緊急取調室(2025)1話あらすじネタバレ
遡ること2023年ー。
そんななか、真壁有希子(天海祐希)は、現場に突入しました。
仲では、男が男性医師を人質に立てこもっていました。
鬼塚(丸山智己)と共に、同行。
(鬼塚)ふざけんなよまたこいつか
真壁と鬼塚は、立てこもり事件を煽るように中継する人気キャスター、倉持を知りました。
(倉持)立てこもっている男性に伝えたい。あなたの妻が亡くなった原因について不審な点があるなら、正当な手続きをもって訴えるべきです。このような不当な方法ではただの逆恨みと思われます。正面から情報の開示を求めてください。真相は必ず暴かれます!立てこもっていた男は何故このよような大それたことをしたのでしょうか。今後の捜査の進展が待たれます。
倉持は、
(真壁)限界ね
(鬼塚)ドアから窓までの距離は?
(真壁)6メートル、行ける。
犯人を逮捕し、真壁達は人質を保護しました。
そこへ、倉持が真壁を呼び止めて、取材しようとします。
(倉持)今後の捜査の焦点はなんでしょうか?高齢者犯罪者が増加している昨今、その同期こそが重要だと思うのですが
囲む記者たちをよそに、その態度に、真壁は彼を一喝します。
(真壁)撮影やめて!事件は見せ物じゃない!
都心の地下に大規模蓄電施設を作る、政府肝いりの再開発計画を巡って、世間からは反対の声が勃発していました。
反対の声を求める市民たちを落ち着かせようと対応するのは、広報担当の辻本裕太(東京03 角田晃宏)。
(辻本)旧東京放水路の再開発に関しては許可をいただいております。
その様子を見学する、真壁と梶山。
(真壁)なんで私達がデモを見学しなきゃいけないの?
(梶山)まぁそう言うな
工事の中心を担う2名がベンチで撲殺されました。
反対派の人間による犯行ではないかと囁かれるものの、犯人は未だに不明です。
市民たちはそれを追求します。
(男)殺人事件まで起きてるんだぞ。静かな生活を返せ!
警視庁の特殊犯罪化明里に所属する真壁有希子(天海祐希)、捜査一課管理官、梶山勝利(田中哲司)も工事を請け負う企業の広報担当社員、辻本裕太(東京03 角田晃宏)から話を伺います。
丁度その頃、日本初の車椅子キャスターとして人気を博す、倉持真人(山本耕史)。
倉持は、報道記者として活躍するものの、不慮の事故をきっかけに、車椅子で生活しています。
長内洋次郎総理大臣(石丸幹二)にインタビューするものの、現場は打合せとの内容の違いに違和感を覚えます。
(男)打合せと違う
(長内)ああ倉持さんどうぞゆっくりと
(倉持)お気遣いなく。車いすに乗った私が様々な場所へ赴き、様々な声を聞き、ニュースをお伝えする。そうすることで視聴者の皆様に勇気をお届けできると信じております。
(長内)ああ感銘を受けました。私も総理大臣として多くの声に耳を傾けたいと考え、本日参った次第です
(倉持)早速ですが総理の肝煎り、エネルギー政策の目玉である都心の地下再開発について、本日は伺って参りたいと思います。
(長内)近年は災害や、異常気象による停電被害が問題になっています。すべての国民が安全で快適に暮らす環境を整える為、エネルギー政策はとても重要ですからね。
(倉持)この場所には高度経済成長期に作られた放水設備がありました。平成29年に役目を終えた子の地下空間を大規模蓄電施設に転用するという計画ですが、先日2名の関係者が殺害される事件がありました。事件について総理のご意見を伺いたい
(長内)避けて通れない質問ですね
倉持の言葉に困惑する長内なのでした。
そんななか、真壁と梶山(田中哲司)は大開発都市の計画にて、反対の声が多い件で、川上と辻本に接触しました。
(真壁)榎本さんはアドバイザー?
(川上)特定分野に精通した学識経験者がけいっ参照からの要請で起用されるんです。榎本さんは地質学の専門でした
(真壁)もう一人の吉本晴信さんは常務?
(辻本)はい。国との折衝を進めておりました。今回の計画のトップで御座います
(梶山)お2人は10日前に殺害されました。再開発に反対する人間が犯人という味方がありますが、どう思われますか?
(川上)反対だからって殺しますか?
