持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~

持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~最終回

持続可能な恋ですか~父と娘の結婚行進曲~最終回あらすじネタバレ

颯(磯村勇斗)から突然、マレーシアに一緒に行き、家庭を作りたいとプロポーズされた、杏花(上野樹里)。

颯がマレーシアに旅立つ前に返事をすると約束したものの、心が戸惑う杏花。

そんなプロポーズの場面を目撃した、晴太(田中圭)は、颯から「もう遅い」と言われてしまうのでした。

一方、交際することになった明里(井川遥)から、杏花に挨拶をしたいから自宅へ行きたいといわれて、承諾する林太郎(松重豊)。

沢田家を訪れた明里は、杏花にある思いがけないお願いをします。

その夜、鈴(清水くるみ)らと夕食を楽しむ杏花。

理歩(水崎綾女)が外国人のサムと結婚して、子供が産めるうちに結婚すると決意。

一方で、鈴も、同棲を開始し、幸せに向けて歩き出していました。

家族も友達もいて、恵まれているので、これ以上望んでは罰が当たると思う杏花。

自宅でリモートヨガレッスンをする杏花に、新規顧客の猫田は大満足。

今の自分を知ることが大切なほど難しいと父、林太郎に言われた杏花。

「自分が何を求められているのか」知りたい杏花は、もう一度、晴太と会うことにします。

しかし、言いたいことが言い出せず、帰ります。

虹郎を放課後キッズクラブに迎えに行く晴太。虹朗や生徒たちに、今月で放課後キッズ英語クラブを辞めることを話ました。

颯の新しい旅立ちを寂しがりつつも、受け入れ、颯がきっかけで英語の勉強を頑張れたこと、颯のように英語を教える人になりたいと志すのでした。

颯と翌日、ランチをした杏花は、颯からリゾートホテルを利用したヨガスタジオを見せられ、戸惑います。

また、日向が骨付き肉が好きなことを林太郎から聞いた杏花は、レシピ作りに参考にすることに。

夜。

虹朗にケーキを買ってきた安奈(瀧内公美)は、虹朗が熱を出した際に、杏花が対応して、独立に向けた仕事が白紙になったことを晴太に話しました。

また、杏花と前向きに結婚を考えることの後押しをしますが、晴太は颯から「もう遅い」という言葉が引っかかり、踏み出せないことを口にするのでした。

翌日。

日向が初めて林太郎の家へ。

陽子の写真を見て微笑み、「明るくて笑顔が素敵な方ですね。」と言います。

また、陽子の遺影に向かって、「初めまして・・・お邪魔します」と話しかけました。

日向は骨についてのトークで林太郎と盛り上がりますが、杏花に林太郎と結婚させてくれるよう、頼みました。

「日向さん、ふつつかな父ですが・・・よろしくお願いします」と杏花は承諾。

「杏花さんと一緒に仲良くやっていきたいです。杏花さんの家族の一員に入れてくださいませんか?」

「それじゃあ私は夫の娘ということで、家族に入れてもらえませんか?」と杏花。

3人は新しい一歩を踏み出すことができました。

「小さい頃、杏花が”パパ” ”ママ” ”だっこ” “ぞうさん大きいね”って言葉を覚えていくたびに心が震えた。言葉は一生懸命誰かに話すことだって教えてくれたのは杏花だよ。それから、お母さんはお父さんに離婚届を書いたのは身軽になってほしい、自分らしく生きてほしいからだって」

