大豆田とわ子と3人の元夫5話あらすじネタバレ
とわ子は職場で会議をしようとしていると、カレン(高橋メアリージュン)は、母の体調が悪いのにも関わらず、仕事に精を出そうとしていました。
それを見たとわ子は、カレンを早退させるのでした。
とわ子(松たか子)の誕生日が近づくある日、娘の唄(豊島花)が開業医の息子である彼氏と18歳になったら結婚したいというとんでもない野望を口にします。
開業医の息子である彼氏に、医者になってもらい、自分は彼の妻としてのんびり生きようとする唄にモヤモヤするとわ子。
後日、かごめ(市川実日子)に相談してみたのですが、当てになりません。
とわ子は自分が3回結婚して3回離婚した影響があると反省。
いつしか話は、最初の夫、八作(松田龍平)との離婚話に変わります。
「自分も今思えば意地を張っていたし、若かった」と振り返るとわ子。
その頃、唄は八作の下で夕飯を食べ、とわ子たちが海から帰ってきた時点で、父の八作に背負われて帰宅。
途中で寝てしまったからでした。
八作ととわ子は唄の両親として、中学生の彼女を優しく寝かしつけるのでした。
ふと、八作は唄の通知表を目にします。
唄は学校では、協調性に欠ける部分があると書かれてしまいました。
とわ子と八作は自身たちの離婚が、唄に悪い影響、思春期特有の複雑な性格の原因になっているとこぼします。
翌日、しろくまハウジングでは、話題のイベント会社からアートイベントの仕事が舞い込み、普段の住宅設計とはひと味違う華やかな仕事に社内は盛り上がりを見せていました。
門谷は慎重に良いビジネス関係が築けると察知したとわ子。
休憩中、門谷の部下、名倉と彼の目の前で、慎森(岡田将生)が途中で割って入って、とわ子の経歴を説明。
先方の社長・門谷(谷中敦)は、とわ子と同じ「バツ3」で、互いの離婚歴や結婚観で意気投合します。
門谷は「3回結婚・離婚」しているなんて情けないと自分を卑下しますが、とわ子は自身も同じなので気まずさを感じます。
門谷は、とわ子も自分も「パラレルワールド」の住人のようなものだと明るく笑います。
帰宅すると、とわ子の誕生日を唄と慎森が、サプライズパーティーの練習をゆるく行っていました。
とわ子はわざとらしいリアクションと下手な演技でその場の空気を読むのでした。
しかし、職場で近頃、自分のバースデーサプライズを社員たちが準備していることを勘づいてしまうところがあって、「ハッピー」の後に続く文字にも過剰反応してしまいます。
余計なことを知ってしまい、仕事に手がつかないとわ子でしたが、追い打ちをかけるように突然、門谷からプロポーズを受けました。
エステに連れて行かれたとわ子はヘッドスパを受けながら、急に「4度目の結婚はとわ子がいい」と門谷に言われてしまい戸惑います。
その夜、唄からそのことを聞いた八作と鹿太郎(東京03 角田昇広)、慎森(岡田将生)は3人揃ってとわ子のマンションへ向かいました。
4度目の結婚を阻止すべく、珍しくタッグを組んで、とわ子の説得を試みた3人の元夫。
社長同士のとわ子と門谷が結婚すれば、企業家の合併になるのでは?とねちねち言う3人。
とわ子は「仕事相手のプロポーズは受けない。3回結婚と離婚したからって次に踏み出さないし、あれこれ言わないでほしい」ときっぱり。
八作はとわ子にあるプレゼントを渡します。
それは、とわ子と唄のための靴下で、2人の元夫、鹿太郎と、慎森はやきもちを焼きます。
しかし、内心ではもう一つの靴下は、かごめ(市川実日子)にあげようと考えていたものでした。
その夜、ホテル暮らしな慎森は、翼(石橋菜津美)が、慎森が暮らすホテルで2年前から働いていて、そのことにずっと気づかないことを翼から責められていました。
鹿太郎は、不倫相手から音信普通になった美怜(瀧内公美)と会いますが、彼女はほろ酔い気分で、今度は鹿太郎と普通の恋がしたいと言い出します。
「器の小さい恋がしたい」と言われ、そのことに戸惑いますが、なんと、記者に2人でいるところを撮られてしまい、気分を害す鹿太郎。
八作も、俊朗(岡田義徳)と、彼の恋人の件や、八作がかごめに恋をしていることですれ違いがあり、お互いに気まずくなって別れました。
とわ子も、八作が本当は、かごめにも靴下をあげようとしていたことを察知し、漫画家活動をするかごめを訪ねた際にうまくごまかします。
仕事場に出掛けると、とわ子は門谷から、3回の結婚と離婚歴があるとわ子を支えたいという門谷に、今の生活が充実していることや、人生に失敗しても、失敗した人生はないと反論。
すると、門倉は「あなたのような可哀そうな人に結婚を申し込んでいる」とか「自分の離婚は男の勲章のようなもの、あなたにとってはキズ」とありえない発言をし、出会った時のフレンドリーな雰囲気から一変して、上から目線で高圧的な顔を見せた門谷。
このことをとわ子はオフの日に、八作に話し、八作は門谷の態度が許せないと静かに起ります。
普段、怒りの感情を出すことがない温和な八作に珍しいこともあると思うとわ子。
靴下のプレゼントがきっかけで、とわ子は八作が心に秘めていた思いを知ることになります。
とわ子と八作は離婚した過去の話になり、八作が他に片思いの人がいて、離婚したと振り返りますが、八作は反論。
