BG身辺警護人傑作選最終話あらすじ・ネタバレ
発砲事件により、命を落とした村田(上川隆也)。
唯一の現場の状況を知ることができるはずだった、村田のボイスレコーダーも警察によって削除され、事件が闇に葬られようとしていました。
さらに、その警視庁のトップ、氷川(宇梶剛士)は、SPの落合(江口洋介)に、章(木村拓哉)を「消去」するように命じていて・・・。
章たち身辺警護課と警視庁との闘いが幕を開けます。
厚生労働大臣を辞任した愛子(石田ゆり子)も章たちの味方になるのですが・・・。
愛子はテレビ局に知り合いがいるので、その知り合いに頼み、テレビ出演を通して、村田の死の真相について公に話すことを章たちに伝えました。
村田課長の真実をちゃんと伝えることや、章たち「日ノ出警備保障身辺警護課」に命を助けてもらったり、娘に会わせてくれた礼がしたいとのこと。
その頃、落合と五十嵐が手を組んでいて、愛子の邪魔をしようと目論んでいました。
愛子は、章に自分がニュース番組に出演している最中は、車の中で待機してほしいと頼むのでした。
駐車場で、章と愛子は慎重に宿泊先のホテルへ向かいますが、2人は何者かが自分達を付け狙っているのに気付きました。
村田の息子、庸一(堀家一希)は、父の死以降、章たちに不信感を募らせますが、高梨(斎藤工)からもしも、立原愛子が真実を話した時は自分たち「身辺警護課」のことを信用してほしいと頼みます。
村田の遺族である庸一と妻、靖子(中山忍)は、家族の死の真相が明るみになるのを願うばかりなのでした。
章たちの企業「日ノ出警備保障」の代表、今関(永島敏行)も、身辺警護課の行く末を案じていました。
しかし、翌日、愛子がテレビ出演を党の圧力により、出演不可能になったという連絡を章たちにしてきました。
このことから、庸一はSNSに、「父・村田について知っていることを話す」と書き込んでしまい、村田家には大勢のマスコミが殺到。
庸一は「自分で父親のことをなんとかしたかった」と世間知らずな発言を。
そんな彼を高梨は大人として、BGとして叱ります。
「君がしたことはお父さんが喜ばないし、とても危険なことなんだ。わかっているの?」と。
章は、沢口(間宮祥太朗)に指示し、庸一のふりをしてもらうことで、庸一と靖子を保護して別の場所へ匿うことに成功。
しかし、不審な音がし、棍棒を持った男が乱入!
章はクライアントである庸一を守るために一人で戦いますが、関節を折られてしまいます。
それでも必死になって男2人に立ち向かいます。
男たちが去る直前、章は携帯で彼らの顔を撮影。
そして、日ノ出警備保障の仲間たちに、庸一の警護中に怪我をしたことを伝えました。
章のことを理解し、彼に協力する、菅沼(菜々緒)、高梨(斎藤工)、沢口(間宮祥太朗)。
ふいに、落合が訪ねてきますが、彼は今回、章がけがをしたことを白々しく心配したり、章たちが持っている資料を覗こうとするなど怪しい動きが。
もしかして警察は自分のことが邪魔なのかと章が突っ込むと、落合は「お邪魔しました」と言って帰っていきました。
立原愛子をホテルに迎えに行く当日。
章の怪我に配慮した身辺警護課のメンバーはそれぞれの役割分担を決め、章はメンバーのサポートにあたることに。
高梨と章が送迎、まゆはスタッフに成り済まして、会場にいるみんなに飲み物を配っていました。
その後、会場に到着した章は、怪我の為、車で待機。
沢口と高梨に愛子の警護を任せ、バックサポートに当たることに。
沢口や高梨、まゆと連絡をこまめに取りながら、愛子を会場へ連れていきました。
しかし、章、立原、高梨、沢口は、落合とその仲間のSPに行く手を阻まれてしまいます。
ところが、落合は味方になり、五十嵐(堀内正美)が村田が死ぬ直前に発した声を録音したデータを再生。
しかし、仲間のSPの根元に裏切られ、落合も揉み合って怪我をします。
駆け付けた氷川(宇梶剛士)は激怒。
それでも、章と落合、高梨は、共闘し、愛子の元秘書兼SPだった、清田(阿部進之助)も支えになり、会場へ強行突破。
そして、大勢の政界関係者の前で、村田が亡くなった当時に五十嵐が吐いた暴言などの録音データを再生。
そのことで、村田の死の真相が明るみになり、世間に公表されました。
村田の件が一件落着してからは、村田と章が最期に会話をしたデータを身辺警護課と庸一で、村田への追悼を込めて流すのでした。
後日、立原愛子と再会した章は、愛子が今後の自分を見つける為に、総理大臣を再度目指すことを聞かされました。
章と愛子は清々しく、固い絆で結ばれた別れを・・・。
その後、落合から電話があり、彼が昇進した報告と、章を新たな彼の環境で雇うけれどどうかというオファーを受けました。
しかし、章は「警護対象者には上も下もない」と断ります。
身辺警護課には、新しいメンバー、新川(伊藤健太郎)が加わり、沢口は出世。
章たちの新しいクライアントを担当・・・それは、あの、ミュージシャンの矢沢永吉(矢沢永吉 本人役)。
矢沢は清々しい笑顔を浮かべながら、章たちに安心して自身の警護を任せるのでした。
来週はなんと、「BG身辺警護人2020」!章は、「日ノ出警備保障」をある事情で辞めて、まゆ・沢口・高梨などと離れて、単独で新たな現場で警護の仕事に励むことに!
次週の「新・BG身辺警護人」もお見逃しなく!
BG身辺警護人傑作選最終回感想・みどころ
章を付け狙う氷川が仕掛け、落合が裏切っていく前半でしたが、落合も後半は改心し、なにが本当にするべきことなのかに気付けてよかったです。
章が関節を怪我した格闘はとてもシリアスで、章、大丈夫か?!とテレビの前で心配でした。
菅沼まゆ、高梨、沢口は抜群の連携プレイで章の怪我を気遣いながら、愛子を援護。
途中で、落合が行く手を阻んだと思ったら、落合が章たちに寝返って、五十嵐の暴言などを含めた録音データを再生したところは「男前」でしたね。
五十嵐と氷川はどちらもたちが悪いので、相応しい制裁を受けてほしいと思いました。
村田の事件が集結し、村田と章が救急車で最期に交わした「誤差なし」の音声は、涙が・・・。
村田は最期までとても素晴らしい上司だったことや、章たちの光のような存在だと思いました。
章と愛子の別れ方がスカッとした気持ちの良い別れ方でしたね。
最後に登場した矢沢永吉さん(笑)大物なのにどこか親しみやすい表情をしていて、存在感が圧倒的!
「日ノ出警備保障」史上、最もビッグなクライアントのオーラを漂わせていました。
矢沢さんファンのわが家も盛り上がりましたが、視聴者さん達も矢沢さんの華麗なる登場に歓喜だったのではないでしょうか。
矢沢さんが登場したので、新・身辺警護人ではあのシーンからまた、矢沢さんが登場して、彼がメインの新エピソードにつながったらいいのに・・・と期待してしまいました。
次回、BG身辺警護人2020をお楽しみに!