しあわせな結婚6話あらすじネタバレ
(幸太郎)お気持ちは分かりました。これから惚れた女の為に一緒に戦おう
メディアでも見ない日はないくらい多忙な弁護士、原田幸太郎(阿部サダヲ)は、妻の原田ネルラ(松たか子)を執拗に追う若手刑事の黒川竜司(杉野遥亮)に言いました。
幸太郎は黒川に、15年前に元婚約者の布施夕人(玉置玲央)を殺した犯人だとネルラのことを疑われています。
そこで、事情聴取では、ネルラとネルラの父、寛(段田安則)から聞いた15年前の新事実を黒川に伝えることにしました。
(黒川)ご足労掛けました
(幸太郎)弁護士として同席します
(黒川)自分が直接事情をお聞きするのは初めてですので、事件当日のことから順番に確認していきます。2013年8月13日14時頃、あなたは港区元麻布にある布施夕人のアトリエを訪ねた。そこであなたは布施と口論になった。口論の原因は?
(ネルラ)ひと月前、弟のレオを誘拐した電話があり、犯人は現れませんでした。父はお金をもって指定された橋に行きました。実際には誘拐はなく、それが父への嫌がらせで、それを行ったのは布施だと分かったからです。
ネルラは、布施が彼女の父、寛を逆恨んで偽造誘拐を企てたことを話しました。
(黒川)布施が鈴木寛氏に嫌がらせをしたのは、金の無心を断られたからですか?
(ネルラ)そうです。私はあの日、誘拐を偽造する人とは別れたいと言いました。そしたら布施に襲い掛かられて、揉み合っているうちに突き飛ばされて倒れ、気を失っていました
(黒川)目を覚ましたら階段の踊り場で倒れて布施が死んでいたと15年前に証言していたのですが、あなたは嘘をついていたのですか?
とっさに幸太郎が庇います。
(幸太郎)嘘ではありません。15年前はそれが彼女の真実です。
(ネルラ)15年前は本当に思い出せなかったんです。でも最近あの時のことが蘇ってきて、私は一度気を失ったけど、その後一瞬、意識を取り戻したんです。その時私の目の前に布施が倒れていました。そして布施の体の向こうを歩いている男の足を見ました。
(黒川)誰か顔はわかりますか?心当たりもありますか?その男が布施を殺したのも見ていますか?
(ネルラ)見ていないです。足しか見ていないので分かりません。
(黒川)何故このような時期になって突然記憶が戻って来たのでしょうか。なにか理由がありますか
(ネルラ)結婚の記念写真を撮ってもらった時、この人と結婚して、心が解き放たれて、ずっと封印してきたことも明らかにしたほうがいいと私の心が願ったのだと思います
(黒川)随分、タイミングがいい話ですね
(幸太郎)医師の見解では、何年も経ってから一過性で記憶が回復することがあり、それが繰り返されれば全て思い出す可能性もあるそうです
(黒川)2度目に目を覚ました時のことを教えてください
(ネルラ)あの人が階段の踊り場で死んでいました。。それで110番そ、あそた
(黒川)あなたの供述だと死体は動いていることになりますよね?
(ネルラ)死体になってから移動したのか生きてるうちに移動したのかは、私は分かりません。
(黒川)布施の交友関係について何か知ってることはありませんか?誰かと争っていたとか、
(ネルラ)布施は元々、華やかな人でしたから交友関係は色々あったと思います
(黒川)布施はイタリアンレストランを開業するために金策してたんですよね。芸大時代の友人とかいないんですか?15年前はあなたに焦点が渡っていたので、正直、警察は布施の交友関係について触っていないんですよ
(幸太郎)どうなの?
(ネルラ)同期では小畑さんが親しかったと思います。布施を見出してくれた画商の三杉さん、あと、行きつけのバーのマスターと常連の人とか。今思えばいろんなところにお金を借りていたのかもしれません。
(幸太郎)ぜひそのあたりを!