(辻本)
(真壁)では凶器についてお尋ねします
凶器はペンチでした。
同時刻に、倉持から長内へのインタビューが続きます。
(倉持)2人の死因はペンチで殴られたことによる外傷性ショックだったことが事件後、警察から発表されました。これらの点から再開発に対する抗議なのでは?という説があります。
真壁と梶山は、架設の作業場へ辻本に案内されました。
(辻本)架設の作業は現在も突貫で行われております。工具現場で管理されております。24時間態勢で警備も行われていて、持ち出される可能性は考えられません
(真壁)念のため、写真を撮らせてもらってもよろしいでしょうか。凶器にはペンチが使われたそうですが…
(辻本)最近ではこういうペンチが使われることも増えてきましたが、。役目を終えた施設を活用するために多くの配線をこなす必要が御座います。
(梶山)再利用で予算を削減できる分、工事にしわ寄せがくるんですね
(辻本)政府が決めた開発計画です。我々は仕事を遂行することしかございません
毎日、反対に押し掛けた人たちに接して、罵声を浴びせられていると、過激な行動に出る人がいてもおかしくないと思うようになりました。
その頃、倉持は総理にインタビューを続けます。
(倉持)総理、個人的な話で恐縮ですが、我が家は2年前にバリアフリー化のリフォームを行いました。車椅子でも不便のないよう、段差をなくし、私の部屋にはリハーサル用の大きな鏡を設置しました。いわば、再開発工事。おかげで同居している80代の父は安心して暮らせることができます。総理は所信表明でバリアフリーという言葉を引用し、すべての国民が安全で快適に暮らす国を作りたいと仰っていました。公約が実現されない不安や不満の蓄積が今回の連続殺人事件を招いたとは考えられませんか?
(長内)インタビューの名手ということはありますね。お話の飛躍を否定しようとして挑発に乗りそうになりました。国民の皆さんに特にお伝えしたいのは設備中の施設は、都心で使用する約5日分の電力を蓄えることが可能になるということです。ご意見があればいつでも話をお聞きする用意があります。私は逃げません。
(倉持)ご立派ですね
収録後、井沢京平から放送後の視聴者の反応を気にしたほうがいいんじゃないかと指摘される倉持。
(井沢)明日の放送で謝罪するべきじゃないでしょうか
案の定、SNSは荒れています。
(倉持)騒ぎは想定内だって。質問内容は大枠で総理大臣も承認してたんだし。突っ込みをちょっときつくしただけだ
(井沢)ネットをあまり甘く見ないほうがいいですよ。失礼します
真壁と梶山は、副総監の磐城(大倉孝二)から、先の事件と同一人物の犯人の可能性も否めないなか、真壁率いる、「緊急事案対応取調班」(キントリ)の運用を正式に決定しました。
(磐城)緊急事案対応取調班の臨時運用が正式に決まった
(真壁)そのために我々を聞き込みに駆り出したんですか?
(磐城)いいリハビリになっただろ。ただちにメンバーを集めなさい
(真壁)上の意向で解散させたり招集させるくっらいならキントリ、解散させなきゃよかったじゃないですか
(磐城)旧東京放水路の事案を1日でも早く解決させるための採用になる。上申したのは他でもないこの私だ。
(梶山)早期に解決しないと政府主導の再開発事業に影響が出るということですか?
(真壁)うわそれって官邸に恩を売りたいってこと?
(磐城)いやいやいやいや、国民の安心を守りタイに決まってるじゃないですかーそれ以外に何がある?
