高嶺の花 第5話
放送日:2018年8月
日本テレビ水曜ドラマ
高嶺の花 第5話のあらすじ
月島ももは風間直人と一夜を共にした。
ももが令嬢だということを商店街のみんなも知ることとなったが、これからも関係は変わらないと聞きももは喜び安堵する。
月島家を訪問することになった直人。
ももと直人は結婚を前提に交際をしていることを、父であり月島流家元の市松に告げた。
一方、宇都宮龍一はももの妹・ななと交際を深める姿を見せながらも、ももの継母・ルリ子と会い、ななを家元にするため工作を続ける。
ななを次期家元にしたいルリ子は、市松にそれを求めるも、市松はそれを受け入れることはなかった。
そんな中、ももの婚約者だった吉池拓真が市松に襲いかかる。
怪我を負い入院することになった市松の元に駆け付けたももは、これまで語られることのなかった実の母の話を聞き、自分の宿命のために動き出す。
高嶺の花 第5話の感想
「やっとぷーさんと結ばれた」…そんな風に安堵する始まりに穏やかな気持ちになりました。
もものぷーさんを想う気持ちをストレートにぷーさんが受け入れてくれないことにこれまでとてもジレンマを感じていました。
ぷーさんにとってももは高嶺の花だから、ぷーさんは女性との交際の経験がないから、不安や怖さがあっても仕方ないとは思っていたけど、あまりにも鈍感すぎ、自分のレベルを自ら下に置いてしまうことに苛立ちも感じていました。
むしろ、ももが月島のお嬢様だと知ったもっと引くのかと思いきや、逆にそれを自然に受け入れたぷーさんの感性はとても不思議です。
ぷーさんと幸平と太郎の浦島太郎のくだりにも思わず笑ってしまいました。
この3人のコンビネーションはいつも癒されます。
最近よくわからなくなってきたのが龍一です。
ななを利用しようとしているのはわかるけれど、本当にななに惹かれ始めているのではないかと思ってなりません。今回は特にそれを感じました。
また未だにわからないのがももの人格です。
月島の血が流れる人間として、1人の女性として。未だにはっきりしないその描写をとてももどかしく感じます。
家元とルリ子の関係も夫婦としては薄く、家元はルリ子に何を求めたいのか、家元の心の深いところに前妻のこと以外に何か隠されているのかとても気になります。
シリアスな場面がありつつも、要所要所で宗太の公正ストーリーが進展していく経過はいつも興味深く面白くてなりません。
高嶺の花 第6話の期待や予想
ももとぷーさんの恋愛模様だけが穏やかに描かれるかと思いきや、ドロドロとした人間関係がこれからもっと注目になりそうです。
自らももとの別れを選んでおきながらも執拗に付きまとう吉池がさらにどんな行動に出るのか予想することが難しくなるでしょう。
母親の話を聞き、自分の宿命を知ったももはぷーさんとの関係をこれからどうしていこうとしているのか。月島家の人間として、一人の女性として、人格をまとめあげることはできるのか。ぷーさんを想うその大切な気持ちだけを見つめ幸せになって欲しい、そう願うばかりです。
ルリ子、龍一、ななの関係もこれからどう進展していくのか。自分を家元にするために近づいてきた龍一が母と関係を持っていたことをななはいずれ知ることになるのではないかと思います。
その時にどんな展開になっていくのか、シリアスさが増していきます。
それとは別に、宗太は坂東から何を学び、どう変化していくのか。坂東はなぜ富士の樹海に住んでいるのか。その理由が描かれることになるのか。
次回、どのようなストーリーが待ち受けているのかとても楽しみです。