119エマージェンシーコール

119エマージェンシーコール最終回 連続放火の事件の謎!過去との決別

119エマージェンシーコール最終回あらすじネタバレ

粕原雪(清野菜名)が所属する司令課第3係に、がんの手術を終えた堂島信一(佐藤浩市)が復帰しました。

「119番消防です火事ですか救急ですか?」

「爆発!シティポートビルで爆発!早く助けて!」

「あなたは今シティポートビル外にいるんですね?」

「はい。」

「男性女性それぞれ何人ですか?」

「20人」

「では救急隊が到着するまでお待ちください。こちらは切らせていただきます」

雪と同時に、堂島も通報に対応。

「あなたは今どこに?」

「カフェブランツ店内にいます」

「体をできるだけ床に近づけて、ハンカチや服で口を覆って煙を吸わないようにしてください。落ち着いて周りをよく見て?非常口があればそちらに向かって下さい。煙を吸わないように、壁を触りながら出来るだけ火や煙から離れられる場所に移動して下さい」

「もう無理、息できない」

「頑張りましょう!煙が少ない床を探してください。姿勢を低くしたままです!もしもし大丈夫ですか?聞こえますか?」

「助けて下さい、助けて…!」

「聞こえますか?もしもし、大丈夫ですか?声が出せないなら電話を叩いてください!なんでもいいですから!応えてください。煙が少ないところを探してください!逃げて下さい!お願いします!」

雪が次に通報を受けた女性は電話口で息絶えました。

その様子を察してショック状態の雪を、高千穂は止めます。

「粕原さん!電話を切って、現場に状況を伝えて」

兼下睦夫(瀬戸康史)、新島紗良(見上愛)、与呉心之介(一ノ瀬颯)、箕輪健介(前原滉)らも爆発したビル内外から続々と入る救助者要請に追われます。

高千穂一葉(中村ゆり)は、副台も通報も対応するように伝えました。

「副台も通報に対応して!」

消火及び救助活動が終了すると、ミーティングで、高千穂は第3係に状況を報告します。

「シティポートビルの火災消火及び救助活動は全て通報したそうです。怪我や体調不良で病院に搬送された方が21名、残念ながら亡くなられた方が1名。ここにいるメンバーは対応が続いていたと思うので深夜のシフトには入れていません。しっかり休んでください」