自身の報道番組でこの連続殺人事件をクローズアップしてしまいます。
彼は政府を糾弾して、上から目線の論調に視聴者が見るなか、犯人を挑発しました。
(倉持)前回の放送で多くのご批判があったかと思われます。しかし私は謝罪するつもりはございません。今回の連続殺人事件、大規模蓄電施設開発事業が動機となっているというネット上の指摘は、絵空事ではないと考えているからです。被害者がその関係者であること、凶器に作業用ペンチが使用されていたことも無視できません。しかし私はいたずらに政府を批判するつもりはありません。真に批判するのは犯人です。犯人にお聞きしたい!あなたは人の命を犠牲にして何を訴えたいのでしょうか!伝えたいことがあるなら話を聞きます。いつでも会いに来てください!なぜあのようなことをしたのか
その夜、キントリメンバーはいつもの居酒屋に集結します。
一度、キントリが解散になってからメンバーはそれぞれの新境地で踏ん張っているのです。
(菱本)俺はもういいやー定年前にキントリで苦労したくねぇよ
最年長の菱本進(でんでん)は、運転免許試験場の免許課で働いています。
(小石川)警察学校も忙しいんでね
「はるさん」こと、小石川春夫(小日向文世)は警察学校の教官になりました。
刑事部捜査支援分析センターの玉垣松夫(塚地武雅)もキントリの招集に眉を顰めます。
(玉垣)闇バイト事案多発で、猫の手も借りたい忙しさなんです。
(菱本)こんなじじい2人じゃなくて若い子2人に頼めばいいだろ
(梶山)寅さんと生駒君は現職で活躍中。上長が手放してくれず
キントリの新メンバーとして過去に真壁達に関わっていた、刑事の酒井寅三(野間口徹)と生駒愛未(比嘉愛未)は、キントリを去ってから、現職に大忙しで対応できません。
(真壁)私だって特殊班で大活躍中だけど今回、協力しております。この事件、早く解決しないと、第3、第4の事件が起こらないとも限らないから
真壁は仲間たちに協力を頼みこみます。
(玉垣)キャスターの倉持さんが燃料を投下していますしね
ここで話題は倉持の話に切り替わりました。
I(菱本)倉持って、ああ車椅子のキャスターーか
(小石川)被疑者が逮捕されたら協力するよ。キントリの本懐は取り調べだからねー
(菱本)ああ、はるさんの言うとおぢ。臨時運用は筋が違う。被疑者もいねぇのに何やるってんだよ
(梶山)切迫した状況です
(小石川)なら余計に筋を通さなきゃ、キントリは取り調べに特化したからこそ事件を解決できた。組織は役割を守らなければ迷走する
(真壁)もし我々の力で被疑者を逮捕に繋がれば結果として筋は通せると思う。
(梶山)東和テレビのキャスター、倉持真人の自宅が襲われました。父親が殺害されており、倉持本人も負傷。凶器は作業用命令。管理官として命令します。皆さん出番です。出番だって言ってんだよ!
倉持は途端に、「炎上キャスター」と話題になるものの、倉持と同居する父、磯貝信吾がなんと自宅で殺害される事件が発生し、倉持自身も襲撃されます。
倉持は、かつて、ある事件をきっかけに真壁とは因縁関係にありました。
しかも、またしてもベンチで発生している模様です。
真壁、梶山のほかに、玉垣松夫(塚地武雅)、菱本進(でんでん)、小石川春夫(小日向文世)、監物大二郎(鈴木浩介)、渡辺鉄次(速水もこみち)が再集結します。
新天地に捜査に乗り出します。
渡辺(速水もこみち)と監物(鈴木浩介)は、倉持を気遣いながら事件の詳細を聞きに行きました。
(渡辺)捜査資料として会話を録音させていただきます
(倉持)父はあのベッドの上で
(監物)お父上を発見した時の状況を詳しくお聞かせいただけますか
(倉持)あの日は10時54分に放送が終わり、反省会と與羽荒れるミーティングを行った後、控室で弁当を食べ、ネットの反応をチェックし、局手配の車で帰宅しました。玄関の鍵が開いていて、すぐに異変に気付きました。父の部屋を覗いたら姿がなかったのでこの部屋へ来たところ。父が…頭から血が流れ人目で死んでいるとわかりました。警察に電話した瞬間、隠れていた犯人が襲ってきました。警察に繋がったところ逃げて行きました。
(監物)状況を冷静に整理されていますね、助かります。
(倉持)仕事の頭に切り替えたほうが感情は抑えられるようです。妻と3人で暮らしていましたが去年から別居しています。理由が必要ですか?
(監物)この部屋は?
(倉持)僕の部屋です。父はここで寝ていた為、僕と間違えられて襲われました。父は80を過ぎてから部屋を間違えるようになりました。
(渡辺)犯人はどうしてここがあなたの部屋だと分かったんでしょうか>?
(倉持)実は以前、番組で僕は部屋の特徴を話したことがあるんです。
なんと、倉持は仕事中に報道で部屋の特徴を言ってしまったことがありました。
(渡辺)犯人に心当たりはありますか?
