ハケンの品格(2007)特別編

ハケンの品格2007年特別編第4夜 美雪が企画で大ピンチ!春子の意外な行動力とは?

ハケンの品格 2007年特別編第4夜あらすじネタバレ

S&Fの創立80周年を記念する社内企画の募集の締め切りが迫ってきました。

春子と桐島部長は、社内にて、社員や上司などの名刺をかるた取り大会をして格闘中。

創立80周年のS&Fなので、マーケティング課の面々は、それぞれの企画書に奮闘していました。

賢太(小泉孝太郎)は、春子に企画書の添削を求めます。

すると、春子は企画書のダメ出しを。

「タイトル」「テーマ」「タイミング」の3つが大事なのだと指摘。

そのアドバイスを聞いていた他のマーケティング課の面々は、一斉に企画書をそれぞれ書き直すのでした。

その募集要項に社外問わずというただし書きがあるということを知った美雪(加藤あい)は、ハケン社員たち向けのお弁当「ハケン弁当」を考えました。

早速、賢太に美雪はその提案を見せます。

案の定、賢太や他のマーケティング課の面々の反応は好調ですが、東海林は美雪の企画が通るとは思わない、企画は、賢介の名儀で出したほうが良いと賢太にひっそり指摘。

ハケンの出した企画が通るわけがないという東海林(大泉洋)の言葉をよそに、美雪の企画はマーケティング課を挙げてバージョンアップを決行することに。

美雪、小笠原(小松政夫)や、近(上地雄輔)らは、近の知人である定食屋へリサーチ。

どんな食材で定食を作っているかなどを聞いてみますが、途中で定食屋の幼き息子が、マーケティング課の圧に驚いて泣いてしまいます。

ところが、春子が遅れて登場し、泣き止むその子を母親の胎教で聞いていたかもしれない歌を予測して鼻歌を歌ったところ、笑顔が戻りました。

その様子に、男の子の母(まちゃまちゃ)も感心してしまうほどでした。

会社に戻ると、今回の企画を発案したのは、「美雪とゆかいな仲間達」のように、春子を除いたみんなで行ったことにするのは?と提案する小笠原。

みんな和気藹々とした空気をこれでもかと、春子は冷淡に毒づくのでした。

特A派遣社員の大前春子(篠原涼子)は、その企画を通したいという賢介(小泉孝太郎)の意志を確認したうえで、「マーケティング課・里中賢介」の名前を入れた企画書を仕上げて、経営企画部宛てに送りました。

あまりにも春子の態度の悪さに、心優しい賢太はその夜、春子がお手伝いで働くフラメンコバーを訪ねました。

そして、春子に、森美雪が今回の企画でコンペが成功すれば、周囲から認められ、彼女自身が成長できると伝えます。

しかし、春子はたった3ヶ月しかいない美雪に大きな企画の責任を任せること、美雪を成長させることはできないとバッサリ。

賢介の考えは「甘い」と厳しい物言いをします。

そんな春子に、なぜ、みんなで一体感を持って企画をおこなわないこと、ハケンだったとしても同じS&Fの仲間の成長に関して協力しないことに複雑な思いを抱えた賢太。

ところが、自分の名前で企画書を提出した軒をどうしても納得できない賢介は、やはり、発案者の美雪の名前で提出すべきだと思い、春子に相談します。

それに対し、春子は、それでは美雪の立場が悪くなり、企画が通らなくなると指摘。

しかし、賢介は、企画書の名前を美雪に変えて再度送ってしまいました。

一方で、美雪は賢介の役に立ちたい一心で企画書を作ったけれど、営業部の匡子(板谷由夏)を含めた人達からの心無い言葉に泣き出してしまいました。

春子は、その様子を我間接とでもいうような状況で見ながら、仕事を続けていました。

派遣である美雪に対し、ストレスをぶつけている営業課と賢太や近を除いたマーケティング課の東海林(大泉洋)に対し、「あなたたちは最低」と口を出すのでした。

締め切り後、さっそく、営業部の企画がベストファイブに勝ち残っていると連絡受けたのは、部長の桐島(松方弘樹)。

その提出者が、美雪だと勘づいた桐島は、すぐさま、賢介に、提出者の名前を変更するよう求めます。

賢介のことを想い、みゆきのことも考えた東海林は、「やはり派遣の美雪に企画を任せるのはあり得ない・・・創立80周年の大型企画だからこそ、名前を美雪のまま企画を通すのはどうかと」と意見。