そこに、田中悠(三浦獠太)が来ると同時マジ声をかけ、刑事を引き合わせました。

「防犯カメラの映像などからシティポートビルの爆発は、この女による犯行だと思われます」

「これって」

「道瀬素子です」

「でも彼女は?」

「2カ月前に出所していたんです。最近、彼女と接触した記憶はありませんか?」

刑事はある写真を堂島に見せます。

その後、道瀬が堂島にパートナーを刺した通報をしたデータがありました。

雪は休憩時間にその事を聞きました。

「堂島さんへの復讐?どうういうことそれ」

「こちらを聞いていただくのが早いかと。当時、裁判の為、消防から提出した通報記録です。」

堂島が当時、道瀬素子に対応した通報を聞く、雪たち指令管制員。

「119番消防です火事ですか?救急ですか?」

「救急車をお願いします。彼のお腹からすごく血が出てて」

「何かで怪我をされたんですか?」

「いえ、私が刺したんです」

「あなたがその方を?」

「はい、包丁で」

「わ、分かりました。救急車を向かわせますのでそちらの住所を教えて下さい」

「この部屋でね、2人幸せなろうってそう言ってたんですよ!なのにこの人!この人!」

「落ち着いてください、救急車を向かわせる住所を教えてください。住所が分からないならアパートかマンション名を…」

「道瀬素子は逮捕され、殺人罪で起訴されました。でも、裁判で、私は殺す気はなかった。通報に出た、彼が死んだのは司令管制員の対応が悪かったせいだと主張した。

「そんな」

「勿論この音声データや堂島さんの証言もあって、道瀬の主張は退けられ、懲役13年の実刑判決が出ました」

「その通報の為に今回の事件を起こした、なぜそう言い切れる?」

兼下は田中に問います。

「警察がうちにきたのは爆発の直前、道瀬が119番に電話していたことが分かったからです」

その頃、堂島は高千穂にも道瀬(沢城みゆき)の件を話していました。

「堂島さん」

「その後、なんとか救急車は向かわせられたんだが、到着した時には挿された男性は住瀬で二亡くなっていたそうだ」

「もしかして堂島さんにかかってきた通報って…」

高千穂は堂島にこだわる道瀬の理由を納得しました。

「道瀬の宣戦布告だ」

後日、雪は爆発したビルの火災現場を訪れますが、規制線が貼られて動けません。

そこで、上杉昴(酒井大成)と出くわした雪は火災当時の状況を聞きます。

「え?粕原さん、ああそうか現場を見に」

「あの方、亡くなった女性のお母さんです。娘さん火災現場のカフェで働いていたみたいで、お客さんに避難を促すうちに自分だけ逃げ遅れてそれで…」

雪が通報を受け取って、避難指示をした末に亡くなった女性でした。

雪のことを田中悠(三浦獠太)、兼下(瀬戸康史)、箕輪(前原滉)は心配します。

「粕原さん道瀬素子が他にも119番に電話かけてないか録音データから探すそうです。」

「他にも?警察から依頼で探した時、同じ番号からの通報はなかったんだろ。」

「はい、でも番号を変えてかけてるかもしれないからって。」

「つまり声だけを頼りに探すって事?」

「まぁ、粕原さんにはあの耳がありますからね。確かに粕原さんにしかできないけど正直ちょっと心配だわ」

「ですよね」

雪は強い責任を感じ、全ての道瀬の音声を確認しました。

雪はすぐ、高千穂に報告しました。

「係長、道瀬素子と思われる通報、これだけ見つかりました!声色も番号も変えていましたけど、絶対に道瀬だと思います」

「声だけでそう思ったの?」

「最初はそれだけだったんですけど、共通点を見つけて、どの通報もあの人は絶対に指令管制員の名前を聞き出そうとしていたんです。堂島さんを探してたからだと思うんですけど」

「わかった、警察にどういう形で捜査するか上と協議します」

翌朝。

雪は道瀬が電話を掛けた現場に行こうとしました。

兼下は雪を呼び止めます。

「おい、粕原どこ行くつもりだ?」

「えっと、南区の神崎駅前のビルの方に」

「昨日はそんなところから通報を受けてない」

「バレバレですね。道瀬って人、通報する時、電話を掛ける場所まで毎回変えてたことが分かって。これらが彼女の行動範囲なんだとしたら、次に何か起こる可能性が高いのもその辺りじゃないかと」

「道瀬は警察に追われている、また何か起こすとは言い切れない」

「でも起こさないとも言い切れません。だから備えないと」

もし今、ここで火事や爆発が起きたらどこに避難させるのが一番いい?子供達に何かあったら?病院だったら?駅だったら?私には何が出来る…?

頭の中で、助けられなかった女性の葛藤が巡ります。

雪は次の事件と通報を未然に防ぐために1日中駆け回りました。

翌日、雪は倒れている母親を助ける女性の対応をしていました。

「お母さん、お母さん、一人にしてごめん!」

「顔をしかめたり、嫌がるようなそぶりはないですか?」

「全然ないです、もう全然なんにも」

「1,2,3,4…」

「あ、来ました」

「出てもらって大丈夫です。あとは救急隊の指示に従って下さい」

「粕原さん次、取らなくて良いからね。重い通報続いているでしょ?

「いえ、大丈夫なので」

人を死なせてしまった強い責任に苛まれる粕原を気に掛ける、高千穂。

粕原は休憩した後、病院へ行き、寝不足なことがわかりました。

「戻りました。」

「戻って大丈夫なのか?」と兼下。

「はい、もう全然」

「立ち眩みの原因は?病院でなんて言われた?」

「あーただの寝不足みたいな…もうすぐ交代ですよね?抜けちゃった分入ります」

高千穂は雪の精神状態を案じました。

「ちょっと待って!粕原さん!」

横にいた堂島もそれも同じで、雪に厳しく、今の雪は仕事が出来る状態でないことを伝えます。

「粕原、お前今日帰れよもう。休みの日も回ってるんだろ?それじゃあヘタって当然だ。心配なのは分かるけど焦ってもしょうがないだろ」

「堂島さんはどうしてそんな普通でいられるんですか?私は自分にできることはなんでもしたいんです。あんな理不尽なこともう二度と起きてほしくないから!」

「そんなことはここにいる誰もが思ってるんだよ!でもな、世の中の全ての理不尽や不幸を止められるものなんていないんだ。だから俺達消防があらゆる事象に冷静に対応して命を繋ぐんだ」