26歳の自分は当時、夫の片思いが嫌だったと振り返ります。
また、八作から唄を奪い、唄が八作の父でありながら、幸せを自分のせいで壊したようなものだと反省するとわ子。
喧嘩のようになるからお互いのためにやめることや、最初から好きな人はいなかったと否認する八作。
ふと、かごめから着信が入り、かごめに密かな恋心を抱く八作は反応。
靴下についても、一つはとわ子でもう一つはやはり、かごめのだと指摘すると、八作は複雑な表情を浮かべ、2人は喧嘩したような不穏な空気に。
そのまま、会社に行くと、とわ子はサプライズで誕生日を祝ってもらいます。
ところが、門谷がとわ子との話で気分を害したのか、仕事の契約を破棄する、追加予算の件で、このままだととわ子の会社に赤字が発生する状況に追い込もうとしている連絡が入りました。
とわ子は通りかかる車に乗る門谷を呼び止め、彼が「しろくまハウジング」の社員や自分にひどい対応をしているとに怒りを覚えます。
とわ子に車に乗るよう促した門谷。
楽しいとわ子のサプライズパーティーに不穏な空気が漂います。
唄はその頃、八作の店に行き、とわ子のためにサプライズ動画を作るため、慎森と鹿太郎を撮影。
慎森は「君は照れていたけど社長から社員に応援してもらうのはステキなこと、ビジネスの関係でも一緒に頑張ろう」とコメント。
「社長業も頑張っていて、どんどんチャレンジしていて、これからも突き進んでほしい。」と鹿太郎。
八作は「初めて会ってからずっと思うけど、大豆田とわ子は最高」と照れ笑いしながらメッセージを締めくくりました。
八作の店にて賑やかな空気になる唄と3人のとわ子の元夫たち。
一方で、とわ子の帰りがとても遅いことを心配し、事故や事件に巻き込まれていないか不安だと口にする3人の元夫、慎森、八作、鹿太郎と唄。
ふと、タイミング悪く、早良(石橋静河)が八作の店に来店。
しろくまハウジングのみんなも、とわ子の帰宅が遅いことを心配し、門谷が追い込んだピンチな状況を切り抜けようと試みます。
次回、とわ子は門倉の外車でどこへ?!無事、帰ってこれるのか?!
大豆田とわ子と3人の元夫5話感想・みどころ
とわ子が出会った新しい男にして、クライアントの門谷(谷中敦)。
一見、紳士的で濃い顔立ち、物腰柔らかく、フレンドリーな人かと思いましたが、蓋を開けると、モラハラっぽさを感じさせるイヤミな話し方で想像を上回るギャップでした。
しかも、自分との結婚前提の交際の返事をなかなかしないとわ子を「仕事の話」と称して車で連れ去るなんて・・・。
とわ子のことを最初は4度目の夫候補になるかもしれない門谷に嫉妬する慎森(岡田将生)八作(松田龍平)、鹿太郎(東京03 角田昇広)が、元夫なのにどこか、3兄弟のように微笑ましかったです。
靴下の件・・・とわ子と娘の唄にあげた八作ですが、とわ子と別れてから再会し、新しい恋の予感を感じさせる相手は、とわ子の親友のかごめ(市川実日子)。
でも、かごめってすごくドライで、とわ子と似た者同士な面が多々あり、恋にも自分にも不器用で、「好き」とわかっていても遠ざけてしまう行動や、男性から「冷めた」と疑われるような態度をとってしまうのがたまにキズですよね。
かごめの気持ちは、八作に向いているんだけど、どうしても距離をとってしまうからそこがもっと近づけばいいのに・・・・とも思いますが、かごめも八作も、とわ子に円了している面がうかがえます。
美怜(瀧内公美)からの「器の小さい恋」発言や、新しい恋のターゲットが自分であることに戸惑いを隠せない鹿太郎の気持ちに共感。
不倫相手から連絡こないからって美怜、勝手すぎますよね。
美怜と鹿太郎は友達としても、美怜の振り回す態度を見る限り、向いていないし、放送回が進むにつれてお互いに納得いく別れができることを願います。
八作と俊朗、早良との関係も穏やかになってほしいですよ。
俊朗は八作にとって頼りになり、信頼のおける友人・・・優しい八作と俊朗が早良のことで今回は気まずくなりましたが、3人の複雑な関係も修復していくといいですよね。
波乱な「大豆田とわ子」でしたが、落ち着いて見れるのが唄。
唄の結婚観早すぎるし、考えがまだまだ子供だなと思いました。
18歳で結婚して自立のために家を出るとはいえ、開業医の彼氏を当てにしすぎでしょ。
彼氏だって医者になれと親から言われ続けてもしかしたら、ストレスを抱えているかもしれないし、彼氏が別の将来を考えていたら、結婚や就職はどうなるのか?まだ先のことが想像できない唄の幼さを感じました。
とわ子は八作と自分たちの離婚理由、当時26歳のとわ子が、八作に片思いの人がいることを知り、離婚した切なくて決断を焦りすぎる離婚経緯。
とわ子も八作も唄の両親としての自分たちの未熟さを感じている40代だからこそ、今後はお互いのために前に進めると良いんだけどな。
門谷に強引に車で連れて行かれてしまい、「仕事の話」を言い訳に消え去ったとわ子。
とわ子も仕事のことでしろくまハウジングのみんなの為にとはいえ、女性一人で門谷に強気な姿勢で自ら声をかけるのはちょっと行動が甘いなと思いました。
契約解除やしろくまハウジングに損害をもたらそうとしている門谷の人間性が怖いと感じた5話でした。