BG身辺警護人2020最終回あらすじネタバレ
島崎章(木村拓哉)を尾行していた一馬(中村織央)は元警護課の警察官でした。
加藤が総裁特別補佐、桑田(小木茂光)を再度襲撃し、劉(仲村トオル)の指示だと吐露。
加藤一馬(中村織央)は元々、桑田に拾われて汚れ仕事を請け負っていたことや、かつて、桑田の事務所で秘書が自殺していることを劉から聞かされました。
警察に追われ、それまで病的なまでにボディガードを敵視してきた劉は、章にボディガードを依頼。
KICKSガードでも、劉孔明と共に行動している章の状況に大混乱。
KICKSガードを辞めてから章が個人経営するフリーのボディガードになった、高梨(斎藤工)も章が劉のガードをする事に反対して彼の元を去りました。
父を訪ねてくる瞬(田中奏生)が「島崎警備」にいる高梨を訪ねてきました。
父の仕事を口は悪いけれど心配していて、そんな彼に今、章が引き受けている依頼は、ハイリスクだと伝えました。
KICKSで今も働き続ける、菅沼まゆ(菜々緒)と沢口(間宮祥太朗)は、警察の捜査に協力することに。
桑田(小木茂光)は小俣に、劉を潰すことを考えていると囁くのでした。
その矢先、高梨が身辺警護課を訪問。
海外逃亡をする劉のガードをして空港まで彼を送り届けようとする章。
瞬は、何かを決意し、勤務中の多佳子(市川実日子)を訪ねます。
まず、前提に「おやじのこと好き?」と聞いて、慌てたり真剣な顔立ちの瞬。
「瞬くん、どうした?」と異変を感じ取る多佳子。
「今、親父は危険な仕事をしている、死ぬかもしれない。もし先生がオヤジのこと好きなら止めたほうがいい」と忠告する瞬。
かつて、日ノ出警備保障の同志として同じ釜の飯を食べてきた仲間、まゆ、沢口とも対立。
高梨は単独で章が劉孔明の海外逃亡を手助けする依頼を阻止しに行きます。
小俣から出発前に、「警察には信頼できないやつがいる、でも私の信頼できる警察に島崎の身柄を引き渡す」と忠告。
その頃、章は通行止めに会いますが、運送業者に成り済まし、検査報告書や医療機器があると誤魔化します。
さらに、劉孔明を閉じ込めた箱を大切な精密医療機器が入っていると嘘をつきました。
検問の担当者たちは章を疑うので、章は多佳子に電話をかけ、多佳子は状況を察知して、「島崎運送」の章に、損失したら憶を超える価格の医療機器を持ち運ぶよう、依頼している調子を合わせるのでした。
ここで、なんとか検問を切り抜けた章。
ですが、トンネルに入った寸前、加藤(中村織央)に襲撃されますが、高梨が助けてくれ、加藤の骨を折って撃退。
高梨は真実を伝えて、自首するように劉を説得。
「クライアントの命令」と称して、助けてもらった高梨を崖から突き落とさる得なかった章。
章は、「こいつには消えてもらいましょう」と冷たく言い放ち、劉と共に移動を続けます。
その頃、KICKSでは、まゆが「高梨が命を奪われた」という謎めいたメッセージが社内パソコンに届いたのを見つけ、GPSでアクセス。
沢口と小俣は、「菅沼まゆは島崎章の動向についてなにか知っている」と疑惑の目を向けるのでした。
章は劉孔明を護りながら、笠松からの不在着信を確認。
多佳子は、章との「医療機器の運送会社」を装ったやり取りの詳細を何故説明しないのか指摘した後、章が瞬のことを心配して自分のところへ来たことを章に伝えるのでした。
「瞬くんを怒らないであげて、オヤジは危険な仕事をしている、オヤジのことが好きなら、連絡してほしい」と。
沢口とまゆは、高橋の安否確認のために移動。
まゆは社内パソコンに送られてきた不審なメッセージが、劉が仕組んだものと知り、劉と対面したのち、指摘。
さらに、高梨は生存していました。
全ては、劉が章に高梨を「排除」しろとわざとけしかけて、高梨は章と格闘して崖に落下したふりをしていたのです。
まゆと沢口は高梨と章と実は、密に連絡を取っていて、まゆが劉を空港に送り届ける「引継ぎ」をすることに。
ですが、章はこのまま劉の警護を引き続き行うのかと問う、まゆ、高梨、沢口に対し、劉を最後まで信じる事を訴えました。
劉は「逃げるのは止める、行き先を変えたい」といって改心。
そんな彼を菅沼、高梨、沢口、章はバックアップすることを決意しました。
かつての、日ノ出警備保障の頃と同じように、「誤差なし」の確認を行う4人。