(倉持)私が犯人を挑発してしまったからでしょう。あの連続殺人事件の犯人と考えるのが自然なんじゃないでしょうか
キントリにて。
(梶山)以上が被害者の長男、倉持真人の供述です。
(玉垣)被害者は磯貝信吾さん 87歳。元フリージャーナリスト。キャスターの倉持真人さんの父親です。
(菱本) なんで苗字が違うんだ
(玉垣)倉持さんが中学生の頃に両親が離婚しています。
(梶山)解剖の結果、死亡推定時刻は28日、午後10時から翌午前0時の間。死因はペンチで殴打したことによる脳挫傷外傷性ショック
(菱本)またペンチかよ。ちょっと待ってくれ!前に使われていた凶器と違うじゃねぇか。前の凶器は圧着ペンチ。免許センターで電気系統の調子が悪くなった車に使う奴だ。
(真壁)ペンチはペンチでしょ
(小石川)難しいところだね。ペンチは用途によって形も名前も様々だ、ラジオペンチ、丸ペンチ、電工ペンチ、圧着ペンチ
(真壁)成程、圧着ペンチが必要な人に普通のペンチを渡しても駄目か。
(玉垣)ただ圧着ペンチという名称は一般的ではないので今回の報道では作業用ペンチとしたそうです。
(真壁)名前はどっちでもいいけど、これで80歳の老人を殺害し、車椅子の倉持を襲撃したとはね
(小石川)遺体に不自然なところはなかった?
(玉垣)解剖では胃に夕食に摂ったと思われる、米、卵、鶏肉、ネギ、卵、食後3時間から4時間程度、薬物も複数検出されています。いずれも医師が処方した範囲内です
そこへ渡辺と監物が戻ってきました。
(監物)おい、地取りから収穫あがってきたぞ
(小石川)遺留品いこうか
(真壁)はるさんエンジンかかってきた!
(玉垣)被害者や倉持のものではない足跡が検出されています。サイズは28㎝。かなり大柄の男性だと思われますが、量販店で売られているスニーカーです。
(真壁)指紋は家族以外も多数あったのね。第一、第二の事件で発見されたのと共通したものは?
(渡辺)ありません
(真壁)近所で目撃者や物音を聞いた者は?
(監物)隣の家は持ち主が売りに出していて空き家だ
隣の家は空き家で、被害者の声も加害者も目撃されていません。
(菱本)おいおいもうちょっとゆっくりやってくれ、久しぶりだよ脳みそはいらないよ。
(真壁)第一第二発見者が目撃したものは?
(渡辺)午前0時すぎに不審な人物を大学生が見たそうです。黒いフードを着た小太りの人物だったそうです。
(真壁)出た黒いフードの人物目撃証言の定番。
(渡辺)パトカーの音を聞いてすぐ去っていったようです
(梶山)有力な情報かもしれませんね。近隣の住民はあの家に倉持が住んでいたことは知っていたでしょうか
(監物)みんな知ってたよ。倉持はキャスターとして有名人だ
(真壁)ちなみに倉持に犯行時刻のアリバイはあるの?
(玉垣)倉持さんは2年前に倉持さんとやり合ってたんですよ。
(真壁)第一発見者を疑うのは原則でしょ?
(玉垣)事件当日、倉持さんは午後10時54分まで放送のニュース番組に出演しており、午後11時30分まで局にいたことが分かっています
(渡辺)犯行時刻は午後10時から翌午前0時の間。倉持を家に送ったタクシーの運転手の供述とドライブレコーダーからは倉持の帰宅時間は分かっています。降車したのは記録によると午後11時53分
(小石川)倉持は連続殺人の被疑者が自分の挑発にのったと思っているようだからその線から探るしかないか。
倉持は負傷しながらも現場にて、事件の詳細をかたります。
(倉持)さて、すでに報道されていると通り、被害者の磯貝信吾は私の父親でした。昨年から一緒に暮らしていました。事件当日、私の部屋で寝ていたために、私と間違えられ、殺害された可能性があります。私の発言が影響しているのが明らかです。父はジャーナリストでした。新聞記者時代から世界中を飛び回っていました。現在、内戦が激化している国にいったこともあります。老いてもなお、世界情勢に興味を持ち続ける立派な男でした。しかし、私はここでの発言を後悔しておりません。キャスターとしての私を誰よりも応援してくれたのは父だからです。犯人がこの放送を見ているなら伝えたい。1日も早く警察に出頭してください
一方で報道鵜を見ていた真壁達は芝居がかった彼に違和感を覚えます。
(玉垣)ネットは倉持、同情に転じてますね
(真壁)絶賛!また手の平返すんだから
(監物)その手の平またひっくり返すことになるかもな!
