BG身辺警護人傑作選3話あらすじ・ネタバレ
章は自宅で息子と一緒に家でくつろいでいた頃、緊急、出動の要請が。
そこで、慌てて職場へ戻る章。
職場に集まった、島崎章(木村拓哉)ら日ノ出警備保障の「身辺警護課」のメンバー達。
一度は、身辺警護課から退いた高梨(斎藤工)も復職が決まり、彼らに命じられた新たな依頼は、「人気タレント・かのん(三吉彩花)に支給する現金一億円の警護」でした。
かのんは突如、ある理由で引退したいと発言した以降、行方をくらましたかのんを連れ戻すためだと、かのんの事務所の社長、坂東(西村まさ彦)は章たちに伝えます。
そこで、現金輸送車で勤務阿していた高梨を責任者にして、かのんに会うため、車で出発するのですが、行先も分からない仕事に彼は不信感を抱いていき・・・。
その頃、清田のことで悩んでいた大臣の立原愛子(石田ゆり子)落合(江口洋介)に、今のボディガード、清田との相性が悪いことを相談していました。
愛子が以前、章にひっそりと単独で会って、自分のボディガードになってほしいことを頼んだことを落合と清田にとがめられた愛子。
そこで、清田に席を外してもらってから、清田はやはり合わないから、民間のボディガードで自分を助けてくれた章に変えてほしいと頼みます。
落合は困惑した表情を浮かべますが、今の自分に必要なボディガードは、細やかな警護をしてくれる民間のボディガードだと言われ、言葉を失うのでした。
ようやく、現金一億円の運び先を明かした坂東。なんと、かのんは自ら行方をくらましたのではなくて、昨日、犯人から連絡があって誘拐されていたのです。そのことをあえて隠して、章たちに依頼していた坂東。
警察には知らせないで引き続き仕事をしてほしいと訴える坂東に、章は違和感を覚えます。
かのんのことを警察に通報したほうがいいと章たちは思いますが、警察には断固として通報しないことを訴えた社長。
社長は、かのんが誘拐された事実が世間に知れ渡ることを恐れていました。それが公になれば、かのんは芸能人として終わりなのだと。
高梨はこのことで、人の命とタレント生命どちらが大切かと社長に意見します。
すると、社長はかのんは命で、タレントとしても人としても大切だと答えるのでした。
しかし、犯人から、章たちが一緒にいることがバレてしまいますが、慌てて坂東社長は「自分は心臓が悪いからマネージャーに同行してもらっている」と慌てて誤魔化しました。
犯人は章と高梨の正体を分かっていて納得したふりをします。
その後、身代金の受け渡しのために、ショッピングセンターへ向かった3人。
章たちは急いで一刻も早く、かのんの救出に葛藤していると、一人のガラの悪い男にぶつかりました。
高梨は男の態度に思わず、ボディーガードの技術で倒そうとしますが、それを章が阻止。
坂東は本当に心臓が悪く、一度、生死をさまよいかけた過去もあると章と高梨に話しました。
ふと、犯人から連絡が。
章たちのことを彼は警察と思っていて、警察ならばかのんの命が危機であることをほのめかしてきました。
そこで、章は電話を代わり、自分達はボディガードであると正体を伝えました。
すると犯人は、章に無謀な挑戦ともいえることを命令。
今いる場所から特定のイベント会場まで走ってこいとのこと。
その後、かのんと連絡をとった章。
かのんは、「彼」こと犯人にお金を渡せば解放してもらえると怯えている様子。
そこで、章は、かのんが誘拐されたことは、かのんとかのんの関係者による共犯だと察知。
実は、かのんを誘拐したのは、彼女の元カレ、野々村でした。
学生時代の同級生で、かのんは彼と結婚を考えていましたが、坂東がかのんのことを心配して無理やり別れさせた相手でした。
野々村は性格が良くない男として知られていたからです。それだけでなく、野々村は古着屋を元々、経営していたものの、失敗。