その頃、美雪は精神的なストレスが爆発し、泣いてしまいました。

春子は口が悪いながら、美雪を心配してトイレのドアをノック。

美雪は賢太のことが好きで、賢太の役に立ちたいという純粋な恋心もありました。

それを見抜いた一ツ木は、美雪の心を代弁するように話を聞くのでした。

一ツ木(安田顕)が、美雪のフォローをするために、S&Fを訪ねますが、桐谷は腑に落ちず、「元々、美雪はうちの社風に合わない」と答えます。

美雪の一生懸命な性格を知っている一ツ木は、考え直してもらえないかと言いますが、霧島の考えは頑なです。

東海林も美雪のことを考え直してくれないか?今回の企画のことで美雪が契約を解除になるのか?と問いただします。

これを知った賢介は、東海林にも、美雪の解雇をなんとかしたいから、桐島にもう一度、直談判で頼んでみるとまで言い出します。

東海林は、その行動を辞めたほうがいいと止めます。

その会話を聞いていた春子は、2人に対し、これから自分が「お手本」として美雪を守ってみせると意味深なことを言い出し去っていきました。

美雪は春子に電話し、「自分は思いあがっていた、今後は自分の為に仕事を頑張る」と泣きながら伝えますが、春子は体を鍛えていて、出ません。

翌日・・・。

賢太は、東海林に同行してもらうかたちで、桐島が剣道の師範をする道場へ向かい、桐島に森美雪の解雇を撤回してほしいと頼みます。

それだけでなく、美雪を解雇するならば、マーケティング課は「派遣弁当」の企画を引っ込めるとまで。

部長に逆らう賢太に対し、桐島は怒って相手にしないことにしますが、そこへ、春子が。

春子は桐島と剣道対決をし、「森美雪を切るなら、自分が剣道を教えている大勢の子ども達の前で恥をかくのと同じ」と桐島が動揺する言葉を敢えて口にします。

そして、「森美雪を切るのをやめなさい」と念を押すと、わざと、桐島に負けました。

事実を知らない美雪は、偶々、マーケティング課の健太、近、小笠原が偶々、春子のフラメンコバーへ。

そこで、美雪の送別会を行うためでした。

桐島は、春子の熱意や賢太の優しさが伝わり、なんと、美雪の解雇を取りやめてくれました。

コンペの企画も賢介などマーケティング課の協力で、美雪の名義のまま、今後、通してもらえることにもなりました。

美雪は契約終了まで働くことができ、美雪はホッと安堵に胸を撫でおろすのでした。

大前春子が、またしても、S&Fの誰かを救った第4夜でした。

ハケンの品格2007年特別編第5夜感想・見どころ

突然の桐島と春子の社内関係者名刺のかるた対決はユーモアがあり、楽しませてもらいました。

春子は妥協しない、負けず嫌いだけど、上を立てる気遣いも併せ持っていることが伝わります。

美雪の心がパンク状態で胸が痛みましたが、春子の厳しさと優しさの狭間で行われた行動が本日も光っていましたね。

新人の派遣社員で、恋する女子でもある彼女の純粋な心は、春子の言うように「甘い」、「浮かれている」というふうに見える部分も一理。

でも、目の前のことから決して逃げない美雪は、一ツ木のフォローもあり、次のステップに進もうと複雑な思いを抱えていたけれど、無事、雇用再開できて本当に良かったです。

賢太は、ちょっとお人好しが過ぎる・・・今回の大きな企画は、派遣の美雪が責任を担うような状態は、春子じゃないけど、「甘い」って思いました。

でも、社員のことを誰よりも考えていて、春子にも意見するところは、本当に人の立場に立っている行動力が感じ取れました。

一ツ木は春子と美雪の派遣会社の担当ですが、父親のように優しく、理解がある人です。

賢太とは違った優しさや、トイレで泣いていて、ストレスを大きく爆発させていた美雪に対し、娘の話を親身に聞く親のような愛情に救われるシーンでした。

美雪はまだまだ「ひよっこ」だけれど、成長の見込みがあり、春子の良き後輩に成長していけるのではないかなと思えた4夜でした。

来週もお楽しみに!

 

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