「でも私は繋げなかったんです!あの人に助けて、助けてって言われたのに、私は堂島さんみたいにはなれなかったんです」

中華料理店で雪のことを話す、高千穂と箕輪。

「あそこまで追い詰められてるってもっと早く気付けばよかった」

「次の勤務休ませます?」

「うん、暫く実家にいるって」

「俺も堂島さんみたいに強くなれる自信ないっすね」

「粕原さんが言っていた、堂島さんにはなれない、あれどういう意味だったんだろ」

「粕原さんとレジェンドのみが知るってやつですかね」

一方で与呉(一ノ瀬颯)と新島紗良(見上愛)も雪を心配していました。

「粕原さんの気持ち分かります。私達消防は、何かが起きてからしか対応出来ない。救急であれ火事であれ、誰かに命の危機が迫って初めて必要とされる。いつか何かが起こるかもって思いながらただそれを待つのはつらいです。しかも司令課はその場に駆け付けることさえ出来ないですから。」

「いつか起こるなにか、自然災害だってそうだもんね、理不尽の極み、いつ起こるか分からないし誰にも止められない」

紗良も雪の気持ちが分かると、与呉に話しました。

雪は実家で休むことに。

「雪、近所で美味しいパン屋ができてさ」

「雪、珈琲飲むかー?」

父の銀(遠山俊也)と、母の春香(堀内敬子)が心配しても雪は鬱状態で無反応でした。

雪を心配して、姉の小夏(蓮佛美沙子)が来ました。

「お母さんから聞いた?」

「うんまぁ」

「ホント、意味ないよねこれじゃ」

「人を助けたくて指令管制員になったのにこんなふうに周りに迷惑かけて助けてもらって」

「私は雪に助けてもらったよ。25年前もこの前も。」

「それはどっちも私の力じゃなくて。堂島さんとかお姉ちゃんがいてくれたからだよ」

雪のおかげで失声症が完治した、小夏はすっかり普通に喋れるようになりました。

「でも…誰か一人の力だけで救える命なんてあるのかな。雪の仕事は繋ぐことでしょ?それって雪のこっち側とこっち側に必ず他の誰かがいるってことでしょ?雪にしか出来ないこともきっとあるけど、雪一人じゃできないこともいっぱいあるはずだよ」

翌日。

「先日は有難う御座いました。済みませんでした。」

「少しは休めた?」

「堂島さんは?」

「経過観察で病院だって。終わり次第来る。これ粕原さんに渡せって」

堂島は粕原が子供の時に自分への礼を描いた絵と手紙を届けました。

「あの日自分の声で助けた少女が、巡り巡って今は指令管制員として誰かの命を救おうとしている、その奇跡みたいな繋がりを忘れるなってbyレジェンドだそうです。」

「はい」

道瀬素子は自ら警察に出頭しました。

「あ、お疲れ様です、皆さんちょっとこれ!」

総務課の田中が道瀬の様子を報道した動画を見せます。

「逃げきれないと思ったのかな?」

その様子を見る、雪たち指令管制員。

連続放火事件を起こした道瀬はとても人間とは思えない所業を行っていました。

「全ては消防への恨みを晴らすってことだな?」

「…はい」

雪は姉の言葉に何かに気付き、仕事に戻ります。

「119番消防です火事ですか?救急ですか?」

先ず、通報の電話をとったのは、紗良でした。

「あの、横浜ルミナスにいてから喉が痛くなって…」

「喉が痛い。他に症状はありますか?発熱や咳は」

「そういうんじゃなくて、横浜ルミナスに遊びに行ったら、喉が痛くて」

「症状が出ているのはあなたとお友達2人の3人ということですか?」

ルミナスから続々と通報が。

「ルミナス6階のレストランです」

「大体どのくらいのかたが症状を訴えてますか」

「大体ですけど20人くらいで。私もそうなんですけど、吐いている人もいて」

「体調が悪くなる前に強い刺激臭がしたんですね?」

「はい。加湿器のせいかもしれませんお客さんに店の中が乾燥しているって言われたんです。それで店の加湿器を見たら何故か30分後にオンになるようにタイマーがセットされてだからそれを切って運転を再開させたら臭いが再開して」