(黒川)そのつもりです
そして、ネルラが言うには事件現場には第三者がいたことまで話しました。
無事、聴取を終えたネルラは幸太郎と共に帰宅しようとしていました。
ふと、黒川に呼び止められます。
(黒川)今日、誕生日ですよね?あなたの調書を何度も読んでいるので覚えてしまいました。
帰り道。
(幸太郎)誕生日何ほしい?
(ネルラ)なにもいらないわ
(幸太郎)忘れてたわけじゃないよ。年の数だけのバラとかありきたりでつまらないなって考えてたら、あいつが先に行っちゃってさ
(ネルラ)それはある。黙っていてほしかったわね
(幸太郎)4階でお祝いはないの?
(ネルラ)それはある。子供の頃から私の誕生日はちらし寿司なの。
(幸太郎)いくらとかうにとか本マグロとか。明後日、築地行くよ
(ネルラ)さすが幸太郎さんだわ
(幸太郎)さすがだろ
警視庁では、黒川が休憩がてらにショートケーキを食べていました。
その夜、ネルラの誕生日が鈴木家で微笑ましく行われます。
(孝)遅いじゃないかー
ちらしずしのケーキ、積丹のウニ、いくらが並びます。
(レオ)今年、いきなり豪華じゃん
(孝)幸太郎君のプレゼントだよ
(幸太郎)青森県、深浦町の本マグロと、北海道積丹のバフンウニ、斜里町のイクラです
(レオ)なんでバフンなんだろ?名前ひどくない?
(寛)そういうこと言うなよ
(レオ)指輪も買わなかったんだから本マグロくらい当然だよね
(幸太郎)ネルラの好きなレンコンも入ってるところが憎いですね
(孝)幸太郎君らしい気の利いた贈り物じゃないか。ネルラ、誕生日おめでとう
(ネルラ)ありがとう
(レオ)俺の誕生日はエビグラタンなんだよね。ロブスターかイセエビ頼む
(寛)俺は餃子。修学旅行のときに餃子を食べて、あんな美味しいものないと思ったね
(レオ)孝ちゃんの誕生日は料理をしないんだ。うな重をとるんだよ
(幸太郎)お、家族ですね
(寛)幸太郎くんの誕生日は何食べたい?
(幸太郎)ハンバーグで
(孝)あれ?最初の食事会はビーフシチュー希望したよな?
(幸太郎)すいません、子供舌で
(孝)オッケー最高のハンバーグをプレゼントしよう
(幸太郎)宜しくお願い致します
ふいに、寛が思ってもみなかったことを言いだします。
(寛)うちはこうやって生きてきたんだけど、あんたとネルラはここを出て2人で暮らしてもいいんだよ
(レオ)いつかみんなばらばらになるんだろうと思ってたからいいんじゃない
(幸太郎)そんなこと考えたことなかったです
(寛)立派なマンションもあるだろ。貸してるの?
(幸太郎)いや、そのままにしてあります
(ネルラ)この前、家出してそこにいたの
(幸太郎)家出して戻りましたけどすぐ戻りました
(ネルラ)お父さん私達ここにいちゃいけないの?
(寛)そういうわけじゃないけど、2人のためにはそのほうがいいかなと思って
寛がウニにむせてしまう事態が発生しました。
幸太郎が掃除機を持ってきたものの、なんとか寛は、吐き出しました。
(幸太郎)来年はウニは避けましょう
(レオ)お父さんなんであんなこと言ったの?
(ネルラ)分からない
お父さん正々堂々とネルラに幸せになってもらいたいんじゃないかな。
(ネルラ)正々堂々?
(レオ)お父さんもあの事件から解放されたいのかもよ。俺達みんながここを出てばらばらになったほうが楽かもしれないし、そういう親心なんだよ、たぶん。あいつの影響力凄いね。今までこんな話したことなかった
(ネルラ)余計な親心ね。アイツって言わないで
(レオ)あのお方の影響力凄いよ。今までそんな本音話したことなかったもん。出て行けよ。そのほうがいいよ
(ネルラ)何よ、自分から呼び出しといて結論出して、出て行くかはあのお方と相談してみます
幸太郎とネルラは、歯磨きをした後、話し合います。
(ネルラ)私外で暮らしてみたい
(幸太郎)ん?
