大追跡~SSBC強行犯係最終回あらすじネタバレ
テレビの街頭インタビューに映り込んだ、青いアロハシャツの男が元警察官の加茂雄作(螢雪次朗)の22年前の銃殺事件に関与していることや、捜査一課の中津川と佐倉と別行動をとった、青柳遥(松下奈緒)。
一人娘の美里(今濱夕輝乃)は、遥の元夫で父親の伊垣修二(大森南朋)に、母親と連絡が取れないことを伝えました。
SSBCで、青柳の足取りを追った防犯カメラで確認し、名波凛太郎(相葉雅紀)と共に、現場へ向かいます。
防犯カメラが途切れた付近の雑居ビルに入った2人は、人気のない特殊詐欺グループのアジトに辿り着きます。
その頃、加茂と接触した赤いシャツの男は、兵藤剛士(七瀬公)だと判明しました。
兵藤は佐倉に取り調べを受けます。
(佐倉)(本田大輔)この拳銃を何に使ったんだ。加茂さんを撃ったんだろ
(兵藤)俺じゃないよ!俺は殺してない
間もなく、取り調べの様子を見ていた、中津川は八重樫に伝えます。
(中津川)【宮地真史】兵藤にはアリバイがありました。スナックのママが証言しました。SSBCによると、青柳主任が拉致されたようです。
(八重樫)拉致?
兵藤にはアリバイがあり、遥が拉致された情報も得る、捜査一課。
その中に遥が閉じ込められていると伊垣たちは推測。
(名波)怪しいなー
(伊垣)まるで夜逃げだな
(名波)特殊詐欺のアジト
(伊垣)年金詐欺
(名波)年金?
(伊垣)これアイツがカバンに着けてた
伊垣は、青柳のお守りを発見しました。
SSBCが見つけた映像には、ビルから木箱のようなものを運び出す男たちの姿が映っていました。
(伊垣)ビルの裏通りからの防犯カメラ映像です
(名波)トラックが止まっているのがこのビルの裏
(八重樫)拉致ってなんなんだよ
(伊垣)拡大します
(名波)4トントラックです
(木沢)ナンバー全然わからない
(八重樫)誰か説明しくれよ
(光本)(城)【野村康太】アロハ!
(城)2人出てきた。
(小山田)【高木雄哉】抱えてるのは木箱?
捜査一課長の八重樫(遠藤憲一)は頑固になり、状況が呑み込めません。
(伊垣)あいつが姿を消した1時間後の映像です
次に青柳が誘拐された後の1時間後の映像を確認。
(八重樫)誰か説明してくれって!名波さん
(名波)青柳主任は加茂さんが五反田で追いかけていた男を見つけたんです。そして後を追った。でもその後、連絡が途絶えてしまいました。
(八重樫)連絡が途絶えた?
(伊垣)恐らくあいつは木箱の中です
(八重樫)なんなんだこいつら
(葛原)まだ分かりません
(伊垣)早く見つけないと危ない
(小山田)ナンバーが分からないとNシステム使えない
間もなく、木沢から連絡が。
(木沢)いました!関越乗車道の坂戸西スマートインターチェンジのカメラにあのトラックが映ってました!
木箱があるトラックを見つけ、伊垣と名波は頑丈な木箱を開けました。
青柳が閉じ込められていて、搬送させました。
(伊垣)馬鹿野郎死ぬところだったんだぞ
(名波)熱中症で死ぬ寸前でした
(八重樫)熱中症でミイラになるところだったんだ。勝手に単独行動とりやがってお前。でもまぁ良かった
(伊垣)なにがあったか説明できるか
(青柳)すみませんでした。男にナイフを突きつけられたの。背後だったら顔は見てない。頭を殴られて、気が付いたら真っ暗の中で縛られてて…走る車だったってことはわかる
(伊垣)他に何か覚えてることは?
