凪のお暇 4話 あらすじ
すっかりゴン(中村倫也)にハマってしまった凪(黒木華)は付き合っているのかハッキリしない状況が不安だった。
今の幸せを壊すのが怖い凪は聞けないまま、ゴンに合鍵を渡されて特別な関係だと安心してしまう。
一方、異動でやってきた市川円(唐田えりか)と仕事を一緒にすることになった慎二(高橋一生)は仕事帰りに、凪がクラブに入っていくのを目撃する。
ゴンに見惚れている凪を見張りながらブツブツと文句を言う慎二、クラブの帰り道でゴンに会いたくてモヤモヤする凪はそれぞれ一睡も出来ないまま朝を迎えた。
ゴンと「青春」をするようになってから節約もせず荒れていく生活、ゴンとのおかしな関係に坂本さん(市川実日子)は、凪の為に忠告をしてくれる。
それでも目が覚めない凪は、ある日ゴンの為にご飯を作って待っていることに。
ゴンの部屋で料理をしているところに、エリィ(水谷果穂)がやってきて「あいつとうまくやってくには用法用量守らなきゃダメ、依存したら終わりだよ」と言う。
凪のところにやってきた慎二、凪が不在だったので慎二をゴンが自分の部屋に招き入れる。
いつしか2人はゲームをしながら盛り上がり、慎二はごく自然に人をたらしこむゴンの性格を見抜いていく。
ゴンが用事があると慎二を残して家を出て行くと、慎二は凪が作ってくれていた料理が冷蔵庫に入ったままなことに気づく。
結局、ゴンは約束をしたのに帰ってこなかったから。
そして慎二はバスルームを見て愕然をして雨の中出て行った。
帰り道、慎二は雨の中コンビニで食料を買い込む凪を見かけると声をかける。
ゴンの家にいたことを凪に告げると矢継ぎ早に「今もまだいる?もう出ちゃった?」とまくし立てる。
慎二は「お前さ、マジですべってんだよ」と言いながら泣き出す慎二。
凪は「ゴンさんみたいな人は、むしろみんなでシェアしなくっちゃ」とすっかり変わってしまっていた。
凪のただれた生活
4話始まってすぐからの濡れ場と前回のベッドシーンで悶絶した視聴者の方も多かったようですが、中村倫也さん演じるゴンの色気たっぷりでした。
ただヤリたいだけの傲慢な行為ではない優しいところがドキッとしてしまいました。
でも、まだ付き合ってもいないのにこんな関係になってしまって凪が心配です。
凪の部屋も荒れていってるようだし、ハローワークにも行っている感じじゃないし、無職なのにこれでいいのか?と思ってしまいます。
でも、突然電話に出て友人に「今からでもいいよ」と裸の状態で言っちゃうところとか、やっぱり自由すぎるのはちょっとビックリでした。
以前までもゴンについて「メンヘラ製造機」とか「気をつけた方がいい」みたいに言われていましたが、徐々にその姿が見えてきたかもしれません。
今まではただただ凪に優しいシーンばかりあってときめいてしまっていました。
凪と慎二の付き合うことになるまでの回想シーンがありましたが、慎二の優しそうな笑顔と空気を読みすぎちゃう凪を実はちゃんと見ていてくれてたという言動にキュンとしてしまいました。
あのモラハラな慎二と違って、とても好印象でした。
あのままの流れで「付き合っちゃう?」とは強引でしたが、慎二はきっと以前から縁の下の力持ち的な存在の凪に好意を抱いていたのでしょう。
1人で帰り道を歩く慎二がとても切なくて、可愛らしかったです。
ゴンとの関係
ベランダ越しのキス、合鍵を渡されたりと特別感があるゴンと凪の関係では、おかしいとわかっていながらもハマってしまう女性が多いのが現実かなと共感してしまいました。
でも、絶対的にゴンと凪の「好き」の定義は違うんだろうというのはよくわかります。
あんなTシャツ姿でクラブに行っちゃう凪やゴンに見惚れている姿はもう虜になっている状態なんだろうと思います。
そんな光景をブツブツ文句言いながら見張っている慎二は、嫌味言いながらも凪がまだ大好きなんだろうと健気で切なかったです。
ゴンの振り回されっぱなしの慎二と凪がリンクしてモヤモヤして寝れない!と言っている姿は似た者同士だなと思いました。
それこそやっぱりお似合いなんじゃないかと、思ってしまいました。
「会いたくて会いたくて震える」が都市伝説というくだりも面白かったです。
こういう小ネタが面白いのも、このドラマの良いところだなと思います。
坂本さんも要注意人物かと思ったら、ちゃんと叱ってくれるところとか本当の友達という関係で素敵でした。
凪はゴンさんに恋してしまって、盲目になってしまっている状態だから早く抜け出させてほしいです。
あのクラブでのゴンさんの立ち振る舞い方もチャラいというか自由だし、女性との距離感近いのが個人的にもやっぱり嫌だなという印象です。
2人の時はそりゃ幸せだろうけど、客観的に見てしまうとやっぱりゴンさんとの関わり方は難しいと感じました。