(ネルラ)病院のエレベーターを出てから出会った時、、私をこの家族から解放するのはこの人かなって思った。家族と離れるのは怖いけど離れてみたい
(幸太郎)君があの家族から解放するのは並大抵のことじゃないよ。芝公園のマンションちょっと行ってみる?戻りたくなったらまたここに戻ってくればいいよ
(ネルラ)芝公園のマンションっていろんな女の人がスポットで来てたところでしょ。違うところがいい
(幸太郎)そういうこともあったかな。家探す?
(ネルラ)うん
警視庁では、原田ネルラを落とすための再捜査なのかと黒川に反発する他の刑事達が。
(黒川)原田ネルラから名前が出た。布施の芸大時代の友人、小畑武尊。画商の三杉孝俊、バー、エンバーのマスター、八神旬を当たってみようと思う。
(刑事1)これ、原田ネルラを落とすための再捜査ではないんですか?
(黒川)状況は変わってる
(刑事2)物証もなく、15年前の証言から第三者の線を攻めていくのは無理じゃないですか
(刑事3)軸がぶれてませんか
(黒川)何度も言わせるな、状況が変わったんだ
黒川は、布施に絵を教えていた小畑武尊からこんな話を聞きました。
(小畑)布施が亡くなったと聞いた時はショックでした。
(黒川)当時、鈴木ネルラさんと婚約していたことは知っていましたか?
(小畑)ええ、意外でした。学生時代の布施はスターでネルラはモブでしたから
(刑事2)亡くなる前の布施さんに会いましたか?
(小畑)もう覚えてないですよ。15年も前のこと。
(黒川)お金の無心は?
(小畑)それはなかったです。ネルラは地味な学生でしたけど本当は恐ろしい女だったんですよね。布施の才能を潰したのもアイツですよ。ネルラに出会わなかったら、布施は世界に羽ばたいていたんじゃないかな
次に画商の三杉を知る、店長から話を聞きます。
(黒川)ここは昔、三杉画廊があったとこですよね
(店長)ああそうです
(黒川)画廊の経営者の三杉さんは15年前にここを売った後、どうしているか分かりませんか
(店長)知りませんよそんなの。
次にバーのマスター、八神旬に話を聞きます。
(八神)画商の三杉さんはうちの常連さんで、新進気鋭の画家を連れてきました。名前なんだっけね
(黒川)布施夕人じゃないですか?
(八神)その人死んじゃった人?悪い女に引っかかって人生を狂わせてしまったって、画商の三杉さんが嘆きましたよ。
(刑事1)こうなると鈴木ネルラがますます怪しいすね
新居の内見に訪れた幸太郎とネルラ。
幸太郎はネルラの母校の大学へ行こうと提案しますが、ネルラはトラウマから断りました。
(幸太郎)芸大ってどこ?行く?
ふと、ネルラはフォーヴィズムの展示会のポスターが目に留まりました。
(ネルラ)行かない。全部あそこから始まったんだもん。あ、フォーヴィズム!印象派を否定したところから始まった絵画。大胆な色遣いが檻の中の野獣みたいだからフォーヴはフランス語で野獣なの。
(幸太郎)へぇ、フランスにも詳しいんだね!イタリア専門家と思ってた。
(ネルラ)イタリアが修復の本場だったからイタリアに住んでたけど、フランスにも絵画の修復によく行ってたの。この辺に住みたいな。美術館が近くで楽しいと思うんだ。オペラも見に来られるし…イタリアではオペラよく見に行ったわ
歌いだすネルラを微笑ましく見守る、幸太郎
(幸太郎)小さい頃、宝塚目指していたよね?お義理父さんから聞いた
(ネルラ)そんなこといつ言ったの?
