元科捜研の主婦

元科捜研の主婦(おんな)3話

元科捜研の主婦(おんな)3話あらすじネタバレ

朝、吉岡家では、友人の結婚式に行く吉岡詩織(松本まりか)が、夫の吉岡道彦(横山裕)に、幼稚園児の一人息子、亮介(佐藤大空)の体調不良のケアと洗濯物を干すように頼んでいました。

(詩織)糖質30g、たんぱく質20g、食物繊維6g

(詩織)おはよう、今日は亮介のことお願いします。やっぱまだ微熱で、薬は朝6時12分に解熱鎮痛剤を飲ませたから、もし、熱が下がらなかったら6時間間隔を置いて、12時20分に。

(吉岡)ああ、はい。

(詩織)あなたの朝食はここに、で、食べる順番は

(吉岡)血糖値の上昇を考慮して時計回り

(詩織)そう!それと洗濯物がまだ終わってなくて申し訳ないんだけど終わったら外に干しといてもらえるかな。お天気レーダーによると、45分後に雨雲が抜ける予定。干してもらうのにこんなこというの気が引けるんだけど、できれば2点干しでお願いしまーす。あなたの干し方はこう…日光が当たる面が均一でないうえに、日照時間が短い冬だと、夕方までに乾かない。二点干しで表面積を広く取り、さらに、洗濯物同士の隙間を開けて、風の通り道を作ることで洗濯物が綺麗に乾く。

(吉岡)詩織、ごめん、どうしても現場があって。

吉岡はやっと、自分が仕事だと詩織に伝えることが出来ました。

(詩織)今日、友達の結婚式あるでしょ。余興に大学の同期と科学のマジックやらなきゃ

亮介の体調不良で慌ただしいなか、吉岡は母の吉岡美代子(かたせ梨乃)がやって来ました。

そんななか、とある住宅の庭で、家主の女性、矢崎敏子(木野花)が謎の感電死事故で亡くなったと判明しました。

(さくら)優秀な専業主婦がいるのに遅刻ですか

(神奈川県警捜査一課刑事 千葉真紀)所轄の調べでは遺体で発見されたのは、この家の家主、矢崎敏子さん、70歳です。

(捜査一課 岡部一郎)【入江甚儀】第一発見者は長男の嫁で、矢崎ひとみ。当初の見立てでは落としたスマホをとろうとして、車椅子から誤って転落死したことによる事故死と思われていたようですが、死因が全く違ったようです

(さくら)感電死と思われます

(吉岡)感電死?どういうことですか?

(岡部)庭を荒らす小動物対策で策に電気を流していたそうで、その一部が壊れて電線が地面についていて、ビリっと!

(捜査一課刑事 太田洋平)【八嶋智人】電気柵か…スマホを拾おうとしたら、電気が通ってる柵に触って関電ってことだな。気の毒にな。じゃあそういうことで。

ここで、詩織の元勤務先の科捜研の新人、倉田歩人(大内リオン)が見解を述べました。

(倉田)あの、普通の家庭用電流では死ぬことはないです。昨夜、雨だったし悪い条件が重なった可能性があります。

(太田)え~!

(吉岡)殺人事件の可能性ってこともありうるんですか?

(倉田)電気柵が改善されてないとも言いきれてません。まずは科捜研に戻って調べてみますね。

娘の矢崎直美(罍陽子)と、義理の娘、矢崎ひとみ(映美くらら)が怪しいと睨む、詩織の夫、吉岡(横山裕)。

その頃、詩織は慌てて帰宅すると、亮介が回復していました。

(詩織)亮介、お熱大丈夫?

(亮介)うん、のども痛くない。おばあちゃんが直してくれた。

(詩織)ネギ湿布?科学的根拠のない迷信だと思ってました。

(美代子)亮ちゃん治って良かったねぇ。風邪にはネギ、食べても貼っても良し。道彦もこれで育ったから

(詩織)ネギの成分?アリシン?硫化アリル?

