元科捜研の主婦(おんな)5話あらすじネタバレ
池田淳(山口大地)という男性の家に恋人が来ましたが、既に、遺体となって彼女に発見されました。
その頃、吉岡家では詩織と道彦が亮介の遊び相手をしていました。
(道彦)もういいかい
(亮介)もういいよ
急に仕事の電話が入る道彦。
(道彦)警察官ごっこかな。あ、ええあの分かりました。
(詩織)いや寧ろ鑑識科捜研、全部盛りかと。一瞬、瞳孔が開いた。殺人ね?
(亮介)だから出てきちゃダメだって
(詩織)一緒に行ってらっしゃいしよう。お父さんこれからお仕事だって。
(亮介)じゃあ帰ってくるまで待つ
(道彦)頑張ってみるけど、お父さん刑事だろ?お父さんすごく帰り遅くなっちゃうかもしれないんだよ。
亮介(佐藤大空)は道彦(横山裕)に駄々をこねてしまいました。
(亮介)もういいよ!お父さんの嘘つき!
(詩織)こんなに怒るの初めてね。
普段、素直で温厚な亮介が初めて怒るところを見た2人。
(詩織)私の仮説ではお父さんを驚かせようとしていた。その計画、お母さんにだけ教えてくれないかな。ねぇ?
(亮介)ドーナッツ!ドーナッツ
(詩織)ドーナッツ?ドーナッツに何か関係あるの?
ふと、目に留まったドーナッツ屋のキッチンカーを見て、反応する、亮介。
しかし亮介はアレルギーの為、米粉のドーナッツしか食べられません。
(詩織)ドーナッツは小麦と卵が入ってるよ
詩織と亮介は、刑事のヤマさんこと、神奈川県警鑑識の、山西達夫(吹越満)と出会いました。
(山西)息子さん?
(詩織)亮介って言います。亮介、ご挨拶は?済みません。夫が仕事に出て、ご機嫌斜めで。
(山西)それは可哀そうだなー
(詩織)亮介、ヤマさんは鑑識のベテランなのよ。
そこで、亮介を元気づけようと、ヤマはゲソ跡について教えました。
(亮介)知ってる。指紋から犯人を見つけるんだ
(山西)おおーよく知ってるねぇ。でも指紋だけじゃなくてね、ゲソ跡からも犯人が分かったりするんだよ。
その言葉に、母の仕事に興味がある、亮介は反応します。
そこで、山西は亮介が目を両手で覆う間に、足跡をつけました。
(山西)はーい、亮介くんいいよー。この足跡からなにが分かりますか?
(亮介)この足跡?足の大きさ
(山西)そう、その通りーそれではこの人は、どっちの足を怪我しているでしょうか。ヒント、どっちの足を引きずって歩いていますか
(亮介)わかった、左足だ。
(山西)空を飛んでくるのでもない限り、現場には必ず足跡が残ります。足跡に犯人の情報が沢山詰まっています。ああごめん、おじさんもお仕事行かなきゃ。せっかく仲良くなったのに、お別れするのはつらいな。あのお店ね、米粉のドーナッツも売ってるよ。
山西は、亮介のことを気遣い、向かいのドーナッツ店のキッチンカーで米粉のドーナッツが売っていることを知りました。
警視庁では、刑事の千葉真紀、太田(八嶋智人)、道彦、岡部(入江甚儀)らは、殺された池田淳の家へ向かいます。
(捜査一課刑事 岡部一郎)被害者は池田淳。38歳 職業不詳。この家には3か月ほど前に1人で引っ越してきたそうです。
池田の恋人の女性、中村玲奈に聞き込みます
(玲奈)だから、私は彼の事よく知らないの。昨日泊まりに来た突起に忘れ物したから取りに来ただけ。恋人ってそんなものでしょ
(太田)良く知らないのに泊まっちゃったんだ。