さらに、野々村は借金を多額に抱えていて、その返済のめどがたったと、SNSで投稿していました。
かのんも、誘拐前に、SNSの「裏アカウント」で、今度こそ野々村と普通に暮らせる、幸せになれると甘い夢を見ているのが伝わる内容を投稿。
今回の誘拐は、かのんと野々村が最初から組んでいた事、かのんは野々村に弄ばれていることを章たち身辺警護課は察知。
坂東は怒り狂い、どれだけ今まで、我が儘で演技がだめな、かのんの為に、関係者へ頭を下げてきたかなどと感情を爆発。
かのんは野々村(平埜生成)を信じすぎていて、彼が好きだという恋愛感情で心も脳もいっぱいでした。
かのんと野々村が乗っている車に、章たちにぶつかったガラの悪い男が。
実は、野々村と彼が手を組んでかのんを利用していたのです。
そのことに気付いたかのんは事実を知って自分の愚かさにも失望。
ですが、かのんに対し2人は「もし、抵抗すれば、かのんが芸能界引退に繋がりかねない、野々村とのいかがわしい交際写真」をばら撒くと脅迫。
やがて、かのんが章と対面し、章に対し、身代金が入ったバッグをその場に置いてほしいと言います。
かのんは野々村たちに脅迫されていて、自分の言う通りにしてほしいと泣きながら訴えます。
お金の受け渡しの際に、章はあえて、橋の上に置きますが、お金が入ったバッグは滑り落ち、それを取りに行った章はあわや、橋から落下しそうに。
しかし、章は抜群の機転を利かせ、なんとかウエストの手錠をかけてなんとか落下防止。
犯人の野々村とその相棒である章たちにぶつかった男は、一億円がパーになると大慌て。
ですが、章は自力で這い上がり、かのんを保護。
その後、刑事たちからボディーガードが、かのんのことで関わったことに関し、厳しい尋問を受ける章と高梨は黙秘。
いっぽうで、かのんは今回のことで自分が野々村と共犯であることを隠すため、警察に対し、「自分はどっきり企画だと思っていて、犯罪に巻き込まれるとは思わなかった。」、「かのんは世間知らずで純情。だからこそ悪い男に騙された」と話しました。
その頃、警視庁SPの落合(江口洋介)は厚生労働大臣の立原愛子(石田ゆり子)から民間の警備会社の章に警護を依頼することを伝えられ、ショックを受けます。落合は章を探して急きょ、日ノ出警備保障を訪ねます。
落合はもう一度、愛子に今後、日ノ出警備保障には関わらないようにと釘を刺しますが、愛子が首を縦に振ることはありませんでした。
そこで、愛子の特別警護をしてくれるよう、村田と連絡をとりました。
次回、特別任務で、愛子を守ることになった章たち「日ノ出警備保障」の活躍を来週もお見逃しなく!
BG身辺警護人傑作選第3話感想・見どころ
今回の事件は、やはり誘拐でした。
だいたい、身代金の受け渡しが関連していることに関して、社長と犯人のやり取りが怪しい
かのんがいくらわがまま放題とはいえ、勝手にいなくなることはまず、ありえないでしょう。
かのんは野々村に良いように利用されているとしかいえません。そもそも、野々村が更生して、かのんに結婚をもう一度、考え直してくれるわけがないと思いました。
かのんってちょっといい大人にしては世間知らずすぎますよね。
章たちの連携プレイは健在で、とくに、いつもは対立しあっている高梨と章が少し協力したところはほっとしました。
かのんと坂東が自分達の為に、今回の事件に関し、かのんは無関係ということにしましたが、私としてはかのんも自分の罪と世間知らずが災いして、坂東や応援してくれる人達を裏切ったことを反省してほしかったなぁ。
いっぽうで、章たちはとうとう、立原の身辺警護にあたりますが、次回、立原がどうしても章たちに依頼した動機も解明するので、来週が楽しみな3話でした。