詩織は昔ながらの知恵を持つ、美代子と意見が異なります。

健康を心配しても、年寄り扱いされていることに不満を持つ、美代子。

(詩織)女性の骨粗しょう症患者数は男性の約3倍、全体の80%です。特にお母さんの年齢の日本人女性は3人に1人が骨粗しょう症だと言われています。普段の食事から効率よくカルシウムを摂取することで、骨粗しょう症を予防することができます

(美代子)詩織さん年寄り扱いしないでちょうだい

(詩織)私はただ、女性は60歳から骨密度が急激に下がるということを…。

(亮介)あのね、お母さんは科捜研でデータ主義だから怒らないで

(美代子)亮ちゃんは優しいね。大丈夫、なにも怒ってないよ、なにも。

捜査一課の太田(八嶋智人)と、感情的になりやすい若手の岡部(入江甚儀)らは、直美とひとみに関する周辺を捜査します。

(吉岡)亡くなった矢崎敏子さんの長男のお嫁さん。

(ひとみ)主人が3年前、他界したので今は義母と私でこの家に。

(太田)姑と2人暮らし?

ふと、ひとみは、敏子がガーデニングをしていたことに触れ、庭の土を踏もうとした吉岡に注意しました。

(ひとみ)はい。済みません、そこ、球根が植えてあるんです。母が花が咲くのを毎年、楽しみにしていて

(直美)人殺し!

突然、ひとみの実の娘、直美(罍陽子)が、嫁のひとみを侮辱しながらやって来ました。

(ひとみ)退いてください。

(直美)あんたがお母さんを殺したんでしょ!

ひとみは直美の頬を貼りました。

2人は因縁があるようで、揉み合ってしまいました。

直美とひとみにそれぞれ、事情聴取を行う、吉岡と太田。

直美はひとみが母の敏子を殺したと決めつけています。

(直美)間違いありません。半年前に母から連絡が来たんです。一緒に暮らさないかって。今思うと嫁にいやなことをされたに違いありません。

(吉岡)その時は理由は聞かなかったんですか?

(直美)いちいち聞きませんよ。親子なんだから言わずもがなでしょ。嫁が殺したに決まってる。私には子供がいるし、それにあの嫁は遺産目当てでやっていただけ。

(吉岡)けど、足が悪い敏子さんの介護はお嫁さんに任せていた。どういうことですか

(直美)仕事を辞めて母のお金で暮らしていたんです。家を独り占めするつもりですよ。

一方で、ひとみは直美を批判せず、敏子の様子と、電気柵のことについて話しました。

(吉岡)敏子さんは1人で外出することはあったんですか?

(ひとみ)同窓会から、遅くなって帰宅すると、義母が庭で倒れていました。お散歩がてらに特に近所の喫茶店に行くのが日課でした。マスターが同級生で。

(吉岡)電気柵のことですが、あの柵はどなたが設置したんですか

(ひとみ)私です。3か月前に庭が荒らされたって母に頼まれて。

(太田)ご主人が亡くなった後もお姑さんと同居を続けたことをお伺いしてもいいですか?

(ひとみ)理由なんてないですよ。ずっと一緒に暮らしてきた家族だから当然です。私は実の両親もなくして夫にも先立たれて。母がたった一人の家族なんです。

聞き取りをした吉岡と太田。

ひとみを疑う太田と、吉岡は心優しい性分のひとみが、敏子を殺したとは思えないと言い出しました。

両親を早くに亡くし、夫も3年前に亡くした直美は、天涯孤独の身でした。

(太田)嫁が匂うな、姑と暮らしたい嫁がいるわけない。明日、嫁の裏のアリバイをとれ。

(吉岡)彼女が義母を思う気持ちが嘘だと俺には思えません。矢崎敏子を介護してきたのは嫁のひとみです。

(太田)嫁ってやつはなやるときはやるよ

(吉岡)太田さん

吉岡が帰宅すると、詩織と美代子が料理対決をしていました。

(亮介)大変だよ、ママとおばあちゃんが

(吉岡)なにしてんの

(美代子)はじめちょろちょろ中ぱっぱ

(亮介)どっちが作れるか競争。お母さん科捜研だからね

目分量派の美代子と、科捜研のデータをもとに料理を作る、詩織。

料理が出来て、食べる一同。

(志織)お母さんの煮物すごく美味しい!違うの、すごく美味しい。調味料入れる順番適当に見えたのに。長年主婦をしてきた腕?それとも、隠し味ですか?

