ナンバMG5

ナンバMG5最終回 剛の青春はここに!情熱が実を結ぶ

ナンバMG5 最終回あらすじネタバレ

 

難波(間宮祥太朗)は、白百合高校に乗り込んできた不良たちを相手に戦ってしまい、警察へ。

知らせを受けた父、勝(宇梶剛士)と母、ナオミ(鈴木紗理奈)は、剛を引き取り、家に帰りました。

そこで、勝たち土下座して謝ります。

「ごめん・・・本当にごめんなさい」

すると勝は、「何も悪いことしているねぇのに男が土下座なんかするな、俺らはお前に嘘をつかせたんだな、お前が出て行ってから気づいたんだ。できなかったことをガキに押し付けてよ・・・期待させて、ずっとつらかったんだよな?おこれからは遠慮しないで、好きなことをやれ」と告げます。

妹の吟子(原菜乃華は、剛が戻ってきたことを喜び、号泣。

しかし、兄の猛(満島真之介)だけはまだ剛のことを許さず・・・。

「剛・・・俺は認めてないからな!」

勝とナオミ、吟子は家族として剛のやりたいことを優先させることが先決だと気づきます。

翌日。

吟子はクラスで、剛のことでいじめを受けていました。

吟子を味方してくれる友達もいますが、クラスメイトとの間に溝が。

牧野(鈴木ゆう子)も男子からからかわれますが、「誰がお前にそんなこと話すか・・・屑」と一喝。

剛は正式な処分が決まるまで、無期停学処分を桐原から言い出されてしまいました。

伍代(神尾楓珠)や大丸大助(森本慎太郎)も、剛のことを心配しつつも何もできずに葛藤。

そんななか、岩城(松角正平)が剛の退学処分を決定。

島崎は思わず、剛のことを思い、なんで喧嘩をしたのか、なんで特服を着ているのか、彼の話をちゃんと聞いてほしいと口を開きました。

「あいつはわけもなく人を殴るような人じゃないんです!おれがいじめられていた時も闘ってくれました」

藤田深雪(森川葵)も、「難波君のことが邪魔だからきちんと事実確認せずに退学にしたんですよね」

家に閉じこもり、落ち着く剛の元に、弥生や、巻、島崎、野球部のクラスメイト、藤田などから励ましのラインが。

巻(富田望生)、島崎(春本ヒロ)らは、剛の退学処分に納得がいかず、抗議に出ます。

深雪の提案で、体育館に立てこもって、剛の退学処分を撤回するように、頼みました。

桐山は、内申にも響く、出てこなければ推薦を取り消すと脅迫。

深雪、島崎、巻とその他、少数のクラスメイトや、弥生と弥生のクラウスメイトの1年生も参戦。

吟子も、クラスメイトとギクシャクしていたものの、剛が白百合高校の生徒を守るために動いていたことを知り、彼女の理解者に。

他の教師たちは、難波の人柄を知っているものの、校長に従う桐山に意見できません。

その頃、伍代は難波家愛犬、の松を返すために、難波家を訪ねました。

剛の人柄の良さや、彼がずっとヤンキーでいることと、普通の生活を送ることのストレスを感じていたことを勝とナオミに告げます。

伍代は外で猛を呼び、剛の決めた新しい道をなぜ応援しないのか?なぜちゃんと剛の話を聞こうともせずに、反抗的な態度をとり続けるのかといます。

しかし、猛は反発的で態度を改めないので、伍代は殴ります。

その頃、学校では、桐山は校長と話し合い、難波剛の退学は一旦白紙にすると告げました。

職員会議で今後、話し合いをして、一時的に、退学を白紙にすると言葉をつづけた、桐山。

夕方、吟子はそのことを勝とナオミに喜んで報告。

剛は部屋でパジャマ姿でふさぎ込んでいましたが、深雪と会うことに。

退学ではないことを直接、伝えた深雪に浮かない顔の剛。

「・・・藤田さん、これ」

消しゴムをまず返した剛。

「俺、白百合には戻れないよ」

「え?」

「俺のせいでみんながあんな目に遭って、どんな顔をして戻ればいいかわかんねえ」

「なんでそんなこと言うの?私達みんな難波君が好きで白百合の戻ってほしいからあそこまでした。みんな、難波君が白百合を守るために戦ってきたこと知っているよ。一緒に卒業しよう。あと一つ約束して?もう喧嘩はやめて。あたし難波君が傷つくところもう見たくないよ」