「119番消防です火事ですか救急ですか?」

「なにか匂いや異変は?」

「ああ、つんとした匂いがして」

横浜通報者たちからの声に、NBS案件だと判断した、高千穂。

「NBS案件です」

その後、消防隊員から、ビッグビートというレストランの加湿器から塩素ガスが発生していたことが分かりました。

警察にも確認済みだという状況となりました。

兼下は消防隊長の飯田に確認をとります。」

「司令センターの兼下です。其方の施設で、他にも同じ加湿器が使用されているかの確認は、済んでいますか?」

「いえまだです」

「通報者の話ではそちらにある加湿器に自動のオンタイマーが設定されていました。塩素ガスは人為的に発生するよう、仕込まれていた可能性が高いです。」

「はい中央消防救助隊飯田です。」

「通報者の話では塩素ガスが自動的に加湿器が設定されている。加湿器が起動すると、塩素ガスが起動するようにセットしていたらしい。道瀬はその加湿器がオンタイムになるから出頭したらしい」

その後、警察から連絡が高千穂にあり、司令課の皆に報告します。

「今、警察から連絡がありました。ルミナスNBS災害、道瀬素子が仕組んだ可能性が高いそうです。本人が取り調べでそう自供したって。加湿器が起動すると塩素ガスが出るよう仕込んでから出頭したらしい」

「それでタイマーがセットされてたというわけか」と、兼下。

「消防を油断させるために自分から捕まったってことですか?

「高千穂、ここ誰か入れてくれ」

堂島は道瀬の通報をかつて受けたことから、責任を感じて、司令課を飛び出しました。

他の一般の通報は、男性(山寺宏一)からでした。

「119番消防です火事ですか救急ですか?」

「救急車お願い!同僚が草刈り機で足切っちゃって、すごい血が出てて。」

「わかりました。救急車を向かわせる住所を教えて下さい」

「あの住所は分からないんだけど、えー中区民センターの裏庭!」

「足を切ったのは男性ですか?女性ですか?」

「男性、42歳」

一方で新島紗良は恋人が海に落ちた女性の通報を受けました。

「119番消防です火事ですか救急ですか?」

「あの、人が海に落ちちゃって。彼氏なんですけど、立ち泳ぎしているんですけど岸に全然近づけなくて」

「落ちた方から目を離さずに聞いてください。あなたは今どこにいますか?」

「牧江ふ頭にある公園みたいなとこ」

状況を知った、高千穂は横から新島に指示を出しました。

「新島さん、要救助者を直接医療機関に搬送するからヘリも」

次は雪が加湿器騒動がある、ルミナスの猫カフェ「テール」にいる、若い女性の通報をとりました。

「119番消防です火事ですか救急ですか?」

「あの今、ルミナスのテールっていう猫カフェにいるんですけど、なんか避難しろって流照治けど、ドアのところになにかつっかえているみたいで開かないんです。だから逃げられなくて」

「今そちらは何人いますか?」

「5人」

「分かりました、救助隊向かわせますのでそのまま動かずお待ちください」

「でも早く逃げないとですよね?」

「施設内で有毒ガスが発生した可能性があります。救助隊が到着するまで動かないで下さい。」

「まじか」

「そこに加湿器あるか確認して」

副台から指示を出す、兼下。

「あの今いる場所に加湿器はありますか?」

「加湿器、いやないですけど」

「西区井原町1丁目の1の2横浜ルミナスへ出場中の各隊。ルミナス内の猫カフェテールにて、要救助者がいるという通報あり。内訳は5歳男性1名、18歳女性2名、32歳女性1名、59歳男性1名、計5名です。以上、横浜消防」