(青柳)車が止まって、人が下りる気配がして、男の声が聞こえた。ささざきさん?さかざきっさんに連絡だって。またあなたに助けられるとはね
(伊垣)心配したんだぞ。なんでそういう言い方しか。俺達が見つけなきゃ本当に死んでたんだぞ
(青柳)美里を置いていけるわけないでしょ。ありがと、ほんとにありがと。
伊垣は青柳が監禁された状況を名波に報告。
(伊垣)室温60度のトラックに放置してゆっくり殺すつもりだったんだ。絶対に許さない。逃げ切れると思うなよ
一方、伯父の久世官房長官(佐藤浩市)から、SSBCを創設した理由と22年前の事件について聞いた名波。
SSBCで調査に戻ります。
(城)トラックが見つかった現場付近の防犯カメラ映像です
(小山田)五反田でトラックで青柳主任を乗せた男と服装と髪型が同じように見えます。しかしタクシー会社を特定し、一人は池袋西口、もう一人は新宿南口で降りたそうです。
(城)池袋と新宿の防犯カメラ映像をチェックします
(葛原)2人ともはっきり顔が分かるな
(光本)そうなんですが…
(仁科)顔認証にかけてもどちらも警察のデータにはないんです
(葛原)正体不明?
青柳はすぐに仕事復帰。
(青柳)ご心配をおかけしました。
(八重樫)お前、体調まだ戻ってないだろ
(青柳)大丈夫です。あのビルは調べてくれた?
青柳は中津川と佐倉に自分を誘拐した犯人のアジトについて調べはついているか確認をとりました。
(佐倉)あの3階の部屋はやはり年金詐欺グループのアジトでした。ただ指紋は一つも残っていません
(八重樫)それからお前が聞いたささがきもしくはさかざきだが、2人の男がヒットした。お前が尾行したのはその2人のうちのどっちかか?
(青柳)申し訳ありません。後ろ姿しか見てないです。分かりません
SSBCの追跡も続きます。
(木沢)池袋でタクシーを降りた男は、地下鉄で銀座、さらに東銀座で乗り換え、大門で降りました。
(光本)新宿で降りた男は、神保駅で乗り換えて芝公園で降りました
(仁科)どっちも港区?そこに別のアジトがある
(葛原)伊垣君達に大門と芝公園の防犯カメラ映像探してもらいましょ
伊垣と名波、城と小山田は防犯カメラを特定。
特殊詐欺グループのリーダー、坂崎龍(板橋駿谷)と弟の蘭(渡邊圭祐)が22年前の事件に関わってることが判明しました。
さらに、坂崎と特殊詐欺グループの仲間がキャバクラにいることを特定しました。
(木沢)2人とも同じ店から出てきました。新橋のテラロッサという会員制のバーです。
青柳を誘拐した坂崎がいるキャバクラを特定した、青柳、佐倉、中津川含む捜査一課。
(佐倉)動くな
(青柳)そんなミイラを大発見したみたいに驚かないでよ。あなた私のこと覚えてるわよね?坂崎さん
青柳は坂崎を取り調べます。
(青柳)9月11日どこにいた?五反田にいたんじゃないの?年金詐欺のアジトがあった五反田に
青柳の取り調べの様子を見守りながら、坂崎龍の証言を待つ、伊垣、名波、八重樫
(坂崎)覚えてない
(伊垣)こいつが加茂さんを
(名波)位置情報がオフになっていました
(佐倉)お前は相手が刑事だと分かっていて拉致したのか?あの人が刑事だって知らなかったのか?もしあの人が死んでいたら、5年10年じゃすまなかったぞ
佐倉と中津川は坂崎の仲間に脅され、固まります。
(中津川)年金詐欺だと分かっていてやっていたのか?拉致したのも全部、坂崎の命令なんだろ?
(青柳)仲間が自白したって。私を誘拐したこともあそこで年金詐欺が行われていたってことも
しかし、仲間の自白だけではまだ逮捕状がとれません。
(伊垣)仲間が自白しただけじゃまだ逮捕出来ない
(八重樫)分かってるよ!
(坂崎)俺は何も答えない
(青柳)本当はビビってるんでしょ。22年前のホームレスを殺したこともばれるんじゃないかって
捜査一課では、八重樫は坂崎の身辺を調べるように指示。
(中津川)坂崎龍の自宅からは拳銃が見つかりませんでした。
(八重樫)あの野郎、どこに隠してんだ!坂崎龍の家族、親族、、知り合いを徹底的に調べろ
SSBCは、坂崎龍の弟、蘭を坂崎のSNSで特定しました。
(伊垣)弟?