(美代子)誰かが作ってくれた料理はおいしいに決まってる

(詩織)そんな非科学的な

(吉岡)うちは3食、詩織が作ってくれているから

(美代子)毎日のご飯、大変よねぇ。詩織さん、いつもご苦労様

美代子は詩織を気遣う言葉をかけ、亮介も祖母を真似て母に感謝を伝えるのでした。

(亮介)ご苦労様

科捜研にて、吉岡と太田は、科捜研の新人、倉田歩人(大内リオン)とさくら(島袋寛子)の見解を聞きました。

倉田は新人ながら有能で、彼の見立てでは、敏子は殺害されたとのことでした。

(倉田)これは殺人事件です。司法解剖の結果、遺体の電撃傷からかなりの電流が流れたことによる感電死だったことが分かりました。例え雨で条件が悪かったとしても、電気柵に触れただけであれほどの傷が残るとは、まずあり得ません。被害者が電気柵に触れた時だけあの柵には通常より高い電圧がかかっていた。誰かが意図的に電圧を上げ、事故に見せかけて殺害したってことです。もう少し簡単に説明しましょう

(太田)分かったよ。捜査しますよ。

(吉岡)けどどこからそんな電流が

(さくら)これよ、高圧トランス

詩織の元同僚で、現在、科捜研の化学係主任研究員、北村さくら(島袋寛子)が、殺害の凶器は、高圧トランスだと説明しました。

(倉田)これなら充分な電流が流せます。触ると即死です。

捜査一課長の、金田は、被害者の、敏子が電気柵の高圧トランスを購入したかについて、調べるよう、太田と吉岡に指示します。

(金田)【渡辺いっけい】被害者の高圧トランスの購入履歴を洗え!

間もなく、岡部が敏子の家の防犯カメラのデータを回収してきました。

(岡部)被害者宅の防犯カメラのデータを回収してきました!事件当日の現場の庭が映ってます。庭荒らし対策で被害者に頼まれて嫁がカメラを設置したらしいです。

その頃、詩織は美代子に旅行を提案しました。

(詩織)お義母さん、今日の観光プランを考えてみたんですけど。これは浅草を巡る、こっちは鎌倉、これはとげぬき地蔵尊。

(美代子)どうして、お寺ばっかり?詩織さん、私、行きたいところがある。

警視庁では、防犯カメラの映像を確認する、吉岡、太田、岡崎、金田。

(吉岡)やっぱり落とした携帯、拾おうとしたんですかね

(千葉)これだけだと事故にも見えますね

(太田)なんか後味悪いな

(岡部)ご愁傷様です

(吉岡)あの、もう一度見てもいいですか?なんか違和感があって

(太田)出たよ!吉岡の違和感!

(吉岡)ここです!カメラを見ているような

(太田)だから何だって言うんだよ。この柵に人間が死ぬほどの電流が流れていた。それができる人間は一体誰なのか。この柵を設置した人間が怪しい。つまり?

岡部も防犯カメラに違和感を覚えます。

(岡部)なにこれ、ヘビ?

コードのような、ヘビのようなものを見つけました。

詩織、亮介、美代子は喫茶店にかき氷を食べに行きました。

(亮介)おばあちゃんかき氷が食べたいんだよね

(詩織)こちらに天然素材のかき氷があるって聞いたのですが。

(喫茶店のマスター 桝井)【大和田獏】ええ、ありますよ。どうぞ。

(美代子)頭がキーンとした。なんか涙出るくらい冷たいね

(亮介)おばあちゃん大丈夫?どうして頭がキーンとするの?どうして?

詩織は冷たいものを食べると頭痛が起きる現象と、炎症が治る方法を伝授しました。

(詩織)頭がキーンとする理由はアイスクリーム現象。冷たいものを食べると体は一時的に血流の量を増やして体を温めようとします。頭に繋がる欠陥が膨張することが頭痛が起きる一因です。こうしておでこを冷やすと頭の血管が収縮して痛みの元になる炎症を抑えることができます。

(詩織)お母さん大丈夫ですか?