その後、与呉は城田(山寺宏一)の電話を撮りました。

「あの私、城田っていうんですけど同僚が草刈り機で足切って通報した。」

「はい、城田さんどうされましたか?」

「同僚の顔がすごい震えてて真っ白になってきてんだよ。」

「出血性のショック症状かも」と副台で与呉に指示を出す、箕輪。

「出血性のショック症状の可能性があります。これ以上体が冷えないよう、出来るだけ温めてあげてください。」

「そんなこと言われてもさ救急車まだなの?ずっと唸っててさ、可哀そうだよ」

「済みませんあと10分は…」

救急車は一番近い距離は工事中のエリアです。

「あの、さっき猫カフェにいた吉沢ですけど。59歳の男の人、胸を押さえて倒れたんです」

「その人、心臓マッサージが必要なんだ。やったことあるかな」

「ないない無理無理。」

「そこにいる他の方は?」

「心臓マッサージやったことある人いる?みんないないって」

横沢は拙いながらも周囲に確認をとりますが、心臓マッサージの経験がある人はいませんでした。

「では私がやり方を教えるので、スマホをスピーカーモードにしてください」

「え?無理だって救助の人来るんですよね」

「命が1秒とかかっているの。」

一方で紗良も雪のサポートをします。

「お願いします、今そこにいるあなたにしか頼めないんです」

「お願いします。」

すると、電話を代わる女性が、ルミナスビルで、59歳の胸を押さえる男性の心臓マッサージをすると買って出てくれました。

「あの電話代わります。私やります!」

「有難う御座います、お願いします」

一方で、与呉が対応している城田は偶然通りがかった女性が電話を代わりました。

「あの私偶々通りがかった者なんですけど…」

「はい」

「救急車ってあとどれくらいかかるんですか?」

「あと少なくとも7分込です」

「じゃあこの人うちの車で運んじゃだめですか?ここからすぐそこの横浜みらい病院まで車なら1分で着きますよね。ねぇパパ!車こっち、この人、病院に連れて行かないとだ!」