(青柳)戸籍を調べたら坂崎龍には4歳下の弟がいたの。名前は坂崎蘭。でも居場所が分からない、住民票の住所にはいないの
(光本)また怪しい奴が出てきましたね
(仁科)弟か…どうやって調べます?
(木沢)坂崎龍がSNSに何か情報をアップしているかも
(小山田)40にもなって遊びまわってるな
(城)年金詐欺で設けた金がありますからね
(青柳)弟はどこかに…
ふと、光本が写真を指差しました。
(光本)うわぁ!あれ。
(伊垣)あれが坂崎蘭
弟の蘭は小学生時代にハッキング能力が高く、「天才ハッカー」と持て囃されていました。
そのことを情報分析の木沢が皆に説明します。
(木沢)坂崎蘭は、現在36歳。少額6年生の時にコンピューターゲームを自作したという記事があります。え?ネットの世界では天才ハッカーと呼ばれてた?
(葛原)いつのまにか知られるようになってきたのかなー他人のコンピューターに入り込み、情報を盗んだりウィルスをばらまく連中
ここで、名波があることに気付きました。
(名波)ハッカー…そうか
(伊垣)そうかってなんだよ言えよ
名波は伊垣に、伯父の久世官房長官から聞いた22年前の事件の真相をゆっくり打ち明けました。
(名波)22年前の事件には裏がありました。伯父から聞いたんです。当時伯父さんは警視庁組織対策本部でした。
伯父の久世官房長官(佐藤浩市)と22年前の事件について話していた、名波。
(久世)殺されたのはホームレスじゃない。ホームレスに扮した捜査員だったんだ。私が張り込みを命じた私の部下だった。
(久世)7月8日の深夜、北新宿七丁目公園で、広域指定暴力団九条組の覚せい剤取引があるという情報が入った。ホームレスに変装させた捜査員15名を配置した。ところが…捜査員たちはそのまま若い男を見失った。その騒ぎを見ていたんだろう。ヤクザも現れなかった。問題はそれだけじゃなかった。
(名波)その拳銃は2日前に警察官から強奪されたものだった
(久世)勿論それもある。だがその前にその若い男は、なぜあそこで覚せい剤の取引があること知ってたのか
(名波)警察から?
事件当時、捜査中に張り込んでいると、部下の一人、江野口が単独で動き、犯人に話しかけました。
(江野口)俺が行く
(男)なんだよ来るなよ
(江野口)お兄さん危ないって早く帰りな
(男)なんだよ。今からここに金が運ばれてくるんだよ。1億。それをいただきに来たわけ、
(江野口)なんで知ってるんだよ。来い
江野口は男に首を撃たれて、死去しました。
久世は話を続けます。
(久世)何故あそこで取引があることを知っていたのか?私はそれを一番恐れた。どんなに調べても警察内部に情報を漏らした人はいなかった
伊垣と名波。
(伊垣)ハッカー…坂崎蘭
(名波)天才と呼ばれるほどのハッカーなら警察内部のシステム、もしくは捜査員のパソコンに侵入して、情報が掴めたのかも
(伊垣)そして坂崎龍がその金を奪おうと考えた
(青柳)まさか暴力団から金を奪おうなんて
(伊垣)お前聞いてたのかよ。
(青柳)10代の子がそんなこと考える?
(名波)子供だったからじゃないですか、怖いもの知らずの
(葛原)坂崎蘭を捕まえる?
(木沢)共犯者ってこと?
(仁科)【丸山礼】どういうこと?
名波はここからは単独で動こうとしていました。
(名波)何も聞かずに捜査を進めていただけませんか?お願いします
(葛原)名波君、いくら君が警察庁から出張してきたキャリア組でもあなたはSSBCのメンバーですよ?情報を共有せずに、捜査を進めろってのはいかがなものでしょう
部下思いの葛原がさすがに名波を注意しました。
(伊垣)名波ここにいるのは信頼できる仲間だ。やっぱり隠し事はやめよう?
