まんぷく 第25話のあらすじ
昭和20年8月。
日本は終戦を迎えた。
秋になると、学童疎開していた姉・香田克子も子供達を連れて帰ってきた。
立花萬平の会社である理創工作社も、福子と萬平が暮らす家も、母・今井鈴が暮らす家も空襲に遭い跡形もなく無くなってしまったが、幸いにも克子の家は無事だったため、福子・萬平・鈴は克子の家で居候をすることになった。
終戦後、生活は苦しく、福子と萬平は疎開していた上郡へ、克子と鈴は闇市へ食べ物を入手するために向かった。
まんぷく 第25話の感想
終戦を向かえました。
疎開先は兵庫。大阪と同じ関西ということもあってか、空襲について大きく描かれることはありませんでしたが、大阪もとても大変だったことを「まんぷく」を観て初めて知りました。
萬平さんの会社、萬平さんと福子の家や今井家も跡形もありませんでした。
克子の家が無事だったことはとても奇跡的です。
上郡から戻って来て、居候とは言え、暮らす所があるのはとても有難かったことでしょう。
克子もこの環境の中で女性一人で子供4人を育てなければいけないのですから、福子や鈴、そして、男性の萬平さんが居てくれるのは安心ではなかいと感じます。
終戦から2ヶ月経っても真一さんも忠彦さんも消息不明というのは家族としてもとても心配ですね。
食べ物と交換をするために上郡に向かった福子と萬平さん。
着物だけかと思いきや、根菜切断機も持って行っていたことに驚きました。
会社は無くなってしまったのですから、新たに作り直したのでしょうか。
部品なんて手に入るとは思えないのですが…。
自分は頼りにならないと言う萬平さんですが、福子は萬平さんには人にはない才覚があるからいつか突拍子もないことをしてみんなを幸せにしてくれると言いました。
全力で旦那様を信じることができるって素晴らしいと感じました。
これは改めて学ばなければいけない思いです。
上郡からの帰りにラーメン屋台を見つけた福子と萬平さん。
ラーメンを食べたのは交際の前に偶然会ったあの時以来なんですね。
ラーメンはこの時はとても贅沢なものだったことでしょう。
食べることは人にとって何より大切なこと、幸せになるてっとり速い方法は美味しいものを食べることと福子は言いましたが、生きて愛する人と食べられることもとても幸せなのではないでしょうか。
福子と萬平さんの隣にお客さんが座った時に、声で牧さんと保科さんだと気づきました。
牧さんと保科さんも消息不明だと心配をしていたので、この偶然の再会は本当に本当に嬉しかったことと思います。
そして、これからまた牧劇場が見れるのかと思うととても嬉しいですが、野呂さんもやはり消息不明なのでしょうね。
野呂劇場も再び観れることを願うばかりです。