未来への10カウント

未来への10カウント最終回 桐沢と松葉台高校のみんなの新たなる旅立ち!

未来への10カウント最終回あらすじネタバレ

松葉代行意向でボクシング部のコーチと非常勤講師を継続しながら、コロナ禍の打撃を受けてかつて閉店した「やきとり大将」を復活させた桐沢(木村拓哉)。

彼は開店準備に、ボクシング部の指導など今までにないパワーを注いでいました。

伊庭(高橋海人)は、京明高校のボクシング部の生徒たちの戦い方の特徴を分析し、松葉台高校のみんなに伝えます。

その頃、職員室の職員たちは、校長の麻琴(内田有紀)のことで話し合います。

彼女が、父親、芦屋(柄本明)に愛情不足を子供の頃から成人期までずっと抱え続けていて、ボクシング部の仲間に入って、父親に自分に目を向けてほしかったことを知りました。

だからこそ、意地でも桐沢やボクシング部のみんなに口を出していたと合点がいく、大野(富田靖子)、坂巻(オラキオ)、日比野(馬場徹)、間地(八嶋智人)。

そんな桐沢への想いがあふれ出し、彼に告白した葵(満島ひかり)。

葵の息子、圭太(川原瑛都)の父親になってほしいという名目で、桐沢を好きな気持ちを伝えたのです。

しかし、2人の結婚にはもう一つ壁がありました。

非常勤コーチ、ボクシング部のコーチも桐沢が辞めなくてはならないことになるのではないかと分析する、葵の妹、楓(滝沢カレン)。

桐沢は、焼鳥屋をこれから再開するので、結婚の障害を不安視します。

翌日。

葵の息子、圭太(川原瑛都)は、麻琴と猫林教頭(生瀬勝久)に、葵と桐沢が恋仲で、結婚を考えていること、桐沢と葵が結婚に踏み切れるように、ボクシング部のコーチを桐沢に続けさせてほしいと頼みにきました。

また数日後、朝は焼鳥屋の仕込み、昼間は非常勤講師、放課後はボクシング部のコーチと多忙な生活が始まりました。

焼鳥大将は大盛況死、桐沢は体に少し無理をしてすべてをこなしていました。

疲労が次第に蓄積され、倒れてしまいました。

やがて、松葉台高校はインターハイ出場へ懸けて、打倒の宿敵、京明高校と対決。

前年の屈辱を果たすべく、インターハイ予選に挑む、水野(山田杏奈)、友部(佐久本宝)、玉乃井(坂東龍汰)など。

倒れたことで、松葉台高校ボクシング部の部員たちは、みんなコーチを信じて頑張っている、だからこそ、焼鳥屋や他の事にも構わず、ボクシングにだけ専念してほしいと頼みます。

「4カ月前の自分なら人生に絶望して、死なせてくれって俺は言っていたと思う。でも今は違う。目の前にいる俺たちのおかげで俺は生きる希望ができた。お前たちには感謝している。俺はめいいっぱい生きたい。何度でも立ち上がってやると思う。今の生活が苦しいとは思っていない、最高に楽しいと思っている」

桐沢は体調を気遣って見学。

校長の麻琴は桐沢のことばかりみんな気にしていて、自分は悪者扱いされていると吐露。

しかし、猫林は麻琴に対し、みんな校長のことが大好きだから、校長はみんなから認められていないわけじゃないと彼女に寄り添いました。

お父さんともいい加減向き合えばいい、きちんと話し合えば、親子で分かり合える時がくると言いました。

そこで麻琴は、家族でお酒を飲んだ時、「松高を文武両道にすることができたら私を認めてくれる?」と言います。

「ずっと前からお前のことは娘として認めている。松高をここまで大きくして」

口を開けば言い争いが多い大場と芦屋はようやくお互いを不器用にも理解し合うことができました。

翌日。

麻琴はボクシング部のコーチを他のことをしても続けられるかもしれないこと、インターハイ予選に向けて頑張ること、正規の教職員でなければボクシング部の指導はできないという松葉台高校代々の価値観を見直すことを桐沢と葵に伝えました。

ボクシング部のみんなの周りでは、伊庭が東大に合格し、インターハイ予選に向けて部員たちは必死に努力を惜しみません。

新1年生も入部し、2023年・・・インターハイをいよいよ迎える前日。

予選に出る選手の最後の練習相手になる桐沢。

部員たち一人一人に声を掛け、最後には葵がリングに上がりました。

「あなたがいたから俺はリングにもう一度這い上がれた、有難う御座います。」

「私もボクシング部とボクシングのみんなのこと好きになりました、有難う御座います」

桃介は「俺もインターハイ出たかった・・・みんな、死ぬ気で勝ってこい」

それぞれの思いを胸に、戦いの場へ。

一度、あかりはかつて戦った相手に心が負けそうになります。

桐沢は、「戦うのは対戦相手じゃない、水野、お前自身。お前が自分でどうするか決めろ」と背中を押します。

そして、玉乃井と水野は予選に勝つことができました。

無事、インターハイ出場が決まった松葉台高校の生徒たち。

翌日。

折原との今後について桐沢なりに答えが出ました。

桐沢は折原とお弁当のことで話し、2人は結婚。

桐沢と葵は焼鳥大将を経営し、彼らの新しい出発を麻琴も、他の教師たちも祝福。

ボクシング部のコーチと焼鳥屋として働き、非常勤講師は体の負荷を考えて辞めた桐沢。

部員達には、かつて芦屋に教えてもらった「不撓不屈」のスローガンを教えます。

生徒たちを指導しながら、ボクシングが好きな自分自身と今は真っ直ぐ向き合うことができました。

インターハイに向けて、松葉台ボクシング部や桐沢にはもう後ろを振り返っている暇はないのです。

未来への10カウント最終回感想・みどころ

桐沢がこれまでよりも視野が広がり、やることの目標が増えたことで生きていきたいと思う希望が増えた。

桐沢にとっては、妻を病気で亡くし、焼鳥屋もコロナで畳み、網膜剥離でボクシングから離れていた頃とは別物の新しい世界が広がっているのではないでしょうか。

桐沢だけでなく、ずっと桐沢に嫉妬し、ボクシング部のマネージャーを学生時代にしていた校長の麻琴も、口を開けば諍いが絶えない父、芦屋とようやく親子で本音を話し合うことができました。

葵は桐沢に圭太の父になってほしいと可愛らしい告白が実って、桐沢と家族になる幸せを掴みました。

焼鳥屋に非常勤講師、コーチと三足のわらじで努力を続け、諦めなかった桐沢が得た新しい幸せの形と、桐沢に関わるみんなの笑顔に花が咲きましたね。

桐沢が過労で倒れた時はどうなるのか不安でしたが、一度倒れた桐沢が這い上がれたきっかけは、ボクシング部のみんなや、親友の甲斐(安田顕)、葵の存在があったからでしょうね。

ボクシング部の生徒たちの成長も着実に進化していって、インターハイ予選に向けて集中力や団結力が高まっていて、我が子を見ているような気持ちで涙が・・・。

少し寂しくなる名残惜しい最終回ですね!第二シーズンや映画化を望みます。

一歩踏み出した桐沢の周囲も、光に向かって歩いている様子が温かく映る最終回でしたね。

 

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