(名波)分かりました。このことを知っているのは伊垣さんと僕と青柳さんしか知りません。八重樫さんはまだ知りません。SSBCだけの情報共有事項にしていただけませんか
そこで、名波は坂崎兄弟が22年前の事件と関連があると伝えました。
(名波)つまり22年前から始まった一連の事件の発端に坂崎蘭がいると考えられます
(伊垣)坂崎蘭を捜そう。奴を見つければ俺達は真相に辿り着くことができる
(木沢)この写真の中にヒントが隠れてるかも
(名波)坂崎蘭の住所がわかるんですか?
ここで、伊垣が、寿司屋のコースターに目を付けました。
(伊垣)コースター
(木沢)180度回転、っと…
(伊垣)寿司、上月
(木沢)これでいけるんじゃないですか
間もなく、青柳が寿司屋に行くと、寿司屋の店長は、坂崎兄弟の自宅に出張で呼ばれたこともあったとのことです。
(寿司屋)ああ、坂崎兄弟ね。今でも弟さんはよくいらっしゃいますけどね。その写真、私が撮ったんです。
(青柳)蘭さんは?住所はご存じですか?
(寿司屋)自宅に呼ばれて寿司を握ったことがありますよ
中津川と青柳は、豪邸に住む、坂崎蘭と対面。
(蘭)お聞きになりたいことは何ですか?
(青柳)お兄さんに会ったのはいつですか?
(蘭)最後に会ったのは5年前です。どうしてこの写真…兄とはもう連絡とっていませんから。
(青柳)蘭さんは何のお仕事をなさってるんですか?
(蘭)株とか仮想通貨です。
(青柳)これなんですか?
(蘭)僕が今まで使ってきたパソコンです。
(青柳)随分古いものもありますね。初めてのパソコンとか。幾つの時に使ってたんですか?
(蘭)小学5年です
(青柳)あなたは天才ハッカーと言われていたそうですよね。ネットの世界でも有名で
(蘭)ハッカーって。僕は悪いことをしたことありません。そういうイメージは…違いますから、ハッカーは
蘭は、自分がハッカーだからと、青柳から犯罪に加担していると疑われていることに嫌悪寒を示すのでした。
SSBCに戻り、技術支援の光本に報告する青柳。
(青柳)坂崎蘭が11歳の時から使っているから25年物。データは復元出来るんじゃない?
(葛原)その前に現物がここにないとな
(名波)復元できるかな
やがて、蘭が25年前から使っていたパソコンを押収した捜査一課。
(八重樫)坂崎蘭?
(青柳)坂崎龍の弟です。住んでいるのはタワーマンションの最上階。拳銃はそこに隠されているのかも
(八重樫)それ誰の情報だよ。それなら間違いないだろ?がさ状とれ
(青柳)しょっちゅう弟とは会っているって。あちこちで
再び、蘭を訪ね、家宅捜査する青柳達。
(蘭)なんだよ。おい待てよ
(青柳)あなたは動かないで
SSBCでパソコンを押収し、光本がデータを解析。
(伊垣)22年前のパソコン生きてるか
(光本)生きてます
(木沢)さすがパソコンオタク
(小山田)さすがパソコンの鬼
(青柳)22年前2003年頃のデータ見せて
(光本)このパソコンをハッキングに使ったとしたら、何を調べればいいんだろ。
(木沢)トロイの木馬みたいなソフトウェアをメールで送るのが一般的
(光本)22年前のデータはかなり削除されてますね。なにこれ?おくたごん?
(木沢)聞いたことないソフトウェア
(葛原)ウィルスじゃないでしょうか?データを盗み取る
(木沢)いろんなところに送ってる。官公庁、銀行、商社
(伊垣)坂崎蘭が送ってるのか
(名波)14歳で?
(青柳)送り先に警察関係者いない?
(伊垣)MIshizawa?
なんと蘭は警視庁、銀行に、データを送り、石沢雅史という元警察官からのパソコンにウイルスを仕掛けて、情報を仕入れていました。
(木沢)この人ですね。石沢雅史。当時、組織犯罪対策部にいた捜査員。2015年前に退職して3年前に亡くなっていますね
(青柳)じゃあ坂崎蘭はこの人のパソコンに侵入して情報を盗んだ?