(幸太郎)舞鶴行ったとき
不動産会社の社長、南雲久(山内圭哉)に会います。
(南雲)原田幸太郎先生、いつも見とります。
(ネルラ)上野の森に住みたいんです、私、文化会館や美術館がある辺りが大好きで。
(南雲)上野には高級マンションがいくつか御座いますが、文化会館や国立博物館辺りにはマンションはないので御座いますよーあの辺りは国の土地ですので。ああ、分譲で御座いますね
(幸太郎)賃貸です。上野に住んで良かったら考えますので
希望の立地じゃないことに落ち込むネルラ。
(幸太郎)そんながっかりしないで、いくつか物件見てみようよ。
(南雲)承知仕りました。先生に敬意を示しております
(幸太郎)タワマンでないほうがいいなー宙に浮かんでるみたいなんだもん
(ネルラ)タワマンでも3階ぐらいならいいんじゃない
(幸太郎)そうかも
(南雲)低層マンションだとこちらはいかがでしょうか
(ネルラ)緑が綺麗ね!
(南雲)申し訳ありません。これ、イラストで御座います。3枚すべてイラストで御座います。あくまでこれが理想ということです。
(幸太郎)がっかりさせないで
(ネルラ)2人で暮らすとお料理しないとね。孝ちゃんいないから
(幸太郎)別に無理しなくていいよ。やりたいことだけやればいい
(南雲)お優しいパートナー様で御座いますね!
内見先のマンションで、幸太郎、ネルラ、祥子は、「ニュースホープ」のMC、梶原拓(馬場徹)と、作家の千堂祥子(吉川美代子)と対面します。
(梶原)原田先生
(原田)お母様ですか
(ネルラ)作家の千堂祥子先生ですよね!
(梶原)付き合ってます。もうすぐ結婚します。彼女は大学の同級生のお母さんだったんです。その頃から僕は彼女の小説のファンだったんですけど、ひょっこり。いずれ発表すると思うんですけど、今は内密に
(南雲)あのニュースホープのMCの方、友達のお母さんと言ってましたけど、お母さんということはお父さんもいますよね?不倫ということでしょうか。見ざる言わざる聞かざるが不動産屋の鉄則ですので。
(幸太郎)今日見たことは詮索しないでください。口外するならマンションのことは頼みませんよ。
(南雲)勿論、誰にも喋りません。喋りませんが、詮索する心の自由ばかりは止められないかもしれません
(幸太郎)絶対に口外しないでください
(ネルラ)面白い不動産屋さんね
(南雲)恐悦至極に御座います
(幸太郎)それもやめましょう、ね?
翌日。祥子と梶原のことが週刊誌にすっぱ抜かれました。
幸太郎はニュースホープの現場でヘアメイクの曽我(辻凪子)と話していました。
そこへ、梶原が来て、自分と千堂の交際は不倫ではないと否定します。
(梶原)不倫じゃありません!離婚が成立したと去年、聞いたので付き合ってほしいと初めて言ったんです
幸太郎のレギュラー出演番組「ニュースホープ」の総合プロデューサー、倉澤ちか(堀内敬子)は、梶原をフォロー。
(梶原)今日は出演しないほうがいいわ
(幸太郎)なんで?
(倉澤)局が見解を示すには1日くらいかかる
(幸太郎)局の見解ってなに?
(倉澤)編集局長も今日は原田先生に代役をお願いしろと言ってるんです。この前みたいにこっちから指示出しますから
(幸太郎)何の問題もないのに自分から休むの?
(梶原)悪いことはしてないけど局に迷惑がかかるのは嫌なので
(幸太郎)信井さんは?