(玲奈)よくありますよ。金回りが良いから。でも男女の関係ってそういうもんじゃないですか。
道彦と岡部は引き続き、池田の家の遺留品を調べます。
すると、池田の家には殺される前に、宅配便が来ていることが分かりました。
(道彦)宅配便、午前指定。
(岡部)凶器はこれっすね。凶器を振り回したら指紋が付いたってことっすかね
(道彦)あんなとこに。ヤマさんどうですかね
道彦は鑑識の山西(吹越満)に聞きました。
(山西)犯人が全部、綺麗に拭き取っちゃっているよ。
(岡部)ありました。ゲソ跡
池田は殺される前、アオヤギ急便の配達員、後藤孝史(市川知宏)にカスタマーハラスメントをしていました。
(後藤)配達時間は12時5分ですね。午前指定だけどちょっと遅れちゃって。
(道彦)たった五分遅れただけなのに配達に行ったらいきなり怒鳴りつけられて。
(池田)土下座しろ。床に汗落としてんじゃねぇよ。お前次から裏口回れ。
後藤は道彦と岡部に話を続けます。
(後藤)間の悪い日ってこうなんすかねーその前の配達先のマンション、エレベーターが故障してて、10階まで階段駆け上がる羽目になって。挙句の果てに、玄関先にあった灯油缶に蹴躓いて灯油こぼしてに転倒っすよ。締めておけって言うんだよ。
後藤は当時の配達状況がついていなかったと語りました。
(岡部)大変でしたね。犯行時刻絞れました。
(道彦)ご協力有難う御座いました。
警視庁に戻り、状況を真紀と太田に説明する道彦。
(道彦)被害者に会ったのは、宅配便の配達員の後藤孝史。時間は12時5分。
(真紀)第一発見者の中村玲奈による通報が12時40分。犯行はその35分ということですね
(太田)被害者が受け取った宅配便の中身は貴金属が十数点。その出所は今、照会中だが。そろそろ来るぞ。
(岡部)太田さーん!荷物の腕時計、先週、神戸の強盗事件で盗まれたものと、シリアルナンバーが一致しました。さらに、被害者のパソコンから、過去数件の闇バイトの実行犯の名簿が!
(道彦)てことは被害者は…。
池田は匿名流動型犯罪グループ「トクリュウ」の指示役でした。
太田は他の刑事達に協力を呼びかけました。
(太田)池田は匿名型流動犯罪グループ。トクリュウの指示役かもな。金田一課長に連絡だ。ああ、聞いてくれ!我々はトクリュウの尻尾を掴んだ。これからは即戦力になる。遅れるなよ!
その頃、科捜研でも、所長の小沢(遠藤憲一)、副所長、加藤(小手伸也)、さくら(島袋寛子)、倉田(大内リオン)が調査します。
(小沢)トクリュウってことは広域犯罪化。大事件だね。
(道彦)はい。二課も参加して合同捜査本部が立ち上がりました。俺達の仕事はあくまで池田殺しの解決です。
(小沢)はいこれ科捜研の報告書。今のところわかるのは裏口のゲソ跡なんだけどさ、
(道彦)男性用シューズ、24.5。これが犯人のものなら小柄な男ですね。でも傷はかなり高いところについていましたし。犯人は背の高い人間だと思うんですけど。
(加藤)男性用の靴を履いているからといって限らない。君は科捜研の鑑定書の重みが分かっていないようだな。天井の傷ごときで身長は計算できない。まったくこんな夜中まで働かせておいて。
(小沢)だからその必殺みたいだからよ。やめなさいよ
(小沢)ごめんね、不気味で。あのさ、倉田君、高さ238㎝だったよね?
道彦も交えて、トロフィーと傘を使って、犯人の身長
(小沢)おいあの凶器のとこさ持ってみて、身長何センチ?