しかし、石沢は3年前に亡くなっていました。
そこへ八重樫がやって来ました。
(八重樫)情報?お前らこそこそ何やってんだ。なに勝手に調べてるんだ。名波さん、これどういうことですか?
八重樫は名波に状況を問いかけました。
(名波)わかりました。情報をお伝えします。一課長にまで黙って捜査を続けるのはやっぱり無理です。これから僕が言うことは決して誰にも言わないでください。
(八重樫)誰にも?内容によっては
(名波)八重樫さん!僕の伯父は
(名波)(八重樫)元警察庁長官で現内閣官房長官、久世俊介です。そして僕は国家公務員総合職採用試験に合格して、警察庁に入庁したキャリア官僚です。3年後には昇進して恐らく警察庁で局長、あなたの上司になります。私の上司になります。
(名波)秘密を守れなかったら承知しませんよ。約束してくれますね?
名波から聞いた22年前の事実に、違和感が消えません。
(八重樫)ホームレスが捜査員だった?
そこへ、記者の清水琴音(水嶋凛)らに囲まれました。
(琴音)一課長。。今回事件で使われた拳銃は22年前のホームレスっ殺害事件で使われた拳銃だったっていうのは本当ですか?
(八重樫)今はだめだね、気分乗らないで喋るのは
名波は、久世といつもの居酒屋で話し合いました。
(名波)北新宿七丁目公園で、広域指定暴力団九条組が覚せい剤取引を行う。そこで1億円の現金が渡される。当時、その情報は、組織犯罪対策部の捜査員の中でのみ共有されていた。その中にに石沢まさしさんという人がいましたよね?石沢さんのパソコンから情報が漏れたんです。当時、14歳の坂崎蘭の仕組んだウィルスソフトによって。それを聞いた、兄の龍は1億円を奪おうとしていました。坂崎龍は加茂さんを襲って拳銃を奪い、北新宿七丁目公園に乗り込みました。幼稚で無謀な犯行です。拳銃一つで暴力団の金を奪おうとしたんですから。そこにホームレスに扮した捜査員がいることも想像していなかった。これが22年前のあの事件の全容だと僕たちは考えています。
(久世)警察の機密情報が14歳の少年に盗まれたのか
(名波)相手は天才ハッカーだったんです。そして今回加茂さんを撃ったのもあの時の坂崎龍です。まだ決定的な証拠はありませんが。
(久世)しずさんお疲れ様。ここのところ麦茶でばっかり申し訳ない。凛太郎、お前をあのチームにいれた甲斐があったよ
青柳と伊垣は屋上で坂崎兄弟の状況について報告。
(青柳)坂崎蘭の自宅に拳銃はなかった。坂崎龍の犯罪を立証するためには何が何でもあのっ拳銃を見つけなきゃ
(伊垣)まぁ本人は絶対に自供しないけどな
(青柳)東京湾に投げ捨てられてたらアウト
(伊垣)22年間も持ち続けてきたんだ。捨てられるわけがない。アイツの宝物だろ。坂崎龍は加茂さんに追われていた時、拳銃を所持していた。でも常日頃から持っているはずがない、持ってたら職質されるからな
(青柳)追われていることに気付いてた?拳銃は五反田に会ったってこと?
(伊垣)年金詐欺のアジトだろ。加茂さんを撃った後、どこかに隠した。それを捜すのが俺達SSBCの仕事だ
(青柳)じゃあ私はあの兄弟を
間もなく、蘭を取り調べる青柳
(蘭)どうして僕を取り調べを受けなきゃいけないんですか?ですか?パソコンも返してくださいよ
(青柳)お兄さんとは5年前に会っていたんだよね?お兄さんが年金詐欺をしていたことも知らないの?
(蘭)年金詐欺?そんなことやってたんですか?本当に知りません。本当です!
(青柳)じゃあ、元警察官を撃ったことは?ニュースでやってたでしょ。五反田の事件もお兄さんが被疑者よ。今、取り調べ受けてる
(蘭)えええ?僕は関係ありません!それで僕を疑うなら
(青柳)使われたのは、ニューナンブN60。22年前に警察官から奪われてホームレス射殺事件に使われた拳銃。それは知ってるわよね?