(っ渡辺)倉持家の家政婦、時田史恵に話を聞いてきました。
キントリの「もつなべコンビ」こと、監物と渡辺は、倉持家の家政婦、時田史恵(峯村リエ)から得た発言も相まって、倉持に捜査のメスを光らせます。
(時田)私は掃除、洗濯と、食事を担当していただけなので、何も知りません。
(渡辺)信吾さんが亡くなった日ですが、何時頃、家を出られましたか?
(時田)あの日はお休みしていたので。事件の2日前に倉持さんから休むように磐田から
(真壁)そんな話、倉持の聴取記録にあった?
(小石川)人気キャスターさんは全てを明かしているわけじゃないってことか
そして、倉持が緊急取調室に到着。
(真壁)倉持さん、お忙しいところご足労いただき済みません。
(倉持)弊社の一課担当から真壁さんが事件の捜査に加わっていると聞き、ご挨拶したいと思っていました、ここが色んな事件を解決に導いた取り調べた取調室ですか。誰かを聴取しましたか?犯人の遺留品はまだ発表されていませんが。犯人逮捕の為に協力します。あちらに行けばいいですか?
(梶山)あちらは、被疑者取り調べの部屋です。倉持さんはご遺族ですからこのままで
(菱本)あっちに行くと茶も出せないんだよ
(倉持)なるほど、恐縮です。
(小石川)事件当日、お父様はずっとご在宅でしたか?
(倉持)ええ。普段は近所に住む時田さんという方が家事をしに来てくれるんですが、事件の2日前にお休みするよう言いました。
(真壁)なぜ休むように言われたんですか?
(倉持)僕の発言のせいで時田さんが怖がっていたので
(真壁)高齢のお父様のお食事を作るのは難しかったのでは?事件当日のメニューは?
(倉持)レンジで簡単な親子丼を。それが最後の会話に
(真壁)出勤前に大変ですよね。私なら休めとは言いませんけどね
(倉持)実はもともと、時田さんには辞めてほしくて父に、プライバシーなことを聞いたり、勝手に僕の郵便物を見たりして
(小石川)失礼ですが、お母様は?
(倉持)病気で亡くなりました
(真壁)奥様とは別居中ですよね?立ち入ったことですが理由を伺ってもいいですか?
(倉持)去年の春にキャスターに就任したのが原因ですかね。初めてだったので慣れるのに必死でした。父の世話や家の子とも任せきりですれ違ったというかまるでワイドショーのような詮索ですね。
(真壁)詳細をお聞きする必要があるので
(倉持)我々も事件関係者に取材するときは、迷惑を顧みず、突っ込むところがあります。警察と報道は似ていますね。
(小石川)ご理解感謝します
(倉持)僕の個人アカウントに届いたメールのコピーです。警察に渡したことが分かったらプロデューサーは激怒するでしょうね
(玉垣)過激ですね
(菱本)親父さんを殺した奴を見つけるためでもかい?
(倉持)僕は目立つことをするので、元々、浮いているところがあるんです。何を言われても構わない。このなかに犯人につながる情報があるかもしれません。あなたを信じて託そうと思いました。あの時真壁さんに怒鳴られてこの人は本物の警察官だと思いました。どうか被疑者を逮捕してください。僕だけのためじゃないんです。これ以上、犠牲者を増やしてほしくないんです。
(梶山)どうした?彼は君に託したいと言ってきたんだぞ。
(真壁)ほんの少しでも倉持さんを疑っていた自分を反省しなきゃ。1日でも早く被疑者を逮捕しないとね
やがて、真壁は、ビストロ風の洋食店のシェフをしている、倉持の別居中の妻、利律子(若村麻由美)の元へ向かいました。
(真壁)ご無理を言って申し訳ありません
(利律子)夫とは昨年から別居してます。事件の子とは全く分かりません。
(真壁)それ以来、倉持さんとはお会いになっていないんですか。
(利律子)はい。子供もいませんし。
(真壁)早速ですが、同居おられた時、どの部屋で休まれておりましたか?