(美代子)あったまるねぇ。あの子が連れて行ってくれた。天然氷のかき氷。本当はね、うなぎ食べに行くって言ったけど、混んでてかき氷になっちゃった。

敏子は道彦の兄で、殉職した長男、吉岡修一(戸次重幸)に思いを馳せました。

(詩織)優しいお兄さんですね

喫茶店のマスター、桝井は亮介にからくり箱をあげました。

(喫茶店マスター 桝井恵一)【大和田獏】そのからくり箱あげるよ。だいぶ気に入ったみたいで。開け方分からなくなったらまたおいで

(美代子)素敵な寄木細工ですね。

帰り道に、事件現場の矢崎敏子の家の周辺を歩く、吉岡に遭遇した3人。

亮介は父の道彦に甘えます。

(亮介)お父さん

(吉岡)亮介、なにしてた?

(亮介)おばあちゃんとかき氷食べた。

詩織と道彦は、刑事と科捜研目線で、事件について独自の見解を話し合います。

(詩織)昨日、話していた事件現場の…

(吉岡)このお宅、家の主が電気柵に触れて感電死したんだ。当初、電気柵からの漏電と考えられていたんだけど。

(詩織)この措置じゃ感電死するほどの電流は流れない。

(吉岡)その通り

(詩織)家庭用電流でも悪い条件が重なれば、命の危険もある。

(吉岡)傷を調べたけどどうも違うらしくて。

(詩織)高圧トランスによる自殺?

(吉岡)亮介、ヘビが出るかもよー。あ、亮介、車も気を付けて。さすが詩織。でも被害者は1人でいたところ濡れた柵に触れて倒れていた。その様子が防犯カメラに映ってたんだ。でも高圧トランスらしきものが映ってなかった。被害者が倒れた時にそれっぽい影が映ってたんだよ。うん…この辺り。

道彦は敢えて、ヘビが出ると言って、亮介を事件現場から遠ざけました。

(亮介)やだ!ヘビ、怖い!

(詩織)電気柵?ヘビ?

すると、捜査一課の岡部が来て、美代子に多額の保険金が掛けられていたことを話しました。

(岡部)お疲れ様です。被害者に多額の保険が掛けられていたことが分かりました。しかも受取人は嫁です。保険金目当ての可能性が出てきましたね。

詩織は帰宅後、美代子と詩織はお互いに感謝の言葉を掛け合いました。

(詩織)お義母さんがいてくれるのが嬉しいみたいで、いつもよりはしゃいでます。

(美代子)本当はねぇ、あの子のことがあったから刑事になるの反対だったの。修一のこともあったし、でもちゃんとやれてるみたいで安心した、有難う。詩織さんが助けてくれていたのね。事件んことでなにか気になることあるんじゃない?

(詩織)いえ、お母さん、ちょっとお買い物をしてきていいですか

太田と岡部らは、嫁のひとみが多額の保険金をかけていたことが分かりました。

詩織がは嫁のひとみを訪ねます。

(ひとみ)嘘みたいですよね。パルス電流だから太陽光が流れるのは一瞬だから感電死するはずない

(詩織)お詳しいですね

(ひとみ)大学で物理を教えていて今は休職中です。

(詩織)いいご関係だったんですね

(ひとみ)私はそう思っていましたけど母は

(詩織)感情は伝染することが証明されているんです。たとえばあくびがうつるように。あ、違うか

(ひとみ)有難う御座います。義母をしっかり見送ります。

帰宅すると、美代子が亮介の遊び相手をしているうちに、事件について、道彦と話し合う、詩織

(詩織)ねぇ、感電のことなんだけど、高圧トランスの購入履歴って。

(吉岡)周辺人物含めて調べてみたけど目ぼしい手がかりはなかった。

(詩織)元々あの家にあったとか

(吉岡)俺はやっぱり嫁はやってないと思う。凄いじゃーん亮介ー!