(蘭)知りません
ここぞとばかりに、青柳は蘭を問い詰め、彼の更生を願いながら、罪を認めさせました。
(青柳)知らないわけないでしょ!あなたが始めたことよ?22年前、あなたはハッキングした情報を坂崎龍に教えた。そこからすべてが始まったの。あの時あなたは14歳だった。あなたは遊び半分だったかもしれない。でも、その遊び半分で、一人の人間が死に、一人の人間が生死の世界を彷徨ってるの!私を見なさい!とんでもないことをしてしまったって、わかっているでしょ?ずっと震えて生きてきたでしょ。あのタワーマンションでたった一人で。このまま死ぬまでそうやって生きてくの?それでいいの?
(蘭)僕は悪くない。いやだ!いやだ!いやだ
(青柳)じゃあ、話して。何もかもすべて。
間もなく、蘭が大崎駅で下車して、3分滞在していたことが分かりました。
(光本)坂崎龍のスマホに電車の乗降記録が残っていました。加茂さんが撃たれた夜、彼は自宅に帰る前に大崎で降りています。
(葛原)大崎?自宅とは正反対ですね
(木沢)3分で何が出来るっていうんだよ
(伊垣)3分?コインロッカーだ
青柳は、坂崎龍に、蘭との5年前のメールを見せました。
(青柳)坂崎蘭のスマホに削除されていたデータがあったの。これ、あなたと弟さんの5年前のやり取りね。弟があなたに愛想をつかす様子がありありと目に浮かぶわー。興味深いのはこの次。あのピストルってなに?22年前、警察官を撃って奪ったピストル?ホームレスを撃ち殺したピストル?あいつが何?俺を裏切りやがって?坂崎蘭は初めて、自分自身と向き合った。あなたも自分自身に。
メールには蘭が、必死の思いで兄の龍の犯罪に加担することに抵抗しているやりとりがありました。
(龍)【金くれ100万】
(蘭)【いい加減にしろよ。もう連絡してこないでくれ。関わりたくないんだよ、あんたみたいなやつと】
(龍)【馬鹿に住んじゃねぇぶっ殺すぞ。俺はまだあのピストル持ってるんだ】
(蘭)【処分してなかったのか。ありえない何考えているんだ】
(龍)これがなんだっていうんだよ。うるせぇうるせぇうるせぇ
(青柳)殺人に時効はない!あの時あなたが未成年だったとしても罪は免れない。そしてあなたは今も罪を重ねてる。あなたに銃を奪われた元警察官を撃ち、私を拉致した。
(龍)どうして俺がやったって言いきれるのか?俺の顔見たのか?証拠はどこにあるんだよ!
伊垣と名波は、五反田で事件が起きた時の大崎駅の防犯映像を見せました。
(伊垣)五反田で事件が起きた時の大崎駅の映像だ。お前だ
(名波)そして紙袋に入っていたのは…
大崎駅のコインロッカーに、N60の銃を隠していた、龍。
(青柳)この拳銃を鑑定します。五反田の事件で使われたものと分かればあなたはもう言い逃れ出来ない。22年前の事件についても調べます
(龍)てめぇ
青柳に掴みかかる、龍を伊垣が止めます。
(伊垣)やめろ!お前には22年の時間があったんだ。まっとうな人間に変わろうと思えばできたはずの時間だ。裁判でどんな判決が出ても、お前に誰も同情しない。それはお前自身が自分に下した罰だからだ。
伊垣が夜、加茂の見舞いに行くと、加茂が意識を取り戻しました。
(加茂)伊垣君、俺は生きてる
(伊垣)そうですよ。死んでいたら困りますよ。加茂さんには報告したいことがやっまほどありますから。加茂さんの拳銃見つかりましたよ
(加茂)そうか、そうか…
八重樫は記者たちを無視して、捜査状況を説明。
(八重樫)9月5日に起きました元警察官っ銃撃事件の被疑者、坂崎龍、40歳を逮捕致しました。坂崎龍には平成15年7月に発生した警察官襲撃及び拳銃強奪、さらにホームレス殺害事件、さらに年金詐欺もあり、取り調べを続けています。
(清水)一課長、22年前の事件に隠された謎は?