(利律子)2階の寝室を一人で使っていました。事故に遭ってから1階を使うようになって。
(真壁)事故は2年前のようですね
ここで、真壁は、倉持真人の事故に少し触れました。
(利律子)高速道路でバイクをよけ損ねて
(真壁)覚えていたらで結構なんですが、信吾さんの部屋と倉持さんの部屋、壁紙や家具の配置は似ていたんでしょうか?父は私の部屋にいたために事件に巻き込まれたと倉持さんは仰っていました。信吾さんは部屋を間違えるような健康状態でしたか?
(利律子)さぁ私は短い間でしか一緒にいなかったので分かりません。義父が同居したのは、去年の11月に、私が家を出たのは年末です。
(真壁)伸吾さんその間はどちらに?なのになぜ同居することに?
(利律子)知りません。ほとんど付き合いがなかったと聞いております。年を取って一人でいることが不安になったんでしょうか
(真壁)あなたが家を出ることになったのは伸吾さんが関係していますか
(利律子)俗にいう嫁舅問題です。私がいればこんなことにならなかったかもしれません。非常に、非常に悔しいです。開店なので申し訳ありません
(真壁)有難うございました。
真壁は態度の不審さと、事件のことは何も知らない彼女に疑問を抱くのでした。
菱本と小石川は番組のプロデューサー、井沢を追求します。
(小石川)倉持さんは放送で犯人を挑発したことが事件に繋がったと公言されていますが
(井沢)しかたないんじゃないですか。放送であんなこというなんていきすぎもいいところです
(菱本)プロデューサーといえば番組の責任者だよね。あんたが止めようとは思わなかったんですか?
(井沢)止めようとしましたよ!なのにあの人はかなり過激になったんです
(小石川)さらに?
その後、小石川は状況を真壁に報告します。
(小石川)真壁ちゃん今、調布中央病院?倉持が立てこもりの話をした後、反省するなんて言ってたから。綺麗は汚い汚いは綺麗。真壁ちゃんが反省しているって言った時は別の考えがあるときだ。
(真壁)なんでわかったの?怖っ!
(小石川)ブランクがあっても長い付き合いだからねー
そして、家政婦の時田を追求する、玉垣、小石川、菱本
(菱本)なんで刑事がが来た時隠れた
(時田)だから警察は嫌い
(玉垣)申し訳ありません。事件のときはつい必死になることがありまして
(時田)私だって犯人が早く捕まってほしいです。
(玉垣)倉持さん宅へは家事代行会社からのご紹介ではないそうですね?
なんと、時田は家事代行会社経由で倉持家の家事代行サービスをしていたのではありませんでした。
偶然、近所を通りがかって、声を掛けただけなのです。
(時田)たまたまご自宅前を通りかかって、テレビに出ているキャスターだってすぐ分かりました。大丈夫ですかって声を掛けただけです。
(菱本)そうか!家に入るチャンスをうかがっていたわけだ!
菱本は完全に時田に疑惑の目を向けていました。
監物は真壁に、時田を事情聴取するにあたっての裏どりの書類を渡しました。
(監物)裏取れてるから引っ張って来た
(時田)倉持さんは私のこと信頼してくれていました。
(菱本)ほんとかいな。
(時田)薬や血圧の管理を任されていました。年を取るときに眠りが浅くなっていたって病院から薬をもらっていました。掃除をするときに見たらいつもケースは空になっていました。私のこと疑っていました。疑うなら利律子さんでしょ。お父様は利律子さんの悪口をよく言ってた
(倉持の父)大変な仕事をしている息子を支えるべきだろう。息子を放っておいて最低の嫁だ。
利律子は倉持の父、磯貝(柳雷太)からモラルハラスメントを受けていました。
磯貝は昔気質の男尊女卑的な考えをもっていました。
(菱本)話し込んで聞き出していたってわけかい
さらに、玉垣は、時田が5年前にタレントへのストーカー行為で警察から注意されていたことに触れました。
(玉垣)5年前、タレントへのストーカー行為で警察から厳重注意を受けていますね。あなたが警察を避ける様子が不振だったので調べさせてもらいました。家事代行を申しでてお宅へ入り込み、奥さんの不倫をSNSに書き込んだ。
(時田)私は足の悪い倉持さんを置いて出て行くような奥さんとは違う。絶対!違います!