父の優しさと母の温かい思いやりを汲んだ杏花は、離婚届を母の形見にもらうことに。

翌日。

林太郎と明里は、晴太の結婚相談所で結婚を報告。

結婚式は母親が介護施設にいるので、リモートで行いたいという明里。

林太郎は自分には、杏花ぐらいしかいないと言うので、気まずい晴太。

島(伊勢志摩)と晴太は2人の成婚を喜ぶ一方で、晴太は杏花との件で、林太郎の前でたじろぎます。

その頃、杏花は家を訪ねてきた颯に、結婚を断りました。

晴太とあれから全然会っていないものの、晴太のことがちらつく杏花。

「颯のことは昔から大切で誰よりも悲しませたくない、本当に家族みたいで、なのに・・・ごめん」

颯はそれを受けいれ、林太郎の結婚を祝福し、杏花と一緒に、マレーシアの土産として杏花に渡したデザートを食べて笑い合います。

林太郎の結婚式当日。

林太郎と共に、「34年間お世話になりました」とお互いに言い合い、ハグ。

同じ頃、颯は、晴太に、自分は昔から良い奴だと言われてきたけど、人間だから悪い部分が出てきた。

杏花がプロポーズをOKしたような匂わせをしたけど、本当は杏花からプロポーズを断られたことを告げました。

その後、杏花の父と明里の結婚式の招待状を、晴太に渡し、彼をハグ。

そして、颯は一人、マレーシアへ。

結婚式場に駆け込んだ晴太は、杏花に虹朗の「お父さんになってほしい」、「普通の結婚じゃなくてもいい、こういうところで誓うのはおかしいけど、うまく言えないけど・・・」

「晴太さんが何を言っているかわからないけど、分かり合いたいです。杏花さんのことが好きです・・・結婚してください」

その場にいた観客はぎょっとしますが、杏花と晴太、林太郎と明里のダブル結婚を祝福。

1年後・・・。

杏花と晴太はカレー店を経営。

虹郎にリモートで英語を教えながら、颯は学校づくりに励んでいます。

林太郎と明里は事実婚をして、お互いの時間を歩幅を合わせるため、週末婚スタイルをすることに。

杏花はヨガを教えながら、虹朗の母に。

「人に、自分に優しくすると・・・自分に優しくなれるのではないでしょうか。自分の呼吸を感じましょう。ありのままの・・・今、この瞬間を感じましょう」

それぞれの未来と幸せにむけて、沢田家も晴太も、颯も歩き出していきました。

持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~最終回感想・みどころ

杏花を純粋に好きなあまり、晴太に少し意地悪をしてしまったことを悔いて、晴太に杏花の父、林太郎と明里の結婚式の招待状を渡した、颯。

杏花のことを心から我が子として大切にし、34年間父親になれたことを喜び、杏花が言葉を覚えるたびに心が震えたと口にした温かい人柄が滲み出る林太郎。

骨の話だけじゃなくて、林太郎と愛し合うことで、前へ踏み出した明里。

そして、颯のプロポーズを断り、晴太と結婚することで、虹朗の新たな母となり、これまでと変わらない「杏花ちゃん」でい続ける、杏花。

杏花の友達、鈴も理歩も、女性として輝く道へと踏み出し、変わらぬ杏花との友情を築いている。

みんなが笑顔が溢れ、人の幸せを妬み嫉みもなく、陽だまりのようなエールを送れる・・・。

画面を通して、一筋の光と、人と人の優しさの繋がりが最終回を通して、さらに深く伝わりましたね。

このドラマを見ていた人や、録画で追いかけた人にも、どうか、杏花のように、己を信じて、ゆっくり不器用でも少しずつ歩き出していくことで、時間をかけて自分らしさを取り戻せることが幅広く伝わってほしいな。

杏花や晴太のように、30歳を過ぎて、寄り道したけど、寄り道してもいい、いつか自分も相手も尊重して、前へ進める居場所を自分自身の手で見つけられるきっかけを教えてくれたって思いました。

持続可能な恋は、出会った人や今、周りにいる人を心から愛することで、少し回り道しても、必ず、緊張を解いて、心から花が咲くような笑顔がこぼれる日がやってくる・・・。

杏花と晴太の歩みかた、颯と杏花の関り、林太郎と明里の姿を見ていてつくづくそう感じます。

今、このドラマを見て泣いている人、私も含めてですが、みんな、杏花と晴太のように、思い通りにいかないことに直面しても、必ず、優しい人に巡り会えたらいいですよね。

この作品には、そんな、無理をしないペースで、本当の充実や、身の回りの人の愛情に触れて、新しい自分と出会える優しい、優しい作品でしたね。

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