(倉田)180㎝
(小沢)俺と一緒だ。
(さくら)犯人は180㎝以上ってこと
(小沢)これはたぶん非公式の見解だけどね。
その夜、道彦が帰宅し、眠る、亮介に帰りが遅くなったことを詫びました。
(道彦)ごめんね。やっぱり起きているうちに帰れなかったね。
詩織から山西が亮介の遊び相手をしてくれたことを聞く、道彦。
(道彦)ヤマさんに公園で遊んでもらったんだ。
(詩織)げそ跡口座面白かった。教え方うまくてさ。犯人が空から飛んでくるものでもない限り、現場には必ず足跡が残る。足跡には犯人の情報が沢山詰まってる。
(道彦)今回のゲソ跡、妙なんだよね。
(詩織)妙って?
(道彦)ゲソ跡は残ってるんだけどね、24.5㎝。でも凶器の傷は高いところについていて、180㎝以上の身長がないと届かないんだよ。足は小さめで背は高い。なんか引っかかるんだよな
翌朝。
真紀が、池田を殺した犯人のゲソ跡が発覚しました。
千葉真紀が慌てて駆け込んできました。
(千葉)太田さん!池田のスマホの通話履歴に闇バイトの実行犯で逮捕歴がある人間が含まれていました。
(太田)よし!じゃあこの中で足のサイズが24.5㎝で、身長が180㎝以上の人間がいたらそいつが犯人だ。
(道彦)でも足が24.5㎝の斉藤は身長166㎝ですし、身長182センチの高島は足も大きく28㎝です。
犯人候補は3人いて、高島隼人に目星がつきました。
(太田)【八嶋智人】逮捕者は全員当時、未成年だ。成長している可能性がある。とりあえず手分けして当たるぞ。
キッチンカーのドーナッツ屋の従業員、高嶋隼人(樋口幸平)を調べる、道彦と太田(八嶋智人)。
(岡部)足のサイズは逮捕時と同じ28㎝。身長は186㎝ありますね。
(太田)どんな要件であなたに連絡を?
(高島隼人)【樋口幸平】また仕事しないかって。警察の取り締まりが厳しくなって人材不足だと言っていました。
(道彦)それを受けたんですか
(太田)じゃあさっさと警察に連絡しなさいよ。
高橋はトクリュウでかつて闇バイトをしていた前歴があることから疑われている事に嫌悪を感じていました。
実家が身バレしていて、危険と隣り合わせなことを訴えました。
(高橋)警察に連絡したら守ってくれるんですか?僕、実家だってばれているんですよ!下手に刺激すればわかりますよね?俺はやってません。こうやって一生、犯罪者扱いされるんですよね。こうやって真面目に働いても。
(道彦)昨日の夜はどこに
(高橋)店に出てました!12時からシフトが入ってたんで。
(太田)諸々確かめさせてもらうよ。
(道彦)ああ最後にもう1つ。ここに米粉のドーナッツって書いてあるんですけど。
その夜、詩織は亮介をお風呂に入れた後、髪の毛を乾かしてやりながら、道彦がドーナッツを買ってくると慰めていました。
(詩織)お父さん、帰りにドーナッツ買って帰るって。今日だけは特別、お父さん待ってよう。
(亮介)夜は食べちゃダメなんじゃなかったの?…うん!
電話越しに、詩織と亮介のちょっとしたすれ違いを知る、道彦(横山裕)。
(道彦)早く帰れるつもりだったんだけど、だめみたい。もしかしてまた、亮介怒らせちゃった?
(詩織)亮介なんかサプライズ計画していたみたいなんだけどなんか心当たりある?
(道彦)今夜は泊まりになるかもしれない。また連絡するね
(詩織)我が家の事件も迷宮入りかー
道彦と太田は、高島を任意で取り調べました。
(道彦)公園の防犯カメラにあなたの姿が映っていました。日曜の12時33分。
(太田)おかしいね!君はその時間、店に出ていたと言ってなかったっけ
(道彦)あなたが現場近くを全速力で走っていたという目撃者がいます。
(高島)配達があったんです。あの家の近くで
(太田)この間、池田とは電話で話しているだけと言っていたよな。
(高島)それは本当です。向こうから一方的に電話がかかってきて。でもある日、店であの声が聞こえて来て。電話の男はこいつだと思いました。確証はなかったんです。だから本当にあいつなのか確かめたくて。
ドーナッツ店に玲奈と来ていた池田の脅迫めいた声に、怯みながらも、電話の声が彼だと確信した、高橋。
(太田)そんな話、警察がはいそうですかって信じるわけないだろ。
(高島)どうせなに言っても信じてくれないでしょ。でも俺はやってない!本当にやってないんです!