章は仲間と共に、劉を保護しながら、桑田の自宅へ向かいます。
しかし、桑田の家では章を抹殺しようと目論む小俣と桑田のボディガードたちが待ち構えていました。
またしても途中で、加藤の襲撃に遭う章たち。
加藤がかつて「有能で熱心な警察官だった」ことに触れた章は、加藤に道を通してくれるように頼みます。
ところが、不意打ちに、章は加藤に撃たれてしまいますが、小俣が彼自身も元警察官だったこともあり、加藤を取り押さえている間に、劉を連れて桑田の家に。
劉はついに桑田と対峙し、「一緒に警察に行きませんか?何も見えなくなっていますよ。私と先生の犯した罪の記憶は”ここ”に」と自身の頭を指さします。
桑田はあれから、辞職し、加藤一馬は逮捕。
その頃、章は、まゆ、高梨、沢口の目の前で倒れてしまいました。
左足を撃たれた影響で手術が必要になった章ですが、一命を取り留めて意識を回復。
多佳子に治療と手術をしてもらい、事なきを得ました。
多佳子と章は、これまで通り医師とボディガードの良き友達関係を継続することに。
そして、劉は、保釈され、「ボディガードに護ってくれたことに感謝している」と記者会見。
章が無事、退院後、様子を見に来た高梨から「小俣は別の警備会社にもぐりこんで異動」、「まゆと沢口はこれまで通りKICKSで働き、会社の代表が変わった」ことを伝えました。
さらに、章と高梨は共に「島崎警備」の良き相棒となり、高梨はまゆとの交際が順調に。
ここで、2人を章が運営する「島崎警備」と同じビルの一階でカフェ店員をしながら、章たちに夜食を届けていた中島小太郎(道枝駿佑)が今後の自分に関する報告に訪れました。
最後に、章と高梨は、小太郎が転職を考えて就職活動をするという新たな一歩を見習い、「島崎警備」も仕事の幅を広げる決意を固めます。
そこで、まゆや沢口「KICKSガード」と合同で仕事をすることになり、市川様(市川海老蔵)を新たなクライアントとして守ることになりました。
BG身辺警護人2020 最終話感想・みどころ
劉孔明は敵か味方か・・・章に助けてもらった恩を仇で返しそうな雰囲気がありますね
しかし、章は、抜群の頭の良さで劉を護っていて、どうか章が最後に裏切られないように願いたいです。
多佳子も章の状況を察知して抜群の機転を利かせていて、多佳子と章の信頼があったからこそピンチを切り抜けられましたね。
章が途中で、加藤の妨害から助けてくれた高梨を敢えて、「任務」、「クライアントの命令」の為に裏切って崖から落とすなんて・・・。
「社長、こいつには消えてもらいましょう」と言う章の表情や態度はこれまでに見たことのない冷酷な表情で、章まで「黒」に染まるかとヒヤッとしましたね。
でもまさか、劉が改心して、章を含めた元日ノ出警備保障のみんなを信頼していた為の「仕掛け」だったとは。
とくに、劉が章たちの熱意を理解し、最後まで裏切ることなく己を省みて行動していく展開は感動しました。
それと、章がやはり仲間を裏切らず、まゆや沢口、高梨と共に劉を懸命に守り、因縁の相手である桑田の家に無事、送り届けた勇姿には涙腺が緩みっぱなしです。
元日ノ出警備保障の章たちの固い絆はやはりかっこいい!
”誤差なし”とみんなで腕時計を確認する姿は特に注目してほしい感動ポイントです。
小俣も黒い陰謀が渦巻き、改心の見込みがないなって思っていましたが、途中で、章たちをフォローして桑田邸に入る彼らを妨害する加藤を取り押さえたり、僅かながらの良心が垣間見れましたね。
章たち「元日ノ出警備保障」のみんながラストに、今後の仕事の方向性として「合同」で仕事をすることになったラストは爽快!
さらに、BGの前作では、矢沢永吉さんが本人役で登場し、最終回のラストシーンに相応しい華麗なオーラを放ったクライアントでしたが、今回はなんと、市川海老蔵さん!
市川さんが高級外車から降りる姿は華やかな圧倒的オーラがあり、いかにもVIPクライアントを彷彿させますね。
最強のクライアントを思わせる市川さんと章、まゆ、沢口、高梨の今後も見たかった!BG身辺警護人にまたいつかどこかで”再会”を願いたい、令和版BG最終回でした。
次回は、”文字の神様”が再降臨!未解決の女~警視庁文書捜査官~をお伝えします!8月6日の第1話を乞うご期待!