(信井)僕も倉澤プロデューサーの指示に従います。
この状況に、幸太郎は、梶原に正々堂々とメディアに出て、真実を公表することを梶原に提案しました。
(幸太郎)梶原さんもみんなもなんでそんなに弱気なの?間違ってるのはネットの記事だろ?知り合った経緯、離婚してから付き合ったこと、年の差を超えて、結婚を誓い合ったこと、全部話して、この記事は間違ってると言えばいいよ!マクロン大統領だって、そうなんだから。
(倉澤)マクロン的価値観は日本人には理解できないわ
(幸太郎)日本だっているんだよ。ここに。素敵じゃないか!今日のスタートは梶原さんの話からにしよう。真実を話して、2人の愛を貫けばいい。ばずるし視聴者も注目するし視聴率は上がるし、編成局長も大喜びだよ。おい、やるって言えよ。
(倉澤)トップニュース変更!梶原、打ち合せするよ!私がクビになったらあなたのせいよ
(幸太郎)クビになんかならないさ
その後、梶原は、千堂との結婚の経緯を視聴者に訴えかけました。
(梶原)プライベートで近づくことをしてはならないと思っていましたししませんでした。でも昨年この番組の特集でインタビューをする機会があり、その時、離婚したことを聞きました。彼女に交際を申し込んだのはその後です。30歳も年齢差があり、友人の母親でもありますので彼女は私の申し出を幾度も断りましたが、学生時代から彼女の小説の愛読者であり、大ファンであり憧れていたことを幾度か伝え、やっと付き合ってもらうことにしました。彼女の息子である友人も、母の幸せを願うと理解を示してくれました。写真を撮られたマンションは彼女と結婚後に暮らすために購入したマンションで、隠れ家ではありません。今回の記事で誤解を受けたまま仕事を失うとは耐えがたいと考え、視聴者の皆様に事実を知っていただき、ご理解いただきたいと願ってお話ししました。ニュースをお伝えする冒頭の貴重な時間を私のプライベートな話にお付き合いいただいてしまい、申し訳御座いませんでした。
(幸太郎)梶原さんにはこの先も仕事を胸を張って続けてもらいたいし、幸せにもなってもらいたいですね。私の私見ですが、一般常識とか既成の価値観がいつも正しいとは限らないと思うんです。梶原さんと奥さんの年齢差は常識ではありえないかもしれませんけど、常識を飛び越えて掴んだ合だからこそ輝かしいと思います。。弁護士として様々な人生に関わってきましたけど、これだけは確信しています。真実は既成の価値観を乗り越えたことはある。一方では今の世の中でそれを貫くことは容易ではありません。それでは時に突っ込まなければならないことが人生には起きるんです。視聴者の皆様も梶原さんを祝福しこの番組を続けていくことをご理解ください。私からも宜しくお願い致します。
その夜。
(幸太郎)ただいまー
(ネルラ)朝から大変だったわね。あの不動産屋さんから自分は何も喋ってないって番組中に電話がかかって来たの。即座に言い訳してくるところがなんだかね。上野のマンションどこも高いし芝公園の幸太郎さんのマンションに行こうかな。内見してもいい?
(幸太郎)いや俺は別に大変じゃないけど。俺にはメールも電話もよこさないで言ええに電話してくるところ怪しいなー
翌日。
幸太郎の一人暮らしのマンションに来たネルラ。
(ネルラ)素敵なマンションね。こんな立派なマンション開けていたら、もったいないのに
(幸太郎)人に貸すのっもったいないね
(ネルラ)あ、可愛い
マグカップを見つけたネルラは微笑みました。
(幸太郎)やきもち焼いてなんか可愛い
(ネルラ)あ、おっきい。ベッドは新しいものにしましょう。このバスタオル捨てて。今捨てて。私は凄いやきもち焼きなんです。これから認識してください。
(幸太郎)打合せ終わったら連絡する。
(ネルラ)気を付けて
そんななか、幸太郎に黒川から犯人に関する事実があると電話がかかってきました。
(黒川)黒川です、この前のニュースホープ見ました。自分の気の迷いはもう吹っ切れました。奥さんのこと引きずるのやめます。原田さんが既成の概念の価値観で奥さんを守ってることわかりました。自分は引き続き、事件が解決するまで動きます。あなたは奥さんを今まで以上にしっかり守ってください。奥さんは意図せずに周りを翻弄したり傷つけたりする人です。よく思っていない人もいると思うので、周囲に気を付けてください。これ以上は捜査上のことなのでお話しできません
(幸太郎)第三者の捜査は続けてくださいよ
幸太郎は、仕事帰りに、黒川がネルラを悪く言う言葉にひっかかります。
その夜の鈴木家の食卓。
(ネルラ)芝公園の幸太郎さんのマンションに住もうと思うの。お風呂場にはジェットバスもついてるし
(レオ)タレント弁護士だからな
(寛)いいじゃないか。贅沢に暮らしなさい
幸太郎は帰宅後、今後とネルラのことを思い、事件が解決するまでは鈴木家で暮らすことを提案します。
(幸太郎)遅くなりました。クライアントがなかななか帰らなくて。トウモロコシご飯ですか?美味しそう。あの引っ越そうと思うんですけどやめようと思います。よくよく考えると事件が解決するまでここにいたほうがいいと思います。
(孝)何の事件?