すると、岡部が部屋に入って来ました。
(岡部)太田さーん、金田一課長がお呼びです。
なんと、そこには鑑識の山西がいました。
高島隼人を救うために池田を殺したと自白した山西。
(道彦)あれ、ヤマさん
(ヤマ)たった今、捜査本部に出頭し、自首しました。池田を殺したのは私です。申し訳ありません。24.5裏口に残っていたゲソ跡は俺のもんだ。
(捜査一課長 金田)【渡辺いっけい】高島隼人を守るためだったそうだ。高橋は奥さんの旧姓。高島隼人はヤマさんの実の息子なんだよ。
山西は隼人の父親です。
太田と道彦に、山西(吹越満)は自分がトロフィーで池田を殺した経緯を打ち明けました。
(ヤマ)隼人が5歳の時に離婚しました。養育費を払って、父親としての役目をはたしていました。まさかトクリュウと。私のせいです。父親として何もしてやれなかった私を。
(道彦)犯行に至った経緯を教えてください。
(太田)3年前ですよね。
隼人が少年刑務所を出てから、暇さえあればアイツの様子を見に行くようになっていました。そんなある日、ドーナツ屋のオーナーの華子さんが。それから華子さんは隼人には内緒でアイツの様子を教えてくれるようになりました。日曜の夜、池田に近づきました。二度と隼人に近づかないと直談判するつもりで…するつもりで!言葉なんか出てきませんでした。池田の顔を見たら怒りしか湧いてこなくて。その場にあったトロフィーで…
池田に隼人との関わりを断ち切ってほしいと頼みに行ったところ、トロフィーで池田を殴ったと自供しました。
(道彦)殴ったんですね。
(ヤマ)私は警察官として人としてやってはいけないことを
(太田)ヤマさん、落ち着きましょう
(高橋隼人のドーナッツ屋店長、麻生華子)【西尾まり】警察でしょ。やっぱり!張り込みバレバレなんですよ。高島君は真面目にやっています。妙な電話がかかって来て、高島君は何も言わないのですが…高島くん昔の仲間から連絡があって。高島君ってホント真面目でいい子。また悪の道に引きずられるんじゃないかと。心配で心配で。
(山西)あの、警察は警察でも…。私はその父親なんです。わかりました。私が何とかしてみます。
道彦は帰宅して、その夜、詩織に話します。
(詩織)ヤマさんが?まさか…
(道彦)5歳の時に別れた息子のためだって。他人事とは思えなかったよ。
(詩織)でもさ、犯人は身長182㎝だったんでしょ?高いところに凶器でついた傷があったって。
(道彦)池田を思いっきり殴ろうとして凶器がすっぽり手から飛んでいったんだって。裏口にあったゲソ跡は、ヤマさんと同じ24.5。証拠を消している最中に、誰かが来て、祥子を残してタイムアップ。色々ぎりぎりだったらしい
(詩織)でもさ指紋は綺麗に拭きとっていたのに証拠が残ったんでしょ。なんか不思議。
(詩織)もう一度、裏口の写真見せて
翌日。
詩織は高橋からドーナッツを買い、科捜研の勘が働くのでした。
(詩織)お父様の元同僚の、吉岡詩織です。お話伺えませんか。今回の事件に関して1つ。私の仮説を説明します。まずは事実から犯行現場の裏口にはヤマさんと同じ24.5のゲソ跡。足跡が残っていました。でもなぜかそれ以外の足跡はなかった。裏口には普段使いのサンダルが置いてあった。24.5センチのゲソ跡は誰かが掃除した後にゲソ跡がついた。もしくはなんらかの意図があって残した。ヤマさんは犯人じゃない。私はそう思います。
(高橋)折れを庇っているとでも言いたいんですか。警察はどうしても俺を犯人にしたいんですね。
(詩織)私は警察ではない。その可能性も否定できません。
俺はあの人を父と思っていない。あの人が家を出て行ってから、俺が母を支えないとと思ってがむしゃらに突っ走って闇バイトしてしまった。母を泣かせてしまった。独り相撲ですよ。だからあの塀の中を出て決めたんです。もう二度と馬鹿な真似はしないって。俺に自供させたいだろうけど、無駄な努力ですよ。
高橋の人柄を知り、彼が犯人ではないと思う詩織。
(詩織)私は真実が知りたいんです
(高橋)すみません
詩織は科捜研の元同僚、さくら(島袋寛子)と通話しながら、UVライトでトイレ掃除をしています
(さくら)でもねいくら調べても何も出てこないのよ
(詩織)当日、ヤマさんが着ていた服は?
