緊急取調室2021

緊急取調室2021 勇者の嘘!岡山天音&神尾楓珠!レスラーと不良少年の闇に真壁は?

緊急取調室2021 3話あらすじネタバレ

チケットは30秒で完売するほどの勢いで、世間の注目を集めるボクシングのバンダム級タイトルマッチが迫ってきていました。

石倉(岡山天音)は記者会見で、加賀美に挑発的な態度をとり、話題を集めます。

「大卒のプリンス」と有名な現チャンピオン、加賀美光一郎(神尾楓珠)に挑戦するのは、元ボクサーの山内潔(阿南健治)に才能を見出され、デビュー戦以降、4戦連続のKO勝ちの実績を持つ、元不良少年、石倉衆二(岡山天音)。

正反対の2人の試合には熱い視線が注がれていました。

ところが、対戦1週間前の会見が開かれた直後、事件が起こります。

会見に出席していた週刊誌記者、梅本マサル(松本実)が川に転落して溺死。

泥酔して転落したと当初は思われていたのですが、亡くなる寸前、顔面を殴られていたことが発覚。

さらに、石倉と共に事件現場付近を歩いている姿をとらえた防犯カメラ映像も見つかりました。

これを受け、警視庁捜査一課は石倉を任意同行することに。

真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(キントリ)」のメンバーには石倉を取り調べて自供させるよう、刑事部長の北斗(池田成志)から命令が下ります。

しかし、そもそも石倉を被疑者として引っ張るにはあまり決め手が少ない状況。

キントリのみんなは取り調べに難色を示しますが、北斗は身勝手な偏見で、補導歴が3回・暴力沙汰で少年院にも入ってきた石倉の過去を持ち出し、犯人だと一方的に決めつけます。

偏見を持たずにフェアな取り調べをすることを決め、石倉と対峙する真壁。

ボクシングジムで石倉のことを気にかけている師匠の山内ですが、石倉は真壁たちに初対面で素っ気ない態度をとります。

石倉はかつて不良少年だった過去を敢えてさらけ出し、父親からの虐待を乗り越えた「虐待サバイバー(生存者)」でした。

梅本は石倉のことをバッシングする記事を書いていたこともわかり、石倉が疑わしい状況に陥っています。

石倉は口が悪くてしたたかで、「素人を殴るわけない」と容疑を否認。

ふと、菱本(でんでん)は、石倉が拳を負傷していることを指摘。

しかし、石倉は警察には過去に何度も「お世話」になっているし、自分をじわじわ追い詰めて履かせようとしていると、真壁たちの根端を見抜きます。

最終的には、今の自分の状況は「任意同行」だから、帰ると口にしました。

三波という記者が真壁たちの任意同行を終えた石倉を突撃。

監物(鈴木浩介)と渡辺(速水もこみち)の「もつなべコンビ」は、彼が梅本と同僚なことを強く石倉に伝えている様子を目撃。

それを追求すると、亡くなった梅本は金銭的に困窮していたと口にした三波。

その頃、心優しいボクシングジムの会長で、石倉の師匠、山内は彼をフォローしていました。

「自分が梅本を殺したようなものだし、自分は過去に人を殺したことがある、でも、お前が人を殺すわけがない。お前を信じている」と口にします。

しかし、対戦相手の加賀美(神尾楓珠)は動画投稿サイトにて、石倉を挑発するような内容を投稿。

それが石倉の怒りに火をつけることとなり、彼の身を案じる山内。

梅本はこれまでに、自分が気に食わないタレントや歌手などについて報復ともいえるほど嫌味で皮肉な記事を沢山書いていたことがキントリ内で発覚。

梅本と石倉の関連性を疑う真壁達。

玉垣(塚地武雅)にも協力してもらい、ある頼みごとをした小石川(小日向文世)。

その夜、石倉は加賀美の家を訪ね、梅本が死ぬ前に「あること」を言っていたと匂わせました。

オートロック付きの豪華なマンションに住んでいる加賀美。

そこで、石倉はエントランスに行き、加賀美と石倉が、絵美というキャスターについてトラブルになっていることを指摘。

その様子を尾行していた渡辺と監物。

絵美(逢沢りな)は石倉を山内のボクシングジムで見守る関係者の一人で、石倉の恋人です。

まもなく、サイバー対策課の玉垣の調査にて、梅本名義で50万円が何者かに引き出され、また返金されたのち、梅本が亡くなる寸前、試合の2週間前には20万円が振り込まれていることが発覚。