(八重樫)みんななんでそんなこと言ってんの。誰が言ってるの?
(琴音)なにみんな子供みたいなこと言ってるの?
(八重樫)あ、青柳から合図が来たでしょ。青柳が来たら、終わりだよっていう合図なんsです。終了から
伊垣は、詐欺被害に遭った一般人女性、川内恵にお菓子を持っていきました。
(伊垣)年金詐欺の犯人が見つかりました。
(川内)いつ戻ってくるの?私の年金
(伊垣)それは川内さんの年金がいつ盗まれたのかはっきりしませんし
(川内)そんなのおかしいでしょ。
(伊垣)損害額はいくらなんですか
(川内)2万3千円
名波と久世は江野口のお墓参りをしていました。
(久世)やっと江野口に報告できた。22年間長かったな
(名波)おじさん、1つだけ解せないことがあります。亡くなったホームレスが捜査員だったこと、伯父さんの部下だったってことは想像もしていませんでした。でも殉職される警察官は他にもいます。おじさんがこの事件にこだわっていた理由が分からないんです
(久世)警察官から奪われた銃で警察官が殺されたんだぞ。しかも当時最大だった広域暴力団を取り逃がしたのがおまけつきだよ。こんなみっともない話があるか。それがもしばれたら国民の信用を失い、警察内部では何人ものクビが飛ぶ。俺の首も飛ぶ。ほっとしたよ本当のことがわかって。坂崎蘭は14歳。ハッキングの時効は3年だ。これで安心して眠れる。もうこのことが世に出ることがないだろ。権力を持つ人間という者はな、常に物事の裏で何が起こっているか知らなきゃいけない。逆に知らないということは恐怖だ。常に自信に満ち溢れ怯えている。それが権力を持とうとする人間の宿命なんだよ。凛太郎、お前もいずれ身をもって分かるときがくる。あいつをがっかりさせてしまったかな
2人の話を聞いていた葛原が声を掛けました。
(葛原)失望したとしても名波君は変わりませんよ。彼の正義感と純粋さは決して変わりません
(久世)諸刃の剣だがな。凛太郎のこと頼むよ。葛原。SSBCも
(葛原)別班ですから。別班のカラーどんどん出していきます
名波は居酒屋で、女性店主、しず(白川和子)から久世の話を聞きました。
(しず)加茂さんが撃たれた日、あんたの伯父さんはそこに座ってずっと黙り込んでた。一言だけ呟いたよ。死ぬなよ、加茂さん。22年前の真相を知りたいだけなら、加茂さんが死のうが助かろうがどうでもいいはずだっろ。本当のことは言わないのよ、。将来、総理大臣になる人は
伊垣たちは、きびだんごを食べ、ひと事件解決後の束の間の休息を得るのでした。
(光本)城くんの実家から送られてきたんです。
(城)皆さん沢山ありますので食べてください
(青柳)美味しい
(名波)青柳さんが一緒にスイーツ食べるの珍しいですね
(青柳)そうだ私、表彰状持ってきたんだった
(伊垣)いやいやもういいってそれ
(八重樫)きびだんごうまそうだね。捜査一課の俺がSSBCできびだんごなんか食べれないよ
(名波)いいじゃないですか
(葛原)岡山名物…
(木沢)黍団子で御座います
(伊垣)一課長も食べてくださいよ
(八重樫)黍団子で乾杯って
大追跡~警視庁SSBC~最終回感想・みどころ
青柳が無事、救われたことがまず本当に良かったですね。
犯人の坂崎兄弟は愚かでしたね。
兄の龍はどうしようもないけれど、弟の蘭は、青柳が母親のように問い詰めて、兄を断ち切ることができそうです。
最初は、兄のことも事件のこともしらばっくれていましたが、彼にまだ理性があったことが救いでした。
久世にとってはひどい亡くなり方をした江野口にようやく事件が片付いたことを報告出来ましたね。
伊垣にとっても、加茂の心がようやく安堵する結果となりました。
加茂が無事助かったこともほっとしました。
微笑ましく黍団子を食べながら、新たな事件に向かうSSBCの活躍をまた追いかけたい最終回ですね。