なんと、偶然通りかかった女性は、以前、一ノ瀬に父の命を助けてもらった、竹田でした。

「以前、こちらで父の命を助けてもらったので。また同じように困っている人がいたら助けたいって思ったんです」

「横浜みらい病院の救急に確認するね」

「では血には直接絶対に触らないように気を付けて」

「海釣り公園の駐車場、ヘリが到着する場所作れました」

なんと、恋人の直樹が落ちた女性はヘリが到着する場所を設ける為に、駐車場に車を停める人達に指示しました。

救急車が次々と出動され、思うように動かない状況。

「1,2,3,4」

「大丈夫ですか?疲れたた、他のかたに代わってください」

「私、前に何もできなかったから。もう、もう腕が…」

「あの私もやっぱやります。1,2,3,4,5,6,7、8、これで合ってますか?」と吉沢。

「1,3,4,5,6,7,8,9,10…」

「胸の真ん中がしっかり合うように。頑張ってください!大丈夫だから、絶対に!絶対に助けますから!」

吉沢と雪に以前、心臓マッサージが出来るか自信がない女性は協力しあって、倒れている59歳の男性を救助しました。

「今、救助隊がドアを開けますからねもう少し頑張りましょう」

「あのなんか意識戻ったっぽいです」

「呼吸はしていますか?」

「はい、後は隊員の指示に従って下さい。この電話切りますから」

「有難う、お姉さん!」

竹田も城田の同僚を自分たちの車に乗せて、横浜病院に辿り着きました。

与呉は命が繋がった事に胸を撫で下ろすのでした。

その頃、横浜中央消防の市民ラウンジに、道瀬が置いた加湿器がありました。

堂島はそれに気づき、高千穂に状況を報告します。

「高千穂、俺だ」

「堂島さん、今何しているですか?」

「うちの市民ラウンジにもSRの特殊災害対応隊出してくれ。あと警察にも、ここにも道瀬が仕込んだ加湿器が置いてあったんだ。」

「え?」

それに気づいた堂島は、起動前にとめることが出来ました。

「道瀬の本当の狙いはうちだった。ルミナスのNBCですらおとりだったんだよ。」

「そんな…」

「すでに軌道は阻止した。体調不良はなし。市民に避難してもらった」

高千穂は雪たちに、堂島の連絡を伝えました。

「うちの市民ラウンジにも道瀬が仕込んだ加湿器があった。ただ起動前にとめられて要救助者はなし」

「さすがレジェンドあの時点でうちが狙われているって気付いたんだ」

そして、雪の通報を聞き、心臓マッサージをした高校生と吉沢は警察から感謝状をもらいました。

「信じられないです。あんなこと起こすなんて」

「俺達には想像できないことがこれから先もずっと怒る。でもな、この街には俺達と一緒になって誰かを助けようとしてくれる人達が沢山いるんだよ」

堂島は人助けを

恋人が海に落ちた女性のパートナーは無事助かり、紗良にお礼の手紙と写真が送られてきました。

与呉は恋人が溺れた女性の近況を彼女から受け取った状況を微笑ましく見守ります。

「この間の溺れた人?」

「あの後、病院で意識戻って退院したそうです。助けてもらったのはこっちの方なんですけどね」

「あのさ、新島さん。救急行ってもたまにはさ、あいや、たまには無線とかで話すかもね。指令管制員と救急隊として」

「ああ、はい」

「でも他にも話せるんじゃないですか、救急隊じゃなくても連絡とればいつでも」

「え?いいの?」

「私この前やっと分かりました。自分一人じゃ何もできないってこと。命は自分一人じゃ繋げない。助けてって声を一番最初に聞くのが指令管制員だけど、一緒に助けてくれた人たちの声を聞くのも指令管制員なんだって。だからこの先何が起きても大丈夫、絶対大丈夫。今はそう思えます。」

「そうだな」

兼下に気持ちを話す、雪。

すっかり吹っ切れ、新たな意気込みで仕事へ。

「体調は大丈夫ですか?」

「いや花見の場所取りで困っちゃって」

「ちょっとこちらまでは原因は分からないんですが」

「春来たって感じですね」

春らしい通報に、雪や箕輪たちは微笑みます。

紗良は救急へ行き、新しい環境に馴染んでいました。

「英語では痛みの表現が変化する事にも注意が必要ですね」

「119番消防です火事ですか救急ですか?」

「わかりました、救急車を向かわせる住所を教えてください。では救急車を向かわせる住所を教えますのでこちらは切らせていただきますね」

雪たちの通報者の声を聞き、助けを繋ぐ明日はずっと続きます。

119エマージェンシーコール最終回感想・みどころ

ラストコールもハンカチが何枚あっても足りないくらい、心が震えました。

雪が人を救えなかった絶望に葛藤しながらも、姉の小夏の言葉に背中を押され、司令管制員として本当に求められていることは何かに気付けた展開が良かったです。

小夏が雪の仕事の見方を変えるきっかけになった言葉も素敵でした。

「雪の仕事は繋ぐこと。雪のこっち側とこっち側に人がいる」

かつて、言葉を話せなかった小夏が雪に助けられて自分を取り戻し、妹の仕事を尊敬していることが伝わりました。

雪は本当に感受性が強くて、優しすぎるから見ていて、兼下や箕輪たちの心配性する気持ちが分かりますね。

そして今回の商業施設の火災は、加湿器に塩素ガスが30分ごとに発生するように仕掛けた、道瀬の人間性が怖すぎました。

堂島に一方的で身勝手な通報をし、躊躇なく、恋人の命を奪うなど、彼女にはなにかが欠けていると思いました。

どこを見ているか分からない虚ろな表情や、罪悪感や良心を捨てた道瀬の細やかな演技を、演じきった、声優の沢城みゆきさんには是非ともまた別の作品でお会いしたいですね。

以前、父親を与呉に助けられた竹田が、草刈り機中に足を怪我した城田の同僚を助ける、優しさの連鎖に涙が止まりませんでした。

また、雪に文句を言いながら、心臓マッサージがうまくできなかった女性が、雪と再び電話で繋がり、心臓マッサージをして59歳の男性を救助した展開も胸が熱くなりました。

雪たちが巡り巡って助け合いの精神を繋ぐエマージェンシーコールをまた聞きたくなる最終回でした。

 

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