(亮介)お父さん見て!からくり箱。10回仕掛けがあるんだよ。1,2,3,4,5,6、7,8,9,10。からくり箱。取り出せた

(詩織)取り出す?ごめん、ちょっといいかな?

(吉岡)大丈夫、亮介の事なら心配いらない

(吉岡)(詩織)スイッチ!

そこで、詩織は元科捜研の勘から敏子が殺害されたからくりの調査の為、科捜研へ向かいました。

詩織の仕事ぶりを微笑ましく、感じ取る美代子なのでした。

科捜研で高圧トランスの影響で、電気ショックを検証する、詩織、所長の小沢、さくら、倉田。

(詩織)ではこの高圧トランスの電流で確認実験を行います

(小沢)だめだ、怖いな、手袋。本当に大丈夫かね。ピリッときて変なことにならない?じゃあいくよ?いくよ>あ、いった、大丈夫じゃん

(さくら)498ボルト150.1アンペア

(詩織)切った?

生肉を括りつけ、電流を流します。

その後、吉岡と共に、真犯人に真相を伝えるべく、喫茶店を訪ねる詩織。

(詩織)先日は有難う御座いました。

(吉岡)こんにちは

(桝井)あいにくの雨ですねぇ、食事出来ますよ。ああ、刑事さん

(詩織)この間、食事で記事なかった事お隣の矢崎敏子さんが亡くなったことと関係していますよね?これからお話するのは科学に元づく仮説です。電子レンジには電圧を昇圧するために、高圧トランスが含まれているのをご存じですか?

(桝井)いきなりなんの話ですか

(吉岡)あなたはお店の電子レンジの高圧トランスを使って、矢崎敏子さんを感電死させた。

(桝井)なにを言ってるんですか。あれは事故ですよね。敏子ちゃんは1人で亡くなったんじゃないんですか?

(詩織)敏子さんが亡くなった時の映像に、ヘビのようなものが映っていたんです。でもそれ、ケーブルなんですよ。あなたは、オーブンレンジを分解した高圧トランスと電気柵をそのケーブルを繋ぎ、電流を流した。そしてケーブルを回収した。

(桝井)オーブンレンジで人を殺せるなんて聞いたことともない

(詩織)検証済みです。オーブンレンジに内蔵されている高圧トランスを使って2000ボルト程度まで出力を上げれば、出力で仮に、人体抵抗を5000オームとした場合でも、死に至ることが分かりました。科学がくれた答えです。

(吉岡)調べたところ2週間前に新しいオーブンレンジ、注文していますよね。あらかじめ購入することを予期していたかのように。

(桝井)仮にそうだとしてもあの時、敏子ちゃんが柵に触れえるなんて予測できるわけないじゃないですか

なんと、真犯人は、喫茶店のマスター、桝井でした。

(吉岡)疑問はそこなんです。自分にはわざと敏子さんが柵を触るように見えたんです。防犯カメラに、敏子さんはカメラを見ながら柵に触れたんです。まるで最期の挨拶をするかのように。本当のことを話してください。

(桝井)頼まれたんです

桝井は事件の真相を話します。

彼は、敏子に自殺ほう助をしました。

(敏子)私を殺してほしい。私が庭に出たらスイッチを入れてほしい。事故死に見せかけたいの

(桝井)そんなこと出来っこないよ!

(敏子)大丈夫、桝井くんに迷惑かけないから。自分の最期は自分で決めたい

桝井は自身の身の上を話し、敏子の願いをそのまま聞き入れて実行したことを自白します。

(桝井)数年前に妻を亡くしました。病気の妻に絶対治ると言い聞かせて治療に専念させました、旅行したい、あれが食べたいという妻の望みを後回しにして。結果、妻はなにも出来なかった。亡くなる前に最期は自分で決めたかったって言われ…ひどく後悔しました。だから断れなかった。敏子ちゃんの最期の望みを叶えてやりたかったんです。

(吉岡)どうして事故に見せかける理由があったんですか

事件の真相をひとみに話す、吉岡と詩織。

(ひとみ)義母が自ら命を絶ったなんて信じません。

(詩織)ひとみさん海外の大学の研究機関から声を掛けられていたそうですね?