その夜、倉持は気に掛ける利律子とホテルで対面しました。
事件以降、倉持はホテル暮らしを転々として身を守っています。
(利律子)この度はご愁傷様。本番終わりはここ?
(倉持)どうも。しばらくはホテルをあちこち変えながら暮らすつもりだよ。僕自身が取材対象になってしまったし、部屋もひどい有様。
(利律子)あの鏡は?
(倉持)大きなひびが入った
(利律子)私、お父さんに会ったの
(倉持)いつ?
(利律子)事件の前日、店に来たの
事件前日に、なんと磯貝が利律子の店に来ていました。
(倉持)へぇ知らなかったな
(利律子)それだけ?
(倉持)他に何があるんだよ。じゃあ明日の準備はあるから。皮肉だけど番組は想像を超える好評なんだ。報道番組の限界に挑戦するよ
(利律子)立派ね
真壁達は引き続き、考察と推理を展開していました。
(梶山)別居中の妻が被疑者だというのはでたらめでしたが、新しい情報が出ましたね。
(玉垣)被害者は自室で睡眠薬を飲んで寝付くのが習慣だった。
(真壁)トイレに起きた時に部屋を間違えたのかな
(小石川)熟睡した人間が?
(渡辺)現場です。事件が起こった倉持の部屋はここ。父親の部屋のすぐ横にトイレがあります。
(菱本)傍にトイレがあるならわざわざ反対側までいかねぇな
(真壁)ねぇそれは?
(監物)高校の卒業式の写真だそうだ、中学の時に両親が離婚したなら久しぶりに会ったのがこの卒業式だったのかもな。
(真壁)分かれた父と子の再会か
(玉垣)2人の絆を一撃で壊すなんて。連続殺人犯の仕業なら本当に許せませんね
(真壁)本当に第一と第二の犯人と同一なのかな?わたしも気になってた。
(小石川)その2つの事件に使われていたのは圧着ペンチ、倉持の父親を襲った凶器はふつうのペンチ。
(真壁)同一犯なら工事反対をアピールしたいはず。ちゃんと揃えない?違ってたってことは、倉持の父親を殺した被疑者は凶器の形を知らなかったんじゃない?
(梶山)報道では作業用ペンチとしか発表されていないので、警察内部以外には知る手段がない
ここで、真壁は警察以外にペンチのことを知らないはずの辻本が、圧着ペンチを指差して真壁達に説明していたことを思い出すのでした。
(真壁)最初に話を聞いた辻本さんだっけ。なんであの人、凶器を知っているの?これ明らかにこのペンチと知ってて言ってない?うかつだった
(玉垣)圧着ペンチを指差していますね。他のものに目を刺してない。
(梶山)私もうかつだった
(小石川)私もまだ
そして、暴れる辻本を引っ張って来た渡辺と監物。
監物は辻本と揉み合い、殴られて鼻血が出てしまいました。
(辻本)離しなさいよ!
そこで、菱本と小石川が彼を取り調べることになりました。
(小石川)お名前とご職業をお願いします
(辻本)辻本裕太。新日本クリーンエネルギーパワー技術開発部設計支援課長です。
(小石川)それは以前の役職ではありませんか?現在は広報部渉外課長補佐と伺っております。
(菱本)刑事が話を聞きたいって言っただけで逃げたそうだね
(小石川)まずはこちらをご覧になってくださいあなたは第一第二の殺人で使われたペンチの種類をご存じだったように見えます。警察が公表していないのに。あなたは殺人の現場にいた。だから知っていたのでは?
小石川は辻本がペンチについて喋っている様子を映した動画を見せました。
(菱本)てめぇがやったんじゃないのかって…聞いてんだよ
(辻本)この方変えてください。昭和のやり方ですか?訴えますよ
テーブルを叩いたり、ボールペンで辻本の手を刺そうとしたため、小石川は厳しく叱責。
(小石川)辻本さんの言う通りにしろ!
そこで、真壁が代わります。
(真壁)さえ、存分にうたってもらいましょう。辻本さん先日は有難う御座いました。
(辻本)あの時、撮った動画であなたも僕を罠にはめたんですか?