(さくら)それが全て処分したって。帰宅した後、切り刻んで処理したって。詩織のことだから、UVライトで拭き残しチェックとかしていたんでしょ…まじか。詩織?
(詩織)そうか、UVライト。切って!ごめん。あの日、ヤマさんは現場から公園に直行していたはず。もしかしたらここに何かが。
亮介がヤマと会っていた時の帽子をUVライトで照らし、決定的証拠を見つけました。
帰宅した道彦に話す、詩織
(詩織)ごめんね無理言って。
(道彦)大丈夫、警察としてはヤマさんが自首してきたことで一旦落ち着いている。うん、お願いするね。亮介、俺のご飯食べてくれるかな
(詩織)ごくわずかな可能性だけどもしかしたら真相に辿り着けるかもしれない。我が家の事件は解決する。次はあなたが犯人を見つける番。…スイッチ!
科捜研スイッチが入った詩織は、科捜研にて、小沢、さくら、倉田らと調査します。
モニター画面に映し出された成分がさらなるヒントになりました。
(さくら)詩織、ちょっとこれ見て
(詩織)どういうこと
詩織は高橋に接触
(詩織)新しい証拠が見つかりました。
道彦は逮捕されたヤマに事実を話します
(道彦)ヤマさんは事件の日、公園で息子と遊んでくれたそうですね。その時、息子の頭を撫でてくれたとか。息子の帽子からあなたの手袋に付着した美物が採取できたそうです。それは現場の裏口に残っていた物質と思われます。
(山西)待ってくれ、それは
(道彦)あの日、高島は池田に会いに行き家の中に入った。ヤマさんはそれを見ていた。証拠を隠滅した。
(山西)違うだよ。やったのは俺なんだよ
(道彦)ただし、息子の帽子から、他のものの検出されました。いつか来ると思っていた殺人の重圧で、もう限界だったそうです。
(太田)後藤が当日着ていた作業着から、被害者の血痕も出ました。DNA鑑定を待つまでもなく、正式な逮捕状が出るはずです
(山西)で、俺がやってなかったらもっと早く解決していたってことか。
一方で、詩織も、高橋に事実を告げました。
(詩織)帽子に付着していたのはスクロースとグリシーネマックス。一般的に言うと砂糖ときな粉、ドーナッツの材料です。あなたの靴の裏からも採取されています。他の者も検出されました。灯油です。
(高橋)あの日、池田の家に配達していたら、裏口が空いていたんです。リビングの横に池田が。怖くなって、無我夢中になって走って逃げて。
そして、真犯人は配達員の後藤でした。
(道彦)そう、灯油。
(岡部)灯油といったらアイツですね
高橋が配達から池田の家を後にした際、それを見ていたヤマは隼人がやったと誤解しました。
そして、逃げていく、後藤を取り押さえ、逮捕する2人。
(後藤)痛いよ。もっと早く来ると思っていましたよ!警察。だって俺、指紋も足跡もそのままにして逃げてきたから!