しかし、学校では校長が激怒し、桐山に当たり散らしていました。

「何かあれば俺の責任だ。あいつが更生するわけがない」

剛が深雪と別れてから、伍代と大丸がフォローしに入れ違いで着ますが、剛の元に、グレ(東啓介)と、グロ(鈴之助)が。

剛の立場を理解し、彼に逃げるよう指示する、伍代と大丸。

しかし、追いかけてきたグレとグロと他の不良たち。

「なんでお前らみたいな屑ばかり寄ってくるんだよ」

「俺はもう喧嘩したくないんだよ、俺の知らないよそでやってくれ」

「俺もお前も同類の屑なんだよ」とグレ。

剛はグレにあえて、殴られるまま、やられるまま。

しかし、剛をバッドで殴ろうとしたグレですが、猛が。

猛は剛のことを理解し、向き合うことに。

「お前のお節介なそこのツレから聞いたんだよ。強さで自分を証明する自分と剛は同じ考えだと思っていた。お前は難波勝とナオミのガキだし、俺の弟だから一生変わらないと思っていた。でもお前は変わっちまったなぁーそもそもお前はそういうやつじゃねぇか・・・」

「兄ちゃん、白百合の奴らは喧嘩もしたことないしゃべぇ奴らばかりだけど、俺あいつらといるとt尚しいんだ。俺にとっては伍代と大丸と同じ大事なツレなんだ。兄ちゃん・・・俺は全国制覇よりも、白百合のみんなと一緒に卒業したい。」

「卒業できるといいな。剛、お前の話もろくに聞かねぇでひどいことを言っちまって・・・ごめんな」

ようやく、猛は剛の本当の心に理解を示すことができました。

白百合高校の制服に身を包み、真新しい気持ちで登校した剛を温かく出迎えたクラスメイトたち。

東ミチル(加藤諒)も駆け付け、剛の様子を見守ります。

難波ファミリーも学校に駆け付け、剛がクラスメイトとうまくいっている様子を応援。

剛は平穏な学生生活を送ることができ、みんなの笑顔に囲まれる日常が戻りました。

次週は、「ナンバMG5特別編」です。

ナンバMG5最終回感想・みどころ

剛の心の広さが繋がりを生み、深雪や巻、弥生、島崎など熱いハートで、困難を乗り越えられましたね。

グレとグロとの件や、喧嘩をして自分の存在価値を認識する意識は、剛も変わらないと思い込んでいた猛。

元々、優しくて、洞察力に優れた面を持ちながらも、剛と自分の心が離れているような気がして寂しかったのではないかな。

勝とナオミ、かわいい妹の吟子の人情味や優しさが、温かい。

勝とナオミが何があっても息子を信じて育ててきたからこそ、目の前にいる人を助ける強さや、人を傷つける行為、歪んだ根性を許さない、剛の熱い心を感じました。

島崎や深雪、大丸や伍代、弥生などにもそれは受け継がれ、体育館をジャックしてでも、剛のために大人に立ち向かう姿が勇ましく、私が親なら全力で応援したくなりましたね。

難波剛という一人の清廉潔白な人間によって突き動かされていき、彼を守るために共鳴するシンパシーも、10代の頃は大人に反発してでも守りたい人に気づくことができたなと、青春を思い出させました。

剛たち生徒の前に立ちはだかる壁は、校長。

なんて時代錯誤な人だろうか。

不良=また問題を起こす とか、世間体や学校の評判ばかり気にし、学校をより良くするために何が本当に大事かわかっていませんよね。

普通の生活を送ること、本当の自分として過ごせるきっかけを作った白百合高校を守るために戦った彼の愛は、校長には一生、届かないだろうなぁ。

校長とはまた別角度、別視点で、剛が普通の学生生活をのびのび過ごしていることに違和感を抱いていた猛。

最終的には、本当にやりたいことを見つけ、喧嘩を繰り返して自分を誇張させること以外に大切なものは何かに気づけた弟の背中を後押しする姿は素敵でしたね。

最後、難波ファミリーが白百合高校へ行き、剛を温かく送り出す描写や、剛を迎える仲間たちの笑顔が最高に輝いていました。

続編&映画を期待したいほどの、胸熱な青春グラフィティでしたね。

 

 

 

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