、真壁を嘲笑い、馬鹿にするのでした。

その頃、北斗(池田成志)と、肇(大谷亮平)は2人で夜、食事をとりながら、大國の件でキントリをますます、追い込もうと結託。

真壁はパソコンをつけ、ネットニュースに唖然。

なんと、大國塔子(桃井かおり)が獄中で死んだのでした。

次週、大塚寧々さんがキーパーソンとなり、キントリの真似事をする厄介な女性グループ登場!菱本が逮捕と波乱のはじまりです。

緊急取調室2021 7話感想・みどころ

一件、胡散臭そうな霊媒師を名乗る女性、貴船馨(板谷由夏)の背筋が凍る演技に興奮でした。

一方で、お淑やかで落ち着いており、話が通じやすい双子の妹(板谷由夏 一人二役)の渚は姉に透視能力があるかも分からないけれど、自分と姉は、お互いの行動など予知し合っていたことがあったと仲の良さを伝えていましたね。

しかし、真実は、馨が既に他界しており、しかも、過去に渚が殺していたことが判明。

当初、私はミステリアスで、人の行動、発言、思考を言い当て、ひねくれたところがある薫と渚が、両親からちゃんとした愛情をもらえておらず、馨が「渚」という人格を作って自分の環境を乗り越えてきて、事件を起こしたのかなと思いました。

渚と薫は双子で、両親から普通に愛されて育ったものの、幼い頃から自分と渚の間に、マウンティングをとり、小馬鹿にして、「お前は何もできない役立たず」などと、人格を否定する底意地悪い性格だった馨。

両親に愛されて育ってきたことはほっとしましたが、母の死後、馨が渚をいびり、ほくろの位置が同じ以外は、ポンコツ扱いする発言に、渚が我慢の限界だったのは無理もないですよね。

兄弟・姉妹でも、「毒親」に近い支配する側・される側で育ってきた彼女の心の闇が相当深いことが切なくなりました。

どんなになじられても、渚が姉を布で包んで、首を絞めて殺した後、布に遺体を包み、納屋に大切に葬ったのは、唯一無二の双子の片割れだったからこそ、全面的に姉を憎めなかった繊細さが表れている印象でした。

そして、最後、大國塔子が裁判で証言したのにもかかわらず、なんと、その後、拘留中に死去という衝撃の展開!

真壁と同じように、大國の死に最恐の手強い相手だった彼女が死んだということは、塔子の事件の今後の展開、どうなるか気になります。

しかし、宮越肇(大谷亮平)と北斗(池田成志)がキントリ解散が迫るなか、真壁たちを陥れる為に何らかの策略で、大國塔子は獄中死した・・・ということにすれば?と策略を練ったのではないかと私は思っています。

次週は、キントリの過去シリーズを見る限り、メンバーの誰かが、”闇落ち”する展開が起こる拡大スペシャルになります。

なんと、キントリの最年長、菱本(でんでん)がある事件の捜査を担当するうちに容疑者認定されてしまうのです!次週も、面白くなってきそうな7話でしたね。

 

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