そこで、父として、息子を守るために痕跡を消し続けました。
(ヤマ)隼人がイケダの家に飛び出してくるのが見えた。部屋の中に入っていたら池田が既に死んでいた。体が勝手に動いたんです。この手が痕跡を勝手に消し続けた。それでも完全に姿を消すことは出来ない。だったら。
山西はわざと、自分のゲソ跡を残して池田家を出ました。
(ヤマ)けどあいつは潔白だった。とんだ独り相撲だ。そっか、そっか、あいつはなにもややってなかった。良かった、よかった。
(道彦)ヤマさん
(ヤマ)すまんすまなかった
電話で事後報告を道彦から受けた詩織はそのことを息子の高橋隼人に伝えるのでした。
(詩織)ヤマさん在宅起訴になったって。警察は懲戒免職。あれだけ鑑識に人生捧げてきたのにね。逃亡の恐れなし。もうすぐ家に帰れるって。
隼人とヤマは夕暮れの道端で再会しました。
(ヤマ)隼人、ごめんな
高橋は何も言うことなくとも、父の愛情を理解しました。
その後、家にて、亮介の事をフォローする詩織と道彦。
(道彦)(詩織)好奇心LAB~!
亮介はUVライトを使って、誕生日の父へのサプライズを計画していたのです。
(道彦)亮介、ありがとな。UVライトを使って。部屋を暗くして、明りを照らすといろんなものが見えてきます
(詩織)なんだって
(道彦)矢印、こっちにも矢印。この下にはいったい何があるんでしょうか。開けていい?白紙。まさか…ん?
道彦はUVライトで、メモを照らします
そこには、「お父さんいつもお疲れ様。肩たたき券に使ってね」
(道彦)亮介、これをお父さんに見つけさせたかったんだね。
(亮介)見えないペンお友達にもらって。びっくりさせようと思って。いいよ、お仕事だったんでしょ。いつもお疲れ様。
(道彦)亮介、有難う。大好き!大好き
(亮介)お父さーん、苦しいよー
(詩織)さすが、お父さん、名刑事!大好き。お母さんも大好きだぞー!
(亮介)大好きー僕もだぞー!
翌日ー。
太田に頼まれて、資料を証拠保管庫に持って行った道彦。
(太田)誰かこの資料、祥子補完所にもっていってくれ。
(道彦)ああ、俺持っていきます。8-14?
道彦は警視庁の証拠保管庫で、修一が追っていた彼の死の真相の手がかりとなる資料を見つけました。
「殺人事件報告書 吉岡修一」とありました。
元科捜研の主婦(おんな)5話感想・みどころ
父と息子の離れてしまった心が事件を通して、雪解けのように繋がりましたね。
鑑識の山西は、子供思いで、温厚な教師のように見えました。
亮介に教えたゲソ跡の知識は、視聴者側から見てもとても面白みがありました。
殺された被害者の池田は、匿名流動型犯罪グループの指示役で、誰に対しても横柄で、癇癪持ちでした。
配達員の後藤に土下座を要求したり、ドーナッツ店の高橋にも、「早くしろ」と脅すような口調で焦らせるので、彼は殺されても同情の余地はないなと思いました。
当初は無害だと思っていた配達員の後藤が、池田が恨みからの犯行でしたね。
息子が人を殺してしまったと誤解していた鑑識の山西が、我が子を守るために、必死に証拠を消し、現場を立ち去る際に、自分のゲソ跡を残した場面ば涙腺が緩みました。
吹越満さんの愛情深い不器用な父親像が滲み出ていて、高橋が最初から無実だということが分かった時の安堵の表情に、私も嬉し泣きしてしまいました。
「そっかそっか良かった 独り相撲だった」
「独り相撲」なんて息子と同じこと言って、似た者同士の親子の絆が深まることを願います。
最後は可愛い亮介の拗ねた原因が判明し、UVライトとペンを使って書いた、道彦への「肩たたき券」のサプライズ。
「大好き」という言葉を繰り返して、ハグする場面は、見ているこっちも家族の幸せをお裾分けしてもらったような気持ちになりました。
ラストは、道彦の兄、修一の死の真相にまた近づいた予感でした。