(ひとみ)どうしてそのこと?

(吉岡)敏子さんからの手紙です。敏子さんはあなたが介護を理由にその誘いを断っていたことを知っていたそうです。

吉岡は敏子からの遺書をひとみに渡しました。

(敏子の手紙)私はもうこれ以上長くない。これ以上、誰かの世話になりたくない。最期は自分で決めたい。自殺では保険金が降りません。事故死なら世話になった嫁にお金を残してやれる、恩返しが出来ると考えました。全て私が考えて一人でしたことです。あの子には自分の人生を生きてほしい。

ひとみと敏子は本当の親子のように穏やかに過ごしていました。

(ひとみ)お母さんの好きなアネモネ咲きましたよ。

(ひとみ)私、そんなこと望んでないのに!ただ最期まで一緒にいたかっただけなのに。お母さん!

敏子は自分の介護により、詩織の人生を奪っていると感じていました。

敏子は、ひとみに自分の人生を生きてほしいと願っていたのでした。

(美代子)事件、解決したのね

(詩織)道彦さんのおかげです。お義母さん、道彦さんを心配する気持ちわかります。道彦さんは誰かに頼まれたからではなく、自分から刑事になったんです。優しすぎて頼りないところもあるけど、真実を見極めるために刑事になったんです。

(美代子)そうね。親が出来ることは子供の選んだ道を応援してあげることだけね。これ、あの子に渡してくれない?修一の形見。私が持っているより修一も喜ぶと思うわ。詩織さんにも自分の道を進んでほしい。詩織さんのこと応援してるからね。

美代子は道彦の亡き兄、修一の警察手帳を渡しました。

(詩織)私もこの生活が、自分の望んだ自分の道で、今はこの道が幸せだって思ってます。

詩織と美代子も、敏子とひとみのように、嫁と姑の垣根を超えた絆を育めました。

(亮介)できた

(美代子)亮ちゃん、絵が上手だね。かき氷だ、持って帰ってもいい?おばあちゃんおうちに飾るから。

夜に眠る、詩織と亮介を見守り、夕飯を食べる、吉岡。

元の家に帰った美代子のメールを確認した後、修一の警察手帳を見て、何かに気付きました。

(道彦)…なんだこれ

修一は殺された可能性があるのです。

元科捜研の主婦(おんな)3話感想・みどころ

吉岡家に、姑の美代子が登場します。

美代子はアナログ感覚で、序盤は意見がすれ違っていましたが、科捜研の知識を活かして家族を思いやる、詩織を優しく包み込む包容力が素敵でした。

親ができることは子供の選んだ道を応援すること…。

美代子が道彦の母で、詩織や道彦、亮介にとって最強の味方で良かったです。

小動物用に対策をした柵に触れて感電死した、敏子。

嫁のひとみと娘の直美が因縁があるかのように争っていて、ざわつきましたが、娘よりも嫁のほうが、敏子を母のように慕っていたとは…。

自分の介護で、ひとみの人生を奪っていると感じ、友人の桝井に自殺ほう助を頼んでいた真相に胸が痛みました。

敏子の手紙の、「ひとみにはやりたいことをやってほしい」という言葉に涙が止まりませんでした。

保険金をかけていたのも、自殺だと保険金を受け取れないけど、事故死だと、ひとみが受け取れるからという切なすぎる優しさが隠されていましたね。

お互い切っても切れない絆を本当の親子のように育んできた2人。

妻を亡くしたことで、敏子の自殺に手を貸してしまった、マスター、桝井の心境も計り知れません

殺すという選択肢をとらないでほしかったけど、敏子の心は、ひとみに迷惑をかけ続けている罪悪感で別の選択をしていたような気がします。

誰も幸せになれなかった結末に、ハンカチが何枚あっても足りませんよ。

ラストは、道彦の兄、修一の殉職の真相に近づき、背筋に寒気がしました。

修一は何者かに消された可能性がある、残り香が後を引きましたね。

 

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