BG身辺警護人傑作選4話あらすじ・ネタバレ
日ノ出警備保障の社長、今関(永島敏行)から、「非常に重要かつ極秘の任務」とのことで、村田(上川隆也)と共に、ある場所へ向かった、章(木村拓哉)。
そこで、厚生労働大臣の愛子(石田ゆり子)から、個人的な身辺警護の依頼を受けます。
「生きるか死ぬか、私の人生がかかっている」意味深に、落合と章に告げた立原愛子。
ケイリントンホテルへ行き、「ある人」にどうしても会いたいとのこと。
対立している会長との会談を持つ為、警視庁SPの落合達に知られることなく、外出したいというのです。
内緒でその「会いたい人」に接触すると、愛子が選挙で不利な立場になるからということもSPに隠したい理由の一つでした。
人間ドッグに入る病院から抜け出し、3時間以内に戻るというハードな依頼でした。
章はその日の夜、息子、瞬(田中奏生)から、元妻から連絡があったと知らされました。
章よりも、若くて容姿端麗、研究をしている裕福な恋人ができたという章の元妻。
それ以上、瞬に聞こうとすると、思春期で反抗期真っただ中の彼は、章との会話をやめてしまいました。
同じ頃、五十嵐(堀内正美)の接待に応じていた立原は、会食でまた嫌みを言われてそれに堪えていました。
任務当日、病院へ到着した章たち、身辺警護課。
章、村田(上川隆也)、沢口(間宮祥太朗)らは、現場に到着し、まゆと高梨と連絡を取りながら、愛子を無事、送り届けられるように見張ります。
しかし、会社で待機していた、章たちの仲間の一人、高梨(斎藤工)は、愛子の外出理由に違和感を抱き、そのことを現場に知らせるよう、菅沼(菜々緒)に指示します。
章もまた、愛子の動きに不信感を感じ、本当の外出理由を話してくれるよう、伝えました。
新しいSPの毛利(森田甘路)が、前任の清田(桜井聖)に代わり、落合(江口洋介)に頼まれて警護しますが、彼はあっさりと愛子の言う通り、愛子が人間ドッグの治療中の間、待機しているように言われました。
その頃、病院では愛子がいなくなったことが分かり、大騒動に。
SPの落合、毛利、前任の清田の3人は、愛子のことについて何か知って良そうな予感がする、秘書の坂上(桜井聖)から、愛子が結婚披露宴の招待状を持っていたこと、そして、数日後に、章たち、日ノ出警備保障の面々に会っていたことを知ります。
章たちが追及すると、愛子は好きな人がいて、その人との密会の為だと言いますが、真昼間に密会をするというのは違和感があると章は指摘。
落合たちが菅沼まゆと高梨を訪ねます。
そこで、章たちが愛子を連れて、抜け出したことがバレていることがわかりました。
それによって、清田が所轄と連携し、検問をかけて、わざと、章たちの行く手を阻止。
その頃、章は道路工事の警備員だった経験を活かし、トンネルに愛子を連れて行って地上への通路に。
やがて、愛子は大学2年の時に妊娠し、相手も学生で、開業医夫妻の元へ養子に出した娘がいることを伝えました。
医学部を無事、卒業した26歳になった娘の結婚式へ行こうとしていたのです。
その娘は、優衣と名付けられ、大切に育てられてきたとのこと。
とうとう、現場の結婚式場に到着した2人ですが、落合に見つかってしまいます。
落合は愛子の腕を引っ張り、連れ帰ろうとしますが、彼女は拒否。
「私の人生の生きるか死ぬかにかかっている」と、愛子は落合に反発し、彼に5分だけ時間をもらえないかと頼むのでした。
その前に、愛子は、出産育児金に関する事案で意見が食い違うどころか無理解を示し、愛子が女性の政治家であることから、差別する医局の会長、富川(中尾彰)を訪ねました。
彼が新郎側の主賓だったからでした。
愛子はそれでも懇願し、頭を下げて、娘の優衣の結婚式に少しでも参加させてほしいことを頼みます。
表で待機していた章は、今後、愛子に関わらなければ、今回のことを公にしないと落合から通告されて反発。
結局、落合に車に乗るように言われ、連れ戻されようとしていた愛子ですが、章はせめて、優衣の結婚式の様子を車から見守れるように配慮してくれました。
そのことで、我が子の晴れ姿を無事、愛子は見送ることができました。
そんな章の背後に怪しい人影が・・・それは、かつて、章がボディガードをしていた頃に担当していた元クライアントで、スポーツ選手だった河野でした。
河野は憎々し気に章のことを付け狙い、複雑な表情を浮かべています。
その日の夜、瞬のことで元妻に電話をかける章。
一方で、章があまりにも元警備員として働いていた割には、ボディガードとしてのスキルが高いことを疑った村田(上川隆也)の姿がありました。
来週は、章と、河野にまつわる新事実が発覚します!2人に一体、何が?!
来週の5話もお見逃しなく!
BG身辺警護人4話感想・見どころ
章たち、日ノ出警備身辺警護課が挑むのは、なんと、立原愛子の「密会」?!
と思いきや、愛子には会っておきたい大切な人がいたのですね。
愛子はいつもの政治家の顔とは違い、娘を見守る「母」の顔でした。
「誰にでも人には言えない過去はある」と告げた章のかっこよさや、クライアント想いなところに胸キュン!
章のルックスだけでなく、親として子どものことを機に書ける心が分かるのでしょう。
愛娘、優衣の花嫁姿は本当に綺麗で、愛子の母心にもらい泣きしてしまいました。
人の結婚式の様子って、ドラマの設定だとしてもなんだか幸せをおすそ分けしてもらったような優しい気持ちになれますね。
章がせめて、車の中から優衣の花嫁姿を見れるように配慮し、「我々の任務は終わっていない」というところはかっこよかったです。
愛子のことを想うがあまり、過保護になってしまうSPの落合達はちょっと、章たちに敵意むき出しすぎていると思いました。
高梨のように、章に関して、来週5話で明かされそうな事実を知っていると思われる落合の動向も今後気になる4話でした。