3年A組 ー今から皆さんは、人質ですー

3年A組 ー今から皆さんは、人質ですー 最終回 あらすじ、見どころ!

3年A組 ー今から皆さんは、人質ですー 最終回

放送日:2019年3月

日本テレビ日曜ドラマ

最終回あらすじ

3月9日、すっかり全国民の敵となった柊一颯(菅田将暉)は郡司(椎名桔平)を人質にして屋上に現れ、明日の朝8時に真相を全て話すと告げる。

そして郡司には全国民に話す前に真相を話し始め、きっかけは文香(土村芳)のフェイク動画であったことや自らのすい臓がんが再発したこと、余命1年であることを伝えた。

そして、文香や景山澪奈(上白石萌歌)のようなフェイク動画の犠牲者を出さないよう救済の為に、この事件を決行することにしたと言う。

一方、さくら(永野芽郁)は、澪奈が飛び降りてしまった時に助けようとしたが手を話したことを悔やんで「自分が殺した」と感じていた。

翌日の8時、再び屋上に上がった一颯は真相を話す。

澪奈を死に追い込んだのはSNSでの誹謗中傷ということを、ネット中継で全国民に必死で伝えようとします。

全てを話し終えた後、メガネを外して屋上から飛び降りようとした一颯だったら生徒達に助けられる。

そして、もう一度さくらに「楽になると思って澪奈の手を離したのか」と問う。

さくらは泣きながら「違います、わたしは澪奈に生きて欲しかった」と言いました。

それこそが一颯の聞きたかった言葉で、飛び降りようとしたのはさくらの為の嘘であった。

最後、逮捕される一颯に駆けつける生徒達。

そして病気と戦い抜いたのちに、一颯はこの世を去った。

ついに真相がわかる

まさかの柊が撃たれて終わった第9話、もしかしてこのまま死んでしまうのか?銃撃したのは真犯人とか?と色々予想していましたが、ハズレでした。

郡司と柊が2人で話しているシーンは、ついに真相がわかるかと見入ってしまいました。

郡司は一颯のことをわかってくれそうで「お前、痩せちまったな」の優しさにグッときました。

澪奈のことももしかしたら死んでいないんじゃないかと予想されていましたが、本当に亡くなっていました。

屋上で挙動不審だった澪奈は、文香のように精神を病んでいたのでしょう。

目の前で飛び降りられてしまったさくらも、きっとトラウマになっているかと思います。

大切な友達を助けられなかった後悔とか、自分が殺したと思ってしまうのも当然かもしれません。

でも、この真相を知っていながらも普通に学校に通っていたさくらの精神的な強さには疑問を感じました。

親友が目の前で飛び降りてその後はさくら自身はどうしたのか、をもっと細かく描いてほしかったです。

そのままその場を立ち去ったのか、救急車は呼んだのかもしれませんが警察に事情は話さなかったのかなど細かい設定が雑なようにも思いました。

澪奈の心の闇について

澪奈は死にたいくらい追い込まれていたことが発覚しましたが、その部分のくだりがほとんどなかったので感情移入しにくかったです。

必死に手を掴んでたさくらの表情もあまり苦しそうに見えなかったのも疑問に感じました。

武智先生が精神的に病んでしまった展開で、きっと澪奈もこんな感じだったのだろうと思いました。

回想シーンでの「助けて・・・」は、とても胸に刺さった言葉でした。

今の若者でも自殺をする子も増えていますが、その「助けて」が言えない子も大勢いると思うんです。

まさに現代の若者に向けたドラマだなと思いました。

衝撃の真犯人とは

マインドボイス・SNSユーザーが犯人という結果でした。

画面に向けて一颯が訴えかけているところ、一生懸命に伝えようとしているのが凄くわかりました。

なのに、実際にユーザー達にはなかなかその想いが届かないのが辛かったです。

それどころか「ウザい」「死ね」という言葉を浴びせるばかりで、今の世の中ってこんな感じなのかと絶句してしまいます。

個人的には「言葉はナイフなんか比にならないくらい、鋭く心をえぐってくる」って台詞がグッときました。

言った方はすぐに忘れても、言われた方は嫌なことを言われたとずっと覚えていることってあるかと思います。

それと同じで、何気なくSNSでコメントをしてその言葉に傷つく人がいるかもしれないと考える力が必要でしょう。

それに、ネットで誹謗中傷をする人は自分のストレス発散のためにやっているとしか思えません。

こうして必死に訴えかけても、本当にどれだけの人に伝わっているのでしょうか。

この現代では、ネット上での誹謗中傷に対してももっと対策を考えてほしいと思いました。

ただ真犯人がSNSユーザーというのは、ちょっと納得いかない最終回でした。

これは黒幕はやっぱり武智先生で、もっと捻った結末を期待していただけにちょっと残念でした。

感動の結末

最後にメガネを外して、一颯先生が飛び降りるのが衝撃的でした。

三回忌の前フリがあったから、このまま死んでしまうのかと思ったら助かって良かったと思いました。

さくらの泣きの演技がとてもリアルで、先生が助かった後に「もう一度聞く」「な、そうだろ?」のくだりはもう号泣してしまいました。

そのあとの笑顔の先生も最高に素敵でした。

手錠をかけられて生徒達が駆けつけた時、生徒達に「いい顔だ」って言っている一颯先生が一番いい表情をしているように見えました。

先生も亡くなってしまったし続編があることはないかと思いますが、続編を期待したくなるような素敵なドラマでした。

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