(レオ)いつも表に刑事の車止まってる
(幸太郎)お父さんには話してますけど、レオ君も孝さんも知ってますよね。実は15年前の再捜査が始まっています。ネルラは記憶が戻りつつあります
(ネルラ)足は見たけど、顔は覚えてないの
(幸太郎)警察もネルラを追い詰めようと、再捜査を開始しましたけど今や第三者の線を洗い始めました。でも、まだ犯人は誰なのか全くわかりません。こういう微妙な時だから、僕らこの家にいたほうがいいと思います。
(寛)だから事件から離れたほうがいいと思って、外で暮らしたほうがいいと言ったんだ
(幸太郎)仰る通り、ネルラと2人で暮らす方法もあります。でもここは、ネルラが大切にしてきた皆さんと一緒にいたいと思うんです。僕にとってもそれが一番安心なんです。家族なんだからみんなで力を合わせましょう。それがきっと僕がネルラと結婚したってことなんだと思うんです。
幸太郎の優しさに、鈴木家は彼に改めて信頼を感じるのでした。
その夜、眠る幸太郎とネルラ。
(ネルラ)今日はありがとう
(幸太郎)いえいえ、おお
そう言ってネルラは幸太郎に甘えて抱きつきました。
翌日、黒川が幸太郎に電話します。
(黒川)今、15年前の布施の事件の犯人を名乗る男が出頭してきました。名前は鈴木孝です。
黒川の言葉に、これから待ち受ける困難を察し、信じられないという思いで、妻を見つめる幸太郎なのでした。
しあわせな結婚6話感想・みどころ
結束の強い鈴木家だからこそ、孝がネルラを助けようと、布施の息の根を止めたのでしょうか。
ネルラのことを黒川が聞けば聞くほど、恐ろしい一面があると語る、八神と小畑の証言も気になります。
ネルラは悪い人ではないけれど、何を考えているか分からないところがあって、本当の彼女自身を幸太郎も含めた、鈴木家のみんなに見せていないと思いました。
情緒不安定で、とても繊細で、やきもち焼きなところが危なっかしくもあり、幸太郎じゃないけど、時々、愛おしくもなります。
幸太郎の気持ちが少しわかる。
ほっとけない彼女に振り回され、15年前の事件の再捜査で紐解かれていく事実がパズルのように面白かったです。
黒川がネルラの魅力にはまっていくところはある意味、潜在的なマインドコントロールな気がしました。
幸太郎は本当に優しくて、年の差婚をした仕事仲間の梶原にも温かい情を持っていますね。
幸太郎が、梶原のことをニュースホープで話す時、世間は厳しいかもしれないけど、踏み出してみることの強さと、愛を貫き続ける尊さが伝わりました。
迷宮入りした事件のパンドラの箱を開けた幸太郎が、今後、鈴木家という絆の強いコミュニティに入って辿り着く事実に目が離せない6話でした。