翌日。

ボクシングジムに来た石倉のファンの子供たちが訪ねてきました。

それは、石倉が育った児童養護施設の子供たちで、石倉が招待したのです。

そんな彼の優しさを知った真壁は、「体験」として、石倉のボクシングジムに潜入。

「ねぇ明日の試合勝てそう?150パーセントの力を発揮すれば相手の人死んじゃうかも」

「そうなったら面白れぇのに」深層心理を探ろうとする真壁にさらっと毒を吐いた石倉。

石倉に対し、そのことを指摘して、ボクサーの「体験」を続ける真壁。

子供のうちの一人から「人を殺してないよね?」とダイレクトなことを言われ、石倉はそっと男の子の微笑ましいパンチに「大人の対応」を見せました。

職場に戻った真壁は師匠の山内が犯人の可能性を示唆。

その夜、絵美は石倉の家の前を訪ね、彼に、加賀美とは肉体関係もないと伝えました。

梅本が生前、2人の弱みを握っていて、絵美は石倉の身を案じます。

「梅本さんはあんなこと言っていたけど・・・私ね、恵まれない環境を乗り越えてボクシングに向き合うあなたみたいな人、出会ったのが初めてだよ」

「珍しいおもちゃってわけか・・・俺は」

「ひどい・・・さようなら」

「俺と付き合っていたのがばれたらお前はおしまいだよ」

加賀美がどうやら、絵美が石倉の彼女と知りながら脅迫していました。

キントリたちは銀行の防犯カメラに映る加賀美の姿を見ます。

銀行に「梅本」名義で50万円と20万円の銀行取引をしていたのは加賀美でした。

さらに、石倉を脅迫していて、話題になった記者会見の際も、「俺は、八百長なんかしない」と小声でささやいていたことを、読唇術に長けた玉垣が発見。

そして後日、石倉を呼び出し、試合前に対戦相手の加賀美に石倉が会いに行ったことを追求する真壁達。

小石川(小日向文世)は加賀美を訪ねて同じことを聞きますが、対戦するからこそ「絶対負けない」と煽っていたとシレっと答えました。

さらに、梅本の口座に50万円振り込んだことを聞くと、彼は梅本に対戦相手の石倉のことをリサーチしてもらった謝礼として払っていたと口にしました。

しかし、20万円の件にくちごもる加賀美。

石倉の取り調べをしても、石倉は荒々しい態度を変えず、取り調べから逃げようとしました。

真壁は石倉が梅本に八百長の件で脅迫を受けていて、そのことで暴走し、梅本に危害を加えたかと疑っていました。

ところが、監物と渡辺から連絡が急に入り、梅本の元同僚の記者、三波が梅本を殴り、その結果、梅本に言い争いの後で、急性硬膜下血腫の症状があらわれて死亡したことが判明。

真壁は自分の失敗を痛感し、石倉から真実を引き出す為に彼を刺激し、石倉が弱虫だと挑発。

小石川は、加賀美が梅本に絵美と石倉の関係をタレコミし、50万円と20万円のの不審な銀行のやり取りも含め、石倉を追い詰めていた事実を指摘。

梅本から、石倉とキャスターの絵美の恋人関係を握られていることや、八百長の件をばらすと言われた石倉。

さらに、この八百長の件で、かつて対戦相手を殺した石倉の師匠、山倉が関与していながら、黙認していたとのこと。

思わず梅本に殴りかかろうとしますが、断念。

梅本はその後、時間差で、三倉と自宅で言い争いになった際に殴られ、のちに硬膜下血腫で死去。

石倉が包帯をずっと片手に巻いていた理由は、ボクサーとして素人を殴らない掟を守ろうとしていたからだと真壁に話します。

興奮し、怒る石倉ですが、さらなる違う真相が解明されました。

最初から八百長はなかったのです。

加賀美が石倉を破滅させる為に、嘘の八百長を仕組んでいたのでした。

対戦で石倉が加賀美を殴り殺せば、石倉はさらにボクサー生命が絶たれていたし、石倉の師匠の山内のボクシングジムが廃業になっていたかもしれなかったのです。

それを想定しての、偽の八百長を偽造し、石倉の師匠、山内が石倉を裏切ったことにしようと策略。

山内は無実でした。

やがて、梅本を殴った記者の三倉が監物と渡辺に逮捕されました。

唯一信頼していた山内にも裏切られたと思い込み、「どうせみんな裏切る!俺は馬鹿だ!」と絶叫する石倉。

しかし、暴れだす彼の腕を抑える菱本や真壁達。

菱本は石倉の腕は宝物だから、ボクサーにおいて欠かせない腕を大切にすることをアドバイス。

石倉と山内は穏やかにボクシングの仕事を続けることができ、互いの信頼関係を深めるのでした。

緊急取調室2021 3話感想・みどころ

岡山天音さんと神尾楓珠さんがゲストでしたね。

岡山さん演じた石倉が可哀そうすぎる。

北斗刑事部長からは、過去に不良だったことから一方的に犯人に決めつけられるし、対戦相手の加賀美には破滅するように追い詰められてしまいました。

ボクサーとして素人を殴らないというボクサーの常識を守って、試合までに敢えて右手に包帯をしていたのに、真壁達からも真っ先に疑惑を向けられていて、終始、切なかったですね。

彼が人はすぐ裏切ると口にしているところは、父親からの虐待で植え付けられた人間不信が原因ですよね。

やっと信じられる大人、山内と出会ったからこそ、人として生きる希望やボクシングに光を見つけたような情熱が伝わりました。

頭の回転が速く、語彙力も豊富で、恋人の絵美(逢沢りな)や真壁にも生意気かつ、彼らの行動や心理を先読みした口の利き方をしていて、頭が良いけれど生き方が不器用ですよね。

三波が結局、梅本の常軌を逸した記事の書き方や、ターゲットへの取材の行動を止めようとして、彼と言い争いになった挙句、殴ってしまった真実。

記者だからこそ、ネタの為には悪者になることも時として必要かもしれないけど、人を傷つけるような記事は誰かの人生を不吉なものに変えてしまうことってありますよね。

毒を吐き、切り込んだ記事ネタを探して、リサーチし、梅本は人としての理性を失っていたなと感じました。

突発的に、梅本の人を傷つける記事ネタの探し方に腹が立った三波が、同業者だからこそ、梅本を殴ったけれど、それがまさか硬膜下血腫になって死亡させてしまうことになるなんて予想外でしたよね。

どれだけ三波は自分がしたことが怖かったかと思います。

事件が解決し、石倉のことを我が子のように気にかけ、ボクサーとして育ててきた山内と石倉の絆が取り戻されてハッピーエンドな3話でしたね。

次週は放送日がオリンピックの関係で、8月12日に変更になります。

また、4話のゲストは、高橋メアリージュンさんと甲本雅裕さんです。

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