(真壁)そんなつもりはありませんでした。でも映像はいつも冷静に教えてくれます。
(真壁)この話、よく聞くとあなたも再開発計画には反対なのではないかと思うんですが
(辻本)当然ですよ。
(小石川)詳しくお聞かせください
(辻本)旧東京放水路は、そもそも脆弱な地盤に造られたものです。だから一度破棄された。想定外の災害が起きたら大型の蓄電池は爆発、死人が出る被害を引き起こす。
(小石川)その点では調査が済んでいるのでは?
(辻本)調査結果が出たのは計画発表後の後でした。危険を進言したのに今更、中止が出来ないという理由で、危険要素については削除され、安全であると改ざんされた。吉田常務と経産省の担当者が噛んでいます。データをまとめたのは帝都大の榎本教授です。そもそも蓄電池というものは副産物の発生が避けられない。それ換気の悪い地下に敷設するなんて馬鹿のやることですよ!
感情的に声を荒げながら、再開発計画の実態を訴える、辻本。
(辻本)メリットなんて温度を一定に保つことくらいしかない。正しいことを言った人間が飛ばされて私腹を肥やす奴ばかりがいい目を見る。このままじゃ日本は終わる
(真壁)あ、もういい?辻本さん、先程からご立派なこと仰ってますけど、一番の同期は左遷なんじゃないんですか?工事差し止めになるのが嫌なんじゃなくて左遷だった。その腹いせに
(辻本)僕はそんな単純な人間じゃない!
(真壁)単純でしょ。ペンチを凶器に使って工事反対の被害を訴える
(辻本)いつか出る被害と死者の命はどうでもいいんですか?!
そして、辻本は榎本と倉持の父を殺害したことを認めました。
(真壁)殺害を認めるんですね?
(辻本)僕は未来を思ってやったんだ。100年後の100万人を守るためです。きっと未来の教科書には英雄として掲載されるよ。
(小石川)倉持さんの父親も殺害したんですか?
(辻本)ええ。見ましたあの放送。挑発してきたので逝ってもらおうと思っていました。ネットで倉持の家は特定されていたので向かったのですが、女が家の前に立っていたので諦めました。
辻本は倉持家を襲撃しようと試みましたが、黒いフード姿の利律子を見かけ、断念しました。
(真壁)随分都合がいいですね。どんな
(辻本)黒っぽいフードです。あれは女です。顔を見たんで。
そしてその女性は、利律子でした。
(真壁)事件当日の夜あなたを目撃した方がいます。
(利律子)長くなりますよね。店に休暇届を出してもいいですか。倉持の父を殺したのは私です。夫もそれを知っています。
(真壁)倉持は知らないふりをしているってこと?
(玉垣)別居していても妻にはつかまってほしくないんじゃないんでしょうか
(小石川)私は妻の罪を庇ったことがありますよ。収集日じゃない日にゴミを出したことを黙ってた。
(真壁)はい別居離婚経験者どうぞ
(梶山)別れようが分かれまいが、配偶者の殺人を庇うことはまずないですね。リスクが大きすぎる。なにか特別な理由があるなら別
(小石川)我々の推理を越えた理由
(梶山)倉持真人と倉持律子、2人を呼んで同時に聴取しましょう
(真壁)面白くなってきたじゃない
そして、真壁達は、倉持と利律子を同時に次回取り調べることにしました。
この事件は次週、後編に続きます。
緊急取調室(2025)1話感想・みどころ
始まりました!キントリ再集結!
今回のドラマは、キントリがグランドフィナーレを迎える映画版と連動しています。
初回のゲストで登場した山本耕史さん演じる、倉持。
歯に衣着せぬ発言で、お茶の間を炎上させてしまうキャスターでしたね。
犯人を挑発したり、かつては自宅の部屋の特徴まで伝えていたので、これは隙がありすぎます。
別居している妻の利律子は逞しい女性ですが、夫と共謀して事件を起こしているようなにおいが否めません。
この夫婦、なにかがおかしいんです。
また、お笑いトリオ、東京03の角田さん演じる辻本は、キレると手が付けられない激情的な一面を持っています。
角田さんの演技が素晴らしく、引き込まれました。
辻本は再開発計画に実は反対派。
計画の裏側にある闇に包まれた真相を許せないと伝えたものの、結局は自分が左遷されたことへの恨みしかないちっぽけな器の持ち主でした。
今回の事件には2つの事件が複雑に混ざり合い、真壁だけでなく、視聴者も、”面白くなって”きましたね。